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	<title>ホラー通信インタビュー &#8211; ホラー通信</title>
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	<description>日本で観られるホラー・スリラー・カルト映画の最新情報、ホラー系イベント＆エンタメニュースをお届けします。</description>
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		<title>『ユートピア 狂宴』ジェームズ・デモナコ監督インタビュー　超過激なラストで目指したのは「オペラ的な誇張されたバイオレンス」</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Sep 2026 11:07:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ジェームズ・デモナコ]]></category>
		<category><![CDATA[ユートピア 狂宴]]></category>

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		<description><![CDATA[一晩だけすべての犯罪が合法になる『パージ』シリーズでアメリカ社会の闇を描いてきたジェームズ・デモナコ監督。シリーズを完結させ、「アメリカについて言いたいことは全部言い切った」という彼は、このたび公開される『ユートピア 狂 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview-1024x724.jpg" alt="『ユートピア 狂宴』ジェームズ・デモナコ監督インタビュー" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-82641" srcset="https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview-1536x1086.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/09/utopia_dir_interview.jpg 2048w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>一晩だけすべての犯罪が合法になる『パージ』シリーズでアメリカ社会の闇を描いてきた<strong>ジェームズ・デモナコ監督</strong>。シリーズを完結させ、「アメリカについて言いたいことは全部言い切った」という彼は、このたび公開される<strong>『ユートピア 狂宴』</strong>（９月25日(金)公開）でホラー・スリラージャンルにカムバックしている。コメディアンの<strong>ピート・デヴィッドソン</strong>が主演を務める本作では、老人ホームに臨時で働くことになった非行青年が、一見穏やかなその場所の<strong>おぞましい秘密</strong>を知ることになる。</p>
<p>『パージ』シリーズでもショッキングなバイオレンスを盛り込んできたデモナコ監督だが、そんな彼が<strong>「信じられないほど血生臭い」</strong>と表現する本作のラスト25分は、「私がこれまで撮った映画の中で一番好きな部分」だという。</p>
<p>デモナコ監督に、ラストの撮影裏話や、“死”を感じさせる撮影地、作品の真のテーマなどについてお話を伺った。</p>
<p><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/iGrLwU_3gEg?si=9J0cEai7QYreR5Eu" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><strong>――ラストが特にお気に入りだそうですね。前半はじっとりと不気味なストーリーが進んでいくので、「ここまでボルテージを上げるんだ！」と驚きましたし、観客としてめちゃくちゃ楽しみました。</strong></p>
<p><strong>ジェームズ・デモナコ監督（以下、デモナコ監督）</strong>：私もそうですが、このジャンルを愛する観客たちは壮大で血みどろの展開を望んでいるだろうと分かっていました。この物語はスローバーンな展開でずっと感情を抑え込んでいるので、<strong>最後に解き放つときは、本当に思いっ切りやらないとね(笑)。</strong>ホラー映画は憂鬱な結末で終わるものもよくあるけど、映画館を出る時すごく落ち込んだ気分になっちゃうんですよ。今回はその逆を目指したかったんです。</p>
<p>ゴア表現にはかなりこだわっていて、CGよりはるかに時間がかかるけど、実写の特殊効果をたくさん使いました。インスピレーションになったのはクエンティン・タランティーノ監督の<strong>『ジャンゴ 繋がれざる者』の血の表現</strong>。あれはすごく美しいですよね。オペラ的な様式美があり、すべてが誇張されている。不快でただ現実的なものでなく、<strong>ブライアン・デ・パルマ監督がやっていたようなオペラ的なバイオレンス</strong>をやりたかったんです。</p>
<p>主演のピートもラストの撮影にワクワクしていました。<strong>彼が出演を決めたのは絶対にあのクライマックスのためだと思います(笑)。</strong>撮影中、「早くあれがやりたい」「待ちきれないよ」「いつやるの？」って何度も言ってましたからね！　それに、私自身もラストの撮影をすごく楽しみにしていました。<strong>ピートの頭に血をぶちまける役は私が担当することになっていたので(笑)。</strong>主演俳優と監督というのは割とピリピリし合うものですからね、私も結構ピートにイライラさせられていたから、血をぶちまけて見事にその仕返しができました」</p>
<p><img decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="size-large wp-image-82153" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia2.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>舞台の“老人ホーム”を登場人物として描きたかった</h3>
<p><strong>――舞台となる森の奥深くの老人ホームや、そこに臨時で住み込むという設定もそうですが、『シャイニング』を彷彿とさせる要素やシーンが多々ありますね。</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>すべてのホラー映画がそうかもしれませんが、この作品も『シャイニング』の大きな影響を受けています。原作者のスティーブン・キングはスタンリー・キューブリック監督の映画版を嫌っているけど、私は小説も映画もどちらも大好きなんです。私たちは映画の『シャイニング』を注意深く観て、キューブリックが“オーバールック・ホテル”を映画の登場人物としてどのように描いたかを参考にしました。撮影スタイルは彼とは違うんだけど、私たちもこの映画の<strong>老人ホーム“グリーン・メドウズ”を登場人物として描きたかった</strong>んです。</p>
<p><strong>――“グリーン・メドウズ”の建物はとても存在感がありました。どんなところで撮影したのですか？</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>ちょうど閉鎖されたばかりの、<strong>修道女たちが運営する高齢者介護施設</strong>なんです。すっかり誰もいなくなっていて、とてつもなく広い場所でした。そこを見た瞬間本当にラッキーだと思いましたよ、ぴったりの場所を何ヶ月も探し回っていましたからね。</p>
<p>つい最近まで人が亡くなっていたような不気味な場所だったんですが、私たちは撮影中ずっとそこに泊まり込んでいたんです。<strong>多分、あそこは幽霊が出るんじゃないかな。</strong>映画に実際に映っているわけではないけどね。トレーラーの代わりに亡くなった元入居者たちの部屋を使っていて、残された数々の奇妙な遺品を見つけたりもしました。そうやって肌で感じていた感覚が映画の雰囲気に影響を与えている気がします。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub-1024x427.jpg" alt="" width="1024" height="427" class="size-large wp-image-82157" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub-1024x427.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub-600x250.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub-768x320.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub-1536x641.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiasub.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>本作に込めた社会的なテーマ</h3>
<p><strong>――老人ホームが舞台のホラーというのは珍しいですよね。どんなところから生まれたアイデアだったのですか？</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>『パージ』シリーズがそうですが、<strong>ホラージャンルは説教臭くならずに社会的なメッセージを伝えられる素晴らしい手段</strong>なんです。今回の映画は“気候変動”というテーマを持っていて、それをさりげない形で表現しています。ブーマー世代（第二次世界大戦後のベビーブーム世代）が石油をはじめとする地球の資源を奪い続けて、それが現在の気候問題につながっている。劇中にも老いた年代が資源を搾取するという比喩を散りばめています。その世代と若い世代を対立させる舞台として、“老人ホーム”というのがぴったりの舞台だったんです。私は一つのロケーションがもたらす緊迫感が大好きでもありますしね。</p>
<p><strong>――『パージ』シリーズでは富裕層が金銭と引き替えに貧困層の命を搾取するシーンが一番印象に残っています。本作にも通じるものがありますが、やはり、持てる者が持たざる者から一方的に搾取する構造に関心がおありなんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>まさしくそうですね。『パージ』の核心は、権力者や富裕層が、社会的権利を奪われている層や本来ケアすべき層から搾取することにあるんです。どんな社会であっても、そのなかで恵まれない人々をケアすべきなのにね。私は政治的な意識の高い両親のもとで育ったので、社会で何が起きているかを深く教えられてきました。そして、社会が果たすべき責任を果たさない現実を直視してきた。<strong>それが私が創作するもののすべてのDNAになっている</strong>んです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="size-large wp-image-82152" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopia-4.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>ピートは「テキストメッセージでなら弱さをさらけ出せる」</h3>
<p><strong>――主演のピート・デヴィッドソンはコメディアンのイメージが強いですが、彼を起用しようと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>ピートは「サタデー・ナイト・ライブ」のイメージがあるからホラー映画に主演するのは意外ですよね。私と彼は二人ともスタテンアイランド出身で、近所に住んでいたんですよ。コロナ禍に入る前、彼はコメディ版の『パージ』を作りたがっていて、私がそれを手伝う中でお互いを深く知るようになったんです。コメディアンとしてではなくひとりの人間として、情熱的で葛藤を抱えた若者としての彼を知ることになった。『パンチドランク・ラブ』のアダム・サンドラーのように、コメディアンにはドラマの世界へ飛躍できる才能を持った人がいる。ピートもその一人だったんです。</p>
<p><strong>――ピートとの撮影はいかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>デモナコ監督：</strong>面白かったのは、彼は私に何か言いたいことがあるときに、<strong>近くにいても直接言わずにテキストメッセージで言ってくるんですよ(笑)。</strong>そのほうが率直に感情をさらけ出せるようです。私は普段あんまりテキストメッセージを使わないタイプだから、撮影現場でメッセージのやりとりに慣れることから始めなくちゃいけなかった。私の娘もときどき同じようなことをするから、世代の違いなんでしょうね。</p>
<p>特に印象的だったのは、目にクランプを装着するシーンの直前ですね。テーブルに横たわり、多数の人物に囲まれて押さえつけられるので、すごく無防備な気分になってしまったようです。撮影の合間に、テーブルの下から<strong>「休憩が必要だ、刺激が強すぎる」</strong>といった内容のメッセージを送ってくるんです。直接的なやり取りではなくメッセージでなら弱さをさらけ出せる、心を開ける。それがすごく興味深かった。結果的にそれでうまくいったし、私たちの良い関係につながったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain-1024x427.jpg" alt="" width="1024" height="427" class="size-large wp-image-82156" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain-1024x427.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain-600x250.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain-768x320.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain-1536x641.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/utopiamain.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『ユートピア 狂宴』</strong><br />
９月25日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー</p>
<p>©2025 Miramax Distribution Services, LLC. All Rights Reserved.</p>
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		<title>奇妙な子育て描くスリラー『ナイトボーン 夜哭』　セイディ・ハーラ、ルパート・グリントが語る“親になること”の恐ろしさ</title>
		<link>https://horror2.jp/82081</link>
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		<pubDate>Fri, 28 Aug 2026 08:35:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ナイトボーン -夜哭-]]></category>

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		<description><![CDATA[親の望む“いい子”だった少女が邪悪な卵を孵化させる『ハッチング 孵化』で、鮮烈な印象を残したハンナ・ベルイホルム監督。彼女が“親”の側の体験に焦点を当てて描くスリラー『ナイトボーン 夜哭』が現在公開中だ。 本作では、『コ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-82115" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/b09c202493fa7f65b0ee9b40230f3cfc.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>親の望む“いい子”だった少女が邪悪な卵を孵化させる<strong>『ハッチング 孵化』</strong>で、鮮烈な印象を残したハンナ・ベルイホルム監督。彼女が“親”の側の体験に焦点を当てて描くスリラー<strong>『ナイトボーン 夜哭』</strong>が現在公開中だ。</p>
<p>本作では、『コンパートメント No.6』の<strong>セイディ・ハーラ</strong>、『ハリー・ポッター』シリーズの<strong>ルパート・グリント</strong>が新婚夫婦を演じている。妻サーガの故郷フィンランドに移り住み、子供を授かるが、<strong>生まれた我が子は何かがおかしい。</strong>子供が恐るべき片鱗を見せ始めるなか、仲睦まじい“夫婦”から責任ある“子供の親”へと立場が変わった二人の間には激しい諍いが生まれる……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-82116" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/97ba765abeb0318976d08803453675a1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>セイディとともにインタビューに応じたルパートは、「僕には６歳の子供がいるんですが、<strong>実は撮影が始まる直前にもう一人子供を授かっていることが分かったんです</strong>」と自身の体験を明かす。「幸い、映画での出来事と同じ経験をすることはありませんでしたが(笑)、その一連の過程をまるで鏡のように重なり合う形で経験していたんです」</p>
<p>さらにルパートは「この映画は、<strong>“親になる”ことの特に暗い側面や、それがいかに人を孤立させてしまうかという点</strong>を描いています。それは本当に辛い時期になり得るんです。撮影中、その感覚は間違いなく僕の中にありました。どんなキャラクターを演じるにしても、自分自身から多くのものを引き出すわけですからね」と実感を込める。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-1024x577.jpg" alt="" width="1024" height="577" class="alignnone size-large wp-image-82110" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-1024x577.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-768x433.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-1536x866.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>セイディ演じるサーガが、育児も家族関係も思うようにならず、感情を爆発させて叫び声を上げるシーンは、強烈且つ象徴的だ。出産と産後の苦痛を伴う肉体的・精神的な変化を生々しく演じきったセイディは<strong>「あの叫びがどこから出てきたのかは、自分でも分からないんです」</strong>とつぶやく。それは、彼女が演じる役柄のみならず、人間そのものの深いところまで潜り込み、自然と発生したものだからかもしれない。</p>
<p>「私が演技について理解している唯一のことは“共感する力”かもしれません。<strong>私たちはみんな、“コントロールすること”に執着してしまいがちです。</strong>それは“混沌（カオス）への恐怖”から来ているんです。すべてを手放して、混沌を受け入れること。それは子供を持つことや、自分自身が変容することにも似ています。<strong>“親”ではなく“一人の人間”としてのアイデンティティを持っていた人が親になるというのは、とてつもなく大きな変化です。</strong>だからこそ、それまでの自分を手放して自分を変えることへの恐怖は、本当に、本当に恐ろしいものなんです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f-1024x615.jpg" alt="" width="1024" height="615" class="alignnone size-large wp-image-82109" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f-1024x615.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/4d7d0e822a0fb4ce67b545f208dcf24f.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>役柄と同じく親である二人に「本作のように我が子が未知の恐るべき存在に感じられたことはあるか」と問うと、揃って大いに共感を示す。</p>
<p>「<strong>ある意味、四六時中、毎日だと思います。そしてそれこそが贈り物なんです。</strong>驚かされるようなレベルで自分の子どもと向き合えているなら、それは素晴らしいことです」とセイディ。</p>
<p>ルパートは、「上の子がまだ赤ちゃんだった頃のことをよく覚えているんですが、頭のてっぺんに柔らかい部分があって、そこが何とも不気味な感じに脈打っていたんですよ。“泉門”と呼ばれるごく当たり前のものだったんだけど、僕たち夫婦はそれを、すごく怖いもののように感じたのを覚えています。<strong>赤ちゃんを育てていると、本当に恐ろしくなるような瞬間が間違いなくあります。親になるというのはそういうことなんだと思います</strong>」と続ける。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-82113" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/4c26e5a3a660a233ce9395030f447813.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>『ハリー・ポッター』のロン役でおなじみだったルパートは、近年、M.ナイト・シャマランの手掛ける『ノック 終末の訪問者』「サーヴァント ターナー家の子守」といったスリラー作品への出演が目立つ。「意識的にそうした作品を選んでるわけではないけれど」と言いつつも、ホラー・スリラージャンルはもともと「大好きなジャンル」だという。</p>
<p>「ホラー映画を観るときって、わざわざ居心地が悪くて落ち着かない気分を味わおうとしてるんですから、独特な感覚ですよね。でも人って、<strong>そういうコントロール不能な状態が結構楽しいんだと思います。</strong>現実逃避のような、別の世界へ連れていかれる感覚。それは僕がここ最近の作品で楽しんでいることでもあるんです。今回の映画が明確にそのジャンルかは分からないけれどね」</p>
<p>一方セイディは、「大人になるにつれてホラージャンルの映画を楽しめるようになりました。ホラーって、その魅力を最大限に味わうためには観る側が充分に成熟している必要があるんですよね。私がティーンエイジャーの頃に慣れ親しんでいたのは『最終絶叫計画』のような映画だし(笑)」とはにかみ、一番好きなホラー映画は『エクソシスト』と回答。</p>
<p>「<strong>あの映画は“ホラーがどこに宿っているか”という構成の点でまさに天才的だと思いました。</strong>今回の映画にも、それに通ずる何かがある気がしているんだけど・・・・…。私は人間の心理や家族関係といったものを深く掘り下げることに夢中なんです。<strong>いわゆる“タブー”とか“禁じられたもの”と呼ばれるようなものが、私たちの関係性のどこに潜んでいるのか</strong>……そういう部分に惹きつけられるんです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4-1024x575.jpg" alt="" width="1024" height="575" class="alignnone size-large wp-image-82111" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4-1024x575.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4-600x337.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4-768x431.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4-1536x862.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/1961e8b21a6c089f9e9f33d1202041c4.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『ナイトボーン 夜哭』</strong>公開中</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/LTGBoe4l1ME?si=u21BeEwy0w6uhJZL" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster-1024x1449.jpg" alt="" width="1024" height="1449" class="alignnone size-large wp-image-80426" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster-1024x1449.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster-768x1087.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster-1086x1536.jpg 1086w, https://horror2.jp/files/2026/06/NB_poster.jpg 1357w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
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		<title>“ムカデ人間の先頭”北村昭博インタビュー　『ムカデ人間』ビギナーを歓迎「怖がらずに観に来て」「一生忘れられない濃い映画体験になる」</title>
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		<pubDate>Thu, 20 Aug 2026 02:59:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ムカデ人間]]></category>
		<category><![CDATA[北村昭博]]></category>

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		<description><![CDATA[オランダの鬼才トム・シックス監督が手掛けた『ムカデ人間』が美しくクリアに4Kリマスターされ、８月21日(金)よりリバイバル上映。ムカデ人間の先頭・カツロー役を演じた北村昭博さんがインタビューに応じてくれた。 日本公開から [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview-1024x732.jpg" alt="" width="1024" height="732" class="alignnone size-large wp-image-81880" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview-1024x732.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview-600x429.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview-768x549.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview-1536x1098.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-interview.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>オランダの鬼才トム・シックス監督が手掛けた<strong>『ムカデ人間』</strong>が美しくクリアに4Kリマスターされ、８月21日(金)よりリバイバル上映。<strong>ムカデ人間の先頭・カツロー役を演じた北村昭博さん</strong>がインタビューに応じてくれた。</p>
<p>日本公開から15年。<strong>複数の人間の肛門と口を縫い合わせてひとつの生命体を創造する</strong>という異常な映画ながら、一部の観客に熱狂的に支持され、愛され続けている本作。日本での人気の大きな要因とも言えるのが、劇中で唯一の日本人であるカツローの存在だ。ムカデ人間創造を夢見るドイツの外科医・ハイター博士（ディーター・ラーザー）に誘拐され、“ムカデ人間の先頭”にされるカツローは、言語の壁を意に介さず日本語で怒りと不満をまくしたてる。<strong>北村さんがアドリブで発したセリフの数々は劇場で笑いを巻き起こし、暗く絶望的な物語であるはずの本作を唯一無二の映画に押し上げた。</strong></p>
<p>アメリカ・ロサンゼルス在住の北村さんがこのたび来日。『ムカデ人間 4K』の公開に際して各地で舞台挨拶に立つ予定だ。そんな北村さんに、当時の思い出や、初めて『ムカデ人間』を観るムカデビギナーへの想いを伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/mukade-kitamura_main.jpg" alt="" width="600" height="414" class="alignnone size-full wp-image-81884" /><br />
<small>来日した北村昭博さん　頼もしい笑顔はさすがムカデリーダー</small></p>
<p><strong>――『ムカデ人間』を改めて観返したんですが、なんとも気が滅入るストーリーのなかで、あれだけ大騒ぎしてくれるカツローの存在は本当に大きいなと思いました。</strong></p>
<p><strong>北村昭博（以下、北村）：</strong>エネルギーがありますよね。<strong>ホラー映画にいないタイプのキャラクターで、そういう意味で楽しい映画にもなってる</strong>と思う(笑)。僕も大好きなキャラクターの一人だけど、今やろうと思ってもできないですね。あの当時の若さのエネルギーっていうのはなかなか出せるものではないなと。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81845" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/1fea70505761719034cf7f333e6c7c3d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>ハイター博士への鬱憤をためるカツロー</small></p>
<h2>“人間の尊厳”について考えさせられた</h2>
<p><strong>――ハイター博士に出されたご飯をカツローが素直に食べてしまったことで、のちの「ごめんよう」（謝罪しながらの排泄）につながるわけですけど、あれはなんで食べちゃうんですか……？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong><strong>確かにそうですね(笑)。</strong>当時はまったくそんなことを考えてなくて、ただ“腹が減ったから食う！”って感じで、ドッグフードでも構わず犬みたいに食べてしまうという。めちゃくちゃマズかったので、<strong>その時点で人間の尊厳について考えさせられましたけどね。</strong>あれを食べたあとカツローがハイター博士の足を噛んで、それで博士にサッカーボールキックをされるんですけど、そのときに博士役のディーターさんの足が僕の鼻先をかすめて、めちゃくちゃ大喧嘩になったんですよ。そんな思い出がたくさんありますね。</p>
<p><strong>――劇中の関係性そのものですね。</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>そうですね、お互いにキャラクターになりきってたんだと思います。</p>
<p><strong>――撮影で特に印象深いシーンってありますか？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>一番はやっぱり、<strong>ムカデ人間にされた状態で螺旋階段を上がって逃げるところ</strong>ですね。撮影でもつながったまま上がるので、僕が階段を踏み外したら後ろの女優さんの首が折れちゃうんじゃないかとかそんな心配もしていて。<strong>演技じゃなく本気でサバイバルしている気分</strong>でしたね。ただ、プロデューサーのイローナさん（トム・シックス監督の妹）がすごく気を遣ってくれていて。あのシーンの撮影は身体的にもすごく負荷が掛かっただろうということで、プロのマッサージの方を呼んでくれたんですよね。そのくらい彼らにとってもリスクのある大事なシーンだったみたいですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81848" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/7f5117876e3527c4de14785af77d46c7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――そういった過酷な撮影を乗り越えながら、人間の尊厳について考えさせられた先に、ラストのカツローのあの熱いセリフがあるんですね。</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>身体的にもメンタル的にもすごくケアをしてもらいながら撮っていたんですけど、やっぱりああいう映画なのでちょっとずつ病んでくる。普通のメンタルではなくなっていくので、そういう心境が最後のシーンに繋がったと思いますね。ほぼ順撮りだったし、ドッグフード食べて「ごめんよう」しちゃったり、顔を蹴られたりしながら、そういう積み重ねの先にあのシーンがあるので。<strong>もし最初に撮っていたらあんな演技はできなかったと思いますね。</strong>そういう意味で、役者としてはすごく面白い経験でしたね。</p>
<p><strong>――公開当時劇場で観たとき、あのセリフでカツローの心情があまりに伝わってきて泣いてしまったんですよ。</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>わはは、ありがとうございます(笑)。カツローはいきなり連れてこられてムカデ人間にされてしまうけど、<strong>彼がどういう人間なのか、どんな人生を歩んできたのか</strong>が初めて見えるシーンですよね。僕自身がトム・シックス監督にあのセリフを提案したんですけど、「僕が書いたセリフじゃないからダメだ」なんてことは一切言わずに、<strong>「最高だ！　ジーニアスだ！」</strong>と言って自由にやらせてくれた。そんな監督だからすごくやりやすかったし、今まで仕事したなかで一番の監督ですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7-1024x436.jpg" alt="" width="1024" height="436" class="alignnone size-large wp-image-81855" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7-1024x436.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7-600x256.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7-768x327.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7-1536x654.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/mukade3_sub7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>『ムカデ人間３』にノリノリで出演したトム・シックス監督</small></p>
<h2>『テリファー』のアート・ザ・クラウンはハイター博士より怖い</h2>
<p><strong>――『ムカデ人間』に対する反響ってアメリカと日本で違いがあったりするんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>アメリカでは『サウスパーク』でネタになったりセレブが言及したりして広がっていったので、名前はよく知られてるけど、カルト映画として地位を得てるというよりもポップカルチャーとして認知されている感じがします。日本ではカルチャーというより“映画”、カルト映画やホラー映画として盛り上がっているなというのをすごく感じますね。今回4K版で映画館にまた戻ってくるわけですけど、当時よりも大きな規模で上映するみたいだし、<strong>シネコンでもやるみたいなので正直信じられない(笑)。</strong>本当に大丈夫か、みたいな。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81851" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/f136b00ac9543c60dd7ed4493cb94e50.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『テリファー』の３作目もシネコンで上映していたので大丈夫なんじゃないかな、と！</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>そうなんですね。じゃあ『テリファー』が地盤を固めてくれてるかもしれない(笑)。あの映画はやばいですよね！</p>
<p><strong>――『テリファー』はご覧になったんですか？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>１を観ました。いやー、怖かったですね。<strong>怖くて２と３観れてないです(笑)。</strong>アート・ザ・クラウンがレストランで女性二人に対してふざけてみせるじゃないですか。可愛いポーズしたり怖い顔したり。僕は２歳の息子にああいうことをよくやるんですけど、めちゃくちゃ笑うんですよ。で、アート・ザ・クラウンはそういう２歳の子供にやるようなことを大人に対して本気でやってるっていうのがすごく怖い。ダメですね、怖くて苦手です(笑)。</p>
<p><strong>――ハイター博士よりも、アート・ザ・クラウンのほうが怖い？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>ハイター博士は僕的には全然怖くないっす(笑)！　<strong>ただの狂ったおっさんなので(笑)。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81849" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/a432c49ca2deb06f449ba3c6ef40364e.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>狂ったおっさんことハイター博士</small></p>
<p><strong>――（カツローのマインドだ……！）『テリファー』のオファーがあったらどうされますか？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>出ますね！（即答）　ムカデ人間にもなりますよ、『テリファー』のなかで(笑)。今の若い監督たちって僕のことをホラー映画のレジェンド扱いしてくれていて、去年もインディペンデントの映画に５作品くらい出たんですよ。やっぱり『ムカデ人間』から15年経ってるので、当時子供だった層が今は映画監督になっている。次の『テリファー』じゃないけど、<strong>アメリカで次の時代を担う映画に関われたらいいな</strong>と思って頑張っていますよ。</p>
<h2>一生忘れられない濃い映画体験になると思う</h2>
<p><strong>――ハイター博士役のディーター・ラーザーさん、亡くなられてしまいましたね。</strong></p>
<p><strong>北村：</strong>びっくりしました。寂しいですね。撮影中はハイター博士になりきっていたので嫌な奴だったんですけど、撮影が終わったらニコニコしてすごいしゃべるおじいちゃんで、大好きでしたね。俳優として、<strong>この映画のストーリーを語るために何がいちばん効果的なのか</strong>っていうのを考え抜いて演じている方だったので、一緒にお仕事できたことが僕の血肉にもなってるんです。</p>
<p>『ムカデ人間』を日本に持ってきた配給の叶井俊太郎さんも亡くなられましたけど、ディーターさんしかり、叶井さんしかり、色んな人の想いがあってここまで来れた映画だと思うんですね。良い映画を撮るだけじゃだめなんですよ、色んな人がそれぞれの場所でがんばって劇場に届けられている。<strong>色んな方に愛されて、「いい映画だから観てくれ」っていう想いが乗せられていて、奇跡の映画だと思いますね。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81847" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/b4630824fbbbb43b246065986a4789f0.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――今回のリバイバルで初めて劇場で観る人や、『ムカデ人間』自体を初めて観る人もいると思いますが、そういう方たちに対してどんな想いがありますか？</strong></p>
<p><strong>北村：</strong><strong>この世にこんな映画があるんだよ、こんな映画体験があるんだよ</strong>っていうのを知ってほしいですね。カツローが日本語をしゃべってるし、日本の観客は特に没入できる映画だと思う。映画館で観たら、一緒にムカデ人間にされる気分を味わえるような(笑)。</p>
<p>公開から15年経って、当時赤ちゃんだったような人も映画を興味を持つ年代になってますよね。若い映画ファンはこれから良い映画にたくさん出会うと思うけど、コメディじゃないのに笑える、お涙頂戴じゃないのに泣く観客もいる、色んな感情が溢れ出てくるような、こういう型にはまってない映画はすごく貴重だと思う。笑いあり涙ありムカデありの映画で(笑)、<strong>一生忘れられない濃い映画体験になると思うから、怖がらずに観に来てほしいですね。</strong></p>
<p><strong>『ムカデ人間 4K』</strong><br />
８月21日(金)シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかロードショー</p>
<p>配給：トランスフォーマー</p>
<p>©2009 SIX ENTERTAINMENTPRODUCTIONS</p>
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		<title>【インタビュー】『レディ・オア・ノット２』監督コンビが明かす“人体爆裂シーン”誕生の理由　「いちばん予想外で面白いから」</title>
		<link>https://horror2.jp/81772</link>
		<comments>https://horror2.jp/81772#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 17 Aug 2026 10:51:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[アビゲイル]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[レディ・オア・ノット]]></category>
		<category><![CDATA[レディ・オア・ノット２]]></category>

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		<description><![CDATA[大富豪に嫁いだ花嫁が一族伝統の“ゲーム”で命を狙われるサバイバル・ホラー続編、『レディ・オア・ノット２』が現在公開中。監督を務めたマット・ベティネッリ＝オルピン、タイラー・ジレットのコンビがインタビューに応じてくれた。  [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview-1024x725.jpg" alt="" width="1024" height="725" class="alignnone size-large wp-image-81778" srcset="https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview-1024x725.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview-600x425.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview-768x544.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview-1536x1088.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/08/ron2_dir-interview.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>大富豪に嫁いだ花嫁が一族伝統の“ゲーム”で命を狙われるサバイバル・ホラー続編、<strong>『レディ・オア・ノット２』</strong>が現在公開中。監督を務めた<strong>マット・ベティネッリ＝オルピン</strong>、<strong>タイラー・ジレット</strong>のコンビがインタビューに応じてくれた。</p>
<p>結婚初夜の伝統ゲーム“かくれんぼ”で一族から命を狙われるも、奇跡的に生還した花嫁・グレース。一作目の直後から始まる今作では、グレースが<strong>スケールアップしたかくれんぼ</strong>の標的に。長らく絶縁状態だった妹フェイスと手錠で繋がれ、夜明けまで生き延びなくてはならない。</p>
<p>前作から引き続く衝撃の“人体爆裂”、スリルとユーモア、そして家族の絆を再構築する姉妹のドラマが大きな見どころ。サマラ・ウィーヴィングと『ザ・スイッチ』『アビゲイル』のキャスリン・ニュートンという<strong>新世代スクリームクイーンの姉妹役での共演</strong>もホラー映画ファンには熱いポイントだ。</p>
<p>監督のお二人に、“人体爆裂”へのこだわりや“姉妹の物語”についてお話を伺った。</p>
<h3>『アビゲイル』含めて“人体爆裂３部作”</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/e0969438df2d4d130bdd06d5531348c1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="size-large wp-image-79912" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/e0969438df2d4d130bdd06d5531348c1-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/e0969438df2d4d130bdd06d5531348c1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/e0969438df2d4d130bdd06d5531348c1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/e0969438df2d4d130bdd06d5531348c1.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『レディ・オア・ノット』シリーズでも、お二人が監督を務めた吸血鬼ホラー『アビゲイル』でも、衝撃的な“人体爆裂シーン”が取り入れられていますよね。そのアイデアはどこから来たのですか？　爆発の見せ方などにも何かこだわりがありますか？</strong></p>
<p><strong>マット・ベティネッリ＝オルピン（以下、マット）：</strong>人体爆裂はもともと、予算の制約をクリエイティブに解決しようとして生まれたものなんです。実は当初の脚本では、<strong>一族が生き残ってグレースが死ぬ</strong>という結末になっていました。でも映画がメチャ楽しい雰囲気なのに、最後にそんな方向転換をしてしまったら観客はがっかりするだろうなって。グレースが死んでしまったらカタルシスがなくなるし、かなりシニカルな結末になってしまう。</p>
<p>そこで、一族が死んで呪いが本物だったと証明される結末にしました。問題はどうやってそれを表現するかです。脚本家のガイ（・ビューシック）とライアン（・クリストファー・マーフィー）が10種類くらい別バージョンを考えてくれたんですよ。長いものもあれば短いものもあって、<strong>小惑星が衝突して全部おしまいになるようなバカバカしいバージョンもありましたね(笑)。</strong>そんな中で、脚本家やプロデューサー全員が惹かれた案が“一族が爆発する”、これだったんです。もう全員が「これだ、これをやるべきだ！」って。<strong>いちばん予想外で面白くて満足度の高い結末でしょう？</strong>　技術的にどうするかという課題はあったけどね。『アビゲイル』に取り掛かるときは『レディ・オア・ノット』がまだそれほど多くの観客には届いていなかったんだけど、僕たちは<strong>「吸血鬼を爆発させるのも楽しいだろうな」</strong>なんて考えて……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/db5d25e996a0bf89056026cf1ed44f31-1024x731.jpg" alt="" width="1024" height="731" class="alignnone size-large wp-image-79905" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/db5d25e996a0bf89056026cf1ed44f31-1024x731.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/db5d25e996a0bf89056026cf1ed44f31-600x428.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/db5d25e996a0bf89056026cf1ed44f31-768x548.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/db5d25e996a0bf89056026cf1ed44f31.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>タイラー・ジレット（以下、タイラー）：</strong>ただ、<strong>とにかくやりたかった</strong>んだよね(笑)。</p>
<p><strong>マット：</strong>そう(笑)。そして『レディ・オア・ノット２』に取り掛かるとき、<strong>「よし、これで“人体爆裂”３部作にしよう」</strong>と思ったんですよ。新しい形でそれを追求することにしようと。『レディ・オア・ノット』一作目での爆発は“完全なサプライズ”で、誰も予想できない展開にするという試みでした。『アビゲイル』は吸血鬼が登場する全く別の世界観でそれを描きました。そして『レディ・オア・ノット２』に関しては、「誰もがこの展開を知っている」という前提があります。だからあえて隠そうとはせず、さらに進化させられるように知恵を絞りました。<strong>爆発の瞬間に生まれる驚きや、楽しさ、興奮、ユーモアを徹底的に追求する</strong>ことにしたんです。新しい作品として何か違うことをやりつつ、あの“お楽しみ”の感覚をしっかりと観客に届けるというのは、本当に面白い挑戦でしたね。</p>
<h3>『レディ・オア・ノット』とは真逆の道をたどる愛の物語</h3>
<p><strong>――続編を作るうえでどんなことを意識していたのですか？。前作と今作の間に『スクリーム』や『アビゲイル』を手掛けた経験は、何か影響を与えているのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>タイラー：</strong>２作目にとりかかるにあたって、僕たちの中にあったのは「あの物語の次にどんな展開が可能なのか？」という大きな疑問です。そして、続編ともなると観客は映画のスケールが劇的に大きくなることを期待するだろうとも思っていました。ただ、スケールが大きくなると映画の感情的な部分――<strong>“ハート”の部分が失われてしまいがち</strong>です。ここは僕たちが大事にしたいポイントでした。スケールが大きくなるのと同時に、ハートの部分も深めたいと思ったんです。観客はすでにグレースというキャラクターに愛着を抱いていますが、そんな彼女の新たな一面を紹介するチャンスだった。それは拡大したスケールの重みを支えてくれる要素でもあります。</p>
<p>そこで僕たちが目標にしたのは“関係性”を見出すことでした。最初の草案の段階から、この物語のコアの部分には<strong>エモーショナルで純粋に感じられる関係性</strong>が必要だと分かっていた。それがグレースと妹・フェイスなんです。フェイスを演じてくれたキャスリンとは『アビゲイル』で一緒に仕事をしましたが、彼女の存在が“姉妹の物語”というアイデアを確かなものにしてくれました。色んな点で一作目の<strong>『レディ・オア・ノット』とは真逆の道をたどる愛の物語</strong>にするべきだと確信させてくれたんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/13d4b64166343928a0d9034e552208f9-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79909" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/13d4b64166343928a0d9034e552208f9-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/13d4b64166343928a0d9034e552208f9-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/13d4b64166343928a0d9034e552208f9-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/13d4b64166343928a0d9034e552208f9.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>関係を再構築する姉妹の物語</h3>
<p><strong>――サマラとキャスリンという二人のスクリーム・クイーンが姉妹役を演じるのは本当に素晴らしいアイデアだと思いました。姉妹という関係性があることで、どんなドラマや感情を描くことができたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>マット：</strong>この作品を作る上で、僕たちがいちばん楽しみにしていたのは“姉妹の絆を描く”ということです。『アビゲイル』でキャスリンと仕事をしたときに、彼女は<strong>“サマラと似ている部分”と“対照的な部分”を併せ持っている</strong>ことに気付いたんです。そんな二人を組み合わせるというアイデアにとてもワクワクしました。</p>
<p>ドラマの面で言うと、１作目ではグレースと夫のアレックス（マーク・オブライエン）が愛し合っている様子から始まり、そこから映画が進むにつれて二人の関係が崩壊していきます。今回の作品ではその逆のアプローチを取りたかったんです。つまり、<strong>関係をゼロからスタートさせ、映画を通してその関係を再構築していく</strong>ということ。まさにそこがこの物語の核心だったんです。単に、第一幕の終わりで仲直りして一緒に冒険する……なんていう話ではなくてね。</p>
<p>命を狙う連中に追われながら、二人が“二歩進んで一歩下がる”ような歩みを続けていく。その過程をリアルで説得力のあるものにしたかった。不条理な極限状況のなかで、二人が再び愛を育んでいく姿を見られる楽しさこそが、僕たちがこの映画で何よりも描きたかったことなんです。なので、彼女たちが言い争ったり、仲直りしたり、姉妹らしいやり取りを見せるシーンは、とても自然で“生活の匂い”が感じられるものになりました。それこそがこの映画を本当に特別なものにしていると思います。サマラとキャスリンは、僕たちの期待をはるかに超える形で、その関係性に命を吹き込んでくれました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/94b4fe3435ead005bf6e2daf124444e0-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79910" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/94b4fe3435ead005bf6e2daf124444e0-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/94b4fe3435ead005bf6e2daf124444e0-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/94b4fe3435ead005bf6e2daf124444e0-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/94b4fe3435ead005bf6e2daf124444e0.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>サマラとキャスリンは「本当に姉妹のよう」</h3>
<p><strong>――撮影現場でのサマラとキャスリンはどんな様子でしたか？　何かエピソードはありますか？</strong></p>
<p><strong>タイラー：</strong><strong>いやあもうほんとに、悪夢のような撮影で…………なんつって(笑)。</strong>冗談ですよ、素晴らしい二人でした。彼女たちの相性の良さはかなり早い段階から感じていました。キャスリンのキャスティングが決まる前ですが、彼女を映画に出したかったので、ハリウッドのエル・キャピタン劇場で１作目の上映会があったときにキャスリンとサマラが一緒に過ごせる機会を設けたんです。食事会の席で二人は初めて直接顔を合わせました。マットと僕は、彼女たちを同じテーブルに座らせて、なんとなく様子を見ていたんです。そしたら、<strong>二人は一緒にいて本当に楽しそうにしていて、まさしく姉妹みたいだったんです。</strong>まるで二人だけの共通言語があるかのような雰囲気さえありました。その様子は、その後の撮影現場でも毎日目にすることになりました。</p>
<p>現場で彼女たちが一緒に仕事をして、深い友情を築いていく姿を見るのは本当に嬉しかったです。実生活でも、お互いを支え合い、愛情を込めて軽口を叩き合うような関係なんです。そして、そこから<strong>「憎み合っているけれど、心の底では愛し合っている」</strong>という役柄のモードに切り替える瞬間を見るのも興味深かったですね。その関係性はあまりにリアルでした。映画の中での二人の相性の良さは演技で作られたものではなく、ホンモノだったんですよ。</p>
<p><strong>『レディ・オア・ノット２』公開中</strong></p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/FGP31eudNPo?si=uRaCmJHp44dUJaMV" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
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		<title>映画『氷血』北山宏光＆加藤千尋インタビュー　ホラー作品初挑戦で見えたもの</title>
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		<comments>https://horror2.jp/81265#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 01:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>藤本エリ</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[氷血]]></category>

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		<description><![CDATA[雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の平穏な日常が突如“白い怪異”に侵されていく《侵蝕感》ホラー『氷血』が公開中です。 【ストーリー】幼い息子・晶を連れて、豪雪地帯にある夫の実家に移住した稔(北山宏光)と悠希(加藤千尋)の夫 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-full wp-image-81267" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731193" /><br />
雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の平穏な日常が突如“白い怪異”に侵されていく《侵蝕感》ホラー『氷血』が公開中です。</p>
<p><!-- orig { --><center><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/y-JbqxYYoYs?si=02RNQAUPufG_sy-v" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></center><!-- } orig --></p>
<blockquote><p><strong>【ストーリー】</strong>幼い息子・晶を連れて、豪雪地帯にある夫の実家に移住した稔(北山宏光)と悠希(加藤千尋)の夫妻。穏やかな日常を願った二人だったが、認知症の父・茂は、なぜか悠希にだけ激しく怯え、亡き妻の名を叫ぶ。ある朝、茂は異常な姿で怪死する――その瞬間を境に、家族は疑念と恐怖に苛まれ、やがて、家の中には不気味な“白い女”が次々と現れ、日常を侵していく―稔は気が触れたかのように、“白い女”の絵を描き続け、幼い晶の目には母の姿が次第に“別の何か”へと映りはじめ、家族は一人、また一人と壊れていく――。雪の結晶に魅入られ、理性を失った稔、侵蝕される悠希、そして危険にさらされる晶。これは、呪いか、幻想か、それとも現実なのか。雪原が鮮血に染まるとき、未知の“白い恐怖”が姿を現し、残虐に暴走するー</p></blockquote>
<p>本作の主演を務めた北山宏光さんと、加藤千尋さんにお話を伺いました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/76AA0D90-DD29-407B-A7DC-7C91686C2EE0-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731194" /></p>
<p><strong>──本作楽しく、怖く、拝見いたしました。お2人共ホラー作品への出演は初となりますね。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>映画出演自体も7年ぶりとなりました。そして僕自身、環境を変えてから1本目の映画であり、ホラーというジャンルにも初挑戦ということで、新しいことに飛び込んでいくことに、とてもワクワクしました。脚本を読んだ時には、ホラーの演出もそうですし、「どのくらいの雪なんだろう？」と雪景色について想像がつかない部分がありました。未知数な部分があるからこそ、稔という人物が抱える恐ろしさをどこまで深く掘り下げられるか、トライしてみようと思いました。</p>
<p><strong>加藤：</strong>私はもともとホラーが大好きで。</p>
<p><strong>北山：</strong>僕はホラーが苦手で…。タイプが逆なんだよね（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>そうなんです（笑）。このお話をいただいた時は本当に嬉しくて、絶対に成し遂げたいと思いました。内藤監督作品のファンでもあったので、「今回はどんな作品なんだろう？」とワクワクしながら脚本を読ませていただきました。ホラー作品の脚本を読むのは初めてで。読んでみると「あー」「うー」という叫び声やうめき声が飛び交っているので、難しそうだなと思うと共にワクワクしました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/0F3976C2-5A77-44A6-B52A-ADE165EDDC53-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731198" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/B8AC02B0-ADB8-4518-B037-FCA912D3B8A2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731195" /></p>
<p><strong>──お2人が演じたキャラクターについてお伺いします。稔は作中の中で印象が変化していく人物ですね。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>稔の心の動きに関しては、内藤監督と「何パーセント」と、数字で共通認識をつかみながら考えていました。観客の方々が違和感を感じる瞬間があったとして、「この段階ではそこから裏の顔を何パーセントくらいにじませてみよう」、「ここでは何パーセントくらい引いてみよう」と、少しずつ揺らしていく感じで作っていきました。</p>
<p><strong>──悠希は儚くて、観客が「この先どうなってしまうのだろう」と心配してしまう人物でしたね。</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>悠希は基本的に孤独や弱さを抱えた役柄ですが、だんだん状況が変化していき、私が大好きな展開を迎えていきます。ネタバレになるので詳しくは言いませんが、これまでホラー好きとして作品を見てきた経験が、大活躍しました！<br />
撮影に入る前に、監督から「参考に『ババドック 暗闇の魔物』（2014）を観ておいてほしい」と言われました。現場でもたくさん話し合いながら、悠希の顔や首、腕の角度や、動かすスピードについても研究を重ねていきました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/640-3.jpg" alt="" width="640" height="427" class="aligncenter size-full wp-image-3731202" /><br />
Ⓒ2026映画「氷血」製作委員会</p>
<p><strong>──本作の魅力の一つが雪景色ですが、観ているだけで凍えてしまいそうでした…！</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>道路も見えなくなってしまうほどの、ものすごい量の雪が積もるので。撮影場所に行く時にも、本来曲がるべき道が雪で見えなくなっていたり、本番中にも雪がどんどん積もっていくので、車両部の皆さんが雪かきをして帰り道を作ってくださって。</p>
<p><strong>加藤：</strong>本当に寒かったです。雪景色は本当に美しくて目には喜びがあるんですが、体は正直なので…。どうやったら体が温まるのかという研究をしていました。 </p>
<p><strong>北山：</strong>そんなことしてたの？ </p>
<p><strong>加藤：</strong>毎日温かいスープを水筒に入れて、寒くなったらそれを飲んだり。薄着のシーンでは、体がぽかぽかするホットジェルを塗るようにしていました。 </p>
<p><strong>北山：</strong>そんなものあるんだ！　僕はやっていなかったので、すごく寒かった…。それ、早く教えて（笑）。 </p>
<p><strong>加藤：</strong>すみません（笑）。悠希が雪に倒れ込むシーンは本当に寒くて、体がガクガク、ブルブル震えて。悠希の表情や声も、すべてリアルな反応です。 </p>
<p><strong>北山：</strong>ずっと泊まり込みで撮影をしていたので、みんなで雪国で生活しているような雰囲気もあって。現場にはスタッフさんも含めて僕らも「撮り切るぞ！」という団結力があったような気がします。</p>
<p><strong>加藤：</strong>本当にそうですね。「このスープ、美味しいよ！」って声を掛け合ったり。</p>
<p><strong>北山：</strong>そうそう。「ここ、あったかいよ！」とか「ここ、電波入るよ！」とかね。湖の上を歩くシーンは、僕たちもガチガチに震えていたのに、晶（劇中での2人の息子）はしっかりやり遂げたので素晴らしかったです。カットがかかった瞬間、「寒い、寒い！」って車の中に走って行きました（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>すごく天真爛漫な子で、可愛かったです。撮影中、お誕生日が近かったのでプラレールをプレゼントしました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/5545756E-53E8-4E14-A512-76B70F59FFF1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731200" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/FAF78868-2716-4238-AFD9-569791033F52-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731197" /></p>
<p><strong>──皆さん一丸となって乗り越えたのですね。メインとなっている絵をはじめ、美術の恐ろしさが素晴らしいですね。</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>ずっと薄暗かったですよね。とても大きな絵が飾られていて、本当に怖かったです。美術部さんのお力で、この映画の雰囲気を存分に作っていただいているなと思います。</p>
<p><strong>北山：</strong>撮影中も絵を見るとビクッとしてしまうほど恐ろしかったです。僕はもともとホラーが苦手ですけれど、こうしてホラー作品の裏側を見ることが出来て、美術や特殊メイクはもちろん、たくさんの人の力でエンターテイメントを作っているんだなと実感しました。僕のようにホラーが苦手な方もいると思うのですが、エンタメとして楽しんで欲しいです。誰よりも僕が一番怖がる、いいお客さんかもしれません（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>みんな寒い中、己の仕事、己の表現に向き合っていて、プロフェッショナルで本当にカッコ良かったです。全員の力で完成した映画だなと、自分が参加出来たことに感謝の気持ちでいっぱいです。</p>
<p><strong>──今後挑戦してみたい作品や、本作での経験をどう活かしていきたいか教えてください。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>僕は、全てのやりたいこと＝出来ることでは無いと思っていて、求められてはじめて力を出せるのだろうなと感じています。「北山にこれやらせてみたいな」と思ってもらえるように、与えられたものに対して全力で挑みたいですね。</p>
<p><strong>加藤：</strong>内藤監督というディスカッション出来る方とお会い出来たことで、ワクワクする瞬間にたくさん出会えました。私自身のお芝居はまだまだまだまだ…なので、何事にも貪欲に挑戦して、限界を決めずに勉強していきたいです。今回、ホラーが大好きだなと改めて実感したので、好きなものを好きとちゃんと言い続けようと思います。</p>
<p><strong>──お2人共アーティストとして活躍されていますが、俳優とアーティスト、お互いの活動はどう影響しあっていますか？</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>表現は違うものの、同じものだと思っています。歌う時にも表情を変えていくアプローチもありますし、ライブでの表現は芝居と通じ合っていますよね。切っても切れない関係です。</p>
<p><strong>加藤：</strong>私は普段あまり難しく考えていないタイプなのですが、ライブでふとした瞬間、「今の表現って、前の私だったら出来なかったな」と思う時があるんです。自分の中で表現方法の“枝”が増えている感覚があります。恥ずかしいと思うことがどんどんなくなってきました。</p>
<p><strong>──最後に、加藤さんから北山さんにオススメしたいホラー作品があれば教えてください！</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>そうですねえ、どんなのが良いかなあ？（北山さんを見ながら）</p>
<p><strong>北山：</strong>基本は観たくないのよ（笑）。でも、一番はビックリさせてほしくない！</p>
<p><strong>加藤：</strong>ホラーではなくて、ダークファンタジーなのですが『パンズ・ラビリンス』（2006）とかどうですかね。怖くて、美しくて、色々な想像力を掻き立てられます。</p>
<p><strong>北山：</strong>そういうのいいね。ぜひ観てみます。</p>
<p><strong>──今日は素敵なお話をどうもありがとうございました！</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/5F560989-08AA-4D8E-890B-3EFA14735C88-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731199" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/E684856B-5A4A-4765-AE92-4E8480254187-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731196" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/4681F46F-2CC3-4250-A791-5CE3FB8364DD-1024x1536.jpg" alt="" width="1024" height="1536" class="aligncenter size-large wp-image-3731192" /><br />
撮影：たむらとも</p>
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		<title>おまじないで“好きな人”を振り向かせる『オブセッション 災愛』カリー・バーカー監督インタビュー　ヒロインの立場が「一番恐ろしい」</title>
		<link>https://horror2.jp/81200</link>
		<comments>https://horror2.jp/81200#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 22 Jul 2026 00:00:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[オブセッション 災愛]]></category>
		<category><![CDATA[カリー・バーカー]]></category>

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		<description><![CDATA[「この物語でいちばん恐ろしいのは、ヒロインのように主体性を奪われることでしょうね」 不思議な力で願いが叶い、好きな人と両思いに。そんな夢物語に潜むおぞましさと暴力性を炙り出すホラー映画『オブセッション 災愛』が公開中だ。 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-1024x723.jpg" alt="" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-81226" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int.jpg 1530w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>「この物語でいちばん恐ろしいのは、ヒロインのように主体性を奪われることでしょうね」</strong></p>
<p>不思議な力で願いが叶い、好きな人と両思いに。そんな<strong>夢物語に潜むおぞましさと暴力性</strong>を炙り出すホラー映画<strong>『オブセッション 災愛』</strong>が公開中だ。</p>
<p>1999年生まれの新鋭監督<strong>カリー・バーカー</strong>が低予算で手掛けた本作は、世界興収４億ドルを突破する社会現象級のヒットを記録中。驚くべきことに、<strong>“今世紀、世界で最も稼いだオリジナルホラー映画”</strong>へと躍り出ている(Box Office Mojo 調べ)。</p>
<p>意中の相手に告白する勇気が出ず、おまじないのおもちゃ“ワン・ウィッシュ・ウィロー”に願いをかけた内気な青年・ベア。「大好きなニッキーが誰よりも僕を愛してくれますように」――叶うはずもない願いだったが、その瞬間から彼女の態度が豹変し、二人は晴れて恋人同士に。めでたしめでたし……で終わるはずもなく、ベアはニッキーの<strong>“狂気的なまでの愛”</strong>に翻弄されることとなる。一方、ニッキーの意識の奥底には、<strong>肉体の主導権を失った“本当のニッキー”</strong>が追いやられていた……。</p>
<p>あらすじからは想像だにしないほどの恐怖と、それを一切損なうことのない笑いが共存している本作。20代の若さで驚くべき手腕を見せつけ、ホラー映画ファンの新たな“お気に入り”となりそうなバーカー監督にお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-1024x684.jpg" alt="" width="1024" height="684" class="alignnone size-large wp-image-81252" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-1024x684.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-600x401.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-768x513.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――恐怖と笑いがお互いを打ち消し合うことなく両立しているのがとても面白いポイントでした。その二つを両立させる上でどんなことを意識していたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>カリー・バーカー監督：</strong>映画作りにおける黄金のルールとして、<strong>コメディの要素は決してその映画の緊迫感や危険性を損なうものであってはならない</strong>と思うんですね。ジョークが物語を前進させることよりも“笑わせよう”という意図によるものだと感じられた瞬間、ホラーの効果が損なわれてしまう。笑いを入れたいのであれば、それが物語を前進させるものであるか、少なくとも登場人物に誠実であるようにしなければならないわけです。</p>
<p>ただ面白いことに、この映画の脚本を書いているとき、決して観客を笑わせようとしていたわけではなかったんですよ。もちろん一部のシーンは笑いを誘うだろうなと思っていましたが、大部分ではただひたすら誠実であることを追求していたんです。<strong>寝室で、ベアがニッキーに大声で引き止められてベッドに戻るシーンは必ず笑いが起きるんですが、実はあのシーンで笑ってもらえるとは思っていませんでした。</strong>ベアはただ怖がっていて、なすすべなく彼女の言うことを聞いただけだったんです(笑)。</p>
<p><strong>――人間の執着や愛の暴走を題材にしていますが、そこに着目したのはなぜだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>アイデアを練るときは、自分自身がワクワクするようなものを探しているんです。そうすると、単なる怖いモンスターを描くようなものよりも、少し深いテーマや心理的な要素がほしくなる。登場人物たちが歩むべき旅路のようなものがなければ、作る気にならないんです。それは僕のすべての作品に共通していることだと思います。</p>
<p>僕に大きなインスピレーションを与えてくれる存在として<strong>アリ・アスター</strong>（『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』）がいます。彼はホラーをドラマやリアルな物語の形に落とし込む手腕が素晴らしいですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-1024x684.jpg" alt="" width="1024" height="684" class="size-large wp-image-81250" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-1024x684.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-600x401.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-768x513.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――願いによって変わったニッキーの異物感、人間でないような感じの演出のインスピレーションになったものはありますか？　特に暗い寝室で壁のところで泣いているシーンは、黒沢清監督の『回路』を思い出させる恐ろしさがありました。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>『回路』があのシーンに影響を与えていないと言ったら嘘になります。間違いなくインスピレーションのひとつですね。ただ単に模倣するのではなく、<strong>あの不気味さの感覚を捉えたいと思ったんです。</strong>脅威となるものが怪物の顔をして襲いかかってくるというのではなく、<strong>その動きや、次に何をするか分からないという不穏さ</strong>の方が、はるかに効果的で恐ろしく感じられる。『回路』の雰囲気に少しでも近づけたら、それだけで幸運だと思えますね。</p>
<p>逆再生を使ったシーンでも『回路』を意識していて、あの独特の動きや奇妙な雰囲気を作り出そうとしていました。監督としてああいう表現に挑むのは本当に怖いことなんです。うまくいくかどうかの賭けのようなものだし、撮影現場ではそれがうまく機能するのか確信が持てない。かなりハラハラさせられる作業でした。僕が意図した通りに、観客がそれを不気味だと感じてくれたらとても嬉しいですね。</p>
<p><strong>――願いによってニッキーが完全に変わってしまうのではなく、時々元の意識が現れるという要素はとても恐ろしいものです。他者を変えることの残酷さを描くために重要な要素だったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>ええ、本当のニッキーがまだその体の中にいて、ただ流れに身を任せているような感覚を出したかったんです。<strong>彼女は、起こっていることに対して一切の発言権がありません。それがこの物語をより不気味なものにしているんです。</strong>ふと意識が戻って、自分の体を取り戻し、彼女が自分の体をコントロールできるようになる瞬間というのは必ず盛り込みたい要素でした。彼女は主導権を取り戻すたびに、自傷行為をしようとするんですが、それは彼女が置かれている状況から抜け出そうとしているだけなんです。</p>
<p>これって、<strong>これまであまり掘り下げられたことのないテーマ</strong>だと思うんです。誰かが「愛する人に愛されたい」と願う映画はこれまでにもあるけれど、その側面が掘り下げられた作品はあまりなかった。ですから、そういった要素を敢えて描くことが重要なポイントでした。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd.jpg" alt="" width="945" height="655" class="alignnone size-full wp-image-81236" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd.jpg 945w, https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-600x416.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-768x532.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 945px) 100vw, 945px" /></p>
<p><strong>――この物語には色んな怖さがあると思うんですが、バーカー監督にとって一番恐ろしいのはどういった部分でしたか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>これは最初から意図していたことではなかったんだけど、一番怖いのはニッキーのように主体性を奪われることでしょうね。後になって気付いたことでしたが、<strong>“閉じ込められて自分の意志で動けなくなる”という状況が何よりも恐ろしいと思う。</p>
<p></strong>ベアが仕事に出かけるシーンがありますよね。車で15分ほどかけて職場へ行き、８時間働いて、また車で戻ってくる。その間、彼女は９時間ものあいだ、ただそこに立ち尽くして待っていたわけです。いつ戻ってくるかも分からず、もしかしたら二度と帰ってこないかもしれない……。まるで飼い主の帰りをただ待ち続ける犬のような状態です。僕の意見では、この映画の中で一番怖いのはそこだと思います。</p>
<p><strong>――観客として、あるいは作り手として、ホラージャンルの魅力をとどんなところに感じていますか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>安全な環境で“怖い”と感じるあの感覚が好きなんです。優れたホラー映画はアドレナリンが湧き上がるような興奮を味わわせてくれるけど、実際には安全で、自分を傷つけるものは何もないわけです。このスリリングな体験は、他のジャンルではなかなか味わえません。</p>
<p>作り手としては、ホラーというジャンルの懐の深さもすごく好きですね。本当に、やれることが無限にあるんです。登場人物が遊園地で働いていてジェットコースターが故障する話でもいいし、あるいは手品師が魔法の帽子を見つける話でもいい。<strong>何だってあり得るし、可能性はどこまでも広がっています。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-81253" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ニッキー役のインディ・ナヴァレッテ、ベア役のマイケル・ジョンストンについて、監督から見た二人の魅力はどんなところにありますか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>インディがニッキーという役柄にどんなものをもたらしてくれるのか、まったく想像できていなかったんですよ。彼女はとても内気で控えめな人です。僕がニッキー役に求めていることについてたくさん話し合ったけれど、それがどう表現されるかは見当もつかなかった。なので、彼女がカメラの前で初めてブチギレる演技を見せてくれたとき、「ああ、よかった！　神様ありがとう！」と思いました(笑)。本当にホッとしましたよ。</p>
<p>そしてベアというキャラクターについては、観客が彼をできるだけ純粋な人間だと思い、共感できることが重要だったのですが、マイケルは見事にそれを実現してくれました。ぎこちなさを表現する演技がリアルで素晴らしかったおかげで、ベアがニッキーに自分の気持ちを打ち明ける勇気を持てずにいる、という状況に説得力が生まれた。その後の展開で彼が<strong>“実はあまり良い人間ではない”</strong>と明らかになるとき、それが非常に重要な意味を持つんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-81235" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング：左からニッキー役インディ・ナヴァレッテ、カリー・バーカー監督、ベア役マイケル・ジョンストン</small></p>
<p><strong>『オブセッション 災愛』</strong><br />
公開中</p>
<p>© 2026 Focus Features LLC.</p>
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		<title>「意思はもう奪われちゃってる」　コンビニホラー『チルド』岩崎裕介監督インタビュー　“仕組みに支配された毎日”に感じた恐怖</title>
		<link>https://horror2.jp/81105</link>
		<comments>https://horror2.jp/81105#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 17 Jul 2026 11:02:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[NOTHING NEW]]></category>
		<category><![CDATA[VOID]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[チルド]]></category>
		<category><![CDATA[岩崎裕介]]></category>

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		<description><![CDATA[恐ろしいのは、すべてがルーティン化された無味無臭の毎日か、それともその崩壊か。気鋭の映画レーベル「NOTHING NEW」と岩崎裕介監督がおくる、染谷将太主演のホラー映画『チルド』が公開中だ。 劇場上映で異例の連日満席を [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1024x765.jpg" alt="" width="1024" height="765" class="alignnone size-large wp-image-81144" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1024x765.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-600x448.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-768x574.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1536x1147.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>恐ろしいのは、すべてがルーティン化された無味無臭の毎日か、それともその崩壊か。気鋭の映画レーベル<strong>「NOTHING NEW」</strong>と<strong>岩崎裕介監督</strong>がおくる、<strong>染谷将太</strong>主演のホラー映画<strong>『チルド』</strong>が公開中だ。</p>
<p>劇場上映で異例の連日満席を記録した、「NOTHING NEW」製作の不条理ショートフィルム集『NN4444』。岩崎監督は同作の最後を飾る『VOID』を手掛けている。友人の死とそれに無関心な世界に直面する高校生を描いた『VOID』は、のちにYouTube上でも限定公開され、注目を集めた。静かに淡々と、観る者の心に消えないシミを作るような彼の作風に魅了された観客は少なくないだろう。</p>
<p>長編デビュー作となる『チルド』では、<strong>コンビニ店員の主人公・堺が繰り返す“同じような毎日”が、些細なことから崩壊していく</strong>さまが描かれる。空っぽの主人公を見事に表現してみせる堺役の染谷将太、ルールの死守を絶対とするコンビニオーナー役の西村まさ彦、どこまでも軽率な同僚・室田役のくるま（令和ロマン）、彼らの日常に風穴を開ける新入りバイト・小河役の唐田えりかと、絶妙なキャスティングも本作の魅力だ。</p>
<p>岩崎監督に、本作のアイデアの出処や、短編『VOID』とのつながり、ホラーのルーツなどについてお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1024x550.jpg" alt="" width="1024" height="550" class="alignnone size-large wp-image-78745" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1024x550.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-768x413.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1536x826.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――本作、めちゃくちゃ怖くて面白かったです。コンビニを舞台にするアイデアはどこから来たんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>ありがとうございます。僕の実家がコンビニなんですけど、「NOTHING NEW」と長編映画を作ることになったときに、ある企画メンバーにコンビニをテーマにすることを提案されて。確かに書けるかもしれないなって。自分のバックボーンがコンビニというのもあるけど、「恐怖って何だろう？」と考えた時に、仕事の合間なんかにワーッとコンビニ入ってワーッとサラダチキンを手にとってワーッと食べてる自分が思い浮かんで。<strong>「これ本当に食いたいんだっけ、なんかもう仕組みに支配されてるな」</strong><strong>「僕たちの意思みたいなものって、もう奪われちゃってるんだな」</strong>という感覚が、原点としてあったんです。その消費者としての目線と、コンビニオーナーの息子という当事者の意味で、結構必然性があるテーマだったんですよね。</p>
<p><strong>――ご実家がコンビニなんですね。コンビニをやっている自分の父親と、劇中で西村まさ彦さんが演じているオーナーはリンクしているところがあるんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうです。服装とか佇まいとか、どこか腹の内が読めないところとか、完全に父親がモチーフで。監視カメラモニターの前にずっと座っていて、店と一体化しているんですよ。西村さんをキャスティングさせていただいた理由は、ちょっと父親に似ているからっていうのもあるんですよね。西村さんにはこのキャラクターは僕の父親だということを説明しつつ、<strong>店とほとんど同化している“システムの化身”で、化身ではあるけど、それ自体ではない</strong>と伝えました。過去の設定もあるんですけど、敢えてあんまり話さなかったですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-78753" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――西村さんは役柄にどんな感じで臨んでいたんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>たぶん最初は苦戦したんじゃないかな(笑)。オーナーだけ僕の中で具体的なモデルがいるっていうのもあって、かなりイメージができていたので。「うん」っていう口癖があるんですけど、全部同じ「うん」のほうが非人間的に見えるので、間やトーンに再現性がほしかった。そういう部分を作っていくのは結構大変そうでしたけど、オーナーのクリーピーさ、怖さの部分は西村さんが持ち込んでくださったもので、僕の想像を超えていましたね。</p>
<p><strong>――染谷さんが演じる主人公の堺にはモデルはいない？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。……でも堺は僕ですね。さらに言うと、僕が実家のコンビニを継ぐことはなかったわけですが、広義の意味で堺に感情移入してる部分があって。現代の宿痾として“フィルターを作りやすい”っていうのがあると思うんですけど、SNSもそうだし、ある種みんな自閉的になれるじゃないですか。自分ができることだけをやっていれば成り立つものが多すぎる。<strong>“外の世界は厳然として在るが、内から外に出る必要は別にない、なぜなら心地よいから”</strong>みたいな。そういう無限に続くぬるま湯みたいな地獄の感覚が僕の中にあって。普段は広告業界でCMディレクターをやっていて仕事をエンジョイしているけど、たまに、ふと“別にこの業界で何かを成したところで……”みたいな虚無感がある。ただ仕事がすごく面白いし、お金もいただけるからやってるっていう。自分のノンポリで無思考で浅薄なところにすごく嫌悪感があるから、それを染谷さんに堺としてやってもらっているという感じです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1024x551.jpg" alt="" width="1024" height="551" class="alignnone size-large wp-image-78741" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1024x551.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1536x827.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――その虚無感から脱する方法というのは、自分の強い意思を介在させることなんですかね。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。この映画もメタ構造になっているのが面白いところですけど、まさにその“映画を作ること”が、僕にとって“できないことをやってみる”という意味で、自堕落で自閉的な空間から抜け出すひとつの方法だったんです。「NOTHING NEW」が「一緒にやろう」と誘ってくれたことで、僕は堺になることから抜け出せたみたいな部分がある。</p>
<p>ただ強い意思というのも、ある種の狡猾さを一緒に持っていないと、“出る杭は打たれる”という残酷なことが起きやすいと思うので。そこで、一緒にやってくれる人の存在って大事なのかもしれない。作中でドミニクっていう外国人労働者のキャラクターがいるんですけど、彼が母国の恋人に電話するシーンがあって、それは唯一、僕なりに愛のあるカットなんですね。他者のためだったり、人と一緒に頑張ったら、その無限の地獄からも抜け出せるんじゃないかみたいな感覚があるんですよ。<strong>だから、（虚無感から脱する方法は）意思もそうだけど、“他者”じゃないですかね。</strong></p>
<p><strong>――この作品は怖い展開が始まるまでもずっとじわじわ面白くて、特に外での堺の喋り方。マッチングアプリで知り合った女の子と会っている時の喋り方や空っぽな笑い方が、すごく可笑しくて不気味でした。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>嬉しい！　それは初めて言われました。あそこだけ僕がめっちゃ演出してるんですよ。堺は“無”だから、基本的には演出してないんですよね。最初に染谷さんとがっつり話し合っただけで、食卓のシーンとマチアプのシーン以外は何も演出していなくて。</p>
<p>マチアプは外部の象徴なんです。彼の世界ってコンビニしかないから、そこから一歩外に出たとき、むき身の自分で接する方法を知らないんですよ。だから雑誌で学んだ知識とスタンスという防護服を着ていて、女の子と話す時はこう、観葉植物の話を持ち出せばいける、みたいに芝居がかってしまう。堺はずっと一定で愛着を持ちにくいキャラクターなので、彼のそういうキモさ、浅はかさもひっくるめてなんか可哀想だなと思ってもらう、好きになってもらうために演出したシーンでしたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1024x552.jpg" alt="" width="1024" height="552" class="alignnone size-large wp-image-78747" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1024x552.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1536x828.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――細かい話になってしまうんですけど、堺が遊んでいるスマホのアプリゲームって『VOID』のセリフに出てくるハムスターのゲームですよね？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうです(笑)。あれは『VOID』を観てくださった方にちょっと喜んでもらえる要素として入れました。でも意味的にもちゃんと接続してるんですよ。堺は潜在的に“支配したい”欲求がある。植物をゼロから育てるのも、実はその現れで。自分で国を作るみたいなところに憧れがあるんです。そのハムスターがカフェを経営するゲームをやっているのも、権力への固執みたいなのが出ちゃってるっていう。</p>
<p><strong>――このゲームってオリジナルなんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そう、存在しないです。でも『VOID』に出てきたエピソードは実話です。大学の頃にゾンビがカフェを経営するゲームをやってて。３年ぐらい毎日やってて、データが消えたんですけど、なんにも思わなかったんですよ。消えてもなんにも思わないものに３年間を費やしていたのか……っていうのが自分的にかなり喰らっちゃったんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1024x551.jpg" alt="" width="1024" height="551" class="alignnone size-large wp-image-78743" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1024x551.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-768x413.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1536x826.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――染谷さんのあの最初と最後のあの表情が素晴らしいですよね。あれって監督の方からどんな指示を出されたんですか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>やばいですよね(笑)。あの表情はなかなかできない。染谷さんは終始、“ただいるだけ”、“如何に何もしないってことに徹するか”みたいなことをやっていましたね。あのシーンも特に感情とかないんですよ。「何もないです」と言って演出もしていない。ただ“無”を体現してもらっただけ。</p>
<p><strong>――最初と最後で同じ表情をしていると思っていたんですけど、ちゃんと見比べてみたらもう、最後は死体のようというか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうそう、もう一段階進んでいるんですよね。生きてはいないけど世界は続いてしまっているっていう残酷さ。他のキャラクターもある種、意思を持って死に突き進んでいったりとか、死がもたらされたりする……けど、それは自分の意思をフィードバックさせた結果でもある。<strong>それすらないと、どっちつかずの生と死の境にいることになってしまう。</strong>“それが一番辛くないか？”というのを提案したかった映画なので、まさにラストカットはそれを表現できてるのかなという。</p>
<p><strong>――『VOID』も割とその生と死の境目というか、ちょっとテーマが似ているんですかね。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。ポスト『VOID』的な話ですよね。『VOID』ではその諦観というか、他者の死を内面化するまでの話だったから、精神的な続編ではあるのかもしれない。僕はそういうところに興味があるんでしょうね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1024x549.jpg" alt="" width="1024" height="549" class="alignnone size-large wp-image-78744" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1024x549.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-600x322.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-768x412.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1536x824.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『VOID』は男性ブランコの平井さんが出ていて、『チルド』は令和ロマンのくるまさんが出ていらっしゃいますけど、芸人さんをホラーの作品に出演いただく面白さみたいものってあったりするんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>もともと僕は演出家として、人の共通認識を覆すことに興味があって。“この人はこういうキャラクターの人とされているけど、よく見るとこうじゃない？”みたいな。平井さんはもともとプライベートで仲が良くてよく飲みに行くんですけど、めっちゃ性格のいい人なんだけど、ふとした時に禍々しさがあるなって。それを活かせたらいいなと思ってキャスティングさせていただいて。</p>
<p>くるまさんは経歴が自分と若干似ているんですよ。中高が私立の男子校で、慶応大学出て、自分のメインフィールドでもう行くとこまで行っちゃってる。そこの虚無感みたいなものは多分無意識で表現できるだろうって直感的に思ったんですよね。あの人は何でもできちゃうから、これはもう絶対できるだろうと思ってオファーさせていただいたら、案の定想像を超えてきて嫌になりましたね(笑)。マジで何でもできるんじゃん！みたいな。</p>
<p><strong>――『VOID』の平井さんはかなり不気味でしたね。平井さんメインでホラーの作品が作れそうな。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>ポテンシャルありますよね。プライベートは真逆でめっちゃいい人なんですよ。超好奇心旺盛で芯も強いし、大好きな方ですね。</p>
<p>実は『VOID』でカットしたシーンがあるんです。平井さんが演じているあの先生って“秩序の象徴”なんですけど、生徒の靴下の色について指摘するじゃないですか。あの後、職員室のシーンがあって。注意された女の子が反省文を書かされている、その横で平井さんが日誌を見てる。で、女の子の横からブクブクブクブク！って聞こえるんです。で、パッと横を見ると平井さんは日誌を見てる。「どう？」って聞いてくるからまた反省文を書いて。で、またブクブクブクブク！って聞こえるからパッと見る。すると平井さんがコンビニのアイスコーヒーをストローでブクブクブクブク！ってしてる(笑)。そういうシーンがあったんですよ。要は、秩序の象徴みたいな人間もギアが外れて、<strong>“アイスコーヒーの黒い泡がブクブクしてるみたいに厄災がもう爆発寸前だよ”</strong>っていうイメージとして入れたんだけど、シーンとしてあまりにも強すぎちゃって。めっちゃ怖いんですよ(笑)！　主人公の感情の導線が１回キャンセルされちゃうので、やむなくカットしたんですけど。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79028" srcset="https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1536x1025.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>画像：『VOID』より</small></p>
<p><strong>――『VOID』も『チルド』もホラー作品ですけど、ホラーのルーツは？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>僕は高校生ぐらいのころが一番シネフィルで、死ぬほど映画を観ていたんですけど、当時は正直あんまりホラーは観てなかったんですよ。<strong>でもホラー映画で好きなのはやっぱり黒沢清大先生ですね。</strong>静謐で論理的なんだけど、どこかのタイミングですごい飛躍していて、気付いたらもう黙示録的なことになっちゃってて手遅れ、みたいなムードがすごく好きで。僕は因果応報とかヒトコワ的なものに対しては懐疑的なんですよ。“結局いちばん怖いのは人間だ”みたいなことも。『チルド』は一見そう見えるかもしれないけど、どっちかというと、<strong>システムそのものとか不条理な何かや大きなルールみたいなものに人間がなすすべなく蹂躙されていく</strong>っていうのが好きで。その根底にあるのがやっぱり『回路』とか『CURE』だなと思うんですよね。</p>
<p><strong>――黒沢清監督の作品は私も好きなんですけど、好きな人が多い割には、Ｊホラーであの匂いを感じさせる作品ってそんなに出てきていないような気がしています。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。邪推かもしれないけど、“怖がる対象”を登場させる作品が多いですよね。そういう面白さもあると思うんですが、僕は単に幽霊や象徴的なキャラクターが登場する作品にあんまり怖さを感じなくて。僕は“怖がる対象がない”、“現実世界がむしろ怖い”みたいなことに興味があるので、そっちを粛々と頑張っていきたいなとは思います。映画館を出てからが本番みたいなホラーを作りたいんですよ。<strong>映画を観終わった後に、「やだな、コンビニ行きたくねえな」と思ってしまうような呪いをかけたい。</strong>そういう感想がいちばん嬉しいです。</p>
<p><strong>――今後もホラーを撮ってくださるんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>はい。もういくつか動いていて。やっぱり本業のCMディレクターだとネガティブなものを描きにくい部分があるので、映画作る時はやっぱりホラーがいいなっていうのはずっと思っています。</p>
<p><strong>――ちなみに黒沢清監督以外にもルーツってあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>山下敦弘監督ですね。『リアリズムの宿』はすごく原体験として残ってる。CMの仕事ではモロに影響を受けていて。スタティックな会話劇を作っているんですけど、しょうもなさとか気まずさみたいなものをじっと見据える感じが根底にありますね。</p>
<p>あとは北野武監督。死生観とかあっけない感じとかはすごくインスパイアされてると思う。めちゃくちゃおこがましいけど、北野監督の破滅的な感じって、なんか分かる気がするんですよ。失敗したいんじゃないかな、恥かきたいんじゃないかな、みたいな。そう感じるんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-78755" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『チルド』</strong><br />
2026年７月17日(金)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/j0eDXiLpVOA?si=P1_pZcc-hlMf7d55" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>(C)『チルド』製作委員会 （NOTHING NEW・東北新社）</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>サリー・ホーキンスの恐ろしいまでの役作り、ゴアシーンの裏側　『ブリング・ハー・バック』監督コンビインタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Jul 2026 10:29:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ダニー＆マイケル・フィリッポウ]]></category>
		<category><![CDATA[ブリング・ハ ー・バック]]></category>

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		<description><![CDATA[人気YouTuberという経歴を持つ双子の気鋭監督ダニー＆マイケル・フィリッポウ。現代的降霊会ホラー『TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー』(2022)で鮮烈なデビューを飾った彼らの、長編２作目となる『ブリング・ハー [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-1024x724.jpg" alt="『ブリング・ハー・バック』ポスター、ダニー＆マイケル・フィリッポウ監督" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-81014" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-600x425.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>人気YouTuberという経歴を持つ双子の気鋭監督<strong>ダニー＆マイケル・フィリッポウ</strong>。現代的降霊会ホラー<strong>『TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー』</strong>(2022)で鮮烈なデビューを飾った彼らの、長編２作目となる<strong>『ブリング・ハー・バック』</strong>がいよいよ公開だ。</p>
<p>本作では、父を亡くしたティーンエイジャーの兄妹が、里親のもとで味わう思いもよらぬ恐怖が描かれる。兄のアンディは、里親ローラのどこか不自然な振る舞いや、同居する謎の少年オリバーの存在に警戒心を抱く。一方ローラはそんな彼の態度に気付きつつも、ある“儀式”の準備を進めていた……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81017" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>優しさの奥に底知れぬ恐ろしさを秘めた里親ローラを演じるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス。妹想いで繊細な兄アンディを演じるのは、国際エミー賞男優部門を最年少で受賞した経験のあるビリー・バラット。視覚障害を持つ妹パイパーを、自身も視覚障害者で演技初経験となるソラ・ウォンが演じている。</p>
<p>監督のお二人にインタビューを敢行。本作と前作との共通点や、サリー・ホーキンスの驚異的な役作り、必ず脳裏に焼き付くであろう“ナイフのシーン”の裏側などについて語ってもらった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81027" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『トーク・トゥ・ミー』に続いて、“死者との再会”や、そのための“儀式”といった要素が登場しますね。異なるアプローチでそれらを掘り下げようとしていたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>そうそう。『トーク・トゥ・ミー』と『ブリング・ハー・バック』は同時に制作を進めていたんです。それでたくさんの共通点があって、それぞれが同じテーマを異なる角度からより深く掘り下げる形になった。そのとき僕たちが何を経験していたかが作品全体に色濃く反映されているんです。『トーク・トゥ・ミー』のときにも、『ブリング・ハー・バック』のときにも、大切な人を亡くす経験をした。結局のところ、どんな話を書くにしても、<strong>その時の自分の状況や経験というものが自然と脚本に滲み出てくるもの</strong>なんだと思う。</p>
<p><strong>――二作目の長編映画となりますが、前作での経験を踏まえて、クリエイティブ面でどんなことを意識していたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>『トーク・トゥ・ミー』はすごくいい経験になったんだよね。サウンドミックスについてたくさんのことを学べたから、それを今回の映画に取り入れたかった。ドルビーアトモスなら、音をサラウンドに配置したり、天井に配置したりできるんですよ。<strong>今回の作品は円形のモチーフがキーになっているけど、サウンドデザインでもそれを表現しているんです。</strong>人々の周りを音がぐるぐると回り、天井から雨が降ってくるようにしたから、観客はまるで上から雨が降り注いでくるような感覚を味わえると思う。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>音楽についても、『トーク・トゥ・ミー』では選曲が後回しになっていて、本当にギリギリのところまで持ち越してしまっていた。だから『ブリング・ハー・バック』では最終草案を書いている最中に音楽の作曲を進めていたんです。<strong>完成した映画ではなく、脚本に基づいて音楽を作るという点も今回の重要なポイントになったと思う。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81025" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>信頼できない“大人”の怖さ</h3>
<p><strong>――里親のローラは明るく愛情深く見える人物でありながら、ゾッとするような無神経さや攻撃性を秘めています。彼女のキャラクター造形においてヒントになったものはありますか？　この人物像をどのように掘り下げていったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>子供の頃に経験したことがベースになっているんです。<strong>大人や保護者であるはずの人物が、善意とは言い難い意図を抱いているのに気付くことがあって。</strong>そういうとき、子供はちょっと微妙な立場に置かれることになるよね。パイパーやアンディも同じなんです。<strong>大人の言うことを聞くべきなんだけれど、その相手には裏の意図がある。</strong>それは本当に恐ろしいことだと思う。だからこそ、この映画のテーマとしてしっくりきたし、ぜひとも掘り下げてみたかったんです。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>ローラは、悲劇が起こる前は愛情深い素敵な人だったんですよ。<strong>彼女は児童心理学者として学んだスキルがある。それを、子供を精神的に追い詰めて“壊す”ために使っているんです。</strong>アンディという人間を内側から崩していくために、そのスキルを悪用しているんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1024x662.jpg" alt="" width="1024" height="662" class="alignnone size-large wp-image-81021" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1024x662.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-600x388.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-768x497.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1536x994.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ローラを演じたサリー・ホーキンスの怪演は凄まじかったですね。彼女はどのように役作りをしていたんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>もう～すごかったよ！(笑)　<strong>彼女はずっとローラになりきっていて、セットではローラの服装でずっと過ごしているし、ローラとして買い物に行ったり、ローラとして日記を書いていたり……。</strong>役をとにかく徹底的に掘り下げる、素晴らしいパフォーマーでした。撮影が終わったあと、毎日彼女から何千通ものテキストメッセージが届くんです。そこにはたくさんの質問や、その日の振り返り、自分の役柄の現在の立ち位置についての考察が書かれている。あんな関係性を築けることはこれまでになかったし、本当に最高の体験だった！</p>
<p><strong>マイケル：</strong><strong>僕たち二人は映画と映画にまつわるあらゆるものに夢中だから、サリーのように同じ情熱を持つ人に出会えたのがすごく嬉しかったんですよね。</strong>彼女の感性にどっぷりと浸かることができたしね。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>うんうん。今でも彼女と友人としてメッセージのやり取りを続けていて、すごくいい関係ですよ！</p>
<p><strong>――パイパー役のソラ・ウォンは演技経験がなかったと知って驚きました。とてもそうは見えなかったです。オーディションで彼女の秘められた才能に気付いたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>そう、オーディションで彼女がパイパーだと確信したんです。即興で演技をしてもらったんだけど、彼女に説明したのは「父親が死んでいるのを発見した時、兄が助けてくれなかった」という状況だけ。与えた指示はそれだけなに、彼女はすっかりその状況に完全に没入して、見事な演技を披露してくれたんです。<strong>その演技はめちゃくちゃ繊細で、リアルで、完全にホンモノだったんです。</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>それに、彼女が演技に慣れていく過程も本当に素晴らしかった。最初はカメラを怖がってたんですよ。カメラの前で歌ったり、泣いたりするのが怖いって。でも撮影が終わる頃には声を張り上げて歌い、指示通りに泣いて、まるでハリウッドの俳優のようでした。最高な彼女と一緒に仕事ができて本当に良かった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81022" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――オリバー役のジョナとアンディ役のビリーも素晴らしい存在感でした。彼らと仕事をした印象や、お二人から見た彼らの魅力について教えてください。</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>ジョナは身体表現がめちゃくちゃ素晴らしいパフォーマーなんです。オーディションでやってもらったのはセリフのないシーンだったんだけど、彼はものすごく感情豊かな表現をしてくれた。ご両親が俳優で、役作りでもサポートをしてくれていたみたいですね。それと彼は実生活でキックボクサーでもあって、試合にも出場しているんです。だからこそハードな特殊メイクにも耐えられたし、スタントもこなせる身体能力の高さがあった。そしてビリーは繊細で素晴らしい俳優だと思う。彼が初めて演技をした時の年齢と、妹役のソラの年齢が同じだったこともあって、撮影中、実際に彼女のお兄さんのような存在として接していたんですよね。彼も共感力がある素晴らしいパフォーマーなんです。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>何年か前に『Responsible Child』(2019)という映画でビリーの演技を見て、その素晴らしさに圧倒されたんです。ずっと一緒に仕事がしたいと思っていたから、今回こうして実現できたのは本当に嬉しかった！</p>
<h3>個人的な恐怖の反映</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81019" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――オリバーがナイフを手にするあのシーンは観客の語り草となりそうですね。撮影時のエピソードはなにかありますか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>（満面の笑み）</p>
<p><strong>ダニー：</strong><strong>ゴアなシーンを撮るのはいつだって最高に楽しいね！</strong>　あのシーンはやっぱり撮影していて一番面白いシーンだった。撮り方を何通りも試したんです。マイケルが買ってきた小道具用のスポンジ製のナイフを使ったり、頭部の模型を作ってそこに本物のナイフを突き刺して唇を切るような演出をしたり。こういうアイデアを考えるのが本当に楽しいんです。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>劇中で聞こえるあの音なんだけど……最初の効果音の段階ではどうもしっくりこなくて。<strong>実際にナイフを口に入れて噛んでみたんです。</strong>そうしたらそれがやっぱり一番リアルだった。その音をそのまま映画に使ったから、<strong>皆さんが聞くことになるのは実際に僕がナイフをガジガジ噛んでる音だよ(笑)。</strong></p>
<p><strong>――作品においてご自身の個人的な恐怖が反映されている部分はありますか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>そう、いつもそうなんだよね。ホラーというジャンルが世界中で共感を呼ぶ理由はまさにそこにあると思う。つまり、自分自身の個人的な“恐怖”を表現するということ。些細なことでもいいんです。例えば、<strong>ナイフや金属が歯に当たる感触や音を想像するだけで、僕はゾッとしたり、たまらなく嫌な気分になったする。</strong>そうした感覚を映画の中にうまく組み込んでいくのも一つの例だと思う。他にも色々あるけど、<strong>終わりのない悲しみの連鎖</strong>という概念も僕にとってはすごく恐ろしいこと。友人たちが、本当にトラウマになるような喪失を経験するのを目にしてきたから。結局のところ、<strong>自分が一番怖いと感じるものを表現する、</strong>ということに着地するんだと思う。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81026" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ホラー映画が続いていますが、今後ホラーのサブジャンルで作ってみたいものは？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>ホラーじゃなくてゴメンだけど、いつかアクション映画を撮ってみたいっていう夢があるね！(笑)　これは間違いなく「死ぬまでにやりたいことリスト」に入ってる。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>それとドキュメンタリーもリストに入れていたけど、実はつい最近一本作ったから、リストからは外れたね(笑)。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>ホラーだったらそうだな……<strong>アイコニックなモンスターを生み出したい！</strong>　モンスター映画を自分なりの解釈で撮る、フレディ・クルーガーのようなキャラクターを自分で生み出す……そういうことに挑戦するのは、間違いなく「やりたいことリスト」に入っていますね！</p>
<p><strong>『ブリング・ハー・バック』</strong><br />
７月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開</p>
]]></content:encoded>
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		<title>【インタビュー】１本の映画にどれだけモンスターを詰め込めるか？　『デスストーカー』コスタンスキ流ファンタジーの作り方</title>
		<link>https://horror2.jp/80843</link>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 10:30:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[スティーヴン・コスタンスキ]]></category>
		<category><![CDATA[デスストーカー]]></category>

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		<description><![CDATA[ロジャー・コーマン製作の『勇者ストーカー（Deathstalker）』を、『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督がリブート。自身初のファンタジー映画『デスストーカー』が、パペットホラーにオマージュを捧げる『 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-1024x723.jpg" alt="" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-80851" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ロジャー・コーマン製作の『勇者ストーカー（Deathstalker）』を、『サイコ・ゴアマン』の<strong>スティーヴン・コスタンスキ監督</strong>がリブート。自身初のファンタジー映画<strong>『デスストーカー』</strong>が、パペットホラーにオマージュを捧げる<strong>『フランキー・フリーコ』</strong>と同時公開中だ。</p>
<p>デコラティブなモンスターがこれでもかと登場し、血もユーモアもたっぷり。どこまでもコスタンスキらしいテイストが味わえる本作。原作モノを手掛けるにあたってどんなコンセプトで臨んだのか？　低予算でいかにファンタジーの世界を作り上げたのか？　愛すべき本作について、オンラインでお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80852" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>なぜコスタンスキ映画は“誰もが楽しめる”のか？</h3>
<p><strong>――もともと原作には思い入れがあったんですか？</strong></p>
<p><strong>スティーブン・コスタンスキ監督：</strong>もちろん『デスストーカー』自体も好きだったんですが、新しいジャンルへの挑戦に一番ワクワクしたんです。ファンタジーはやったことがなかったし、そのジャンル自体のファンでもあります。10代の頃、ビデオ店で『デスストーカー』シリーズを借りて観ていましたから、作品には馴染みがありました。一番好きなのは２作目でしたね。でもやはり、自分自身のファンタジー映画を作れるという点が一番楽しみなポイントでした。</p>
<p><strong>――すでにある世界観を自身の手で再構築する上で、念頭に置いていたコンセプトや目標はあったんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>僕が重視した主なコンセプトは、<strong>「小さな状況に置かれた小さなキャラクターたちの視点から、壮大なファンタジー映画を描く」</strong>ということでした。だから、壮大な出来事は常に画面の隅や背景に映るようにしたかったんです。『プライベート・ライアン』からも少し影響を受けています。周囲で戦争が繰り広げられる中、はみ出し者たちの集団が旅していくという構図に惹かれたんです。そこでは、すべてを見渡すような神の視点ではなく、あくまで“地上”にいるキャラクターたちと同じ目線で物語が展開する。常にキャラクターたちと共に、地に足をつけているような感覚ですね。予算的な事情もあったけれど、何よりそうした視点からファンタジーを描くのが面白いと思ったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80853" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――私はもともとファンタジー映画があまり得意ではなくて。そのジャンルの色んな前提に慣れていないと世界観についていけない感覚があったんです。ですが今回の『デスストーカー』はずっと楽しくて、全く置いていかれない、のめり込んで観てしまう感じがありました。コスタンスキ監督はジャンルの初心者にも楽しんでもらうような意識で作品を作っているんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>僕はビジュアルを重視する監督で、モンスターや幻想的な世界を創り出すことが大好きです。映画作家としては、理屈や頭で考えるよりもむしろ、心で物事に向き合っているんだと思います。例えば、ファンタジー世界の細かな設定や、悪役とヒーローの複雑な駆け引きといったディテールには、それほど惹かれません。そうした細部にはあんまり興味がないんです。<strong>僕が関心を抱くのは、あくまで“人間”であり、壮大な状況が個々の人々にどのような影響を及ぼすかという部分です。</strong>より人間味のある視点からアプローチしているからこそ、作品に魅力が生まれるのだと思います。</p>
<p>僕自身、映画に求めているのはそういう部分ですし、お気に入りの映画もみんなそうです。例えば、オリジナルの『スター・ウォーズ』にしても、宇宙を舞台にした壮大なスペース・オペラでありながら、その本質は極めて人間的な物語ですよね。だからこそ、誰もが楽しめる作品になるのだと思います。独自の世界観や設定の細部にこだわりすぎて、どこか無機質でとっつきにくくなってしまう他のジャンル映画とは、そこが違うのかなと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80870" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1.jpg 1691w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>低予算でいかにファンタジーの世界観を作るか</h3>
<p><strong>――なるほど、すごく納得しました。ファンタジー映画を撮りたかったとおっしゃっていましたけど、ファンタジーとなると世界をまるごと作らなくてはならないですよね。かなり大変だったのでは？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>本当に限定的な予算で『デスストーカー』の世界観を構築しなければならなかったので、とてもシビアな挑戦でした。80年代のファンタジー映画はアルゼンチンやヨーロッパで撮影されていますが、僕たちの撮影地はカナダ北部だったんです。撮影に使えるような古い城がほとんどないんですよ。ファンタジー作品らしいロケーションがなく、使えるのは採石場や森といった場所でした。なので、この映画の舞台を<strong>“戦争によって荒廃した殺風景な土地”</strong>として描くという方向性にしました。でも同時に、ファンタジーならではの壮大な映像体験も届けたかった。<strong>そこで、世界観をより大きく見せるために、昔ながらの手法を積極的に取り入れました。マットペインティングやミニチュアなどですね。</strong>実際のロケーションにファンタジー的な要素を加えて、より魅力的な映像に仕上げられたと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80855" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』のときに「たくさん怪人が出てくるから作るのが大変だった」とおっしゃっていましたけど、今回の作品ではそれをさらに上回る数のモンスターたちを登場させていますよね。ご苦労のほどはいかがだったでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>そうなんですよ、『サイコ・ゴアマン』での教訓は活かされませんでした(笑)。むしろ、あえて自分に負荷をかけていたかもしれません。だって、そういう挑戦が大好きなんですから。<strong>“１本の映画にどれだけのモンスターを詰め込めるか”を考えるのが好きだし、それが自分の専門であり、得意分野なんです。</strong>この映画に出てくるモンスターは素晴らしいチームのみんなと作ったんだけれど、私自身も造形や塗装、製作といった作業の多くに携わっています。映画を作るのと同じくらい、モンスターを作るのが大好きなんです。どれだけ大変な作業になっても、モンスターが満載の映画を作るというのは、私にとって常に最高のシチュエーションなんですよね。</p>
<h3>お気に入りのキャラクター</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1024x672.jpg" alt="" width="1024" height="672" class="alignnone size-large wp-image-80882" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1024x672.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-600x394.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-768x504.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1536x1008.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真　ドレダイトの頭部を作っているコスタンスキ監督</small></p>
<p><strong>――場面が切り替わるときに端っこにいるカエルも魅力的でしたね。普通のカエルじゃなくて、牙の生えた“この世界”のカエルというのがとても楽しくて。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>みんなあのカエルは気に入ってくれますね(笑)。『デスストーカー』の世界には悪意のあるクリーチャーばかりではなく、他にも奇妙なクリーチャーが存在していることを示唆したかったんです。実は『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のちょっとしたオマージュでもあるんです。ジャバ・ザ・ハットの宮殿の外に、一瞬だけ奇妙なカエルが登場するんですよ。あれをやりたかったんです。</p>
<p><strong>――ご自身が特に気に入ってるキャラクターはいますか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>どれも気に入ってるんですよね。毎日違うけど、今日の気分で選ぶなら<strong>“スカラバス”</strong>かな。彼はサイクロプス（単眼の巨人）のミイラ版といった感じのキャラクターなんです。僕自身ミイラが好きだし、映画にミイラを登場させる良い口実にもなりましたから。それに、90年代に短期間だけ放送されていたアニメ作品へのちょっとしたオマージュでもあるんです。『Mummies Alive!』という番組で、いわばミイラ版『ミュータント・タートルズ』のような作品でした。あのキャラクターたちを少し意識しているんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80868" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1536x920.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1.jpg 1709w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>コスタンスキ監督のお気に入り、スカラバス</small></p>
<p><strong>――『フランキー・フリーコ』のときのインタビューで“おもちゃが欲しくなるキャラクター”を想定してデザインするとおっしゃっていましたが、おもちゃが欲しいキャラクターは？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>難しい選択ですね！　シリーズで全部揃えたいので(笑)。でも特に<strong>“ドレダイト”</strong>はフィギュアにしたらすごくカッコいいんじゃないかと思います。赤い鎧をまとった、悪役の手下のような連中ですね。特撮に出てくる怪人のような、大胆な色使いが特徴で、フィギュアに落とし込んだらすごく映える気がするんですよ。いっそのこと、自分で作ってみようかとも思っています。絶対にカッコいいものができると思うので。</p>
<p><strong>――ドレダイトはカッコよかったですね。私はドゥーダッドもお気に入りなんですが、あのキャラクターは何がインスピレーションになってるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>色んなところからインスピレーションを得ているキャラクターなんです。80年代の『マスターズ・オブ・ユニバース（マスターズ 超空の霸者）』のグウィルダーに結構似ているかも。『スター・ウォーズ』のヨーダと比較する人もいますが、個人的にはむしろパロディ映画の『スペースボール』のヨーグルトのほうに近いと思います。それが彼のデザインのインスピレーションの一つになったのかもしれません。</p>
<p>ゴブリンの相棒というのはファンタジー作品では定番のキャラクターなので、自分なりの解釈で表現してみたかったんです。これはちょっとした豆知識ですが、<strong>ドゥーダッドの手を作る時間がなかったので、数年前に作った映画『レプリコーン・リターンズ』でレプリコーンに使った手やグローブをそのまま使っているんですよ。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80854" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2.jpg 1700w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>アストロン６のメンバーとの撮影は「いつだって素敵なこと」</h3>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』や『フランキー・フリーコ』もそうですが、アストロン６のメンバーのコナー・スウィーニー、アダム・ブルックス、マシュー・ケネディが本作にも出演していますよね。彼らに本作の話をした時、どんな反応を示していましたか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>みんな、ある種の感慨深さを感じていたと思います。というのも、<strong>私たちが初期に一緒に作ったものの一つに『Goreblade』という短いウェブシリーズがあって、『デスストーカー』のパロディのような作品だったんです。</strong>それから何年も経って、実際に『デスストーカー』の映画を制作することになった。それで彼らに出演のオファーをするというのは、私たち全員にとって、どこか非現実的で不思議な感覚を覚える体験だったんです。彼ら全員に出演してもらうことは、僕のこだわりでした。彼らは観客を楽しませてくれる存在だし、才能ある友人たちを自分の映画に起用できるのは素晴らしいことです。それに撮影現場に友人がいてくれるというのは、いつだって素敵なことですからね。</p>
<p><strong>――彼らの役柄は彼らが演じるのを想定して当て書きするのですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>実際にキャスティングできるかどうかには様々な要因が絡んできますが、多くの場合は「彼らが出演できますように」という願望を込めて書いていますね。「この役はアダムにぴったりかも」「酒場にいるこのお調子者の役は、マシューならうまく演じられそうだな」といった具合に、彼らの顔を思い浮かべながら。ハルガン王子については、間違いなくコナーをイメージしていました。“気取った王子様”というか、ちょっと鼻持ちならない王子様のような感じを想定していて、彼にぴったりですよね。脚本家や監督として、すでに親しい間柄で、その人の癖や雰囲気をよく知っている俳優を念頭に置いて書くというのは、間違いなくプラスになります。シーンの展開や、どんな楽しい瞬間を作れるかといったアイデアの助けになりますから。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80875" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1.jpg 1707w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――今回の作品はシリーズ化にぴったりですよね。作り手として続編を作りたいという想いはあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>ぜひ作りたいですね。ただ、いつものことですが、結局は資金の問題になってしまうんです。『デスストーカー』も『サイコ・ゴアマン』も『フランキー・フリーコ』も『ザ・ヴォイド 変異世界』も、僕が手がけた作品はどれも続編を作るのにうってつけの題材ばかりなんですけどね。何しろハリウッドは、企画を立ち上げるのが難しい場所です。最後は必ず「投資家にとって金銭的な魅力があるか」という点に行き着いてしまう。</p>
<p>あまり期待しすぎないようにはしていますが、でも『デスストーカー』の続編はぜひ作りたいと思っています。デスストーカー役のダニエル・バーンハードも100％乗り気なんです。彼はあのキャラクターをとても気に入っていて、今や彼自身が“デスストーカーそのもの”と言えるくらいですよ。<strong>この世界観を広げるきっかけがあれば最高ですし、追求できる続編のアイデアも山ほどあるんです。</strong></p>
<p><strong>『デスストーカー』</strong>公開中</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Kp-ll_rdXcQ?si=zWSezzMhKquzRHQ8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>© 2025 HANGER 18 DEATHSTALKER MOVIE INC.</p>
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		<title>【インタビュー】“高尚なホラー映画”ばかりじゃつまらない！　レトロなハチャメチャパペット映画『フランキー・フリーコ』が生まれた理由</title>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 03:19:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[スティーヴン・コスタンスキ]]></category>
		<category><![CDATA[フランキー・フリーコ]]></category>

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		<description><![CDATA[怪しい深夜CMを見て電話をかけたら、パーティー野郎のクリーチャーがやってきた!?　『ザ・ヴォイド 変異世界』『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督が初めて挑んだパペット映画『フランキー・フリーコ』が現在公開 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-1024x723.jpg" alt="『フランキー・フリーコ』スティーヴン・コスタンスキ監督インタビュー" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-80827" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>怪しい深夜CMを見て電話をかけたら、パーティー野郎のクリーチャーがやってきた!?　『ザ・ヴォイド 変異世界』『サイコ・ゴアマン』の<strong>スティーヴン・コスタンスキ監督</strong>が初めて挑んだパペット映画<strong>『フランキー・フリーコ』</strong>が現在公開中だ。</p>
<p>昨年しれっと日本に来ていたコスタンスキ監督に、本作について直接お話を聞く機会を得た。なぜ今パペット映画に挑戦するのか？　レトロな作風の裏にどんな想いがあるのか？　謎の深夜CMの元ネタは？　エヴァンゲリオンのパーカー（結構着込んでいる）をお召しになった素敵なオタクスタイルのコスタンスキ監督に、色々とお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79729" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main.jpg 1680w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>色んなホラー映画があってほしい</h3>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』の公開の際に日本にいらして、上映館で舞台挨拶やサイン会をしましたよね。日本のファンと沢山接したと思いますが、その時の心境はいかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>スティーヴン・コスタンスキ監督：</strong>最高の気分でしたね。日本の観客のリアクションと、彼らに受け入れてもらえた様子をこの目で見られて感無量でした。<strong>日本のメディアやカルチャーに親しんで育った僕にとって、大きな意味があることだったんです。子</strong>供の頃に好きだったものがフィルムメーカーとしての自分を形作っていて、その結果として日本の観客を楽しませることが出来たわけですから。本当に感慨深い体験でした。</p>
<p><strong>――コスタンスキ監督が本作について「この映画はA24のシリアスすぎるホラー映画に対する反論だ！」とコメントされていて。それがすごく可笑しくてワクワクしたんですけれど、その裏にはどういう想いがあったんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>少なくとも北米ではホラー映画は確かに素晴らしいし、僕が好きになる傑作もたくさん公開されています。でも、昔の映画のような多様性ってもう無くなっている気がするんです。<strong>子供のころビデオ店のホラーコーナーに行くと、ある棚には『エクソシスト』が、別の棚には『グーリーズ３』が並んでいた。ああいう光景が恋しいんです。</strong></p>
<p>僕は映画にバラエティがほしいんです。今のジャンル映画は……あえてこういう言い方をするけれど、<strong>みんな同じ“高尚なホラー映画”というものを追い求めているように感じます。</strong>そうした映画も悪くないけど、毎日『ヘレディタリー 継承』を観たいわけじゃない。『ヘレディタリー 継承』を観たかと思えば、『死霊のはらわた』も観たいし、それから『ゴーストバスターズ』や『テラービジョン』を観る日もあってほしい。僕にとっては、何よりもそうしたバラエティがあってほしいんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1024x615.jpg" alt="" width="1024" height="615" class="alignnone size-large wp-image-79736" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1024x615.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7.jpg 1663w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>監督がこだわる“ハンドメイドの質感”</h3>
<p><strong>――80年代を思わせる作風が定着していますが、CGをふんだんに使ったリアルな映像に慣れている今の世代にも、過去の映画技術の魅力を伝えたいという想いがあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>ホラーであれSFであれファンタジーであれ、ジャンル全般において、本当に成立させるにはリアリティが必要だと思います。若い観客たちはそれを理解していると思いますし、実際、最近の多くの映画ではリアリティを重視する傾向がありますよね。ただ、こういうものは流行の波があるもので、以前はすべてがCG一色だった時期もありましたが、今はその段階を少し脱しているように感じます。</p>
<p><strong>若い人たちは“良い作品”がどこにあるかをしっかり見極めていると思うんです。だから、僕のようなスタイルの映画には、このジャンルにおいて常に居場所があるだろうと確信しています。</strong>なぜかと言えば、ホラー映画やジャンル映画は昔からそうだったから。常に、実写の特殊効果、実際のセット、本物の俳優が重視されてきました。VFXも確かに使えるツールの一つだけれど、結局のところ実写のリアリティに帰着するのだと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-1024x552.png" alt="" width="1024" height="552" class="alignnone size-large wp-image-80849" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-1024x552.png 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-600x324.png 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-768x414.png 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2.png 1342w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真　コスタンスキ監督とフリーコたち</small></p>
<p><strong>――今回、そういったスタイルの中でもパペットを使った映画に挑戦しようと思ったのは何故だったのですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>アイデアの一部は『サイコ・ゴアマン』を作っているときに生まれました。あの映画のクリーチャースーツは本当に手間がかかったんですよ。メイクを施した俳優がスーツの中に入るわけですが、スーツを着せる時間、スーツの手入れをする時間、そして脱がせる時間が必要になります。そこで考えたのが、「パペットを使えばもっと簡単に映画を作れるんじゃないか？」ということ。実際にはまったくそうではなかったんですけどね！</p>
<p>そもそも僕はパペットを使った映画が大好きなんです。<strong>現代の映画ではあまり見かけなくなってしまったけれど、あれは一つの芸術様式だと思います。CGでは、映画におけるハンドメイドの質感の代わりにはなり得ない気がするんですよね。</strong>だからこそ、昔ながらのスタイルに立ち返りたかった。それに僕はチャールズ・バンドの映画の大ファンでもあります。『グーリーズ』や『パペット・マスター』シリーズ、フルムーン・ピクチャーズ、エンパイア・ピクチャーズの作品をよく観ていました。今回の作品では、そうした映画の技法を再現したかったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79733" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4.jpg 1685w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>パペット映画の技術を「一から独学で学んだ」</h3>
<p><strong>――人間にクリーチャースーツを着せるより、パペットを使うほうがむしろ大変だったんですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>そうなんです。なにしろ、すべてが初めてだったから。これまでパペット映画を作ったことがなかったので、パペットに命を吹き込む方法を一から学ばなければならなかったんです。アニメーションの作り方やケーブルの仕組み、アニマトロニクス……独学で技術を習得しながら手探りで進めていきました。なので本当に難しかった！　作りながら多くのことを学べたけれど、思い通りにいかないこともたくさんありました。スケジュールもタイトでしたしね。パペットにまばたきをさせたり、目を動かしたりするためだけに、夜遅くまで作業しなければならないこともありました。</p>
<p><strong>――過去のどんなパペット映画からインスピレーションを得たんでしょうか？　好きな映画に使われている技術に挑戦してみることで、新たな発見や感慨はありましたか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>子供の頃に観ていたパペット映画にはとても影響を受けましたね。『グーリーズ』『グレムリン』『パペット・マスター』、特に『グレムリン２』は今回の作品にとって大きな影響源でしたし、『グーリーズ３』の影響も大きかったですね。実際、クラシックなホラー映画の中でその精神を再現しようとしたという点では、『グーリーズ３』が最も大きな影響を与えてくれたかもしれません。</p>
<p>パペットを使った撮影は、うまくいったときは楽しいし、うまくいかないときは本当にイライラするって感じでしたね。でもセットで撮影している時に、パペットが思いがけない動きをする瞬間は最高でした。<strong>パペッティアたちが予想外の動きをさせてくれて、モニターでそれを見ていると笑ってしまうんです。そこには強烈な喜びがあって、苦労するだけの価値があるなと思いましたよ。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79731" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2.jpg 1694w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――深夜CMの有料電話でフリーコたちがやってくるというアイデアはどこから来たんですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>日本にあるかは分からないけど、北米には「1-900」で始まる有料の電話番号があるんです。クレジットカードなんかで料金を支払うんですけどね。多くはテレフォンセックスのようなものだったんですが、なかには占いとか、すごくヘンテコなものもあったんですよ。「あなたの犬が前世でどんな有名人だったか」や、「エルヴィス・プレスリーはまだ生きているか」を教えてくれるとかね。そのなかに、パペットが電話に出て、彼らと話ができるものもありました。<strong>「もしその番号に掛けて、電話に出たのが小さなゴブリンみたいなやつだったらどうなるんだろう？」</strong>というのがアイデアの原点です。同時に<strong>『死霊のはらわた』的な、一人の男がたくさんのモンスターと戦う、閉鎖空間を舞台にしたホラー・コメディ</strong>を作りたかったのもあります。そこから徐々に発展していってこの映画のプロットが生まれたんです。</p>
<p><strong>――３人のフリーコたちのキャラクターデザインや属性はどういう風にイメージを作っていったんでしょうか。ボインクは特に可愛かったですね。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>シャバドゥー♪（ボインクの真似）　僕がキャラクターをデザインする時は、まずおもちゃをイメージするんです。<strong>もし自分が子供だったら、このおもちゃを手に入れたいと思うかどうかをまず考える。</strong>ボインクの場合は、メカニックでありながらサイボーグでもあるという感じ。基本的には、それぞれのキャラクターに何らかの特徴や役割を持たせるようにしています。サイボーグ、カウボーイ、パーティー好き、ギャングスタ風のロボット……といった具合にね。それぞれに明確な“売り”があって、それがデザインの方向性を決めているんですよ。</p>
<p><strong>『フランキー・フリーコ』</strong>公開中</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79735" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6.jpg 1680w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_h-GSVQi9XI?si=JM-P-EG6p9ZU-5Ni" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
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