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【ホラー通信セレクト 今週公開の映画】2018/2/10号:『ゆれる人魚』『霊的ボリシェヴィキ』『殺人者の記憶法:新しい記憶』

今週公開の映画 2018.02.10 14:48by

ホラー通信がセレクトする今週公開の映画をご紹介します。

今週は濃い作品が3本公開されます。まずホラー通信でも大プッシュしてきたポーランド発の初恋ホラーミュージカル『ゆれる人魚』。「ホラー映画は『シャイニング』と『エクソシスト』くらいしか観たことがなかった」という、アグニェシュカ・スモチンスカ監督が、なぜ強烈インパクトの尾ヒレを持った、人喰い人魚の映画を撮ったのか? そして、彼女がホラー映画製作に見出したその魅力とは? 単にセンセーショナルなものを作ろうとしたわけではない、作品に込めた熱い想いをインタビューで語ってくれていますのでこちらも是非ご一読ください! 

インタビュー記事:人喰い人魚姉妹の初恋ミュージカル『ゆれる人魚』監督インタビュー 「“ホラー”は人間の深層にある感覚に触れるための有効な手段」

そして、現在ハリウッド版『リング』の最新作『ザ・リング/リバース』が公開中ですが、日本版『リング』で脚本を手掛けた巨匠・高橋洋の監督作『霊的ボリシェヴィキ』も公開に。「商業ベースに乗るものではない」とインディペンデントで制作され、活動資金をクラウドファンディングで募ったこの作品。エンターテイメントなホラーじゃ満足できない、もっと恐ろしいものが見たい!という勇気あるあなたは是非どうぞ……。

最後に。1月末に公開されたばかりの韓国スリラー『殺人者の記憶法』、もうご覧になりましたでしょうか。アルツハイマーを患い記憶が失われていく元・連続殺人犯ビョンスと、彼の一人娘を狙う現役・殺人犯テジュの攻防を描く物語。ビョンスの戦いに決着が着いた……と思いきや、ラストに「えっ」となるワンシーンがはさまり、謎を残す終わり方となっていました。そこでこのたび緊急公開されることになったのが、より物語が詳しく、新たなシーンが加わった『殺人者の記憶法:新しい記憶』。韓国では、公開当時あまりのストーリーの違いに観客騒然となったとのこと。つまり、『殺人者の記憶法』も『殺人者の記憶法:新しい記憶』も、どっちも観るべきなのです……! 正直、観るのがこわい! ああ、でも観たい……。限定公開となりますのでお見逃しなく!

それでは今週も行ってらっしゃい!

『ゆれる人魚』 2月10日公開

<ストーリー>
1980年代のポーランド・ワルシャワで、人間たちを捕食して生きる美しい人魚姉妹は海からあがりナイトクラブにたどりつく。ストリップやライヴ演奏を披露する大人の社交場で、ふたりは得意のダンスと歌を披露し、すぐにスターになる。そんななか、姉シルバーはベーシストの青年ミーテクと恋に落ちる。初めての恋に浮かれるシルバーだが、妹ゴールデンは、そんな姉を複雑な眼差しで見つめていた。人魚にとって、人間の男は“餌”でしかないからだ。やがてふたりの間に生じた緊張感は限界に達し、残虐で血なまぐさい行為へと彼女たちを駆り立てる……。

上映館:新宿シネマカリテほか
この映画の記事:人喰い人魚姉妹を描くポーランド映画『ゆれる人魚』 女性監督が強烈インパクトの“巨大すぎる尾ヒレ”を語る
リンク:映画公式サイト

『霊的ボリシェヴィキ』 2月10日公開

<ストーリー>
集音マイクがそこかしこに仕掛けられた奇妙な施設。呼び集められたのはかつて“あの世に触れた”ことがあるという“ゲスト”と呼ばれる男女たちだった。その中の一人、由紀子は、幼い頃“神隠し”に遭遇して以来、不思議な違和感を抱えて生きてきた。その違和感の正体を探るべく、由紀子はこの集まりに参加したのだ。強すぎる霊気のために一切のデジタル機器が通用しないこの場所で静かにアナログのテープが回り始める。やがてテープに記録されてゆくのは、心霊実験が“霊的革命”を目指す狂気の世界へと逸脱してゆくプロセスだった……。

上映館:ユーロスペースほか
リンク:映画公式サイト

『殺人者の記憶法:新しい記憶』 2月10日公開

<ストーリー>
過去に連続殺人を犯した獣医のビョンスは、アルツハイマー病に侵され、記憶が薄れていく日々を送っている。あやふやになる記憶への対処のため、日々の出来事を録音するビョンス。ある日、車を運転していたビョンスは、デジュの車と接触してしまう。そこでデジュの目つきを見て、テジュが自分と同じ殺人犯であるという確信を抱くビョンス。さらにテジュはビョンスのひとり娘ウンヒのそばをうろつくようになり、ビョンスはひとりでテジュを捕らえようとするのだが……。

上映館:シネマート新宿、シネマート心斎橋
この映画の記事:アルツハイマーの殺人犯を描く韓国スリラー『殺人者の記憶法』別バージョンが日本緊急公開 “新しい記憶”が明らかに
リンク:シネマート新宿作品ページ

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