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17秒に1人? ちょっと殺りすぎ…… Blu-rayで観られる“殺しの数”がとんでもない名作邦画3選

2014.11.25 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

人魚伝説
『家族ゲーム』『蒲田行進曲』など邦画の名作が続々とBlu-ray化されるなか、“殺しの数”がとんでもない映画もBlu-ray化されていることが発覚……。ということで、Blu-rayで観られる“殺しの数”がとんでもない邦画3選をお届け。

・『丑三つの村』(1983年) Blu-ray:2014年2月4日発売
昭和13年に起きた大量殺人事件、“津山三十人殺し”をもとに映画化された『丑三つの村』。兵士として国のために戦うことを望んでいた青年が、結核と診断されたことで望みを絶たれ、村からもつまはじきにされたことで大量殺戮に走る衝撃作。斧や日本刀、改造ブローニング銃を使い、殺した数はきっちり30人

・『八つ墓村』(1977年) Blu-ray:2014年10月3日発売
おなじく“津山三十人殺し”をモチーフとしている、横溝正史の小説原作の『八つ墓村』。物語の発端で村に逃れてきた落ち武者を村人たちが裏切り、まず殺されるのが8人。のちにこの時の首謀者が“八つ墓村のたたり”で突然狂って村人を殺した挙句、自らの首をはねて1人。そして見どころとなるのは、懐中電灯2本を頭にさし、日本中と猟銃を手にした多治見要蔵による大殺戮。映画全編で総勢31人が殺されている

・『人魚伝説』(1984年) Blu-ray:2014年11月5日発売
ファンタジー映画のようなタイトルながら内容は、夫を殺された海女の主人公が復讐の鬼と化す物語。殺害方法は海女らしくモリ一突きでの刺殺。ウ、ウニじゃないんだから。罪なき夫の無念を晴らすべく、殺しに殺して38人! 後半の殺戮シーンでは約10分間で35人が殺されており、計算すると約17秒に1人が死んでいるという壮絶さ。手際がいいというかなんというか……。

3作あわせてなんと99人もの人々が犠牲に。人間が狂気に走り、大量殺戮に至る凄絶な物語たち。公開から30年以上もの月日が経とうとも色褪せず、観る者に衝撃を与え続けるパワフルな作品群を是非Blu-rayでご覧あれ。

”丑三つの村
(C)1977 松竹株式会社
”八つ墓村
(C)1983 松竹株式会社
人魚伝説
(C)1984 ディレクターズカンパニー/ATG

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