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【激しい】白石晃士がおくる4DX専用“体感型”ホラー『ボクソール★ライドショー』 絶叫マシンかのような体験映像

2016.01.15 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

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『コワすぎ』シリーズなどで知られる白石晃士監督日本初の“4DX専用”ホラー映画を手掛けるとあって話題となっている『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!』。いよいよ1月16日より公開となります。

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座席が上下左右・前後に動く他、雨や雪、風や煙などの特殊効果で映画を“体験”できる4DXですが、従来の4DX上映は、すでにできあがった映画にあわせてシーンに沿った4DXの特殊効果をつけているもの。しかしこの『ボクソール★ライドショー』では、4DXの特殊効果をすべて活かすべく映画が作られており、まさしく“4DXで観るための映画”となっているのです。

このたび、今作を一足早く体験した方々のリアクションを収めた体験動画が到着。ホラー通信先行でご紹介いたします。


恐ろしい内容に思わず目を覆ってしまう女の子、響き渡る悲鳴、座席の激しいムーブで映画の世界に飲み込まれていく人たち……男女問わず叫び震え上がる様子がバッチリ収められています。まるでこれ絶叫マシンじゃないですか! 今作、上映時間が25分と通常の映画に比べて大変短くなっているのですが、動画を観る限り「これ、1時間以上あったら心も身体も持たんな……」という気がしてきますね。4DX恐怖症にならないように、覚悟を決めて、気合を入れて、体験しに行ってくださいませ。

肝試しで訪れた廃校に閉じ込められたアイドルたちが、そこで体験する未曾有の恐怖を描くフェイク・ドキュメンタリーとなっている今作。白石晃士監督から、自身が得意とするフェイク・ドキュメンタリーの手法、そして自身のホラー映画観について語ったコメントも到着しております。

<白石晃士監督のコメント>
私はホラーに限らずフェイクドキュメンタリーという嘘のドキュメンタリーの手法を使って撮ることが多く、今回の作品もその手法で作っていますが、大事なのは、スタート地点でリアリティの基盤を作って、そこからどれだけ飛翔するか、飛躍するのかというところをいつも大事にはしています。

ホラーで言いますと、どれだけすごいビジュアルが出てくるか、どれだけ見たこともないような不気味なもの、恐ろしいものが見えるのかというところが、自分がホラーを観ていると感じたい・観たいものなので、そういうものをどんどん見せていこうと思っています。
なんか見せないで怖がらせるんじゃなくて、私の場合は見せて怖がらせる。アンド、楽しんでもらうというところをいつも大事にしているといいますか、自然とそうなってしまうといいますか。ホラーでありつつ、娯楽映画でもありたいと思っているので、私の場合は(不気味・恐ろしいものを)見せるっていうのを中心に置き、根っこにして作っています。

アナログな手法で、映画の原始的な面白さや娯楽性を呼び起こせる――しかも3DCGに対抗できる表現手段として、フェイクドキュメンタリーがあると思うんです。映画の野蛮な面白みを、現代性を持って楽しませることのできる手法なんじゃないかなと。そこが今の自分にとって一番の魅力ですね。

映画『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!』は1月16日よりユナイテッド・シネマとしまえん他にて全国公開です。どうぞ、お楽しみに!

公式サイト:http://4dxmovie.jp/[リンク]

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