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	<title>ホラー通信インタビュー &#8211; ホラー通信</title>
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	<description>日本で観られるホラー・スリラー・カルト映画の最新情報、ホラー系イベント＆エンタメニュースをお届けします。</description>
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		<title>映画『氷血』北山宏光＆加藤千尋インタビュー　ホラー作品初挑戦で見えたもの</title>
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		<comments>https://horror2.jp/81265#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 23 Jul 2026 01:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>藤本エリ</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[氷血]]></category>

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		<description><![CDATA[雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の平穏な日常が突如“白い怪異”に侵されていく《侵蝕感》ホラー『氷血』が公開中です。 【ストーリー】幼い息子・晶を連れて、豪雪地帯にある夫の実家に移住した稔(北山宏光)と悠希(加藤千尋)の夫 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-full wp-image-81267" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683-1-768x512.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/533F154F-82E8-4FC3-AF82-3E39F2775B6D-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731193" /><br />
雪に閉ざされた世界を舞台に、家族の平穏な日常が突如“白い怪異”に侵されていく《侵蝕感》ホラー『氷血』が公開中です。</p>
<p><!-- orig { --><center><iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/y-JbqxYYoYs?si=02RNQAUPufG_sy-v" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></center><!-- } orig --></p>
<blockquote><p><strong>【ストーリー】</strong>幼い息子・晶を連れて、豪雪地帯にある夫の実家に移住した稔(北山宏光)と悠希(加藤千尋)の夫妻。穏やかな日常を願った二人だったが、認知症の父・茂は、なぜか悠希にだけ激しく怯え、亡き妻の名を叫ぶ。ある朝、茂は異常な姿で怪死する――その瞬間を境に、家族は疑念と恐怖に苛まれ、やがて、家の中には不気味な“白い女”が次々と現れ、日常を侵していく―稔は気が触れたかのように、“白い女”の絵を描き続け、幼い晶の目には母の姿が次第に“別の何か”へと映りはじめ、家族は一人、また一人と壊れていく――。雪の結晶に魅入られ、理性を失った稔、侵蝕される悠希、そして危険にさらされる晶。これは、呪いか、幻想か、それとも現実なのか。雪原が鮮血に染まるとき、未知の“白い恐怖”が姿を現し、残虐に暴走するー</p></blockquote>
<p>本作の主演を務めた北山宏光さんと、加藤千尋さんにお話を伺いました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/76AA0D90-DD29-407B-A7DC-7C91686C2EE0-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731194" /></p>
<p><strong>──本作楽しく、怖く、拝見いたしました。お2人共ホラー作品への出演は初となりますね。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>映画出演自体も7年ぶりとなりました。そして僕自身、環境を変えてから1本目の映画であり、ホラーというジャンルにも初挑戦ということで、新しいことに飛び込んでいくことに、とてもワクワクしました。脚本を読んだ時には、ホラーの演出もそうですし、「どのくらいの雪なんだろう？」と雪景色について想像がつかない部分がありました。未知数な部分があるからこそ、稔という人物が抱える恐ろしさをどこまで深く掘り下げられるか、トライしてみようと思いました。</p>
<p><strong>加藤：</strong>私はもともとホラーが大好きで。</p>
<p><strong>北山：</strong>僕はホラーが苦手で…。タイプが逆なんだよね（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>そうなんです（笑）。このお話をいただいた時は本当に嬉しくて、絶対に成し遂げたいと思いました。内藤監督作品のファンでもあったので、「今回はどんな作品なんだろう？」とワクワクしながら脚本を読ませていただきました。ホラー作品の脚本を読むのは初めてで。読んでみると「あー」「うー」という叫び声やうめき声が飛び交っているので、難しそうだなと思うと共にワクワクしました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/0F3976C2-5A77-44A6-B52A-ADE165EDDC53-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731198" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/B8AC02B0-ADB8-4518-B037-FCA912D3B8A2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731195" /></p>
<p><strong>──お2人が演じたキャラクターについてお伺いします。稔は作中の中で印象が変化していく人物ですね。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>稔の心の動きに関しては、内藤監督と「何パーセント」と、数字で共通認識をつかみながら考えていました。観客の方々が違和感を感じる瞬間があったとして、「この段階ではそこから裏の顔を何パーセントくらいにじませてみよう」、「ここでは何パーセントくらい引いてみよう」と、少しずつ揺らしていく感じで作っていきました。</p>
<p><strong>──悠希は儚くて、観客が「この先どうなってしまうのだろう」と心配してしまう人物でしたね。</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>悠希は基本的に孤独や弱さを抱えた役柄ですが、だんだん状況が変化していき、私が大好きな展開を迎えていきます。ネタバレになるので詳しくは言いませんが、これまでホラー好きとして作品を見てきた経験が、大活躍しました！<br />
撮影に入る前に、監督から「参考に『ババドック 暗闇の魔物』（2014）を観ておいてほしい」と言われました。現場でもたくさん話し合いながら、悠希の顔や首、腕の角度や、動かすスピードについても研究を重ねていきました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/640-3.jpg" alt="" width="640" height="427" class="aligncenter size-full wp-image-3731202" /><br />
Ⓒ2026映画「氷血」製作委員会</p>
<p><strong>──本作の魅力の一つが雪景色ですが、観ているだけで凍えてしまいそうでした…！</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>道路も見えなくなってしまうほどの、ものすごい量の雪が積もるので。撮影場所に行く時にも、本来曲がるべき道が雪で見えなくなっていたり、本番中にも雪がどんどん積もっていくので、車両部の皆さんが雪かきをして帰り道を作ってくださって。</p>
<p><strong>加藤：</strong>本当に寒かったです。雪景色は本当に美しくて目には喜びがあるんですが、体は正直なので…。どうやったら体が温まるのかという研究をしていました。 </p>
<p><strong>北山：</strong>そんなことしてたの？ </p>
<p><strong>加藤：</strong>毎日温かいスープを水筒に入れて、寒くなったらそれを飲んだり。薄着のシーンでは、体がぽかぽかするホットジェルを塗るようにしていました。 </p>
<p><strong>北山：</strong>そんなものあるんだ！　僕はやっていなかったので、すごく寒かった…。それ、早く教えて（笑）。 </p>
<p><strong>加藤：</strong>すみません（笑）。悠希が雪に倒れ込むシーンは本当に寒くて、体がガクガク、ブルブル震えて。悠希の表情や声も、すべてリアルな反応です。 </p>
<p><strong>北山：</strong>ずっと泊まり込みで撮影をしていたので、みんなで雪国で生活しているような雰囲気もあって。現場にはスタッフさんも含めて僕らも「撮り切るぞ！」という団結力があったような気がします。</p>
<p><strong>加藤：</strong>本当にそうですね。「このスープ、美味しいよ！」って声を掛け合ったり。</p>
<p><strong>北山：</strong>そうそう。「ここ、あったかいよ！」とか「ここ、電波入るよ！」とかね。湖の上を歩くシーンは、僕たちもガチガチに震えていたのに、晶（劇中での2人の息子）はしっかりやり遂げたので素晴らしかったです。カットがかかった瞬間、「寒い、寒い！」って車の中に走って行きました（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>すごく天真爛漫な子で、可愛かったです。撮影中、お誕生日が近かったのでプラレールをプレゼントしました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/5545756E-53E8-4E14-A512-76B70F59FFF1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731200" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/FAF78868-2716-4238-AFD9-569791033F52-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731197" /></p>
<p><strong>──皆さん一丸となって乗り越えたのですね。メインとなっている絵をはじめ、美術の恐ろしさが素晴らしいですね。</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>ずっと薄暗かったですよね。とても大きな絵が飾られていて、本当に怖かったです。美術部さんのお力で、この映画の雰囲気を存分に作っていただいているなと思います。</p>
<p><strong>北山：</strong>撮影中も絵を見るとビクッとしてしまうほど恐ろしかったです。僕はもともとホラーが苦手ですけれど、こうしてホラー作品の裏側を見ることが出来て、美術や特殊メイクはもちろん、たくさんの人の力でエンターテイメントを作っているんだなと実感しました。僕のようにホラーが苦手な方もいると思うのですが、エンタメとして楽しんで欲しいです。誰よりも僕が一番怖がる、いいお客さんかもしれません（笑）。</p>
<p><strong>加藤：</strong>みんな寒い中、己の仕事、己の表現に向き合っていて、プロフェッショナルで本当にカッコ良かったです。全員の力で完成した映画だなと、自分が参加出来たことに感謝の気持ちでいっぱいです。</p>
<p><strong>──今後挑戦してみたい作品や、本作での経験をどう活かしていきたいか教えてください。</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>僕は、全てのやりたいこと＝出来ることでは無いと思っていて、求められてはじめて力を出せるのだろうなと感じています。「北山にこれやらせてみたいな」と思ってもらえるように、与えられたものに対して全力で挑みたいですね。</p>
<p><strong>加藤：</strong>内藤監督というディスカッション出来る方とお会い出来たことで、ワクワクする瞬間にたくさん出会えました。私自身のお芝居はまだまだまだまだ…なので、何事にも貪欲に挑戦して、限界を決めずに勉強していきたいです。今回、ホラーが大好きだなと改めて実感したので、好きなものを好きとちゃんと言い続けようと思います。</p>
<p><strong>──お2人共アーティストとして活躍されていますが、俳優とアーティスト、お互いの活動はどう影響しあっていますか？</strong></p>
<p><strong>北山：</strong>表現は違うものの、同じものだと思っています。歌う時にも表情を変えていくアプローチもありますし、ライブでの表現は芝居と通じ合っていますよね。切っても切れない関係です。</p>
<p><strong>加藤：</strong>私は普段あまり難しく考えていないタイプなのですが、ライブでふとした瞬間、「今の表現って、前の私だったら出来なかったな」と思う時があるんです。自分の中で表現方法の“枝”が増えている感覚があります。恥ずかしいと思うことがどんどんなくなってきました。</p>
<p><strong>──最後に、加藤さんから北山さんにオススメしたいホラー作品があれば教えてください！</strong></p>
<p><strong>加藤：</strong>そうですねえ、どんなのが良いかなあ？（北山さんを見ながら）</p>
<p><strong>北山：</strong>基本は観たくないのよ（笑）。でも、一番はビックリさせてほしくない！</p>
<p><strong>加藤：</strong>ホラーではなくて、ダークファンタジーなのですが『パンズ・ラビリンス』（2006）とかどうですかね。怖くて、美しくて、色々な想像力を掻き立てられます。</p>
<p><strong>北山：</strong>そういうのいいね。ぜひ観てみます。</p>
<p><strong>──今日は素敵なお話をどうもありがとうございました！</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/5F560989-08AA-4D8E-890B-3EFA14735C88-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731199" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/E684856B-5A4A-4765-AE92-4E8480254187-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="aligncenter size-large wp-image-3731196" /><img loading="lazy" decoding="async" src="https://getnews.jp/img/archives/2026/07/4681F46F-2CC3-4250-A791-5CE3FB8364DD-1024x1536.jpg" alt="" width="1024" height="1536" class="aligncenter size-large wp-image-3731192" /><br />
撮影：たむらとも</p>
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		<item>
		<title>おまじないで“好きな人”を振り向かせる『オブセッション 災愛』カリー・バーカー監督インタビュー　ヒロインの立場が「一番恐ろしい」</title>
		<link>https://horror2.jp/81200</link>
		<comments>https://horror2.jp/81200#respond</comments>
		<pubDate>Wed, 22 Jul 2026 00:00:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[オブセッション 災愛]]></category>
		<category><![CDATA[カリー・バーカー]]></category>

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		<description><![CDATA[「この物語でいちばん恐ろしいのは、ヒロインのように主体性を奪われることでしょうね」 不思議な力で願いが叶い、好きな人と両思いに。そんな夢物語に潜むおぞましさと暴力性を炙り出すホラー映画『オブセッション 災愛』が公開中だ。 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-1024x723.jpg" alt="" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-81226" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/obsession_dir_int.jpg 1530w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>「この物語でいちばん恐ろしいのは、ヒロインのように主体性を奪われることでしょうね」</strong></p>
<p>不思議な力で願いが叶い、好きな人と両思いに。そんな<strong>夢物語に潜むおぞましさと暴力性</strong>を炙り出すホラー映画<strong>『オブセッション 災愛』</strong>が公開中だ。</p>
<p>1999年生まれの新鋭監督<strong>カリー・バーカー</strong>が低予算で手掛けた本作は、世界興収４億ドルを突破する社会現象級のヒットを記録中。驚くべきことに、<strong>“今世紀、世界で最も稼いだオリジナルホラー映画”</strong>へと躍り出ている(Box Office Mojo 調べ)。</p>
<p>意中の相手に告白する勇気が出ず、おまじないのおもちゃ“ワン・ウィッシュ・ウィロー”に願いをかけた内気な青年・ベア。「大好きなニッキーが誰よりも僕を愛してくれますように」――叶うはずもない願いだったが、その瞬間から彼女の態度が豹変し、二人は晴れて恋人同士に。めでたしめでたし……で終わるはずもなく、ベアはニッキーの<strong>“狂気的なまでの愛”</strong>に翻弄されることとなる。一方、ニッキーの意識の奥底には、<strong>肉体の主導権を失った“本当のニッキー”</strong>が追いやられていた……。</p>
<p>あらすじからは想像だにしないほどの恐怖と、それを一切損なうことのない笑いが共存している本作。20代の若さで驚くべき手腕を見せつけ、ホラー映画ファンの新たな“お気に入り”となりそうなバーカー監督にお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-1024x684.jpg" alt="" width="1024" height="684" class="alignnone size-large wp-image-81252" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-1024x684.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-600x401.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116-768x513.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/e9e3ba8ec09ed1311ee652f5c1980116.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――恐怖と笑いがお互いを打ち消し合うことなく両立しているのがとても面白いポイントでした。その二つを両立させる上でどんなことを意識していたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>カリー・バーカー監督：</strong>映画作りにおける黄金のルールとして、<strong>コメディの要素は決してその映画の緊迫感や危険性を損なうものであってはならない</strong>と思うんですね。ジョークが物語を前進させることよりも“笑わせよう”という意図によるものだと感じられた瞬間、ホラーの効果が損なわれてしまう。笑いを入れたいのであれば、それが物語を前進させるものであるか、少なくとも登場人物に誠実であるようにしなければならないわけです。</p>
<p>ただ面白いことに、この映画の脚本を書いているとき、決して観客を笑わせようとしていたわけではなかったんですよ。もちろん一部のシーンは笑いを誘うだろうなと思っていましたが、大部分ではただひたすら誠実であることを追求していたんです。<strong>寝室で、ベアがニッキーに大声で引き止められてベッドに戻るシーンは必ず笑いが起きるんですが、実はあのシーンで笑ってもらえるとは思っていませんでした。</strong>ベアはただ怖がっていて、なすすべなく彼女の言うことを聞いただけだったんです(笑)。</p>
<p><strong>――人間の執着や愛の暴走を題材にしていますが、そこに着目したのはなぜだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>アイデアを練るときは、自分自身がワクワクするようなものを探しているんです。そうすると、単なる怖いモンスターを描くようなものよりも、少し深いテーマや心理的な要素がほしくなる。登場人物たちが歩むべき旅路のようなものがなければ、作る気にならないんです。それは僕のすべての作品に共通していることだと思います。</p>
<p>僕に大きなインスピレーションを与えてくれる存在として<strong>アリ・アスター</strong>（『ヘレディタリー 継承』『ミッドサマー』）がいます。彼はホラーをドラマやリアルな物語の形に落とし込む手腕が素晴らしいですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-1024x684.jpg" alt="" width="1024" height="684" class="size-large wp-image-81250" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-1024x684.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-600x401.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b-768x513.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/a8006e8bae6f7e53ec0146ec8bb6a16b.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――願いによって変わったニッキーの異物感、人間でないような感じの演出のインスピレーションになったものはありますか？　特に暗い寝室で壁のところで泣いているシーンは、黒沢清監督の『回路』を思い出させる恐ろしさがありました。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>『回路』があのシーンに影響を与えていないと言ったら嘘になります。間違いなくインスピレーションのひとつですね。ただ単に模倣するのではなく、<strong>あの不気味さの感覚を捉えたいと思ったんです。</strong>脅威となるものが怪物の顔をして襲いかかってくるというのではなく、<strong>その動きや、次に何をするか分からないという不穏さ</strong>の方が、はるかに効果的で恐ろしく感じられる。『回路』の雰囲気に少しでも近づけたら、それだけで幸運だと思えますね。</p>
<p>逆再生を使ったシーンでも『回路』を意識していて、あの独特の動きや奇妙な雰囲気を作り出そうとしていました。監督としてああいう表現に挑むのは本当に怖いことなんです。うまくいくかどうかの賭けのようなものだし、撮影現場ではそれがうまく機能するのか確信が持てない。かなりハラハラさせられる作業でした。僕が意図した通りに、観客がそれを不気味だと感じてくれたらとても嬉しいですね。</p>
<p><strong>――願いによってニッキーが完全に変わってしまうのではなく、時々元の意識が現れるという要素はとても恐ろしいものです。他者を変えることの残酷さを描くために重要な要素だったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>ええ、本当のニッキーがまだその体の中にいて、ただ流れに身を任せているような感覚を出したかったんです。<strong>彼女は、起こっていることに対して一切の発言権がありません。それがこの物語をより不気味なものにしているんです。</strong>ふと意識が戻って、自分の体を取り戻し、彼女が自分の体をコントロールできるようになる瞬間というのは必ず盛り込みたい要素でした。彼女は主導権を取り戻すたびに、自傷行為をしようとするんですが、それは彼女が置かれている状況から抜け出そうとしているだけなんです。</p>
<p>これって、<strong>これまであまり掘り下げられたことのないテーマ</strong>だと思うんです。誰かが「愛する人に愛されたい」と願う映画はこれまでにもあるけれど、その側面が掘り下げられた作品はあまりなかった。ですから、そういった要素を敢えて描くことが重要なポイントでした。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd.jpg" alt="" width="945" height="655" class="alignnone size-full wp-image-81236" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd.jpg 945w, https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-600x416.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/7f23f36de2656fdeb9fadd7fd9814ffd-768x532.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 945px) 100vw, 945px" /></p>
<p><strong>――この物語には色んな怖さがあると思うんですが、バーカー監督にとって一番恐ろしいのはどういった部分でしたか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>これは最初から意図していたことではなかったんだけど、一番怖いのはニッキーのように主体性を奪われることでしょうね。後になって気付いたことでしたが、<strong>“閉じ込められて自分の意志で動けなくなる”という状況が何よりも恐ろしいと思う。</p>
<p></strong>ベアが仕事に出かけるシーンがありますよね。車で15分ほどかけて職場へ行き、８時間働いて、また車で戻ってくる。その間、彼女は９時間ものあいだ、ただそこに立ち尽くして待っていたわけです。いつ戻ってくるかも分からず、もしかしたら二度と帰ってこないかもしれない……。まるで飼い主の帰りをただ待ち続ける犬のような状態です。僕の意見では、この映画の中で一番怖いのはそこだと思います。</p>
<p><strong>――観客として、あるいは作り手として、ホラージャンルの魅力をとどんなところに感じていますか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>安全な環境で“怖い”と感じるあの感覚が好きなんです。優れたホラー映画はアドレナリンが湧き上がるような興奮を味わわせてくれるけど、実際には安全で、自分を傷つけるものは何もないわけです。このスリリングな体験は、他のジャンルではなかなか味わえません。</p>
<p>作り手としては、ホラーというジャンルの懐の深さもすごく好きですね。本当に、やれることが無限にあるんです。登場人物が遊園地で働いていてジェットコースターが故障する話でもいいし、あるいは手品師が魔法の帽子を見つける話でもいい。<strong>何だってあり得るし、可能性はどこまでも広がっています。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-81253" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/143742d6fc4075dacd469731d70daaa1.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ニッキー役のインディ・ナヴァレッテ、ベア役のマイケル・ジョンストンについて、監督から見た二人の魅力はどんなところにありますか？</strong></p>
<p><strong>バーカー監督：</strong>インディがニッキーという役柄にどんなものをもたらしてくれるのか、まったく想像できていなかったんですよ。彼女はとても内気で控えめな人です。僕がニッキー役に求めていることについてたくさん話し合ったけれど、それがどう表現されるかは見当もつかなかった。なので、彼女がカメラの前で初めてブチギレる演技を見せてくれたとき、「ああ、よかった！　神様ありがとう！」と思いました(笑)。本当にホッとしましたよ。</p>
<p>そしてベアというキャラクターについては、観客が彼をできるだけ純粋な人間だと思い、共感できることが重要だったのですが、マイケルは見事にそれを実現してくれました。ぎこちなさを表現する演技がリアルで素晴らしかったおかげで、ベアがニッキーに自分の気持ちを打ち明ける勇気を持てずにいる、という状況に説得力が生まれた。その後の展開で彼が<strong>“実はあまり良い人間ではない”</strong>と明らかになるとき、それが非常に重要な意味を持つんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-81235" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/59898cec1d2c49adc83a26a6c9899a69.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング：左からニッキー役インディ・ナヴァレッテ、カリー・バーカー監督、ベア役マイケル・ジョンストン</small></p>
<p><strong>『オブセッション 災愛』</strong><br />
公開中</p>
<p>© 2026 Focus Features LLC.</p>
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		<title>「意思はもう奪われちゃってる」　コンビニホラー『チルド』岩崎裕介監督インタビュー　“仕組みに支配された毎日”に感じた恐怖</title>
		<link>https://horror2.jp/81105</link>
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		<pubDate>Fri, 17 Jul 2026 11:02:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[NOTHING NEW]]></category>
		<category><![CDATA[VOID]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[チルド]]></category>
		<category><![CDATA[岩崎裕介]]></category>

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		<description><![CDATA[恐ろしいのは、すべてがルーティン化された無味無臭の毎日か、それともその崩壊か。気鋭の映画レーベル「NOTHING NEW」と岩崎裕介監督がおくる、染谷将太主演のホラー映画『チルド』が公開中だ。 劇場上映で異例の連日満席を [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1024x765.jpg" alt="" width="1024" height="765" class="alignnone size-large wp-image-81144" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1024x765.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-600x448.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-768x574.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir-1536x1147.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/chilled_interview_iwasaki-dir.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>恐ろしいのは、すべてがルーティン化された無味無臭の毎日か、それともその崩壊か。気鋭の映画レーベル<strong>「NOTHING NEW」</strong>と<strong>岩崎裕介監督</strong>がおくる、<strong>染谷将太</strong>主演のホラー映画<strong>『チルド』</strong>が公開中だ。</p>
<p>劇場上映で異例の連日満席を記録した、「NOTHING NEW」製作の不条理ショートフィルム集『NN4444』。岩崎監督は同作の最後を飾る『VOID』を手掛けている。友人の死とそれに無関心な世界に直面する高校生を描いた『VOID』は、のちにYouTube上でも限定公開され、注目を集めた。静かに淡々と、観る者の心に消えないシミを作るような彼の作風に魅了された観客は少なくないだろう。</p>
<p>長編デビュー作となる『チルド』では、<strong>コンビニ店員の主人公・堺が繰り返す“同じような毎日”が、些細なことから崩壊していく</strong>さまが描かれる。空っぽの主人公を見事に表現してみせる堺役の染谷将太、ルールの死守を絶対とするコンビニオーナー役の西村まさ彦、どこまでも軽率な同僚・室田役のくるま（令和ロマン）、彼らの日常に風穴を開ける新入りバイト・小河役の唐田えりかと、絶妙なキャスティングも本作の魅力だ。</p>
<p>岩崎監督に、本作のアイデアの出処や、短編『VOID』とのつながり、ホラーのルーツなどについてお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1024x550.jpg" alt="" width="1024" height="550" class="alignnone size-large wp-image-78745" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1024x550.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-768x413.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144-1536x826.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/3c315e747e233bb6521b0880a9ecf144.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――本作、めちゃくちゃ怖くて面白かったです。コンビニを舞台にするアイデアはどこから来たんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>ありがとうございます。僕の実家がコンビニなんですけど、「NOTHING NEW」と長編映画を作ることになったときに、ある企画メンバーにコンビニをテーマにすることを提案されて。確かに書けるかもしれないなって。自分のバックボーンがコンビニというのもあるけど、「恐怖って何だろう？」と考えた時に、仕事の合間なんかにワーッとコンビニ入ってワーッとサラダチキンを手にとってワーッと食べてる自分が思い浮かんで。<strong>「これ本当に食いたいんだっけ、なんかもう仕組みに支配されてるな」</strong><strong>「僕たちの意思みたいなものって、もう奪われちゃってるんだな」</strong>という感覚が、原点としてあったんです。その消費者としての目線と、コンビニオーナーの息子という当事者の意味で、結構必然性があるテーマだったんですよね。</p>
<p><strong>――ご実家がコンビニなんですね。コンビニをやっている自分の父親と、劇中で西村まさ彦さんが演じているオーナーはリンクしているところがあるんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうです。服装とか佇まいとか、どこか腹の内が読めないところとか、完全に父親がモチーフで。監視カメラモニターの前にずっと座っていて、店と一体化しているんですよ。西村さんをキャスティングさせていただいた理由は、ちょっと父親に似ているからっていうのもあるんですよね。西村さんにはこのキャラクターは僕の父親だということを説明しつつ、<strong>店とほとんど同化している“システムの化身”で、化身ではあるけど、それ自体ではない</strong>と伝えました。過去の設定もあるんですけど、敢えてあんまり話さなかったですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-78753" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/2c2e646a2e3ece1be79bc8980a9927d7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――西村さんは役柄にどんな感じで臨んでいたんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>たぶん最初は苦戦したんじゃないかな(笑)。オーナーだけ僕の中で具体的なモデルがいるっていうのもあって、かなりイメージができていたので。「うん」っていう口癖があるんですけど、全部同じ「うん」のほうが非人間的に見えるので、間やトーンに再現性がほしかった。そういう部分を作っていくのは結構大変そうでしたけど、オーナーのクリーピーさ、怖さの部分は西村さんが持ち込んでくださったもので、僕の想像を超えていましたね。</p>
<p><strong>――染谷さんが演じる主人公の堺にはモデルはいない？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。……でも堺は僕ですね。さらに言うと、僕が実家のコンビニを継ぐことはなかったわけですが、広義の意味で堺に感情移入してる部分があって。現代の宿痾として“フィルターを作りやすい”っていうのがあると思うんですけど、SNSもそうだし、ある種みんな自閉的になれるじゃないですか。自分ができることだけをやっていれば成り立つものが多すぎる。<strong>“外の世界は厳然として在るが、内から外に出る必要は別にない、なぜなら心地よいから”</strong>みたいな。そういう無限に続くぬるま湯みたいな地獄の感覚が僕の中にあって。普段は広告業界でCMディレクターをやっていて仕事をエンジョイしているけど、たまに、ふと“別にこの業界で何かを成したところで……”みたいな虚無感がある。ただ仕事がすごく面白いし、お金もいただけるからやってるっていう。自分のノンポリで無思考で浅薄なところにすごく嫌悪感があるから、それを染谷さんに堺としてやってもらっているという感じです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1024x551.jpg" alt="" width="1024" height="551" class="alignnone size-large wp-image-78741" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1024x551.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb-1536x827.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/6aa505f3b19c5fb93efe3d3188fd14cb.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――その虚無感から脱する方法というのは、自分の強い意思を介在させることなんですかね。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。この映画もメタ構造になっているのが面白いところですけど、まさにその“映画を作ること”が、僕にとって“できないことをやってみる”という意味で、自堕落で自閉的な空間から抜け出すひとつの方法だったんです。「NOTHING NEW」が「一緒にやろう」と誘ってくれたことで、僕は堺になることから抜け出せたみたいな部分がある。</p>
<p>ただ強い意思というのも、ある種の狡猾さを一緒に持っていないと、“出る杭は打たれる”という残酷なことが起きやすいと思うので。そこで、一緒にやってくれる人の存在って大事なのかもしれない。作中でドミニクっていう外国人労働者のキャラクターがいるんですけど、彼が母国の恋人に電話するシーンがあって、それは唯一、僕なりに愛のあるカットなんですね。他者のためだったり、人と一緒に頑張ったら、その無限の地獄からも抜け出せるんじゃないかみたいな感覚があるんですよ。<strong>だから、（虚無感から脱する方法は）意思もそうだけど、“他者”じゃないですかね。</strong></p>
<p><strong>――この作品は怖い展開が始まるまでもずっとじわじわ面白くて、特に外での堺の喋り方。マッチングアプリで知り合った女の子と会っている時の喋り方や空っぽな笑い方が、すごく可笑しくて不気味でした。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>嬉しい！　それは初めて言われました。あそこだけ僕がめっちゃ演出してるんですよ。堺は“無”だから、基本的には演出してないんですよね。最初に染谷さんとがっつり話し合っただけで、食卓のシーンとマチアプのシーン以外は何も演出していなくて。</p>
<p>マチアプは外部の象徴なんです。彼の世界ってコンビニしかないから、そこから一歩外に出たとき、むき身の自分で接する方法を知らないんですよ。だから雑誌で学んだ知識とスタンスという防護服を着ていて、女の子と話す時はこう、観葉植物の話を持ち出せばいける、みたいに芝居がかってしまう。堺はずっと一定で愛着を持ちにくいキャラクターなので、彼のそういうキモさ、浅はかさもひっくるめてなんか可哀想だなと思ってもらう、好きになってもらうために演出したシーンでしたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1024x552.jpg" alt="" width="1024" height="552" class="alignnone size-large wp-image-78747" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1024x552.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5-1536x828.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/25774eff2efd5c14bf40c4677e2a8cb5.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――細かい話になってしまうんですけど、堺が遊んでいるスマホのアプリゲームって『VOID』のセリフに出てくるハムスターのゲームですよね？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうです(笑)。あれは『VOID』を観てくださった方にちょっと喜んでもらえる要素として入れました。でも意味的にもちゃんと接続してるんですよ。堺は潜在的に“支配したい”欲求がある。植物をゼロから育てるのも、実はその現れで。自分で国を作るみたいなところに憧れがあるんです。そのハムスターがカフェを経営するゲームをやっているのも、権力への固執みたいなのが出ちゃってるっていう。</p>
<p><strong>――このゲームってオリジナルなんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そう、存在しないです。でも『VOID』に出てきたエピソードは実話です。大学の頃にゾンビがカフェを経営するゲームをやってて。３年ぐらい毎日やってて、データが消えたんですけど、なんにも思わなかったんですよ。消えてもなんにも思わないものに３年間を費やしていたのか……っていうのが自分的にかなり喰らっちゃったんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1024x551.jpg" alt="" width="1024" height="551" class="alignnone size-large wp-image-78743" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1024x551.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-768x413.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a-1536x826.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/e07d69efdba6d0bcf6bfcc8ada7a540a.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――染谷さんのあの最初と最後のあの表情が素晴らしいですよね。あれって監督の方からどんな指示を出されたんですか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>やばいですよね(笑)。あの表情はなかなかできない。染谷さんは終始、“ただいるだけ”、“如何に何もしないってことに徹するか”みたいなことをやっていましたね。あのシーンも特に感情とかないんですよ。「何もないです」と言って演出もしていない。ただ“無”を体現してもらっただけ。</p>
<p><strong>――最初と最後で同じ表情をしていると思っていたんですけど、ちゃんと見比べてみたらもう、最後は死体のようというか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうそう、もう一段階進んでいるんですよね。生きてはいないけど世界は続いてしまっているっていう残酷さ。他のキャラクターもある種、意思を持って死に突き進んでいったりとか、死がもたらされたりする……けど、それは自分の意思をフィードバックさせた結果でもある。<strong>それすらないと、どっちつかずの生と死の境にいることになってしまう。</strong>“それが一番辛くないか？”というのを提案したかった映画なので、まさにラストカットはそれを表現できてるのかなという。</p>
<p><strong>――『VOID』も割とその生と死の境目というか、ちょっとテーマが似ているんですかね。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。ポスト『VOID』的な話ですよね。『VOID』ではその諦観というか、他者の死を内面化するまでの話だったから、精神的な続編ではあるのかもしれない。僕はそういうところに興味があるんでしょうね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1024x549.jpg" alt="" width="1024" height="549" class="alignnone size-large wp-image-78744" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1024x549.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-600x322.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-768x412.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656-1536x824.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/15a43dae6d0e5927cd7976b4cc133656.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『VOID』は男性ブランコの平井さんが出ていて、『チルド』は令和ロマンのくるまさんが出ていらっしゃいますけど、芸人さんをホラーの作品に出演いただく面白さみたいものってあったりするんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>もともと僕は演出家として、人の共通認識を覆すことに興味があって。“この人はこういうキャラクターの人とされているけど、よく見るとこうじゃない？”みたいな。平井さんはもともとプライベートで仲が良くてよく飲みに行くんですけど、めっちゃ性格のいい人なんだけど、ふとした時に禍々しさがあるなって。それを活かせたらいいなと思ってキャスティングさせていただいて。</p>
<p>くるまさんは経歴が自分と若干似ているんですよ。中高が私立の男子校で、慶応大学出て、自分のメインフィールドでもう行くとこまで行っちゃってる。そこの虚無感みたいなものは多分無意識で表現できるだろうって直感的に思ったんですよね。あの人は何でもできちゃうから、これはもう絶対できるだろうと思ってオファーさせていただいたら、案の定想像を超えてきて嫌になりましたね(笑)。マジで何でもできるんじゃん！みたいな。</p>
<p><strong>――『VOID』の平井さんはかなり不気味でしたね。平井さんメインでホラーの作品が作れそうな。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>ポテンシャルありますよね。プライベートは真逆でめっちゃいい人なんですよ。超好奇心旺盛で芯も強いし、大好きな方ですね。</p>
<p>実は『VOID』でカットしたシーンがあるんです。平井さんが演じているあの先生って“秩序の象徴”なんですけど、生徒の靴下の色について指摘するじゃないですか。あの後、職員室のシーンがあって。注意された女の子が反省文を書かされている、その横で平井さんが日誌を見てる。で、女の子の横からブクブクブクブク！って聞こえるんです。で、パッと横を見ると平井さんは日誌を見てる。「どう？」って聞いてくるからまた反省文を書いて。で、またブクブクブクブク！って聞こえるからパッと見る。すると平井さんがコンビニのアイスコーヒーをストローでブクブクブクブク！ってしてる(笑)。そういうシーンがあったんですよ。要は、秩序の象徴みたいな人間もギアが外れて、<strong>“アイスコーヒーの黒い泡がブクブクしてるみたいに厄災がもう爆発寸前だよ”</strong>っていうイメージとして入れたんだけど、シーンとしてあまりにも強すぎちゃって。めっちゃ怖いんですよ(笑)！　主人公の感情の導線が１回キャンセルされちゃうので、やむなくカットしたんですけど。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79028" srcset="https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037-1536x1025.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/04/voidphotov2_1037.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>画像：『VOID』より</small></p>
<p><strong>――『VOID』も『チルド』もホラー作品ですけど、ホラーのルーツは？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>僕は高校生ぐらいのころが一番シネフィルで、死ぬほど映画を観ていたんですけど、当時は正直あんまりホラーは観てなかったんですよ。<strong>でもホラー映画で好きなのはやっぱり黒沢清大先生ですね。</strong>静謐で論理的なんだけど、どこかのタイミングですごい飛躍していて、気付いたらもう黙示録的なことになっちゃってて手遅れ、みたいなムードがすごく好きで。僕は因果応報とかヒトコワ的なものに対しては懐疑的なんですよ。“結局いちばん怖いのは人間だ”みたいなことも。『チルド』は一見そう見えるかもしれないけど、どっちかというと、<strong>システムそのものとか不条理な何かや大きなルールみたいなものに人間がなすすべなく蹂躙されていく</strong>っていうのが好きで。その根底にあるのがやっぱり『回路』とか『CURE』だなと思うんですよね。</p>
<p><strong>――黒沢清監督の作品は私も好きなんですけど、好きな人が多い割には、Ｊホラーであの匂いを感じさせる作品ってそんなに出てきていないような気がしています。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>そうですね。邪推かもしれないけど、“怖がる対象”を登場させる作品が多いですよね。そういう面白さもあると思うんですが、僕は単に幽霊や象徴的なキャラクターが登場する作品にあんまり怖さを感じなくて。僕は“怖がる対象がない”、“現実世界がむしろ怖い”みたいなことに興味があるので、そっちを粛々と頑張っていきたいなとは思います。映画館を出てからが本番みたいなホラーを作りたいんですよ。<strong>映画を観終わった後に、「やだな、コンビニ行きたくねえな」と思ってしまうような呪いをかけたい。</strong>そういう感想がいちばん嬉しいです。</p>
<p><strong>――今後もホラーを撮ってくださるんですか？</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>はい。もういくつか動いていて。やっぱり本業のCMディレクターだとネガティブなものを描きにくい部分があるので、映画作る時はやっぱりホラーがいいなっていうのはずっと思っています。</p>
<p><strong>――ちなみに黒沢清監督以外にもルーツってあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>岩崎監督：</strong>山下敦弘監督ですね。『リアリズムの宿』はすごく原体験として残ってる。CMの仕事ではモロに影響を受けていて。スタティックな会話劇を作っているんですけど、しょうもなさとか気まずさみたいなものをじっと見据える感じが根底にありますね。</p>
<p>あとは北野武監督。死生観とかあっけない感じとかはすごくインスパイアされてると思う。めちゃくちゃおこがましいけど、北野監督の破滅的な感じって、なんか分かる気がするんですよ。失敗したいんじゃないかな、恥かきたいんじゃないかな、みたいな。そう感じるんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-78755" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/03/985aaad8bf76f359c438f66b34d3ab3d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『チルド』</strong><br />
2026年７月17日(金)、テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/j0eDXiLpVOA?si=P1_pZcc-hlMf7d55" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>(C)『チルド』製作委員会 （NOTHING NEW・東北新社）</p>
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		<title>サリー・ホーキンスの恐ろしいまでの役作り、ゴアシーンの裏側　『ブリング・ハー・バック』監督コンビインタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Jul 2026 10:29:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ダニー＆マイケル・フィリッポウ]]></category>
		<category><![CDATA[ブリング・ハ ー・バック]]></category>

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		<description><![CDATA[人気YouTuberという経歴を持つ双子の気鋭監督ダニー＆マイケル・フィリッポウ。現代的降霊会ホラー『TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー』(2022)で鮮烈なデビューを飾った彼らの、長編２作目となる『ブリング・ハー [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-1024x724.jpg" alt="『ブリング・ハー・バック』ポスター、ダニー＆マイケル・フィリッポウ監督" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-81014" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-600x425.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/BHB_interview.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>人気YouTuberという経歴を持つ双子の気鋭監督<strong>ダニー＆マイケル・フィリッポウ</strong>。現代的降霊会ホラー<strong>『TALK TO ME／トーク・トゥ・ミー』</strong>(2022)で鮮烈なデビューを飾った彼らの、長編２作目となる<strong>『ブリング・ハー・バック』</strong>がいよいよ公開だ。</p>
<p>本作では、父を亡くしたティーンエイジャーの兄妹が、里親のもとで味わう思いもよらぬ恐怖が描かれる。兄のアンディは、里親ローラのどこか不自然な振る舞いや、同居する謎の少年オリバーの存在に警戒心を抱く。一方ローラはそんな彼の態度に気付きつつも、ある“儀式”の準備を進めていた……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81017" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/b80f4c16736d437b161f3732c1a36197.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>優しさの奥に底知れぬ恐ろしさを秘めた里親ローラを演じるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス。妹想いで繊細な兄アンディを演じるのは、国際エミー賞男優部門を最年少で受賞した経験のあるビリー・バラット。視覚障害を持つ妹パイパーを、自身も視覚障害者で演技初経験となるソラ・ウォンが演じている。</p>
<p>監督のお二人にインタビューを敢行。本作と前作との共通点や、サリー・ホーキンスの驚異的な役作り、必ず脳裏に焼き付くであろう“ナイフのシーン”の裏側などについて語ってもらった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-81027" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/bc37e19ca6a09b77e17e21aad6e474c1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『トーク・トゥ・ミー』に続いて、“死者との再会”や、そのための“儀式”といった要素が登場しますね。異なるアプローチでそれらを掘り下げようとしていたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>そうそう。『トーク・トゥ・ミー』と『ブリング・ハー・バック』は同時に制作を進めていたんです。それでたくさんの共通点があって、それぞれが同じテーマを異なる角度からより深く掘り下げる形になった。そのとき僕たちが何を経験していたかが作品全体に色濃く反映されているんです。『トーク・トゥ・ミー』のときにも、『ブリング・ハー・バック』のときにも、大切な人を亡くす経験をした。結局のところ、どんな話を書くにしても、<strong>その時の自分の状況や経験というものが自然と脚本に滲み出てくるもの</strong>なんだと思う。</p>
<p><strong>――二作目の長編映画となりますが、前作での経験を踏まえて、クリエイティブ面でどんなことを意識していたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>『トーク・トゥ・ミー』はすごくいい経験になったんだよね。サウンドミックスについてたくさんのことを学べたから、それを今回の映画に取り入れたかった。ドルビーアトモスなら、音をサラウンドに配置したり、天井に配置したりできるんですよ。<strong>今回の作品は円形のモチーフがキーになっているけど、サウンドデザインでもそれを表現しているんです。</strong>人々の周りを音がぐるぐると回り、天井から雨が降ってくるようにしたから、観客はまるで上から雨が降り注いでくるような感覚を味わえると思う。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>音楽についても、『トーク・トゥ・ミー』では選曲が後回しになっていて、本当にギリギリのところまで持ち越してしまっていた。だから『ブリング・ハー・バック』では最終草案を書いている最中に音楽の作曲を進めていたんです。<strong>完成した映画ではなく、脚本に基づいて音楽を作るという点も今回の重要なポイントになったと思う。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81025" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/e42a5a5d2fd6f2b627e92620a5642f91.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>信頼できない“大人”の怖さ</h3>
<p><strong>――里親のローラは明るく愛情深く見える人物でありながら、ゾッとするような無神経さや攻撃性を秘めています。彼女のキャラクター造形においてヒントになったものはありますか？　この人物像をどのように掘り下げていったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>子供の頃に経験したことがベースになっているんです。<strong>大人や保護者であるはずの人物が、善意とは言い難い意図を抱いているのに気付くことがあって。</strong>そういうとき、子供はちょっと微妙な立場に置かれることになるよね。パイパーやアンディも同じなんです。<strong>大人の言うことを聞くべきなんだけれど、その相手には裏の意図がある。</strong>それは本当に恐ろしいことだと思う。だからこそ、この映画のテーマとしてしっくりきたし、ぜひとも掘り下げてみたかったんです。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>ローラは、悲劇が起こる前は愛情深い素敵な人だったんですよ。<strong>彼女は児童心理学者として学んだスキルがある。それを、子供を精神的に追い詰めて“壊す”ために使っているんです。</strong>アンディという人間を内側から崩していくために、そのスキルを悪用しているんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1024x662.jpg" alt="" width="1024" height="662" class="alignnone size-large wp-image-81021" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1024x662.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-600x388.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-768x497.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e-1536x994.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/9d82bf9940bf5938847343b809561b0e.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ローラを演じたサリー・ホーキンスの怪演は凄まじかったですね。彼女はどのように役作りをしていたんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>もう～すごかったよ！(笑)　<strong>彼女はずっとローラになりきっていて、セットではローラの服装でずっと過ごしているし、ローラとして買い物に行ったり、ローラとして日記を書いていたり……。</strong>役をとにかく徹底的に掘り下げる、素晴らしいパフォーマーでした。撮影が終わったあと、毎日彼女から何千通ものテキストメッセージが届くんです。そこにはたくさんの質問や、その日の振り返り、自分の役柄の現在の立ち位置についての考察が書かれている。あんな関係性を築けることはこれまでになかったし、本当に最高の体験だった！</p>
<p><strong>マイケル：</strong><strong>僕たち二人は映画と映画にまつわるあらゆるものに夢中だから、サリーのように同じ情熱を持つ人に出会えたのがすごく嬉しかったんですよね。</strong>彼女の感性にどっぷりと浸かることができたしね。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>うんうん。今でも彼女と友人としてメッセージのやり取りを続けていて、すごくいい関係ですよ！</p>
<p><strong>――パイパー役のソラ・ウォンは演技経験がなかったと知って驚きました。とてもそうは見えなかったです。オーディションで彼女の秘められた才能に気付いたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>そう、オーディションで彼女がパイパーだと確信したんです。即興で演技をしてもらったんだけど、彼女に説明したのは「父親が死んでいるのを発見した時、兄が助けてくれなかった」という状況だけ。与えた指示はそれだけなに、彼女はすっかりその状況に完全に没入して、見事な演技を披露してくれたんです。<strong>その演技はめちゃくちゃ繊細で、リアルで、完全にホンモノだったんです。</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>それに、彼女が演技に慣れていく過程も本当に素晴らしかった。最初はカメラを怖がってたんですよ。カメラの前で歌ったり、泣いたりするのが怖いって。でも撮影が終わる頃には声を張り上げて歌い、指示通りに泣いて、まるでハリウッドの俳優のようでした。最高な彼女と一緒に仕事ができて本当に良かった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81022" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/69d145fb9495321c6eb0b3fa03712c95.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――オリバー役のジョナとアンディ役のビリーも素晴らしい存在感でした。彼らと仕事をした印象や、お二人から見た彼らの魅力について教えてください。</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>ジョナは身体表現がめちゃくちゃ素晴らしいパフォーマーなんです。オーディションでやってもらったのはセリフのないシーンだったんだけど、彼はものすごく感情豊かな表現をしてくれた。ご両親が俳優で、役作りでもサポートをしてくれていたみたいですね。それと彼は実生活でキックボクサーでもあって、試合にも出場しているんです。だからこそハードな特殊メイクにも耐えられたし、スタントもこなせる身体能力の高さがあった。そしてビリーは繊細で素晴らしい俳優だと思う。彼が初めて演技をした時の年齢と、妹役のソラの年齢が同じだったこともあって、撮影中、実際に彼女のお兄さんのような存在として接していたんですよね。彼も共感力がある素晴らしいパフォーマーなんです。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>何年か前に『Responsible Child』(2019)という映画でビリーの演技を見て、その素晴らしさに圧倒されたんです。ずっと一緒に仕事がしたいと思っていたから、今回こうして実現できたのは本当に嬉しかった！</p>
<h3>個人的な恐怖の反映</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81019" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/b7674ff92b3f1a53e3f8e23f51d2b10b.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――オリバーがナイフを手にするあのシーンは観客の語り草となりそうですね。撮影時のエピソードはなにかありますか？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>（満面の笑み）</p>
<p><strong>ダニー：</strong><strong>ゴアなシーンを撮るのはいつだって最高に楽しいね！</strong>　あのシーンはやっぱり撮影していて一番面白いシーンだった。撮り方を何通りも試したんです。マイケルが買ってきた小道具用のスポンジ製のナイフを使ったり、頭部の模型を作ってそこに本物のナイフを突き刺して唇を切るような演出をしたり。こういうアイデアを考えるのが本当に楽しいんです。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>劇中で聞こえるあの音なんだけど……最初の効果音の段階ではどうもしっくりこなくて。<strong>実際にナイフを口に入れて噛んでみたんです。</strong>そうしたらそれがやっぱり一番リアルだった。その音をそのまま映画に使ったから、<strong>皆さんが聞くことになるのは実際に僕がナイフをガジガジ噛んでる音だよ(笑)。</strong></p>
<p><strong>――作品においてご自身の個人的な恐怖が反映されている部分はありますか？</strong></p>
<p><strong>ダニー：</strong>そう、いつもそうなんだよね。ホラーというジャンルが世界中で共感を呼ぶ理由はまさにそこにあると思う。つまり、自分自身の個人的な“恐怖”を表現するということ。些細なことでもいいんです。例えば、<strong>ナイフや金属が歯に当たる感触や音を想像するだけで、僕はゾッとしたり、たまらなく嫌な気分になったする。</strong>そうした感覚を映画の中にうまく組み込んでいくのも一つの例だと思う。他にも色々あるけど、<strong>終わりのない悲しみの連鎖</strong>という概念も僕にとってはすごく恐ろしいこと。友人たちが、本当にトラウマになるような喪失を経験するのを目にしてきたから。結局のところ、<strong>自分が一番怖いと感じるものを表現する、</strong>ということに着地するんだと思う。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-81026" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6-1536x768.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/8cb87e6c09d84a8b5aa63fd205896cb6.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ホラー映画が続いていますが、今後ホラーのサブジャンルで作ってみたいものは？</strong></p>
<p><strong>マイケル：</strong>ホラーじゃなくてゴメンだけど、いつかアクション映画を撮ってみたいっていう夢があるね！(笑)　これは間違いなく「死ぬまでにやりたいことリスト」に入ってる。</p>
<p><strong>ダニー：</strong>それとドキュメンタリーもリストに入れていたけど、実はつい最近一本作ったから、リストからは外れたね(笑)。</p>
<p><strong>マイケル：</strong>ホラーだったらそうだな……<strong>アイコニックなモンスターを生み出したい！</strong>　モンスター映画を自分なりの解釈で撮る、フレディ・クルーガーのようなキャラクターを自分で生み出す……そういうことに挑戦するのは、間違いなく「やりたいことリスト」に入っていますね！</p>
<p><strong>『ブリング・ハー・バック』</strong><br />
７月10日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>【インタビュー】１本の映画にどれだけモンスターを詰め込めるか？　『デスストーカー』コスタンスキ流ファンタジーの作り方</title>
		<link>https://horror2.jp/80843</link>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 10:30:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[スティーヴン・コスタンスキ]]></category>
		<category><![CDATA[デスストーカー]]></category>

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		<description><![CDATA[ロジャー・コーマン製作の『勇者ストーカー（Deathstalker）』を、『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督がリブート。自身初のファンタジー映画『デスストーカー』が、パペットホラーにオマージュを捧げる『 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-1024x723.jpg" alt="" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-80851" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/deathstalker_kostanski_interview.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ロジャー・コーマン製作の『勇者ストーカー（Deathstalker）』を、『サイコ・ゴアマン』の<strong>スティーヴン・コスタンスキ監督</strong>がリブート。自身初のファンタジー映画<strong>『デスストーカー』</strong>が、パペットホラーにオマージュを捧げる<strong>『フランキー・フリーコ』</strong>と同時公開中だ。</p>
<p>デコラティブなモンスターがこれでもかと登場し、血もユーモアもたっぷり。どこまでもコスタンスキらしいテイストが味わえる本作。原作モノを手掛けるにあたってどんなコンセプトで臨んだのか？　低予算でいかにファンタジーの世界を作り上げたのか？　愛すべき本作について、オンラインでお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80852" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>なぜコスタンスキ映画は“誰もが楽しめる”のか？</h3>
<p><strong>――もともと原作には思い入れがあったんですか？</strong></p>
<p><strong>スティーブン・コスタンスキ監督：</strong>もちろん『デスストーカー』自体も好きだったんですが、新しいジャンルへの挑戦に一番ワクワクしたんです。ファンタジーはやったことがなかったし、そのジャンル自体のファンでもあります。10代の頃、ビデオ店で『デスストーカー』シリーズを借りて観ていましたから、作品には馴染みがありました。一番好きなのは２作目でしたね。でもやはり、自分自身のファンタジー映画を作れるという点が一番楽しみなポイントでした。</p>
<p><strong>――すでにある世界観を自身の手で再構築する上で、念頭に置いていたコンセプトや目標はあったんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>僕が重視した主なコンセプトは、<strong>「小さな状況に置かれた小さなキャラクターたちの視点から、壮大なファンタジー映画を描く」</strong>ということでした。だから、壮大な出来事は常に画面の隅や背景に映るようにしたかったんです。『プライベート・ライアン』からも少し影響を受けています。周囲で戦争が繰り広げられる中、はみ出し者たちの集団が旅していくという構図に惹かれたんです。そこでは、すべてを見渡すような神の視点ではなく、あくまで“地上”にいるキャラクターたちと同じ目線で物語が展開する。常にキャラクターたちと共に、地に足をつけているような感覚ですね。予算的な事情もあったけれど、何よりそうした視点からファンタジーを描くのが面白いと思ったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80853" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――私はもともとファンタジー映画があまり得意ではなくて。そのジャンルの色んな前提に慣れていないと世界観についていけない感覚があったんです。ですが今回の『デスストーカー』はずっと楽しくて、全く置いていかれない、のめり込んで観てしまう感じがありました。コスタンスキ監督はジャンルの初心者にも楽しんでもらうような意識で作品を作っているんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>僕はビジュアルを重視する監督で、モンスターや幻想的な世界を創り出すことが大好きです。映画作家としては、理屈や頭で考えるよりもむしろ、心で物事に向き合っているんだと思います。例えば、ファンタジー世界の細かな設定や、悪役とヒーローの複雑な駆け引きといったディテールには、それほど惹かれません。そうした細部にはあんまり興味がないんです。<strong>僕が関心を抱くのは、あくまで“人間”であり、壮大な状況が個々の人々にどのような影響を及ぼすかという部分です。</strong>より人間味のある視点からアプローチしているからこそ、作品に魅力が生まれるのだと思います。</p>
<p>僕自身、映画に求めているのはそういう部分ですし、お気に入りの映画もみんなそうです。例えば、オリジナルの『スター・ウォーズ』にしても、宇宙を舞台にした壮大なスペース・オペラでありながら、その本質は極めて人間的な物語ですよね。だからこそ、誰もが楽しめる作品になるのだと思います。独自の世界観や設定の細部にこだわりすぎて、どこか無機質でとっつきにくくなってしまう他のジャンル映画とは、そこが違うのかなと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80870" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub7-1.jpg 1691w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>低予算でいかにファンタジーの世界観を作るか</h3>
<p><strong>――なるほど、すごく納得しました。ファンタジー映画を撮りたかったとおっしゃっていましたけど、ファンタジーとなると世界をまるごと作らなくてはならないですよね。かなり大変だったのでは？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>本当に限定的な予算で『デスストーカー』の世界観を構築しなければならなかったので、とてもシビアな挑戦でした。80年代のファンタジー映画はアルゼンチンやヨーロッパで撮影されていますが、僕たちの撮影地はカナダ北部だったんです。撮影に使えるような古い城がほとんどないんですよ。ファンタジー作品らしいロケーションがなく、使えるのは採石場や森といった場所でした。なので、この映画の舞台を<strong>“戦争によって荒廃した殺風景な土地”</strong>として描くという方向性にしました。でも同時に、ファンタジーならではの壮大な映像体験も届けたかった。<strong>そこで、世界観をより大きく見せるために、昔ながらの手法を積極的に取り入れました。マットペインティングやミニチュアなどですね。</strong>実際のロケーションにファンタジー的な要素を加えて、より魅力的な映像に仕上げられたと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80855" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub3.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』のときに「たくさん怪人が出てくるから作るのが大変だった」とおっしゃっていましたけど、今回の作品ではそれをさらに上回る数のモンスターたちを登場させていますよね。ご苦労のほどはいかがだったでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>そうなんですよ、『サイコ・ゴアマン』での教訓は活かされませんでした(笑)。むしろ、あえて自分に負荷をかけていたかもしれません。だって、そういう挑戦が大好きなんですから。<strong>“１本の映画にどれだけのモンスターを詰め込めるか”を考えるのが好きだし、それが自分の専門であり、得意分野なんです。</strong>この映画に出てくるモンスターは素晴らしいチームのみんなと作ったんだけれど、私自身も造形や塗装、製作といった作業の多くに携わっています。映画を作るのと同じくらい、モンスターを作るのが大好きなんです。どれだけ大変な作業になっても、モンスターが満載の映画を作るというのは、私にとって常に最高のシチュエーションなんですよね。</p>
<h3>お気に入りのキャラクター</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1024x672.jpg" alt="" width="1024" height="672" class="alignnone size-large wp-image-80882" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1024x672.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-600x394.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-768x504.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2-1536x1008.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_death2.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真　ドレダイトの頭部を作っているコスタンスキ監督</small></p>
<p><strong>――場面が切り替わるときに端っこにいるカエルも魅力的でしたね。普通のカエルじゃなくて、牙の生えた“この世界”のカエルというのがとても楽しくて。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>みんなあのカエルは気に入ってくれますね(笑)。『デスストーカー』の世界には悪意のあるクリーチャーばかりではなく、他にも奇妙なクリーチャーが存在していることを示唆したかったんです。実は『スター・ウォーズ ジェダイの帰還』のちょっとしたオマージュでもあるんです。ジャバ・ザ・ハットの宮殿の外に、一瞬だけ奇妙なカエルが登場するんですよ。あれをやりたかったんです。</p>
<p><strong>――ご自身が特に気に入ってるキャラクターはいますか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>どれも気に入ってるんですよね。毎日違うけど、今日の気分で選ぶなら<strong>“スカラバス”</strong>かな。彼はサイクロプス（単眼の巨人）のミイラ版といった感じのキャラクターなんです。僕自身ミイラが好きだし、映画にミイラを登場させる良い口実にもなりましたから。それに、90年代に短期間だけ放送されていたアニメ作品へのちょっとしたオマージュでもあるんです。『Mummies Alive!』という番組で、いわばミイラ版『ミュータント・タートルズ』のような作品でした。あのキャラクターたちを少し意識しているんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80868" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1-1536x920.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub5-1.jpg 1709w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>コスタンスキ監督のお気に入り、スカラバス</small></p>
<p><strong>――『フランキー・フリーコ』のときのインタビューで“おもちゃが欲しくなるキャラクター”を想定してデザインするとおっしゃっていましたが、おもちゃが欲しいキャラクターは？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>難しい選択ですね！　シリーズで全部揃えたいので(笑)。でも特に<strong>“ドレダイト”</strong>はフィギュアにしたらすごくカッコいいんじゃないかと思います。赤い鎧をまとった、悪役の手下のような連中ですね。特撮に出てくる怪人のような、大胆な色使いが特徴で、フィギュアに落とし込んだらすごく映える気がするんですよ。いっそのこと、自分で作ってみようかとも思っています。絶対にカッコいいものができると思うので。</p>
<p><strong>――ドレダイトはカッコよかったですね。私はドゥーダッドもお気に入りなんですが、あのキャラクターは何がインスピレーションになってるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>色んなところからインスピレーションを得ているキャラクターなんです。80年代の『マスターズ・オブ・ユニバース（マスターズ 超空の霸者）』のグウィルダーに結構似ているかも。『スター・ウォーズ』のヨーダと比較する人もいますが、個人的にはむしろパロディ映画の『スペースボール』のヨーグルトのほうに近いと思います。それが彼のデザインのインスピレーションの一つになったのかもしれません。</p>
<p>ゴブリンの相棒というのはファンタジー作品では定番のキャラクターなので、自分なりの解釈で表現してみたかったんです。これはちょっとした豆知識ですが、<strong>ドゥーダッドの手を作る時間がなかったので、数年前に作った映画『レプリコーン・リターンズ』でレプリコーンに使った手やグローブをそのまま使っているんですよ。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80854" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_sub2.jpg 1700w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>アストロン６のメンバーとの撮影は「いつだって素敵なこと」</h3>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』や『フランキー・フリーコ』もそうですが、アストロン６のメンバーのコナー・スウィーニー、アダム・ブルックス、マシュー・ケネディが本作にも出演していますよね。彼らに本作の話をした時、どんな反応を示していましたか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>みんな、ある種の感慨深さを感じていたと思います。というのも、<strong>私たちが初期に一緒に作ったものの一つに『Goreblade』という短いウェブシリーズがあって、『デスストーカー』のパロディのような作品だったんです。</strong>それから何年も経って、実際に『デスストーカー』の映画を制作することになった。それで彼らに出演のオファーをするというのは、私たち全員にとって、どこか非現実的で不思議な感覚を覚える体験だったんです。彼ら全員に出演してもらうことは、僕のこだわりでした。彼らは観客を楽しませてくれる存在だし、才能ある友人たちを自分の映画に起用できるのは素晴らしいことです。それに撮影現場に友人がいてくれるというのは、いつだって素敵なことですからね。</p>
<p><strong>――彼らの役柄は彼らが演じるのを想定して当て書きするのですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>実際にキャスティングできるかどうかには様々な要因が絡んできますが、多くの場合は「彼らが出演できますように」という願望を込めて書いていますね。「この役はアダムにぴったりかも」「酒場にいるこのお調子者の役は、マシューならうまく演じられそうだな」といった具合に、彼らの顔を思い浮かべながら。ハルガン王子については、間違いなくコナーをイメージしていました。“気取った王子様”というか、ちょっと鼻持ちならない王子様のような感じを想定していて、彼にぴったりですよね。脚本家や監督として、すでに親しい間柄で、その人の癖や雰囲気をよく知っている俳優を念頭に置いて書くというのは、間違いなくプラスになります。シーンの展開や、どんな楽しい瞬間を作れるかといったアイデアの助けになりますから。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-80875" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/Death_subsub4-1.jpg 1707w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――今回の作品はシリーズ化にぴったりですよね。作り手として続編を作りたいという想いはあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>ぜひ作りたいですね。ただ、いつものことですが、結局は資金の問題になってしまうんです。『デスストーカー』も『サイコ・ゴアマン』も『フランキー・フリーコ』も『ザ・ヴォイド 変異世界』も、僕が手がけた作品はどれも続編を作るのにうってつけの題材ばかりなんですけどね。何しろハリウッドは、企画を立ち上げるのが難しい場所です。最後は必ず「投資家にとって金銭的な魅力があるか」という点に行き着いてしまう。</p>
<p>あまり期待しすぎないようにはしていますが、でも『デスストーカー』の続編はぜひ作りたいと思っています。デスストーカー役のダニエル・バーンハードも100％乗り気なんです。彼はあのキャラクターをとても気に入っていて、今や彼自身が“デスストーカーそのもの”と言えるくらいですよ。<strong>この世界観を広げるきっかけがあれば最高ですし、追求できる続編のアイデアも山ほどあるんです。</strong></p>
<p><strong>『デスストーカー』</strong>公開中</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/Kp-ll_rdXcQ?si=zWSezzMhKquzRHQ8" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>© 2025 HANGER 18 DEATHSTALKER MOVIE INC.</p>
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		<title>【インタビュー】“高尚なホラー映画”ばかりじゃつまらない！　レトロなハチャメチャパペット映画『フランキー・フリーコ』が生まれた理由</title>
		<link>https://horror2.jp/80775</link>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 03:19:40 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[スティーヴン・コスタンスキ]]></category>
		<category><![CDATA[フランキー・フリーコ]]></category>

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		<description><![CDATA[怪しい深夜CMを見て電話をかけたら、パーティー野郎のクリーチャーがやってきた!?　『ザ・ヴォイド 変異世界』『サイコ・ゴアマン』のスティーヴン・コスタンスキ監督が初めて挑んだパペット映画『フランキー・フリーコ』が現在公開 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-1024x723.jpg" alt="『フランキー・フリーコ』スティーヴン・コスタンスキ監督インタビュー" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-80827" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/frankie-kostanski_interview.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>怪しい深夜CMを見て電話をかけたら、パーティー野郎のクリーチャーがやってきた!?　『ザ・ヴォイド 変異世界』『サイコ・ゴアマン』の<strong>スティーヴン・コスタンスキ監督</strong>が初めて挑んだパペット映画<strong>『フランキー・フリーコ』</strong>が現在公開中だ。</p>
<p>昨年しれっと日本に来ていたコスタンスキ監督に、本作について直接お話を聞く機会を得た。なぜ今パペット映画に挑戦するのか？　レトロな作風の裏にどんな想いがあるのか？　謎の深夜CMの元ネタは？　エヴァンゲリオンのパーカー（結構着込んでいる）をお召しになった素敵なオタクスタイルのコスタンスキ監督に、色々とお話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79729" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_main.jpg 1680w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>色んなホラー映画があってほしい</h3>
<p><strong>――『サイコ・ゴアマン』の公開の際に日本にいらして、上映館で舞台挨拶やサイン会をしましたよね。日本のファンと沢山接したと思いますが、その時の心境はいかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>スティーヴン・コスタンスキ監督：</strong>最高の気分でしたね。日本の観客のリアクションと、彼らに受け入れてもらえた様子をこの目で見られて感無量でした。<strong>日本のメディアやカルチャーに親しんで育った僕にとって、大きな意味があることだったんです。子</strong>供の頃に好きだったものがフィルムメーカーとしての自分を形作っていて、その結果として日本の観客を楽しませることが出来たわけですから。本当に感慨深い体験でした。</p>
<p><strong>――コスタンスキ監督が本作について「この映画はA24のシリアスすぎるホラー映画に対する反論だ！」とコメントされていて。それがすごく可笑しくてワクワクしたんですけれど、その裏にはどういう想いがあったんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>少なくとも北米ではホラー映画は確かに素晴らしいし、僕が好きになる傑作もたくさん公開されています。でも、昔の映画のような多様性ってもう無くなっている気がするんです。<strong>子供のころビデオ店のホラーコーナーに行くと、ある棚には『エクソシスト』が、別の棚には『グーリーズ３』が並んでいた。ああいう光景が恋しいんです。</strong></p>
<p>僕は映画にバラエティがほしいんです。今のジャンル映画は……あえてこういう言い方をするけれど、<strong>みんな同じ“高尚なホラー映画”というものを追い求めているように感じます。</strong>そうした映画も悪くないけど、毎日『ヘレディタリー 継承』を観たいわけじゃない。『ヘレディタリー 継承』を観たかと思えば、『死霊のはらわた』も観たいし、それから『ゴーストバスターズ』や『テラービジョン』を観る日もあってほしい。僕にとっては、何よりもそうしたバラエティがあってほしいんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1024x615.jpg" alt="" width="1024" height="615" class="alignnone size-large wp-image-79736" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1024x615.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub7.jpg 1663w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>監督がこだわる“ハンドメイドの質感”</h3>
<p><strong>――80年代を思わせる作風が定着していますが、CGをふんだんに使ったリアルな映像に慣れている今の世代にも、過去の映画技術の魅力を伝えたいという想いがあるんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>ホラーであれSFであれファンタジーであれ、ジャンル全般において、本当に成立させるにはリアリティが必要だと思います。若い観客たちはそれを理解していると思いますし、実際、最近の多くの映画ではリアリティを重視する傾向がありますよね。ただ、こういうものは流行の波があるもので、以前はすべてがCG一色だった時期もありましたが、今はその段階を少し脱しているように感じます。</p>
<p><strong>若い人たちは“良い作品”がどこにあるかをしっかり見極めていると思うんです。だから、僕のようなスタイルの映画には、このジャンルにおいて常に居場所があるだろうと確信しています。</strong>なぜかと言えば、ホラー映画やジャンル映画は昔からそうだったから。常に、実写の特殊効果、実際のセット、本物の俳優が重視されてきました。VFXも確かに使えるツールの一つだけれど、結局のところ実写のリアリティに帰着するのだと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-1024x552.png" alt="" width="1024" height="552" class="alignnone size-large wp-image-80849" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-1024x552.png 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-600x324.png 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2-768x414.png 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/making_freako2.png 1342w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真　コスタンスキ監督とフリーコたち</small></p>
<p><strong>――今回、そういったスタイルの中でもパペットを使った映画に挑戦しようと思ったのは何故だったのですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>アイデアの一部は『サイコ・ゴアマン』を作っているときに生まれました。あの映画のクリーチャースーツは本当に手間がかかったんですよ。メイクを施した俳優がスーツの中に入るわけですが、スーツを着せる時間、スーツの手入れをする時間、そして脱がせる時間が必要になります。そこで考えたのが、「パペットを使えばもっと簡単に映画を作れるんじゃないか？」ということ。実際にはまったくそうではなかったんですけどね！</p>
<p>そもそも僕はパペットを使った映画が大好きなんです。<strong>現代の映画ではあまり見かけなくなってしまったけれど、あれは一つの芸術様式だと思います。CGでは、映画におけるハンドメイドの質感の代わりにはなり得ない気がするんですよね。</strong>だからこそ、昔ながらのスタイルに立ち返りたかった。それに僕はチャールズ・バンドの映画の大ファンでもあります。『グーリーズ』や『パペット・マスター』シリーズ、フルムーン・ピクチャーズ、エンパイア・ピクチャーズの作品をよく観ていました。今回の作品では、そうした映画の技法を再現したかったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79733" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-768x460.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub4.jpg 1685w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>パペット映画の技術を「一から独学で学んだ」</h3>
<p><strong>――人間にクリーチャースーツを着せるより、パペットを使うほうがむしろ大変だったんですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>そうなんです。なにしろ、すべてが初めてだったから。これまでパペット映画を作ったことがなかったので、パペットに命を吹き込む方法を一から学ばなければならなかったんです。アニメーションの作り方やケーブルの仕組み、アニマトロニクス……独学で技術を習得しながら手探りで進めていきました。なので本当に難しかった！　作りながら多くのことを学べたけれど、思い通りにいかないこともたくさんありました。スケジュールもタイトでしたしね。パペットにまばたきをさせたり、目を動かしたりするためだけに、夜遅くまで作業しなければならないこともありました。</p>
<p><strong>――過去のどんなパペット映画からインスピレーションを得たんでしょうか？　好きな映画に使われている技術に挑戦してみることで、新たな発見や感慨はありましたか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>子供の頃に観ていたパペット映画にはとても影響を受けましたね。『グーリーズ』『グレムリン』『パペット・マスター』、特に『グレムリン２』は今回の作品にとって大きな影響源でしたし、『グーリーズ３』の影響も大きかったですね。実際、クラシックなホラー映画の中でその精神を再現しようとしたという点では、『グーリーズ３』が最も大きな影響を与えてくれたかもしれません。</p>
<p>パペットを使った撮影は、うまくいったときは楽しいし、うまくいかないときは本当にイライラするって感じでしたね。でもセットで撮影している時に、パペットが思いがけない動きをする瞬間は最高でした。<strong>パペッティアたちが予想外の動きをさせてくれて、モニターでそれを見ていると笑ってしまうんです。そこには強烈な喜びがあって、苦労するだけの価値があるなと思いましたよ。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79731" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2-1536x921.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub2.jpg 1694w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――深夜CMの有料電話でフリーコたちがやってくるというアイデアはどこから来たんですか？</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>日本にあるかは分からないけど、北米には「1-900」で始まる有料の電話番号があるんです。クレジットカードなんかで料金を支払うんですけどね。多くはテレフォンセックスのようなものだったんですが、なかには占いとか、すごくヘンテコなものもあったんですよ。「あなたの犬が前世でどんな有名人だったか」や、「エルヴィス・プレスリーはまだ生きているか」を教えてくれるとかね。そのなかに、パペットが電話に出て、彼らと話ができるものもありました。<strong>「もしその番号に掛けて、電話に出たのが小さなゴブリンみたいなやつだったらどうなるんだろう？」</strong>というのがアイデアの原点です。同時に<strong>『死霊のはらわた』的な、一人の男がたくさんのモンスターと戦う、閉鎖空間を舞台にしたホラー・コメディ</strong>を作りたかったのもあります。そこから徐々に発展していってこの映画のプロットが生まれたんです。</p>
<p><strong>――３人のフリーコたちのキャラクターデザインや属性はどういう風にイメージを作っていったんでしょうか。ボインクは特に可愛かったですね。</strong></p>
<p><strong>コスタンスキ監督：</strong>シャバドゥー♪（ボインクの真似）　僕がキャラクターをデザインする時は、まずおもちゃをイメージするんです。<strong>もし自分が子供だったら、このおもちゃを手に入れたいと思うかどうかをまず考える。</strong>ボインクの場合は、メカニックでありながらサイボーグでもあるという感じ。基本的には、それぞれのキャラクターに何らかの特徴や役割を持たせるようにしています。サイボーグ、カウボーイ、パーティー好き、ギャングスタ風のロボット……といった具合にね。それぞれに明確な“売り”があって、それがデザインの方向性を決めているんですよ。</p>
<p><strong>『フランキー・フリーコ』</strong>公開中</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-79735" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/Frankie_sub6.jpg 1680w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/_h-GSVQi9XI?si=JM-P-EG6p9ZU-5Ni" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>© 2024 Hangar 18 Freako Movie Inc</p>
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		<title>ジョン・リスゴーの怪演が「本当に恐ろしい」　老人虐待描くスリラー『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』監督インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Jun 2026 10:07:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ジェニー・ペンはご機嫌ななめ]]></category>

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		<description><![CDATA[ジェフリー・ラッシュ＆ジョン・リスゴーW主演、老人たちが暮らすケアハウスを舞台にしたソリッド・サイコスリラー『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』（６月12日(金)公開）。穏やかな生活が送れるはずだったケアハウスで待ち受けてい [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main-1024x724.jpg" alt="『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』ポスター、ジェームズ・アッシュクロフト監督" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-80343" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main-1536x1086.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/jenny-penn_int_main.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ジェフリー・ラッシュ＆ジョン・リスゴーW主演、老人たちが暮らすケアハウスを舞台にしたソリッド・サイコスリラー<strong>『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』</strong>（６月12日(金)公開）。穏やかな生活が送れるはずだったケアハウスで待ち受けていたのは、<strong>人形を持った恐ろしい支配者</strong>だった……。</p>
<p>判事という仕事を長年務め上げ、強い正義感と高いプライドを持つステファン・モーテンセン（ジェフリー・ラッシュ）。そんな彼も病には勝てず、ケアハウスへ入居し車椅子生活を送ることになる。体が言うことを聞かず、自分の人生がどの段階にあるかを痛感していくステファンだったが、脅威は“老い”だけではなかった。ジェニー・ペンと名付けたドールセラピー用の人形を手に、陰湿ないじめで老人たち支配する入居者のデイヴ・クリーリー（ジョン・リスゴー）がいたのだ。彼と敵対したステファンはやがていじめの標的になり、<strong>その戦いは人生最後の壮絶な死闘と化していく。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535-1024x703.jpg" alt="" width="1024" height="703" class="alignnone size-large wp-image-80347" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535-1024x703.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535-600x412.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535-768x527.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535-1536x1054.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/d604f45bd50de2d10a3f31cabcb58535.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>オーウェン・マーシャルの原作小説をもとに本作の脚本を書き上げ、監督を務めたのは新鋭<strong>ジェームズ・アッシュクロフト</strong>。俳優として長らく活動し、本作で監督としてその才能を世に知らしめることとなった。そんなアッシュクロフト監督にインタビューを行い、意外な出演作や本作の一番の“恐怖”、ジェニー・ペンのインスピレーションなどについて伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-1024x683.jpg" alt="ジェニー・ペンはご機嫌ななめ　メイキング写真" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80346" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/6965a02df39477024a125f94399263d8-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真：アッシュクロフト監督とジェフリー・ラッシュ</small></p>
<p><strong>――アッシュクロフト監督は羊のホラー映画の『ブラックシープ』(06)に俳優として出演されているんですよね。</strong></p>
<p><strong>ジェームズ・アッシュクロフト監督：</strong>そうなんです。小さな役でしたけど本当に楽しい経験でしたよ。撮影は３日間の予定だったんですが、農場での撮影で雨が続いて２週間に延びたんです。私の役は最初に食べられてしまう科学者で、同じ演劇学校を卒業したばかりの仲間たちが他の科学者役を演じていたので、その長丁場がむしろ良い時間になりました。<strong>羊に食べられるのも楽しかったですしね(笑)。</strong></p>
<p><strong>――日本では知る人ぞ知る作品だったのですが、2020年にやっと劇場公開されてニッチな人気がある作品なのでお話を伺えてとても嬉しいです。</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>それは素晴らしいですね！　『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』のスタッフの大半が私の次回作『When Darkness Loves Us』にも参加してくれているのですが、<strong>彼らはその直前に『ブラック・シープ』の続編の撮影をしていたんですよ。</strong>今年の後半くらいに公開されるんじゃないかな。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-1024x554.jpg" alt="" width="1024" height="554" class="alignnone size-large wp-image-80349" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-1024x554.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/40b3bd79681a31c0f53331090f1043a2-2048x1107.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「ジョン・リスゴーの演技は本当に恐ろしいものになりました」</h3>
<p><strong>――楽しみにしています！　『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』にはジェフリー・ラッシュとジョン・リスゴーという大物二人が主演していますが、彼らにどのように本作を売り込んだのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>何年も前に脚本を書き始めた当初から、この役にはジェフリーとジョンを想定していたんですが、まさか彼らを起用できるとは思ってもいませんでした。でも、実はすごく簡単に決まったんです。</p>
<p>彼らのエージェントに連絡を取り、彼らを褒め称える手紙を書いたんです。彼らは数日で会うことを決めてくれました。ジョンは特にこのプロジェクトに不安を感じていたようで、断るつもりだったみたいなんですが、直接会って私のアプローチを話すと承諾してくれました。とても難しい役柄なので、作り手側の意図を理解して、十分な配慮がなされているか確認したかったのでしょう。ジェフリーとは会ってすぐに火が着いたように意気投合しました。私たちはみんな演劇のバックグラウンドを持っていたので、共通の言語を持っていて、相性がよかったのだと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-1024x554.jpg" alt="" width="1024" height="554" class="alignnone size-large wp-image-80356" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-1024x554.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/3d72ccc05ea279f1e7b5f3770c648452-2048x1107.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――脚本はご自身で書かれていますが、実際に撮影してみて予想以上に恐ろしく感じたり、強く心が動かされたシーンはありますか。</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>やはりクリーリー（ジョン・リスゴー）が人形を手にしているシーンでしょうね。<strong>彼がその瞬間を心から楽しんで有頂天になっているとき、それは本当に恐ろしいものになりました。</strong>監督として俳優のそうした仕事を見るのは素晴らしい経験ですが、振り返ってみるとあまりにも不穏で、ジョンの俳優としての力量を見せつけられた感じでしたね。</p>
<p>一方で、感動的な瞬間もたくさんありました。<strong>エキストラも含めて、すべての俳優が自分の人生を振り返り、とても感情的になっているのが感じられました。</strong>それはとても美しかった。この映画は人の尊厳を奪うような場面がとても多いんだけれど、俳優たちが勇気と威厳を持って演じてくれたのでそれがとても心に響きましたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80353" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/0c691afc4afb612922cbabf4adbb1d32-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――色んな怖さが描かれている作品ですが、アッシュクロフト監督にとって一番の恐怖というのはどんな点でしょうか。</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>一つは<strong>自律性を失うこと</strong>でしょうね。ケアハウスというものが存在する社会では、過酷な生活の移行が待ち受けています。自律性を奪われ、自分らしさを失い、自分の世界がごく狭い範囲に縮小されてしまう。かつての生活を捨て、より小さな生活へと移っていくのです。多くの人にとってそれは必要なことではあるんだけれど。</p>
<p>ただ<strong>個人的な最大の恐怖は、クリーリーのような独裁者になってしまうこと</strong>です。多くの暴君は必ずしも最初から暴君になろうとしているわけではないと思いますが、十分な状況が与えられれば、<strong>「絶対的な権力は絶対的に人を堕落させる」</strong>という古い格言が現実になることもある。そして私たちの誰もがその誘惑から逃げおおせるとは思えません。私の妻なんて「あなたの心の奥底にはごく小さな独裁者が潜んでいる」と言っていますしね(笑)。</p>
<h3>ジェニー・ペンは昼は“調和の象徴”、夜は“拷問器具”</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-1024x554.jpg" alt="" width="1024" height="554" class="alignnone size-large wp-image-80350" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-1024x554.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/7e63da6e7f0e3b2ef72134cd1d2fd22f-2048x1107.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――クリーリーにとっての“ジェニー・ペン”という存在を、監督はどのように捉えていたんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>主な目的は、<strong>公の場における“仮面”</strong>でしょうね。ジェニー・ペンという存在があって、クリーリーはその背後に隠れているのです。彼は認知症を装ってもいるので、小さな赤ちゃんの人形を持った彼を見て人々は<strong>「従順で無害だ」</strong>と思うことでしょう。しかし夜になると、この人形を使う目的は大きく変わります。<strong>この人形を使って、どれだけ人々を恐怖に陥れ、虐待できるか。</strong>彼が頻繁に人形に向かって独り言を言うのは、恐怖を植え付ける手段で、一種の拷問器具のようなものです。</p>
<p>私はそうした二面性を感じさせるキャラクターや物語が大好きなんです。<strong>公の場では、穏やかさや調和、従順さの象徴。しかし扉の向こう側では、拷問器具になる。</strong>それはあの人形が作られた本来の目的とは正反対のものです。それはまさしく、クリーリーの倒錯した性質とサディズムを物語っていますよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-1024x554.jpg" alt="" width="1024" height="554" class="alignnone size-large wp-image-80354" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-1024x554.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-768x415.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-1536x830.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/999e38d2a6037973074d3bc81c11835f-2048x1107.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ジェニー・ペンの造形や劇中での見せ方、演出についてはどんなことを意識されていたんでしょうか。人形を扱ったホラー映画も多数ありますが、そうした作品はヒントになったのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>アッシュクロフト監督：</strong>ジョンがジェニー・ペンを自分の分身のように演じられることを念頭に置いていました。人形はいくつか種類があって、ジョン自身が人形を操作する場面もあれば、パペッティア（人形使い）が操作する場面もありました。あるシーンでは私の半分くらいの大きさの人形もあったし、他の場面ではさらに大きな人形も登場します。一番興味深かったのは、ジョンが画面に映っていない時でさえ、人形を操ることに完全に没頭している姿を見ることでした。<strong>人形でありながら、あれは常にジョンそのものだったんです。</strong></p>
<p>“アナベル”や“チャッキー”のようなホラー映画の人形についてはよく認識しているけれど、私たちは<strong>「怖い見た目の人形にはしない」</strong>という明確な方向性を持っていました。ごくありふれた、親しみやすいものを作りたかった。その存在が“何者か分からない”ほど、家庭的な雰囲気を帯びて、より不気味に映るからです。おそらく一番近いのは、<strong>リチャード・アッテンボロー監督の映画『マジック』</strong>でしょうね。あれは手品師の話だけど、あのタイプのデザインを意識していたんです。</p>
<p>ジェニー・ペンに関しては、眼球を取り除くことで、親しみやすい人形がグッと不可解なものになりました。<strong>何かが不可解なとき、つまりそれを本当には理解できないとき、そこに真の恐怖が生まれるのだと思います。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80351" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/06/f3f76b1015b949769c0294de9ac1e7ca-2048x1365.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』</strong><br />
６月12日(金)よりロードショー</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/0ZA_EqMd9_I?si=n-tM0a44G4uKxjfl" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>©2024 Hyenas Rule Ltd</p>
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		<title>【インタビュー】『ネバーアフターダーク』デイヴ・ボイル監督が目指した“これまでにない”幽霊屋敷ホラー</title>
		<link>https://horror2.jp/80040</link>
		<comments>https://horror2.jp/80040#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 04 Jun 2026 10:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[Never After Dark／ネバーアフターダーク]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[デイヴ・ボイル]]></category>

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		<description><![CDATA[俳優・賀来賢人と映画監督のデイヴ・ボイルが共同設立した映像製作会社「SIGNAL181」の第１弾長編映画、『Never After Dark／ネバーアフターダーク』が６月５日(金)よりいよいよ公開される。 “霊体の姉”を [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/NeverAfterDark_interview_main-1024x723.jpg" alt="" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-80058" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/NeverAfterDark_interview_main-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/NeverAfterDark_interview_main-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/NeverAfterDark_interview_main-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/NeverAfterDark_interview_main.jpg 1530w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>俳優・賀来賢人と映画監督のデイヴ・ボイルが共同設立した映像製作会社「SIGNAL181」の第１弾長編映画、<strong>『Never After Dark／ネバーアフターダーク』</strong>が６月５日(金)よりいよいよ公開される。</p>
<p>“霊体の姉”を連れた霊媒師の愛里（穂志もえか）。彼女が調査にやってきたのは、“０時５分”に決まって霊が現れるという山奥の洋館だ。オーナーの禎子（木村多江）は霊の存在を信じているが、息子の群治（賀来賢人）は懐疑的で、この洋館には何も問題がないと思っている。愛里は鏡とロウソクを用いた儀式で霊との接触を試み、真実を解き明かそうとするのだが……。</p>
<p>定番の幽霊屋敷モノと思わせつつ、先入観を打ち破る意外な展開が次々と待ち受けている本作。ホラーが大好きだというデイヴ・ボイル監督にインタビューを敢行し、“これまでにないもの”を追求した物語やキャラクター造形について、お話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80062" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/7bcd2e717797bddf2ed5e9b9e1cba664-2.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――霊媒師がある屋敷に行って怪奇現象を調査するというあらすじから『死霊館』(13)みたいな映画を想像していたんですけど、どんどん予想外のことが起こって驚かされました。</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>もともと<strong>“幽霊よりも生きている人間の方が怖い”</strong>というテーマで脚本を書いていたので、『死霊館』(13)のような作品とは違う構成になりました。幽霊モノってもうすでに沢山あるので、面白いものを作るのってすごく難しいと思うんです。大体終わり方も似ているんですよね。最終的に主人公や霊媒師がその霊と向き合って、霊自体がそこから解放されるか、あるいは呪われたまま終わるのか……。そうしたものとはちょっと違うストーリーにしたかった。霊媒師は霊と向き合うのは慣れていると思うんですけど、そこで<strong>“慣れていない敵”</strong>を立てると面白いかなと思ったんです。</p>
<p><strong>――主人公・愛里のバディである美玖が“霊体の姉”というのも面白いところです。鏡やガラスなどに映る姿でしか見えないというのは絶妙な霊の表現ですね。</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>主人公に話し相手がいないと、彼女の性格やバックストーリーを描くチャンスがなかったんですよ。そこでもしバディみたいな存在がいるとしたら幽霊かなと思ったんです。最初は愛里のお母さんにするというアイデアもあったんですが、子供の頃に死んだ姉がそのまま霊体としてついてきているという方が、切なくて良いですよね。</p>
<p>美玖の現れ方として“鏡に映る”というのは、実はそんな深く考えずに書いたんですね。他の人には見えていないけど、愛里にだけ見えているという表現として分かりやすくしたかった。できるだけ合成を使わずに現場で撮りきって幽霊感を表現しようとしていました。そこで鏡に汚しを入れてもらったんですが、<strong>そうすると絶妙な幽霊感が出て、なんとも言えない怖さが生まれましたね。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80054" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/50877107e489f8d0c1d69b6d1a56f807.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ホラー映画にはたびたび霊媒師が登場しますが、愛里は変わったキャラクターですよね。霊が見えてるのに「もう今日は営業終了だから」と言ってお酒を飲んで踊りだしたりする。「こんなキャラクターは初めて見た！」と思いました。</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>僕も霊媒師のキャラクターはたくさん見てきました。大体は主人公じゃなくて脇役として出てきますよね。最初は主人公やその家族が霊に困る出来事があって、そして霊媒師に助けを求める展開になるんですけど、いつも違和感を覚えるのは、霊媒師が主人公と同じくらい霊を怖がっているんです。ただ、普段仕事として霊に接していたらもう慣れているんじゃないかと思うんです。それで、<strong>霊を特に怖がっていないキャラクターだったら面白くなるだろうなと。</strong>ただ一つ大きな問題があって、主人公が怖がっていないと観客も怖がらないんですよ。なので、そのバランスをとるのが非常に難しかったですね。</p>
<p><strong>――愛里の髪型が妙にギザギザしていて個性的だなと思っていると、あとでその理由が分かるというのも面白かったです。</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>そういうちょっとした違和感を作るのがとても好きなんです。僕も観客として観ているときはそういう方が楽しいかなと思っていて。「なんでだろう」という引っかかりがあって、だからこそ続きが気になるような、そういう作りにしたかったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/R_38_0620-1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79973" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/R_38_0620-1-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/R_38_0620-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/R_38_0620-1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/R_38_0620-1.jpg 1080w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――愛里が行う儀式も目を引きます。あれはオリジナルのものなんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>ホラー映画に登場する儀式って似通っていますよね。ウィジャボードやタロットカードを使ったり。そこで今まで見たことがない儀式を作ろうと思いました。西洋の伝統でも日本の伝統でもない、何かしらの伝統から生まれてきたものとして描きたかった。ゾートロープがフレームになった鏡や道具のデザインをゼロから作ってもらい、鏡のフレームになっているゾートロープも、現場で撮りきれるように作ってもらいました。ちょっと昔の、まだCGが発明されていない映画の雰囲気を出せていたら嬉しいですね。</p>
<p><strong>――キーになる人物を吉岡睦雄さんが演じています。吉岡さんは黒沢清監督の中編ホラー『Chime』(24)での主演が強い印象に残っているんですが、吉岡さんのキャスティングはやはり『Chime』がきっかけだったんでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ボイル監督：</strong>実は吉岡さんは「忍びの家 House of Ninjas」(24)のワンシーンに出演していただいているんです。そのシーンは村尾嘉昭監督が撮っているので、僕は現場にはいなかったんですが。『Never After Dark／ネバーアフターダーク』でのキャスティングは賀来さんが提案してくれたんですよ。ぴったりですよね。吉岡さんはよく考えられた予想外のお芝居をしてくださいますし、台本にないようなニュアンスを出してくれたり、素晴らしい俳優さんだと思います。</p>
<p>役柄については吉岡さんと色々話しました。愛里役の穂志さんたちにはキャラクターのバックストーリーや歴史を書いた資料を渡していて。吉岡さんのキャラクターについても一応書いたんですが、吉岡さんは「これは読まないほうがいい気がします」とおっしゃって。脚本を書いている段階では、あのキャラクターは低いトーンでゆっくり話すイメージだったんですよ。ただ、僕は最初に俳優さんがどんなお芝居を持ってくるのか見てみたいタイプでもあるんです。それで、リハーサルの時に吉岡さんがいきなり早口で喋り出した時に最初は驚きましたけど、本当に見事なチョイスだなと思いました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80055" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/ba631262c67884751ae0d57a2474f819.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『Never After Dark／ネバーアフターダーク』</strong><br />
６月５日(金)公開<br />
配給: TOHO NEXT</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/S0tlzx70s60?si=abYp7bmTAx8UJjkq" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>© 2025 Signal181, Inc. All rights reserved.</p>
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		<title>【インタビュー】予測不能の山荘ホラー『KEEPER／キーパー』　オズグッド・パーキンス監督が語る悪夢的イメージのインスピレーション</title>
		<link>https://horror2.jp/79991</link>
		<comments>https://horror2.jp/79991#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 28 May 2026 09:59:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[KEEPER／キーパー]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[オズグッド・パーキンス]]></category>

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		<description><![CDATA[昨年『ロングレッグス』『THE MONKEY／ザ・モンキー』が立て続けに日本で公開され、ホラー映画ファンに一躍その名が知れ渡ったオズグッド・パーキンス監督。彼の新作『KEEPER／キーパー』が５月29日(金)より公開だ。 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/keeper-poster_and_Osgood-Perkins_photo-credit-Jared-Boyce-1024x722.jpg" alt="『KEEPER』ポスター、オズグッド・パーキンス監督写真" width="1024" height="722" class="alignnone size-large wp-image-80102" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/keeper-poster_and_Osgood-Perkins_photo-credit-Jared-Boyce-1024x722.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/keeper-poster_and_Osgood-Perkins_photo-credit-Jared-Boyce-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/keeper-poster_and_Osgood-Perkins_photo-credit-Jared-Boyce-768x541.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/keeper-poster_and_Osgood-Perkins_photo-credit-Jared-Boyce.jpg 1532w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>昨年<strong>『ロングレッグス』『THE MONKEY／ザ・モンキー』</strong>が立て続けに日本で公開され、ホラー映画ファンに一躍その名が知れ渡った<strong>オズグッド・パーキンス監督</strong>。彼の新作<strong>『KEEPER／キーパー』</strong>が５月29日(金)より公開だ。</p>
<p>ミニマルな物語が主人公の憂鬱とともに奇妙な広がりを見せる本作。アーティストのリズは、医者である恋人マルコムに交際１周年記念の旅行に誘われ、森の奥深くの山荘へとやってくる。しかし、マルコムが職場に呼び戻され、リズは山荘に一人きりになってしまう。どこか本心が見えない恋人への不安を払拭したい彼女だが、心の奥底にある不安が染み出て可視化されるかのように、<strong>奇妙な幻覚</strong>が次々と襲いかかる。そんなリズを、驚くべき真実が待ち受けていた……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80104" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/fed8b343a2c29e752e4b4e6aa2fb1c0b.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>コンスタントに作品を発表し、自身の世界観を拡張し続けるパーキンス監督にインタビューを敢行。本作のユニークな制作プロセスや、悪夢的恐怖表現のインスピレーションなどについて伺った。好きな日本のホラー作品についても語ってくれている。</p>
<p><strong>※ネタバレ部分の前に注意書きあり</strong></p>
<p>＜予告編＞<br />
<iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/rQhOec8LddM?si=xFo7ML0Q8rRHAJKJ" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<h2>オズグッド・パーキンス監督インタビュー</h2>
<p><strong>――本作は珍しい作り方をされたそうですね。脚本家のニック・レパードから徐々に脚本が届く形だったとか？</strong></p>
<p><strong>オズグッド・パーキンス監督：</strong>前作『THE MONKEY／ザ・モンキー』のあと、チームのみんなとの仕事が楽しくて「もう一本映画を作ろう」ということになりました。資金も時間もほとんど無かったんだけれど、映画作りに対するチームみんなの愛とインスピレーションと熱意があった。ニック・レパードが脚本を書き出したのと同時に、あらゆるパートを進め始めたんです。互いに並行して線路を走っている感じでしょうか。なので、撮影に入る頃には完成した脚本が存在していました。</p>
<p>当初のアイデアは<strong>“人間関係にまつわるホラー映画”</strong>、これだけです。というのも、時間がないので撮影拠点を移動することはできない。ロケ地は一箇所。そうするとキャストは少人数になる。キャストが少人数なら、人間関係をより深く描ける映画にできる。そこで、人間関係をテーマにした映画になったわけです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80110" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/0202e5a058dc4038de69fedfbc8916c6.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>ニックが脚本を書き始めてページを送ってくると、私がフィードバックを出し、彼が書き直し……という双方向のやり取りを繰り返していきました。そして後に俳優たちもそのプロセスに加わった。ストーリー展開はとてもシンプルでストレートなものです。カップルがロマンチックな週末旅行に出かける。彼は街に戻らなければならず、彼女は取り残されて、どうにか一人で過ごす。それだけです。<strong>私たちはバイブスや質感を重視していて、それらが物語を推し進めてくれるようなものになったかなと自負しています。</strong>私たちは制約の中で働き、その制約を乗り越えることで、自分たちの道を見出していったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80106" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/777eac9fc4922a1f6ae91a4e6e1a085c.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――主人公のリズが目撃する“大きさが異なる２人のミンカ”のように、本作ではシュールレアリスティックな表現が取り入れられています。以前好きなホラー映画に『イレイザーヘッド』を挙げていらっしゃいましたが、デヴィッド・リンチの影響もあるのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>“２人のミンカ”については、実は私が見た夢がインスピレーションになっています。プロデューサーが目の前にいるんだけど、同じ人物なのに一人は大きく、もう一人は小さかった。夢で見たそのイメージをみんなに話して、あのシーンが生まれました。私が影響を受けたものすべてをひとつひとつ挙げることはできないけれど、<strong>デヴィッド・リンチの全作品から影響を受けているのは間違いないでしょうね。</strong>私が見聞きしたものすべてが私の中を通り抜けて、また外へと出ていく、一つの大きな流れのようなものなんです。そのなかで、ある特定のものが私を本当に奮い立たせ、全身を刺激して、エンジンを全開にしてくれるのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80107" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/a62c37d55dc37ea4bf9cae4647a1d61f.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――リズが山荘で見る奇妙な幻覚には、ろくろ首のようなクリーチャーも登場しますね。あれは日本の妖怪からインスピレーションを得たものなんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>100％、間違いなくそうです。日本のホラーという偉大な伝統への私たちのささやかなオマージュでした。</p>
<p><strong>――日本のホラー作品でお好きなものはありますか？</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong><strong>『リング』がベストですね。最高だと思います。</strong>すっきりとした明確な呪いの物語で、恐ろしいコンセプトが美しく表現されています。日本のオリジナル版は本当に素晴らしいし、ゴア・ヴァービンスキーがリメイク版の『ザ・リング』で日本の原作から取り入れた部分を見比べるのも好きです。クローゼット（押入れ）の中で発見される少女のシーンは、日本版でもリメイク版でも、私が知る限りホラー映画の中で最高の要素の一つだと思います。それと最近、<strong>雨穴</strong>の本を読んでいるんです。<strong>「変な家」「変な家２」「変な絵」</strong>――すごくハマっていますね。</p>
<blockquote><p><strong>※ここから先は、クライマックスで明かされる真相に触れています。映画の鑑賞後にお読みください。</strong></p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80115" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/86a1feae716dc7925d34b911bd555473.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――映画の冒頭から、女性の苦しみを描いた作品であることが暗示されています。しかし監督はむしろ男性側の有害性について意識していたそうですね。この２つは両輪ではありますが、自身にとって身近な方からアプローチしたということなんでしょうか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>そういうことになります。私は女性であることがどういうことか十分に知らないので、この作品では男性の醜悪さを前面に出さざるを得なかったんです。しかしですね、少なくとも私が関わっている映画においては、<strong>真実は常に悪役から語られるもの</strong>なんです。悪役こそが、今起きていることの厳しい真実を体現している。それに、なぜかは分からないけど、私はもともと悪役のキャラクターに惹かれるところがあります。それが私の心理をどう物語っているかはさておきね。</p>
<p>この映画の場合、悪役というのは、物事が自分の思い通りに進むと決めつけている、ある種傲慢な男なんです。もちろん、彼にもある種の脆さや葛藤があるように見えるんだけれど、彼は正しく振る舞うほどには葛藤していない。もしこの物語において、<strong>これまで何でもやり過ごしてきた人物がついに逃げ切れなくなるのだとしたら、それこそがこの映画の興味深いテーマになると感じました。</strong>何事も難なく切り抜けてきた男が、形勢逆転し、戯言が通用しなくなった時、何が起こるのか。それを検証するのは有意義なことだと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80108" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/7425f20fe8251661334083995148580f.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――クライマックスは衝撃的ですね。あの結末は早い段階で決まっていたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>最初は決まっていませんでしたね。撮影を終えてポストプロダクションに時間をかけたあと、追加で撮影をする機会に恵まれました。そこで撮影中に浮かんでいたアイデアをしっかり仕上げることができて、あのシーンが完成したという感じです。</p>
<p>地下室にいる魔女のようなあのモンスターたちは、マルコムの人生に出入りしてきた女性たちの流れとつながっているんです。<strong>モンスターたちは犠牲者の女性たちを確かに食べるんだけれども、称えてもいるのです。</strong>それは食事の前に小さな祈りや感謝を捧げるのと同じようなものです。私たちはそのことをどう表現するか模索していました。</p>
<p>そこで思いついたのが<strong>“苦痛の仮面”</strong>というアイデアです。特定の文化には“死の仮面”がありますよね。日本だと歌舞伎にもあるかな。モンスターたちが犠牲者の痛みを称え、その痛みを祝うために、“犠牲者の顔”、“苦痛に歪んだ顔”を被る。このアイデアはかなり後になって浮かんだものでしたが、幸いなことにその時点でNEON（制作・配給会社）から少し資金を提供してもらえたので、非常に美しい視覚効果を作ることができました。モンスターたちの顔は、過去の出来事、つまりマルコムが女性たちを犠牲にし、モンスターたちの餌にしたという歴史と結びつけることを意図していました。しかし、モンスターたちはマルコムが思うような単なる“怪物”ではありません。感情があり、誇りがあり、自分たちの行いに対する悲しみを抱えている。私たちは、その方がはるかに興味深いと考え、それを視覚的に表現したいと思いました。そこで、最終的にあのようなクライマックスになったんですよ。</p>
<p><strong>『KEEPER／キーパー』</strong><br />
５月29日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開</p>
<p>© 2025 SHADOWLESS HORSE PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.</p>
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		<title>“サメを悪役として描かない”新たなサメ映画『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』ショーン・バーン監督インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 07 May 2026 11:02:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[サメ]]></category>
		<category><![CDATA[ショーン・バーン]]></category>
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		<description><![CDATA[「サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです」 カンヌ国際映画祭監督週間に選出された異色のサメ映画『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』（５月８日公開）のショーン・バーン監 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1024x724.jpg" alt="" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-79663" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1536x1086.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです」</p>
<p>カンヌ国際映画祭監督週間に選出された異色のサメ映画<strong>『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』</strong>（５月８日公開）のショーン・バーン監督はそう語る。本作で描かれるのは、危険生物（サメ）と危険人物（殺人鬼）の二重の脅威。サメという生き物が時に人間の脅威になりうることを示しつつも、決して“悪役”にはせず、サメを使って自分のための“殺人ショー”を行うサイコパス殺人鬼の邪悪さを強調する。</p>
<p>ショーン・バーン監督はニック・レパードの書いたユニークな脚本を読み、すぐに惹きつけられたという。「サメがスクリーン上で悪役として描かれないのはこれが初めてで、<strong>観客を怖がらせつつも、倫理的な観点から事実を正しく伝える絶好の機会だと思いました</strong>」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-79652" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-600x337.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr.jpg 1462w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>不動の名作として君臨するスティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)は、“サメ＝人間を食らう恐ろしい生き物”という印象を決定づけてしまった。スピルバーグは近年、自身の映画がサメの個体数激減に影響を与えたとして、後悔の念を口にしている。</p>
<p>「『ジョーズ』が成功することでサメにどんな影響があるかを分かっていたら、スピルバーグはあの映画を作らなかったかもしれませんね。『ジョーズ』は実質的にサメを絶滅危惧種にしてしまった。彼はただ素晴らしい映画を作っただけで、彼に責任があるわけではないんだけれど」</p>
<p>本作のサメの登場シーンでは、主にドキュメンタリーの映像を使用したという。その逞しく優美な姿に感じるのは、恐怖でなく畏怖だ。これまでのサメ映画とはスタンスが異なることにすぐに気付かされる。</p>
<p>「サメは威厳のある生き物です。この映画では、<strong>サメたちの姿を通して、それらがすべて実在する生き物であることを強調したかった。</strong>サメそれぞれに人間のように傷跡があり、独自の個性を持っているんです。彼らが息をのむほど美しいということを表したくて、音楽もそうした意識で選んでいます。<strong>サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです</strong>」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-79650" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-600x337.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214.jpg 1432w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ジェイ・コートニーが演じる殺人鬼タッカーは、サメを間近で観察できる体験ツアーの船長をしている。船上を居場所とする彼は、陽気な振る舞いでツアー客やサーファーを罠にかけ、自身のテリトリーに誘拐。サメをおびき寄せて人間を食べるように導き、その様子を撮影する。</p>
<p>「タッカーにカリスマ性を持たせることは非常に重要でした。クモがハエを捕まえる手段のようなものですからね。参考にしたのは、ジョン・ジャラットが『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』で演じた<strong>ミック・テイラー</strong>、エリック・バナが演じていた<strong>チョッパー・リード</strong>（『チョッパー・リード　史上最凶の殺人鬼』）。<strong>オーストラリアらしい愉快な犯罪者キャラクターは、被害者を油断させ、信頼させてしまう魅力があります。</strong>そんなキャラクターが突如、恐ろしい一面を見せるのです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1024x681.jpg" alt="" width="1024" height="681" class="alignnone size-large wp-image-79661" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1024x681.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>タッカーが狙いをつける主人公のゼファーは、孤独を内に抱えるサーファーだ。オーストラリアで地元のサーファーのモーゼズと出会い、一夜を共にするが、内面に深く踏み込まれるのを避けるように夜明け前に姿を消してしまう。一人になろうとした彼女が向かったのは海。そして、そこで待ち受けていたのがタッカーだった。ゼファーと同様に、タッカーも孤独を抱えた存在であると監督は言う。</p>
<p>「演じるジョイと一緒に、タッカーというキャラクターについてよく話し合いました。スクリーン上ではあまり出てこない背景も想定していたので、キャラクターに深みと立体感を与えることができたと思います。彼が子供の頃にサメの襲撃を生き延びたこと、そしてそれが彼の人生でもっともスリリングな瞬間だったことは物語で示していますよね。それに加え、彼は他の人間たちとはどこか馴染めない存在なんです。子供の頃から孤独感に苛まれ、見捨てられたような気持ちを抱えてきた。おそらく両親との関係も良くなかったのでしょう。そこで彼は、<strong>母親への復讐として女性を標的にしている</strong>のです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79671" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真：ショーン・バーン監督とタッカー役ジェイ・コートニー</small></p>
<p>憎悪の対象を自身で殺害しない点が、タッカーというキャラクターをより特異なものにしている。彼はあくまでサメに殺させることにこだわり、撮影したスナッフフィルムを船にコレクションしている。長年続けられていると思しきこの殺人ショーの観客は、彼ただひとりだ。</p>
<p>「彼は他人を介して、<strong>自身がサメに襲撃された体験を何度も何度も追体験している</strong>のです。サメが“海の王”だと考えていて、自分は“陸の王”であるかのように感じている。彼はサメとの間にある種の親和性を感じているんだけれど、それは完全に妄想的で、精神病的で、見当違いなものです。でも、彼はそう考えているんです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79653" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>予告編にも登場するタッカーのダンスシーンは、本作でとりわけ異様な存在感を放つ。船上でひとりきり、パンツにガウンという姿で踊り狂うそのシーンは「もっとも邪悪な瞬間」だと監督は言う。</p>
<p>「あのシーンは脚本に後から追加されたものでした。『羊たちの沈黙』でバッファロー・ビルが踊る偉大な前例がありますよね。『卒業白書』でトム・クルーズが見せたパンツ姿のダンスシーンのサイコパスバージョンをイメージしてもいます。あのダンスがいかに不気味なことか。タッカーにとっては、<strong>あれはスナッフ撮影の打ち上げパーティーのようなもの</strong>なんです。だから楽しいシーンである一方で、映画の中でもっとも邪悪な瞬間でもあるんです」</p>
<p><strong>『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』</strong><br />
５月８日（金）全国公開</p>
<p>監督：ショーン・バーン<br />
出演：ハッシー・ハリソン、ジェイ・コートニー、ジョシュ・ヒューストン、ロブ・カールトン、エラ・ニュートン、リアム・グレインキー</p>
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