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ベジタリアン少女は如何にして“食人”に目覚めたか? 話題作『RAW~少女のめざめ~』2018年2月に日本公開

2017.11.08 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

RAW 少女のめざめ

フランス映画祭2017で上映され、一日限りのチケットが即日完売した話題のフランス映画『RAW(英題)』が、邦題『RAW~少女のめざめ~』として劇場公開が決定。厳格な家庭でベジタリアンに育てられた少女が、入学した獣医学校の新入生いじめで生肉を食べさせられたことから、次第に変貌を遂げていくさまを描く。

“食人”というショッキングな要素を盛り込みながら、2016年カンヌ国際映画祭批評家週間のワールドプレミアではスタンディングオベーションを巻き起こし、批評家連盟賞を受賞した。また、シッチェス・カタロニア映画祭ほか各国の映画祭でも数々の賞を受賞している。

RAW 少女のめざめ

監督・脚本を務めたのは今作が長編デビュー作となる新鋭ジュリア・デュクルノー。彼女の短編映画『Junior』で女優デビューを果たしたギャランス・マリリエが今作に主演した。

『RAW~少女のめざめ~』は2018年2月よりTOHOシネマズ六本木ほかにて全国ロードショー。また、気になるレイティングはR15となっている。15歳以上のめざめたい若者たちもぜひ劇場へ。

公開をどうぞお楽しみに。

<ストーリー>
少女の成長を通じて“究極の愛”が描かれる。

16歳のジュスティーヌは厳格なベジタリアンの獣医一家に育ち、両親、姉と同じ獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知らぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過ごす。新入生通過儀礼として生肉を食べることを強要されると、どうしても学校に馴染みたいという思いから家族のルールを破り、人生で初めて肉を口にする。その行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、次第に変貌をとげていく。彼女が本当に求めるものとは..。

監督・脚本:ジュリア・デュクルノー/出演:ギャランス・マリリエ、エラ・ルンプフ、ラバ・ナイト・ウフェラ
原題:『GRAVE』 英題『RAW』/2016年制作/製作国:フランス・ベルギー/本編尺:98分/カラー/音声:5.1ch/R15
ユニバーサル映画 配給:パルコ 宣伝:ライトフィルム 公式サイト:raw-movie.jp

<主な受賞歴>
第41回トロント国際映画祭:ピープルズチョイス賞-ミッドナイト・マッドネス部門 3位
第49回シッチェス・カタロニア国際映画際:Carnet Jove審査員賞-最優秀長編作品賞/市民ケーン賞(新進監督賞)/メリエス賞 – 最優秀ヨーロッパ長編映画
第6回モンスター・フェスト:ゴールデン・モンスター賞(グランプリ)-最優秀長編作品/審査員賞-最優秀長編作品特殊効果
第60回ロンドン映画際:サザーランド賞(第1回作品賞)-第1回作品コンペティション部門
第43回ゲント国際映画際:エクスプロ賞
第12回オースティン・ファンタスティック映画際:最優秀監督賞-ネクストウェーブ長編作品/最優秀長編作品 観客賞3位
第28回パームスプリングス国際映画際:Directors to Watch(期待される監督たち)
国際オンラインシネマ賞(INOCA):Halfway賞-最優秀外国語映画/最優秀メイクアップ&ヘアスタイリング
第18回ゴールデン・トレーラー・アワード:最優秀海外音楽予告編賞
第24回ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭 グランプリ・批評家賞
RAW 少女のめざめ

RAW 少女のめざめ

RAW 少女のめざめ ジュリア・デュクルノー監督
<ジュリア・デュクルノー監督>

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