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	<title>ホラー通信インタビュー &#8211; ホラー通信</title>
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	<description>日本で観られるホラー・スリラー・カルト映画の最新情報、ホラー系イベント＆エンタメニュースをお届けします。</description>
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		<title>“サメを悪役として描かない”新たなサメ映画『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』ショーン・バーン監督インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 07 May 2026 11:02:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[サメ]]></category>
		<category><![CDATA[ショーン・バーン]]></category>
		<category><![CDATA[デンジャラス・アニマルズ 絶望海域]]></category>

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		<description><![CDATA[「サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです」 カンヌ国際映画祭監督週間に選出された異色のサメ映画『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』（５月８日公開）のショーン・バーン監 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1024x724.jpg" alt="" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-79663" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview-1536x1086.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_dir_inteview.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです」</p>
<p>カンヌ国際映画祭監督週間に選出された異色のサメ映画<strong>『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』</strong>（５月８日公開）のショーン・バーン監督はそう語る。本作で描かれるのは、危険生物（サメ）と危険人物（殺人鬼）の二重の脅威。サメという生き物が時に人間の脅威になりうることを示しつつも、決して“悪役”にはせず、サメを使って自分のための“殺人ショー”を行うサイコパス殺人鬼の邪悪さを強調する。</p>
<p>ショーン・バーン監督はニック・レパードの書いたユニークな脚本を読み、すぐに惹きつけられたという。「サメがスクリーン上で悪役として描かれないのはこれが初めてで、<strong>観客を怖がらせつつも、倫理的な観点から事実を正しく伝える絶好の機会だと思いました</strong>」</p>
<p><img decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-79652" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-600x337.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_Cap_36tr.jpg 1462w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>不動の名作として君臨するスティーブン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)は、“サメ＝人間を食らう恐ろしい生き物”という印象を決定づけてしまった。スピルバーグは近年、自身の映画がサメの個体数激減に影響を与えたとして、後悔の念を口にしている。</p>
<p>「『ジョーズ』が成功することでサメにどんな影響があるかを分かっていたら、スピルバーグはあの映画を作らなかったかもしれませんね。『ジョーズ』は実質的にサメを絶滅危惧種にしてしまった。彼はただ素晴らしい映画を作っただけで、彼に責任があるわけではないんだけれど」</p>
<p>本作のサメの登場シーンでは、主にドキュメンタリーの映像を使用したという。その逞しく優美な姿に感じるのは、恐怖でなく畏怖だ。これまでのサメ映画とはスタンスが異なることにすぐに気付かされる。</p>
<p>「サメは威厳のある生き物です。この映画では、<strong>サメたちの姿を通して、それらがすべて実在する生き物であることを強調したかった。</strong>サメそれぞれに人間のように傷跡があり、独自の個性を持っているんです。彼らが息をのむほど美しいということを表したくて、音楽もそうした意識で選んでいます。<strong>サメを悪魔のように描いてきたこれまでのサメ映画の伝統に対抗する形で、この作品を作ったんです</strong>」</p>
<p><img decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-79650" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-600x337.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/a5aa9b178745a02f7095c359c29fe214.jpg 1432w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>ジェイ・コートニーが演じる殺人鬼タッカーは、サメを間近で観察できる体験ツアーの船長をしている。船上を居場所とする彼は、陽気な振る舞いでツアー客やサーファーを罠にかけ、自身のテリトリーに誘拐。サメをおびき寄せて人間を食べるように導き、その様子を撮影する。</p>
<p>「タッカーにカリスマ性を持たせることは非常に重要でした。クモがハエを捕まえる手段のようなものですからね。参考にしたのは、ジョン・ジャラットが『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』で演じた<strong>ミック・テイラー</strong>、エリック・バナが演じていた<strong>チョッパー・リード</strong>（『チョッパー・リード　史上最凶の殺人鬼』）。<strong>オーストラリアらしい愉快な犯罪者キャラクターは、被害者を油断させ、信頼させてしまう魅力があります。</strong>そんなキャラクターが突如、恐ろしい一面を見せるのです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1024x681.jpg" alt="" width="1024" height="681" class="alignnone size-large wp-image-79661" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1024x681.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/mainr.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>タッカーが狙いをつける主人公のゼファーは、孤独を内に抱えるサーファーだ。オーストラリアで地元のサーファーのモーゼズと出会い、一夜を共にするが、内面に深く踏み込まれるのを避けるように夜明け前に姿を消してしまう。一人になろうとした彼女が向かったのは海。そして、そこで待ち受けていたのがタッカーだった。ゼファーと同様に、タッカーも孤独を抱えた存在であると監督は言う。</p>
<p>「演じるジョイと一緒に、タッカーというキャラクターについてよく話し合いました。スクリーン上ではあまり出てこない背景も想定していたので、キャラクターに深みと立体感を与えることができたと思います。彼が子供の頃にサメの襲撃を生き延びたこと、そしてそれが彼の人生でもっともスリリングな瞬間だったことは物語で示していますよね。それに加え、彼は他の人間たちとはどこか馴染めない存在なんです。子供の頃から孤独感に苛まれ、見捨てられたような気持ちを抱えてきた。おそらく両親との関係も良くなかったのでしょう。そこで彼は、<strong>母親への復讐として女性を標的にしている</strong>のです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79671" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/DA_00421r.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真：ショーン・バーン監督とタッカー役ジェイ・コートニー</small></p>
<p>憎悪の対象を自身で殺害しない点が、タッカーというキャラクターをより特異なものにしている。彼はあくまでサメに殺させることにこだわり、撮影したスナッフフィルムを船にコレクションしている。長年続けられていると思しきこの殺人ショーの観客は、彼ただひとりだ。</p>
<p>「彼は他人を介して、<strong>自身がサメに襲撃された体験を何度も何度も追体験している</strong>のです。サメが“海の王”だと考えていて、自分は“陸の王”であるかのように感じている。彼はサメとの間にある種の親和性を感じているんだけれど、それは完全に妄想的で、精神病的で、見当違いなものです。でも、彼はそう考えているんです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79653" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00828.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>予告編にも登場するタッカーのダンスシーンは、本作でとりわけ異様な存在感を放つ。船上でひとりきり、パンツにガウンという姿で踊り狂うそのシーンは「もっとも邪悪な瞬間」だと監督は言う。</p>
<p>「あのシーンは脚本に後から追加されたものでした。『羊たちの沈黙』でバッファロー・ビルが踊る偉大な前例がありますよね。『卒業白書』でトム・クルーズが見せたパンツ姿のダンスシーンのサイコパスバージョンをイメージしてもいます。あのダンスがいかに不気味なことか。タッカーにとっては、<strong>あれはスナッフ撮影の打ち上げパーティーのようなもの</strong>なんです。だから楽しいシーンである一方で、映画の中でもっとも邪悪な瞬間でもあるんです」</p>
<p><strong>『デンジャラス・アニマルズ 絶望海域』</strong><br />
５月８日（金）全国公開</p>
<p>監督：ショーン・バーン<br />
出演：ハッシー・ハリソン、ジェイ・コートニー、ジョシュ・ヒューストン、ロブ・カールトン、エラ・ニュートン、リアム・グレインキー</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/KtGBzbrG-sU?si=4Hw4CS8w0CagH_DN" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-79651" srcset="https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/05/r_DA_00831.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2-1024x1448.jpg" alt="" width="1024" height="1448" class="alignnone size-large wp-image-78588" srcset="https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2-1024x1448.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2-768x1086.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2-1086x1536.jpg 1086w, https://horror2.jp/files/2026/03/144f5dc942dfdd51e5285267af08f7d2.jpg 1358w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>©2025 ANIMAL HOLDINGS PTY LTD</p>
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		<item>
		<title>日本のホラーがヒントに？　共依存ボディホラー『トゥギャザー』監督インタビュー　「黒沢清監督や伊藤潤二の漫画が大好き」</title>
		<link>https://horror2.jp/78299</link>
		<comments>https://horror2.jp/78299#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 05 Feb 2026 23:59:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[トゥギャザー]]></category>

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		<description><![CDATA[「80年代のボディホラーがねっとりした質感ならば、この作品は乾いていて痛々しいものにしたい」 目玉が、唇が、腕が……カップルの身体が“くっついていく”様を映したポスタービジュアルが衝撃を与えたボディホラー『トゥギャザー』 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview-1024x724.jpg" alt="" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-78333" srcset="https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview-1536x1086.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/02/together_dir_interview.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>「80年代のボディホラーがねっとりした質感ならば、この作品は乾いていて痛々しいものにしたい」</strong></p>
<p>目玉が、唇が、腕が……カップルの身体が“くっついていく”様を映したポスタービジュアルが衝撃を与えたボディホラー<strong>『トゥギャザー』</strong>がいよいよ公開。交際期間が長くなり、ときめきが薄れ、お互いの気持ちに明確なズレを感じつつも、長く一緒にいすぎたが故に別れる決心もつかない……。そんな倦怠期のカップルに肉体変異が起こり、文字通り<strong>離れたくても離れられなくなってしまう</strong>。実生活でもカップルの<strong>デイヴ・フランコ</strong>と<strong>アリソン・ブリー</strong>が、長い恋愛関係のリアリティが感じられる脚本に惚れ込み、主人公カップルを演じた。</p>
<p>本作を手掛けたのは、オーストラリアの新鋭<strong>マイケル・シャンクス監督</strong>。長編デビュー作ながら、あっと驚くようなアイデアをリアリティのある視覚効果で堂々映像化。それと同時に、80年代ボディホラーへの愛も多分に感じさせる作品に仕上げている。シャンクス監督に、目指した“ボディホラー像”やホラージャンルへの愛について伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e-1024x684.jpg" alt="" width="1024" height="684" class="alignnone size-large wp-image-78338" srcset="https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e-1024x684.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e-600x401.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e-768x513.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e-1536x1026.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/02/726f4721acf07194c650effc7658e89e.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真</small></p>
<p><strong>――『トゥギャザー』、今年のベストホラーというぐらい楽しませてもらいました。ラブストーリーであり、ボディホラーであり、ジャンプスケアもあり、ものすごく怖いのにユーモアもあります。この色んなものがミックスされたバランスは最初から想定できていたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>マイケル・シャンクス監督：</strong>色んな要素のバランスを感じ取ってもらえることは本当に嬉しいことです！　僕はもともとコメディを作っていたんですが、この作品は手に汗握るシリアスなホラー映画にするつもりでした。でも物語を書き進めるほど、どんどん不条理で荒唐無稽な状況に発展していったんです。そのなかで<strong>「ああ、この物語にはコメディの要素があるんだ」</strong>と気付き、抵抗をやめてその流れに身を任せるべきだと思いました。</p>
<p>でも同時に、一組のカップルの真摯なドラマでもあります。彼らは、別れるかそうでないのかの岐路に立たされている。僕自身もパートナーとの関係が17年続いていますから、自分の経験や感情も盛り込んで、“本物”だと感じてもらえるものにしたかった。</p>
<p>しかし一方で、ホラージャンルへの執着から、<strong>とにかく怖くてクレイジーな要素を詰め込もう</strong>とも思っていたのです。僕はこれまでホラーを撮ったことがなかったので本当にワクワクする試みでした。そうしたすべてのホラー要素を剥ぎ取っても、この映画が恋愛ドラマやロマンティック・コメディとして成立するバランスになっていれば嬉しいですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3-1024x551.jpg" alt="" width="1024" height="551" class="alignnone size-large wp-image-77223" srcset="https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3-1024x551.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3-600x323.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3-768x413.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3-1536x826.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/11/ad86a8bcd04116b3f59258411eb7ddc3.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――監督は別のインタビューで、この映画の視覚効果について「80年代のボディホラーは好きだけれど、当時のベタベタした質感は避けたかった」とおっしゃっていましたが、本作で追求しようとしたボディホラー像はどんなものだったのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>シャンクス監督：</strong>まず、ボディホラーは<strong>“我々の中に内在する恐怖”</strong>であるという前提があります。ナイフを持った誰かが追いかけてくるような“外側からやってくる恐怖”ではなく、自分自身や愛する人の身体が朽ちていったり変化していくという恐怖ですね。誰しもが抱えているパーソナルなホラーなんです。</p>
<p>そして僕は70～80年代のボディホラーが大好きです。『エイリアン』や『遊星からの物体X』、『ZOMBIO 死霊のしたたり』や『ソサエティー』のようなキャンプな作品。そしてもちろん、デヴィッド・クローネンバーグ監督作品のすべてもね。『ザ・フライ』なんて一際傑作だし、実はかなりロマンチックでもありますよね。80年代のあのドロドロ、ベタベタした質感は素晴らしいんだけれど、<strong>現代の映画があの技法を取り入れると、時々皮肉っぽく感じられてしまう</strong>んです。</p>
<p>本作にもユーモアはあるけれど、それが生まれるのはキャラクターや状況からであって、<strong>ビジュアルの部分はより現代的でリアルに扱いたい</strong>と思いました。メイクや視覚効果、特殊効果のスタッフたちには、80年代ホラーがねっとりした質感ならば、この作品は<strong>乾いていて痛々しいもの</strong>にしたいと伝えました。イメージとしては……私の叔父との握手ですね。子供の頃、すごく体が大きくて力強い叔父と握手した時、手の骨がまるで傘が壊れるようにポキポキと折れてしまうような感覚があったんですよ。<strong>手がぶつかり合う、骨が折れる、あの乾いた恐ろしい感覚。</strong>あれをこの映画で再現したいと思いました。そうした、視覚的にユニークなアプローチがしたかったのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-78343" srcset="https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/02/fb6d9dccb73ca79738908afe06db522f-2048x1152.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――まさしく、80年代ボディホラーを思わせる題材を、現在ならではのリアルな映像で作っているところがこの映画の好きなところです。シャンクス監督の短編作品『REBOOTED』(※)をYouTubeで拝見しましたが、レイ・ハリーハウゼン的なストップモーションの骸骨兵士のキャラクターが現代のハリウッドで仕事を探すというシニカルな内容でしたね。やはり、SFXやVFXといった映像技術の変遷に強い関心があるのでしょうか。<br />
</strong></p>
<p><strong>シャンクス監督：</strong>映画作りにおいてはキャラクターの創造や彼らの感情の旅路を形作っていくことが何よりも重要ではあるけれども、技術的な側面も大好きですね。興味を持ったきっかけは『ロード・オブ・ザ・リング』のメイキング映像でした。僕は12歳までニュージーランドに住んでいましたから、いわば聖地にいて、そこで人々がこんなクリエイティブなことしていたんだと気付かされたんです。VFXだけでなく、実写の特殊効果やミニチュアに魅了されました。映画本編を観るのと同じくらい、メイキング映像を観て<strong>「どうやって作ったんだろう」</strong>と考えるのが好きでした。</p>
<p>だから『REBOOTED』を作った時は、それらの技術を称えながら、その世界に自ら飛び込む機会にもなったんです。ストップモーションアニメーターを雇い、人形やラバースーツを使い、ハリウッドの特殊視覚効果の歴史に浸ることになりました。もし今後も映画を作り続けられるなら、脚本やストーリーテリングを愛するのと同じくらい、実写効果やデジタル効果に囲まれて、それらを心ゆくまで堪能したいですね。実は今回の映画の中で、<strong>行方不明のハイカー役を自分でやったんです。</strong>そのために特殊メイクを施されることになり、全身がグチャグチャの液体まみれになりました(笑)。そうやって映画の技術者たちと過ごす時間は本当に楽しいものなんです。</p>
<p>※『REBOOTED』- <a href="https://www.youtube.com/watch?v=1Rkn6rnsgc4" target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=1Rkn6rnsgc4</a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822-1024x553.jpg" alt="" width="1024" height="553" class="alignnone size-large wp-image-78360" srcset="https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822-1024x553.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822-1536x829.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/02/d22f31d8f966fe258540dd0202631822.jpg 1918w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ボディホラー以外のホラーの好みも伺いたいです。本作には『呪怨』のようなシーンがありましたね。日本のホラーもお好きなのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>シャンクス監督：</strong>『呪怨』や『ザ・リング』――僕が観たのはアメリカ版なのですが、もちろん好きです。でも<strong>一番のお気に入りは黒沢清監督の『CURE』ですね</strong>。観ているとまるで催眠をかけられているような感覚になり、不気味なほど心にこびりつくんです。映画のペース配分や、緊張感を生み出す不規則なリズムをもった編集手法について、自分の考えを大きく広げてくれました。彼の『Cloud クラウド』も素晴らしかったし、中編ホラー映画『Chime』はさらに衝撃的でした。論理的に完全に理解できているとは思わないけれど、観てからずっと頭に残り続けているんです。そして、今回の映画に影響を与えたのは『回路』ですね。ミリー（アリソン・ブリー）がガラスの壁に激突して踊るように動くシーンがありますが、あそこで私は<strong>『回路』の幽霊の動き</strong>を思い浮かべていました。美しくも不気味な、あの踊りのような動きをイメージしていたんです。</p>
<p>映画だけでなく、僕は日本の文化の大ファンなんです。高校時代に映画版の『バトル・ロワイアル』を観て大きな影響を受けたのですが、小説も買って読みましたし、作家で言えば村上春樹も好きです。漫画家の<strong>伊藤潤二も大好きで、彼の作品はこの映画の一部のビジュアルで大きなインスピレーションになっています</strong>。ティム（デイヴ・フランコ）の母親の顔がちょっと狂ったように見えるシーンがあるんだけど、あの視覚効果は自分で担当していて、伊藤潤二的に表現しようとしたんです。白黒で描かれた二次元の絵を実写映画に落とし込むのは奇妙な試みでしたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917-1024x552.jpg" alt="" width="1024" height="552" class="alignnone size-large wp-image-78362" srcset="https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917-1024x552.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917-600x324.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917-768x414.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917-1536x828.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/02/818777e5868aed8bf1a6fac9433e4917.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――この映画が長編デビュー作だと知って驚きました。元々はコメディを作っていたとおっしゃっていましたが、本作を作るまでにどんな活動をされていたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>シャンクス監督：</strong>初めての作品は、高校時代に映画祭のコンペティション用に作った短編映画です。その短編が優勝してゲームサイトでウェブシリーズ化され、１年半作り続けました。内容はビデオゲームのパロディで、出来は良くなかったけど「もしかしたら自分は結構これに向いてるかも」って思うようになったんです。その後YouTube向けに動画を作るようになって、その活動が目に留まって助成金がもらえるようになり、ひたすら制作を続けました。そうして、編集や視覚効果、作曲など制作プロセス全体の技術を磨いていったんです。</p>
<p>でも僕はYouTuberではなく映画作家になりたかった。YouTubeでできることはやり尽くしたと感じたので、映画を作るためにいくつか脚本を書いたんですが、それがハリウッドで注目され始めたんです。それがきっかけでデイヴ・フランコと会うことになり、既に書き上げていた脚本を渡しました。彼は脚本を気に入ってくれ、彼の妻のアリソン（・ブリー）と二人で<strong>「私たちが出演してもいい？　一緒に演じてみたいんだけど」</strong>と尋ねてきたんです。私は「もちろん！」と答え、突然この映画が形になりました。本当に本当に幸運でした。映画を作り始めてから17年になるけれど、そういうスキルを身につけ、“自分は出来る”という実感が持てるまでには長い時間がかかりましたね。</p>
<p><strong>『トゥギャザー』</strong><br />
2026年２月６日(金) より TOHO シネマズ 日比谷他ロードショー </p>
<p>配給：キノフィルムズ </p>
<p>© 2025 Project Foxtrot, LLC </p>
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		<title>台湾ホラー『呪詛』のチームとタッグ　映画『ザ・カース』宇賀那健一監督インタビュー「怒りを増幅させるような、SNSを取り巻く環境をモチーフに」</title>
		<link>https://horror2.jp/78063</link>
		<comments>https://horror2.jp/78063#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 16 Jan 2026 10:00:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>藤本エリ</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[宇賀那健一]]></category>

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		<description><![CDATA[『悪魔がはらわたでいけにえで私』、『ザ・ゲスイドウズ』などで知られる宇賀那健一監督と台湾ホラー『呪詛』のチームがタッグを組んだホラー映画『ザ・カース』が1月16日より公開中です。 ＜あらすじ＞東京で暮らす美容師の璃子は、 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="2005" class="alignnone size-full wp-image-78066" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-scaled.jpg 2560w, https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-600x470.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-1024x802.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-768x602.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-1536x1203.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/01/6d47acb3aafca74d0fd164f594f3d536-2048x1604.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /><br />
『悪魔がはらわたでいけにえで私』、『ザ・ゲスイドウズ』などで知られる宇賀那健一監督と台湾ホラー『呪詛』のチームがタッグを組んだホラー映画『ザ・カース』が1月16日より公開中です。</p>
<blockquote><p>＜あらすじ＞東京で暮らす美容師の璃子は、台湾の友人、淑芬(シューフン)の SNS をチェックして強烈な違和感を覚える。淑 芬の背後に髪の長い不気味な女が写っており、「お前ら全員さっさと死ね」と不穏な文章が添えられていたのだ。 淑芬と連絡が繋がらず、台湾人の元カレ、家豪(チャーホウ)に電話をすると「淑芬は半年前に死んだ」と告げられ る。淑芬は浜辺で変死体として発見され、不可解な状況に“呪い”だと噂する者もいたという。 さらに親友のあいりに大量の不気味なメッセージと動画が届く。再生すると、木槌で紙の人形を叩く異様な様子が 映っていた。その日をからあいりには奇行が目立ち始め、ある晩、璃子の眼前で命を絶った。 ついに璃子のもとにも紙人形の動画が届き、次のターゲットは自分だと悟る。呪いの発生地と思われる台湾に向 かった璃子は、迫りくる死より前に怨念の正体を暴き、呪いを祓うことができるのだろうか・・・?</p></blockquote>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/9yj7SVDjoQ0?si=m2Sg6I4XfK-sy5ZK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>本作の監督・脚本を務めた宇賀那健一さんにお話を伺いました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/D511F282-58CF-425D-9E1D-1EAB6E60BD4B.jpg" alt="" width="1343" height="943" class="alignnone size-full wp-image-78069" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/D511F282-58CF-425D-9E1D-1EAB6E60BD4B.jpg 1343w, https://horror2.jp/files/2026/01/D511F282-58CF-425D-9E1D-1EAB6E60BD4B-600x421.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/D511F282-58CF-425D-9E1D-1EAB6E60BD4B-1024x719.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/D511F282-58CF-425D-9E1D-1EAB6E60BD4B-768x539.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1343px) 100vw, 1343px" /></p>
<p><strong>——本作とても楽しく拝見させていただきました。「SNSによる恐怖」が描かれていますが、監督ご自身もSNSに対して思うところがあったのでしょうか。</strong></p>
<p>情報の真意が分からないものに対して過剰に反応する、ということがSNS上では以前からあったと思うのですが、一昨年くらいからより強く感じるようになり、それが一つのアイデアとなっています。TwitterがXになり、仕様も変わる中で、タイムラインの内容が変わったことも影響しているなと思います。僕のこれまでの作品では愛や友情を描くことが多かったので、人の死を描くにあたって“怒り”が必要だと思い、人々の怒りを増幅させるようなSNSを取り巻く環境をモチーフにしようと考えました。</p>
<p>また、僕の知り合いが友人を亡くした後に、SNSアカウントがまるでその方が生きているかのように更新されていて、それがイタズラなのか、良かれと思ってやっていることなのか、分からない、と話していたことがあって。その事象と、呪いを掛け合わせた映画を作ろうと思いました。SNSが今も更新されているということは、おそらく人が介在しているわけですが、なぜそんなことをしているのか、その意図が見えないことが一番怖いなと。</p>
<p><strong>——嫌ですけれど、まだ「お金目的」「フォロワー数目的」の様な分かりやすい理由があったほうがまだ納得出来るというか…。</strong></p>
<p>「意図が分からない」ことって恐ろしいですよね。</p>
<p><strong>——台湾ホラー『呪詛』のチームとタッグを組んでいらっしゃいますが、『呪詛』はSNSではないものの、人が媒介となって呪いを広げてしまうストーリーでした。本作にも同じ様な呪いの拡散を感じて、すごくゾッとしました。</strong></p>
<p>「呪いを怖い」と思う人間の心理自体に興味があるので、『呪詛』ももちろん好きでしたし、ご一緒出来て光栄でした。元々ホラー映画、ホラー作品が好きなのですが、根底にあるのが「結局人が1番怖い」ということで。今、家でも心霊Youtubeをよく観ているのですが、心霊の怖さそのものよりも、「どうすれば人って怖いと思うのだろう」という方に関心があって。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-scaled.jpg" alt="" width="2560" height="1707" class="alignnone size-full wp-image-78065" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-scaled.jpg 2560w, https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/01/4a557bf39c4ee1abd9ad7c3e7db7d4b5-2048x1366.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 2560px) 100vw, 2560px" /></p>
<p><strong>——監督が先程おっしゃっていた様な、最近のSNSに感じる違和感といったものは台湾スタッフとも共有出来たのでしょうか？</strong></p>
<p>基本的には近い感覚があったと思います。これは台湾に限らず、世界的にその傾向があるのかなと。ただ、日本のSNS事情はちょっと特殊で、Xが強かったりしますよね。匿名性の高いSNSが強くて、よく言えば“奥ゆかしさ”があるのかもしれないけれど、“陰湿”とも置き換えられるかなと。日本と台湾の違いというよりも、日本と他の国の違いもあってそこは面白かったです。</p>
<p><strong>——その他、台湾チームとご一緒してなるほどな、と驚いたことなどはありますか？</strong></p>
<p>幽霊に対する考え方は本当に違うなと思いました。日本より圧倒的に幽霊や呪いが信じられていて、本作に登場する “赤い服の女” も台湾での幽霊のイメージなんです。日本だと幽霊は白い服を着ていることがイメージとして強いと思うのですが、台湾では赤い服で、呪いや怒りが強いほど濃い赤で表現される。その中でも一番怒りや怨念を伴う亡くなり方が首吊り自殺だと信じられていて、恐ろしい幽霊は長い舌が出ているということになります。なので、フィクションだとしてもそういった幽霊をヴィジュアルとして撮ること自体も難しくて。<br />
本作では、コミカルな部分を取り入れていて、実際に、アメリカやヨーロッパで上映すると笑いが起こりますし、インタビュー取材でも「コメディとホラーの両立をどうしているか」ということをほぼ100%聞かれます。でも、台湾ではこの造詣に本当に恐怖を感じているのだなと現場で感じていました。撮影許可が降りなかったりもするので。</p>
<p><strong>——儀式のシーンも本当にアガりましたが、撮影は大変だったのではないでしょうか。</strong></p>
<p>撮影場所に使わせてもらった場所は、実際のお寺ではあるんですけれど、ああいう儀式が行われるわけではなくて。ただ、台湾の技術部の方が色々と勉強してくださって、悪魔や幽霊を祓うお仕事をしている人に話を聞いたりして。<br />
先程、台湾の方は幽霊や呪いを本気で信じている人が多い、という話をしましたが、“悪”や“悪魔”に対する考え方は意外と柔軟でした。僕らは描き方に正解を求めてしまうことがあるけど、「色々なパターンがあるから自由に考えていいよ」と言ってくれて、様々な宗教が混在しているからこそなのかな？と感じたりもしまいた。<br />
儀式のシーンでは、実際にこれが起きたらめちゃめちゃ怖いけれど、映画として観るとちょっと笑えるな、というくらいのルックを目指していました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca.jpg" alt="" width="1822" height="1080" class="alignnone size-full wp-image-78064" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca.jpg 1822w, https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca-600x356.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca-1024x607.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca-768x455.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/01/96f2168854055dc94a62de369fd004ca-1536x910.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1822px) 100vw, 1822px" /></p>
<p><strong>——恐怖描写はもちろん、主人公・璃子をはじめとする登場人物たちの絶妙な“嫌さ”の人間描写が素晴らしかったです。</strong></p>
<p>主人公たちの反応とか、行動、怖いですよね。全員“偽善者”として描きたいなと思っていました。呪いが伝播していく恐ろしさと面白さというのは十分理解した上で、他の作品と同じことをやってもしょうがない、“今”ならではの作品を作りたいなと思ったときに、観客の皆さんに「誰が本当は正しいのか分からない居心地の悪さ」を体験してもらいたいなと。この映画を観て、笑っちゃってもいいし、笑っちゃった自分に対しての居心地の悪さもあると思うので。僕の世代よりももっと若い、物心ついた時からSNSが普及している世代がどう感じてくれるかも楽しみしています。</p>
<p><strong>——まさに“今”私が嫌だな、と違和感を感じていることが本作で描かれていて、映画という時間がかかる作品でそれが出来ていることに感動しました。</strong></p>
<p>ありがとうございます。映画が作られる流れも、それ消費する流れも年々スピードが早くなっていますよね。企画から数えると数年かかる映画ですが、出来るだけ現実の世界の事象とタイムラグが無い、新しいものを出していきたいなと思っています。<br />
昨年、ジェームズ・ガン監督の『スーパーマン』を観て、あの規模の作品で、原作もので、企画だけでも長い月日がかかっているはずなのに、“今”を濃く反映していて感動しました。僕もそんなエンターテイメントとしても面白く、現実のムードを描けたら良いなと思っています。</p>
<p><strong>——監督の今後の作品も楽しみにしております。今日は素敵なお話をどうもありがとうございました！</strong></p>
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		<title>“ガラスの靴を履くためにつま先を切り落とす”……シンデレラの義姉妹の行為が象徴するもの　『アグリーシスター』監督インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 15 Jan 2026 11:00:04 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>

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		<description><![CDATA[「王子様といつまでも幸せに暮らしました、めでたしめでたし」……おとぎ話の幸せな結末から疎外された“脇役”は何を思うのか？　『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』（１月16日公開）は、シンデレラの醜い義姉妹のひとり [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/ugly-stepsister_interview_main-1024x725.jpg" alt="『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』ポスター、エミリア・ブリックフェルト監督" width="1024" height="725" class="alignnone size-large wp-image-78016" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/ugly-stepsister_interview_main-1024x725.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/ugly-stepsister_interview_main-600x425.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/ugly-stepsister_interview_main-768x544.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/01/ugly-stepsister_interview_main.jpg 1536w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「王子様といつまでも幸せに暮らしました、めでたしめでたし」……おとぎ話の幸せな結末から疎外された“脇役”は何を思うのか？　<strong>『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』</strong>（１月16日公開）は、シンデレラの醜い義姉妹のひとりを主人公に据え、美の規範に自分を押し込める苦しみを描いたボディホラーだ。ノルウェーの新鋭<strong>エミリア・ブリックフェルト監督</strong>が自身の脚本を大胆に映像化し、本作で鮮烈なデビューを飾った。</p>
<p>王子に恋心を抱いている主人公のエルヴィラ。母親は彼女の容姿が劣っていると感じていたが、再婚相手の急逝で生活が危うくなり、エルヴィラの外見を磨き上げて王子と結婚させようと画策する。憧れの王子と結婚するため、そして家族の生活のため、エルヴィラは過酷な肉体改造で美しく変身していくのだが、容姿に恵まれた義姉妹のアグネス（＝シンデレラ）も、密かに舞踏会へ参加しようとしていた……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main-1024x703.jpg" alt="" width="1024" height="703" class="alignnone size-large wp-image-76702" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main-1024x703.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main-600x412.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main-768x527.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main-1536x1054.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>麻酔を使わない整形手術に危険なダイエット。過度なプレッシャーでストレスに侵されながら、どこまでも犠牲を払っていくエルヴィラを見ていると、誰もが知る「シンデレラ」の結末があまりに恐ろしく感じられてくる。王子がシンデレラを選ぶあの結末が、どうか変わるようにと願わずにいられないのだ。</p>
<p>「幼い頃は自分もシンデレラに憧れていた」というブリックフェルト監督は、なぜ義姉妹を主人公に選んだのか。物語の着想やデヴィッド・クローネンバーグからの影響、特殊メイクのこだわりについてお話をうかがった。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d-1024x683.jpg" alt="メイキング写真／エミリア・ブリックフェルト監督" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-78028" srcset="https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/01/2359f41b3e01636310ce17bf64f3d97d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真／エミリア・ブリックフェルト監督</small></p>
<p><strong>――シンデレラの義姉を主人公にするアイデアは素晴らしいですね。それだけでも「絶対に観たい！」と思わされました。アイデアの発端はなんだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ブリックフェルト監督：</strong>大人になって改めて、グリム兄弟版の「シンデレラ」で義姉妹の一人が<strong>ガラスの靴を履くためにつま先を切断するシーン</strong>に感銘を受けたんです。私自身、足がすごく大きいんですよ。ヨーロッパサイズの42で、なかなか履ける靴が見つからないから、いつもちょっと小さめの靴を履かざるを得なかった。そのようにして育ったから、自分が世間的な美の基準から外れていて、そこに自分を押し込めるために何でもやらなければいけない、という意識が潜在的にあったんですね。</p>
<p><strong>“ガラスの靴を履くためにつま先を切り落とす”という行為は、多くの女性たちが美を追い求めるなかで取り組んできたことを完璧に象徴している</strong>と気付いたんです。私たちはどこか「シンデレラになりたい」と思って育つんだけれど、大人になる過程で<strong>「自分は義姉妹の方なんだ」</strong>という現実に突き当たるわけです。だから、このとても人間的なキャラクターの視点で物語を描きたかったんですよね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76704" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub6.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――義姉妹の物語を描くうえでボディホラーというジャンルを選ばれたわけですが、デヴィッド・クローネンバーグ監督の影響があったそうですね？</strong></p>
<p><strong>ブリックフェルト監督：</strong>クローネンバーグのボディホラーへのアプローチにとても影響を受けています。<strong>身体の変容を通して、キャラクターと社会との関わりを深く掘り下げる</strong>という点ですね。女性は昔から、そして現代では男性も、みんな自分の身体に対して葛藤を抱えていますよね。これは個人的な問題に見えがちなんだけれども、<strong>実は社会の基準に自分をはめ込もうとしている</strong>んです。絶対入りようのない小さいサイズの靴に足を入れようとするなんて、まさしくですよね。クローネンバーグの精神に則って、私も主人公が身体に行うあらゆる施術と変容において、比喩と深い意味を込めるようにしています。</p>
<p><strong>ボディホラーは、観た人がキャラクターに起こったことを自分の身体に起こったことのように感じてもらえる</strong>という側面があるんです。この作品の場合、主人公のような葛藤を自覚しているのであれば、自分の体験を投影されていると思ってもらいたいし、逆にそういった経験がなかった人であれば、新たな理解や視点を得るきっかけになってほしいですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-76705" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ボディホラーは技術的なハードルがすごく高いと思うんですが、この映画はものすごくリアルな描写を実現していますよね。例えば主人公のエルヴィラは露骨に醜い顔をしているわけではなく、もともと可愛らしい顔をしているんだけど、整形手術を受けたことで一皮向けて明確に美しくなっている。そういった自然な変化の描写にはこだわりがあったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>ブリックフェルト監督：</strong>その部分に気付いてくださってとても嬉しいです。私もボディホラーの大ファンですから、その要素で観客を失望させるわけにはいかないと思っていました。ボディホラーではCGよりも“実際に存在するもの”と向き合うことが重要だと思っているので、実写の特殊効果にこだわっています。小さな作品だからなんでもやれるわけではなかったけれど、やりたいことにフォーカスしたのが功を奏しましたね。</p>
<p>エルヴィラに関しては、醜い人をキャスティングしようということは考えていませんでした。<strong>美の理想像から少し離れてさえいれば、誰でもエルヴィラを演じられるのです。</strong>最終的にリア・マイレンという私たちのエルヴィラを見つけ、特殊メイクのトーマス（Thomas Foldberg）とともに、彼女を土台としてエルヴィラの初期のデザインを考えていきました。</p>
<p>重要なのは、ディズニー映画やコメディのような醜さではないこと。当時も現代も魅力的とは見なされない特徴を持つ、普通の女性を描きたかったのです。過酷なダイエットをする彼女の体重の変化も、自然なものにしたかった。鼻を変える時も、ほんの少しだけです。これは現代の人々が行う整形手術にも近いものがありますよね。彼女の変化は大げさではなく常に現実の範囲内にあるんです。絶え間なく変化していくエルヴィラを撮影するのは本当に大変な作業だったけれど、とても楽しかったし、やった甲斐はあったと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76709" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/ugly-sister_sub4.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――つま先を切り落とそうとするシーンはアイコニックですが、個人的にもっとも衝撃的だったのは、つけまつげを直接肌に縫い付けるシーンです。あのシーンはどのように生まれたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>ブリックフェルト監督：</strong>あのシーンの撮影に関しては、昔からある合成のトリックを使っています。シンプルですがとても効果的ですよね。このシーケンスでは、<strong>ダリオ・アルジェントの『オペラ座 血の喝采』</strong>からインスピレーションを受けているんです。そこではすべてが“目”と“目の中の恐怖”に焦点を当てており、目がシーケンスの主役になる。まぶたを通しての視点はアルジェントを真似させてもらいました。</p>
<p>実は彼女が受ける施術は全て、過去の実話や噂などの調査に基づいているんです。アメリカの新聞が報じていたのですが、パリで針と糸でまつげを縫い付ける施術があったそうなんです。劇中と同じくコカインを鎮痛剤として使ったかは不明ですが、恐ろしい話だと思いました。作品にこのシーンを入れたのは、<strong>美しくなったエルヴィラがそれでも満足できず、常に人と比較して自分を“十分ではない”と感じ、新たに極端な手段に走る姿を描きたかったからなんです。</strong></p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/cG4BCVmGzi4?si=7NBywnahP13x4koB" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p><strong>『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』</strong><br />
2026年１月16日（金）新宿ピカデリーほか全国公開</p>
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		<title>悪魔は物理攻撃で倒せるか？　『悪魔祓い株式会社』イム・デヒ監督インタビュー　「悩ましいけど、マ・ドンソクなら……(笑)」</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Dec 2025 10:12:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[悪魔祓い株式会社]]></category>

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		<description><![CDATA[「悪魔というのは意識として存在していて、“この世に実際にあるものではない”と考えています。だから、すごく悩ましいところではありますが……マ・ドンソクさんであれば可能だと思います(笑)」 マ・ドンソクが企画・製作・主演を務 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/akumabarai_kabu_int_main-1024x724.jpg" alt="" width="1024" height="724" class="alignnone size-large wp-image-77657" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/akumabarai_kabu_int_main-1024x724.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/akumabarai_kabu_int_main-600x425.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/akumabarai_kabu_int_main-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/akumabarai_kabu_int_main.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「悪魔というのは意識として存在していて、“この世に実際にあるものではない”と考えています。だから、<strong>すごく悩ましいところではありますが……マ・ドンソクさんであれば可能だと思います(笑)</strong>」</p>
<p>マ・ドンソクが企画・製作・主演を務めたホラーアクション<strong>『悪魔祓い株式会社』</strong>（12月12日公開）のイム・デヒ監督にインタビューを敢行した。力で敵をねじ伏せる剛腕キャラクターを演じることでおなじみのマ・ドンソクが、本作では“悪魔トラブル”を解決する会社のバウ社長を演じる。となると、マ・ドンソクが拳で悪魔を撃退するシーンを期待してしまうわけだが、オカルトに詳しいイム・デヒ監督に“物理攻撃で悪魔を倒すことは可能だと思うか”を聞いてみると、茶目っ気たっぷりに先の答えが返ってきた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="size-large wp-image-77674" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/125e6cad93de1d6a6d213d318ac43695.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>マ・ドンソク映画らしいユーモアと痛快でパワフルなアクションと、ホラーを得意とするイム・デヒ監督ならではの本格的なオカルトホラーが共存した本作。監督のこだわりのポイントをたっぷりと語っていただいた。映画本編とともにぜひお楽しみあれ。</p>
<h2>イム・デヒ監督インタビュー</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1-1024x681.jpg" alt="" width="1024" height="681" class="size-large wp-image-77671" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1-1024x681.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-1-1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――企画・原案がマ・ドンソクさんだそうですが、企画はどのようにスタートしたのでしょうか？　マ・ドンソクさんとどんなことを話し合いましたか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>一番最初にマ・ドンソクさんとお会いした時に何が得意かを聞かれ、私は「ホラーが好きでホラーを得意としている」と伝えました。何か面白いものを一緒に作れるだろうかと相談を始めたところで、マ・ドンソクさんから家ホラーを作ってはどうかと提案があったんです。その時、現在のキャラクターとは全く違うものではあったんですが、バウとシャロン（悪魔祓い株式会社のエクソシスト）のキャラクターを絵で描いてくださり、「こんな感じはどう？」と示してくださって。それを受けて私がストーリーを練り、シノプシスを彼に送って……という過程を数か月間続けました。そんな風にピンポンのようにやりとりをしながら肉付けをし、文字にしていく作業を続けていったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-77687" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269-1536x1023.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/cf9658b148ffd7871002d9c892e0d269.jpg 1726w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――本作の構想には３年かかったそうですね。どのような点に時間をかけたのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>構想というよりも、シナリオを完成させるまでに３年ぐらいかかっています。<strong>キリスト教的な要素と、東洋のシャーマニズム的なキャラクターを映画的に組み合わせていく作業</strong>にものすごく苦労しました。もちろん映画なので、想像力を働かせて創造することもできるのですが、それは神に対する冒涜であると思うんです。その上で、マ・ドンソクさんのアクションをどのように盛り込んでいくのかを考えました。闇雲に入れればいいというものではありませんしね。さらに、シャロンによるシャーマニズムも入れなければならず、どのようにすればぎこちなさがなく“異質感”を生み出すことができるのか考えました。</p>
<p>本作では、取り憑かれた人に対して悪魔祓いをして、悪魔ひとつを追い出せばおしまいなのではなく、それを犯罪集団やカルト集団のように構築していくことにしました。悪魔に取り憑かれる理由にしても、過去に犯した犯罪や病気によって外から悪魔が入ってくる……そんなところに着眼をしています。そんな風に悪魔に追随し、崇拝する者たちを作っていこうと思ったんです。さらに、その崇拝者たちの中にも階級があると考え、そうした部分を作り込んでいきました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="size-large wp-image-77677" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/736cb567aa08c8ed84724b1ea8547708.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――本格的なオカルトホラーとマ・ドンソクらしい痛快なアクションとユーモアが見事に融合しています。このバランスを成立させるのに気を配った部分はありますか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>観客の皆さんに恐怖とともに面白さを感じてもらうというのは重要なポイントでした。怖いんだけど、同時に痛快なアクションも見せていく……それをどのように描くかすごく悩みました。それは３年間ずっと悩み続け、撮影に入る前も、撮影をしている間もずっと悩んでいたことです。</p>
<p>私は逆に、マ・ドンソクさんが出演しているのに彼の象徴ともいえるアクションやユーモアが抜けていたらどうなるだろうか？と考えてみることにしたんです。実は、そういうバージョンのシナリオも作ってみたんですが、やはりどこか不自然になってしまい、ではそれをどのようにして融合させればいいのかを悩み続けることになりました。</p>
<p>そこで考えたのが、<strong>“悪の勢力を倒す存在”としてバウを描くこと</strong>です。エクソシストを描いた多くの映画では、エクソシストがひとりいて、ひとりで儀式を行いますよね。でも、今回は敵となる存在がカルト集団として描かれていて、悪を崇拝する人たちがいます。バウをそういう人たちから人々を守る存在として描いたらどうだろうかと考えたのです。最終的に取り憑いた悪魔を退散させるのはエクソシストであるシャロンなんですが、バウは悪の勢力や崇拝者たちを倒す……そんな風に、役割分担させることで映画の流れをスムーズにしました。</p>
<p>また、ユーモアやアドリブといった要素も同じです。マ・ドンソクさんが出演しているのにそれを抜いてもいいものだろうか？　それについては私もマ・ドンソクさんもかなり悩んだところです。私は、北野武監督のコメディ作品がすごく好きなんです。そしてマ・ドンソクさんのコメディ作品も好きなので、そういうものをうまく融合させたいと考えました。マ・ドンソクさんのアイコンともいえるコミカルな部分も要所要所で入れたかった。怖いシーンのあとにちょっと面白い場面を盛り込むことで観客が心理的にリセットできて、物語が続いていく。そんな流れを意図を持って作り上げています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-77679" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-2-1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――日本の映画ファンの間では、ホラー映画において悪霊や悪魔などを物理的な攻撃で倒すシーンがあると、痛快で面白いとしてたびたび話題になります。オカルトに詳しいイム・デヒ監督としては、物理的な攻撃で悪魔を圧倒することは可能だと思われますか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>“オカルトについてある程度の知識を持っていること”と、“創作すること”には大きな違いがあることを切実に思い知らされ、もっと努力をする必要があると感じました。</p>
<p>物理的に倒すことができるのかという問いですが、悪魔というのは意識として存在していてこの世に実際にあるものではないと考えています。だから、すごく悩ましいところもありますが、マ・ドンソクさんであれば可能だと思います(笑)。地獄の門が開いて吸い取られていく訳ですが、本作に出てくる“モレク”という悪魔は牛の形をしていて子どもを食べる悪魔なんです。でも、マ・ドンソクさんであればそれを倒すことができると思うし、観客の皆さんも納得できて、面白さを感じていただけるのではないかと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-77681" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14-600x399.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14-768x511.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14-1536x1022.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/Holy-Night_Still_BTS-14.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――段階がしっかり決まっている悪魔祓いの手順や、悪魔祓いに使う道具が目を引きました。これは何に基づいているのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>エクソシストや悪魔祓いを扱っている映画を見ていると、どれも同じような段階やパターンが存在します。色々研究する中で、もちろん細かな違いはあるものの、その中にも同じようなパターンが存在することを発見しました。例えば『NY心霊捜査官』という作品には、悪魔祓いの儀式における言葉の詳細などの言及があります。そういう傾向を分析して作り上げています。言語についても同じで、色々なものを組み合わせていきました。</p>
<p>シャロンは、キリスト教でいうところの司祭ではありません。にもかかわらず悪霊払いをするというのは、<strong>何かに反していたり宗教的な衝突があるのではないか</strong>と考え、それをどのようにうまく融合させようかと試行錯誤しました。私が以前作った独立映画でも、本作における悪魔祓いと同じような６つの段階を経ています。<strong>“霊を呼び出して、それを癒し、送り返す”</strong>――こういったことは、韓国的な考え方というわけではなく、中国や日本にもありますし、東南アジアにも似たような考えがあるようです。そんな風に捉えれば可能であると考えました。道具についても、巫女さんなどが使っているものというよりも、儀礼的に使われているもので、言葉についても同じです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="size-large wp-image-77683" srcset="https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/12/d2cd4d84e6a3f4e01b4d7bacbf9e60b6.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /> </p>
<p><strong>――定点カメラやスマホを使った映像など、POVホラーの要素も取り入れられていてワクワクしました。インスピレーションやヒントになった作品はありますか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>カメラワークについてインスピレーションを受けた作品というのは特にないんですが、依頼人で医師のジョンウォンと悪魔に取り憑かれた妹ウンソという姉妹の過去をどのようにすれば効果的に見せることができるのかを考えた結果、色々なスタイルによる映像を取り入れることになりました。バウたちのチームの中にはちょうど情報収集を担当するキムがいるので、防犯カメラやスマホといった様々なものが出てきます。そして、<strong>監視カメラ自体も何かに取り憑かれているのではないか</strong>と思わせたくて、色々と工夫をしていますよ。</p>
<p><strong>――日本では近年、ラッセル・クロウがエクソシストを演じる『ヴァチカンのエクソシスト』が人気を博していて、今回の映画についても「『ヴァチカンのエクソシスト』とコラボしてほしい」というような反応がありました。監督が個人的に本作とコラボさせたいキャラクターや映画はありますか？</strong></p>
<p><strong>イム・デヒ監督：</strong>願望でいいということですので、<strong>キアヌ・リーヴスの『コンスタンティン』</strong>や<strong>中島哲也監督の『来る』</strong>といった作品とコラボできると嬉しいですね。</p>
<p><strong>『悪魔祓い株式会社』</strong><br />
12月12日（金）　TOHOシネマズ日比谷 他 全国ロードショー</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/MIPnO19IIRQ?si=sm5V07gpgDLMebbK" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
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		<title>「大人が作った社会には嘘や腐敗がある」　実際の事件を基にした『マルドロール／腐敗』ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督インタビュー</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Nov 2025 08:59:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[マルドロール／腐敗]]></category>

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		<description><![CDATA[「自分が大人の世界に足を踏み入れた頃、“大人はちゃんとしている”、“大人が作った社会にいれば安全だ”と思っていました。この事件が起こって、そうではないと分かったんです。社会には本当に悪が存在すると気付かされた」 『変態村 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_dir_int-1024x713.jpg" alt="『マルドロール／腐敗』ポスターとファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督の写真" width="1024" height="713" class="alignnone size-large wp-image-77296" srcset="https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_dir_int-1024x713.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_dir_int-600x418.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_dir_int-768x535.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_dir_int.jpg 1400w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「自分が大人の世界に足を踏み入れた頃、“大人はちゃんとしている”、“大人が作った社会にいれば安全だ”と思っていました。この事件が起こって、そうではないと分かったんです。<strong>社会には本当に悪が存在する</strong>と気付かされた」</p>
<p>『変態村』『地獄愛』のファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督が最新作<strong>『マルドロール／腐敗』</strong>（11月28日公開）で題材に選んだのは、1996年にベルギーで起こった“デュトルー事件”。少女が次々と拉致され、監禁の末に殺害されるという惨たらしい事件だ。</p>
<p>「この事件があった時、僕は20歳でした。子供から大人になるところで、善と悪や、社会における正義についてよく考えている多感な時期だったので、この事件のことはよく覚えています。父も母も友人も――社会全体がこの事件に注目していました。子供の通学上の安全を守ろうとか、色んなことがこの事件をきっかけに変わっていった。ベルギーだけではなく、フランスやヨーロッパ全土にも影響を与えたのです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76728" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub2-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>事件当時から映画化を構想していたという監督。創作意欲を掻き立てたのは、事件そのものでなく、事件を悪化させる要因となった<strong>ベルギーの警察機構の機能不全</strong>だった。当時のベルギーには憲兵隊、自治体警察、司法警察が存在。３組織は統合が議論される中で敵対し、連携断裂の状態にあった。それにより犯人が野放しにされ、被害が拡大。凄惨な事件をよりおぞましいものにしてしまったのだ。</p>
<p>「<strong>大人が作った社会には嘘や腐敗があり、安全ではないと分かった衝撃がありました。</strong>警察機構同士の機能不全にショックを受け、それを映画にしたいと思ったのです」</p>
<p>そうした題材を描く上で、監督は自身の心情を注ぎ込むことができるキャラクターを作り上げ、主人公に据えた。事件に憤りを感じる若い憲兵隊員のポールだ。狂った環境によって狂気に飲み込まれていく主人公を描いてきた監督だが、本作の主人公は、<strong>どこまでも“狂わずにいる”ことで暴走していく</strong>。それゆえに、社会のそこかしこに潜む狂気が強烈に印象付けられる。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76732" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub6-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「メインキャラクターは、自分自身が事件を見ていた当時のような、“大人になりかけの若者”にしたかった。ポールの生い立ちは自分をモデルにしているわけではないけれどね。複雑な生い立ちを持った、ナイーブで正義感溢れる主人公が、真っ当に生きようとする。<strong>そんななかで“本当の悪”と出会い、孤独な戦いを強いられることになる。</strong>人間のいいところ、悪いところ、正義とはどういうものかを描きたかった」</p>
<p>「僕ももう50歳を過ぎていますし、何作か映画も撮ったうえでこの企画を実現することができたので、最初のインスピレーションから色んなことが変わりました。一番変わったのは、人間の魂、人間性を描きたいというスタンスになったことだと思います。10～20代の頃はシネマティックなものへの憧れが強かった。今はもう少し成熟して、人間のドラマに興味が出てきた。<strong>安全なはずの大人の世界に足を踏み入れたことによって、モンスターと対峙することになる若者の物語</strong>自体が、シネマティックだとも思います」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76730" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub4-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>憲兵隊員のなかでも抜きん出て事件解決へのやる気を見せるポールは、危険な小児性愛者を監視する秘密部隊“マルドロール”に任命される。マルドロールを率いるのが、常連俳優ローラン・リュカ演じるヒンケル准尉だ。</p>
<p>「ヒンケルのキャラクターは少々複雑です。ポールと同じ精神を持った人間でしたが、<strong>ポールとは違う選択をした末の大人</strong>として描きました。最初は師匠のような存在として登場するんだけれども、大人の社会の掟、政治的な部分を表す存在になっていきます。そして、その政治的なものというのは、<strong>“嵐のあとでも生き残る”</strong>のです」</p>
<p>ホラー映画のファンであることを常々公言している監督。本作にはホラー映画的な描写はないものの、その愛は遺伝子として作品に組み込まれている。</p>
<p>「ホラーは僕の初恋ですね。近年のホラーはより商業的になっているし、退屈であんまり好きではないんだけれど。僕は映画に対してオーガニックなアプローチをしたいので、今回の作品ではホラーの要素は持ち込みませんでした。ショッキングなシーンは入れたくなかったし、人間ドラマとして感情移入してもらいたかったので。けれど、<strong>僕が『悪魔のいけにえ』に影響されたような雰囲気、その“心のシミ”みたいなものはこの映画にも入っているでしょうね</strong>」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76727" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub1-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76729" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub3-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『マルドロール／腐敗』</strong><br />
11月28日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/p8g6j5i5qC8?si=4wgl177iS1ybpCyl" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<h2>注意</h2>
<blockquote><p><strong>以下は、劇中で明らかになる主人公の特性と、それにまつわる最後のセリフに言及しています。新鮮な気持ちで作品を鑑賞されたい方はご注意ください。</strong></p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2-1024x614.jpg" alt="" width="1024" height="614" class="alignnone size-large wp-image-76731" srcset="https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2-1024x614.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2-600x360.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2-768x461.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2-1536x922.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/10/sub5-2.jpg 1800w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>劇中で、ポールには見たものを瞬時に記憶することができる特性（フォトグラフィックメモリー）があることが明らかになる。これが捜査に役立ち、物語を推し進めることになるが、このモチーフを取り入れたのはそれだけが理由ではないという。</p>
<p>「ポールの飛び抜けた記憶力は、彼のアークを描くために使ったモチーフなのです。僕自身もとても好きなセリフなのですが――最後にポールは<strong>「もう忘れた」</strong>と言います。本当は忘れていないけれど、わざわざ「忘れた」と言う。もう彼はこの事件の記憶を持っていたくないのです。それほどまでに彼にとってトゥーマッチな出来事だった。そんな彼の心情をあのセリフで描きたかったんです」</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan-1024x1449.jpg" alt="" width="1024" height="1449" class="alignnone size-large wp-image-77017" srcset="https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan-1024x1449.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan-768x1087.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan-1086x1536.jpg 1086w, https://horror2.jp/files/2025/11/maldror_poster_japan.jpg 1357w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>©FRAKAS PRODUCTIONS – THE JOKERS FILMS – ONE EYED – RTBF – FRANCE 2 – 2024</small></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0-1024x1281.jpg" alt="" width="1024" height="1281" class="alignnone size-large wp-image-77308" srcset="https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0-1024x1281.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0-480x600.jpg 480w, https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0-768x961.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0-1228x1536.jpg 1228w, https://horror2.jp/files/2025/11/d86ab78aaecef5db3109e052ce940ce0.jpg 1535w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>©︎Alina Andreea Grigorescu／Instagram：<a href="https://www.instagram.com/alinaandreeagrigorescu" target="_blank">@alinaandreeagrigorescu</a></small></p>
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		<item>
		<title>“犯罪者のファン”の心理を覗くスリラー『レッドルームズ』監督インタビュー　「この映画には100通りの解釈がある」</title>
		<link>https://horror2.jp/76291</link>
		<comments>https://horror2.jp/76291#respond</comments>
		<pubDate>Tue, 30 Sep 2025 23:59:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[RED ROOMS レッドルームズ]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>

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		<description><![CDATA[「この映画には100通りの解釈があり、それがこの映画を100倍豊かにしているのです」 連続殺人犯に魅了された女性を描く、ダークな社会派スリラー『RED ROOMS レッドルームズ』が現在公開中だ。 主人公のケリー＝アンヌ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int-1024x723.jpg" alt="『RED ROOMS レッドルームズ』パスカル・プラント監督インタビュー" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-76294" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int-1536x1085.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/red-rooms_int.jpg 1600w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>「この映画には100通りの解釈があり、それがこの映画を100倍豊かにしているのです」</strong></p>
<p>連続殺人犯に魅了された女性を描く、ダークな社会派スリラー<strong>『RED ROOMS レッドルームズ』</strong>が現在公開中だ。</p>
<p>主人公のケリー＝アンヌは、華やかなファッションモデルの仕事の傍ら、とある裁判の傍聴に足繁く通っている。彼女がのめり込んでいるのは、<strong>少女たちを誘拐し、拷問・殺害する様子をディープウェブ上で配信していたという事件</strong>の容疑者ルドヴィク・シュヴァリエだ。ケリー＝アンヌは傍聴を続けるうちに、彼女と同じく“常連”で、シュヴァリエの無実を信じているクレマンティーヌという少女と距離を縮めていく。</p>
<p>ケリー＝アンヌは多くを語らないが、同じ対象に執着する二人が描かれるなかで、次第にその違いが明らかになり、彼女に宿る闇が浮かび上がっていく。おぞましい事件そのものではなく、ケリー＝アンヌの存在自体がいつまでも脳裏に焼き付くような、ショッキングな作品に仕上がっている。そんな本作を手掛けた<strong>パスカル・プラント監督</strong>にメールインタビューを行った。監督の制作意図や、ケリー＝アンヌという“謎”を咀嚼するための様々なキーワードについて伺っている。</p>
<p><strong>＜ネタバレ前に注意書きあり＞</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75382" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-3.jpg 1620w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――“犯罪者のファン”という題材のどういった点があなたの創造性を掻き立てたのでしょうか。リサーチをしていく上で興味深い発見はありましたか？</strong></p>
<p><strong>パスカル・プラント監督：</strong>コロナ禍に実録系犯罪ドキュメンタリー番組を見ていたのですが、裁判所や法廷に潜り込んでいる犯罪者のファンが登場するカットを見るたび、<strong>連続殺人犯の物語よりも彼女たちのストーリーの方がずっと面白いだろう</strong>と思っていました。そのうち、本当に犯罪者グルーピーを理解したいと思うようになったんです。いったい何が彼女たちを駆り立てているのでしょうか？　</p>
<p>リサーチをするなかで、この現象がとても広範囲に及んでいることを知り、私たちの社会の縮図だと思うに至りました。だから、彼女たちを批判的に描かないようにしたかったのです。私は犯罪者グルーピーたちの様々な動機を知りましたが、それらすべてを一人のキャラクターにまとめることはできませんでした。 だから本作には、<strong>ケリー＝アンヌとは正反対のクレマンティーヌというキャラクターが登場する</strong>のです。リサーチを通して、現実の犯罪者グルーピーのほとんどが裕福な家庭出身で高学歴であることを知ったのは驚きでしたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75383" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-4.jpg 1620w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ケリー＝アンヌの“つかみどころのなさ”が印象的です。モデルの仕事とオンラインポーカーで生計を立て、ガラス張りの高層マンションで暮らすというライフスタイルもあまり一般的ではありません。この不思議なキャラクター像はどのように作られていったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>主人公のキャラクターを作り上げていく中で、私はだんだんとそれまでに行ったリサーチを手放していくようになりました。彼女を精神分析したり、過去のトラウマなどで説明したりすることで、<strong>“なぜ彼女がそのような行動をとるのか”という単純な答えを示したくなかった</strong>のです。往々にして映画というものはすべてを過剰に説明しようとする傾向があり、私はそれに抵抗しています。代わりに、ただ謎を作り上げることを楽しんでいたいのです。</p>
<p>私は<strong>ケリー＝アンヌをこの世のものとは思えない、幽霊のようなキャラクターにしたかった</strong>。なぜなら、どんなに社会的に妥当なことを描こうとしても、映画は現実ではないから。ある時点では想像力を自由に解き放つ方が健全なのです。そして、撮影が近づくにつれて、彼女はどんどん奇妙な人格に育っていきました。彼女は善人でもなければ、完全に悪人でもありません。そんな単純に描いてしまっては、彼女の存在が映画を観た観客の心に残ることはないでしょう。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75387" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/Redrooms-sub.jpg 1620w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――シュヴァリエは裁判で、被害者は配信映像で、そしてケリー＝アンヌはモデルの仕事において、いずれも一方的に“見られる”立場にある点が共通しています。そこには何か意味が込められているのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>いい指摘です！　最近ではほとんどのものが“見られる”世の中になっています。例えばYouTuberたちもそうですよね。そしてお分かりのように、私は<strong>“ガラスの檻”</strong>が大好きです。シュヴァリエはガラスの檻の中にいて、ケリー＝アンヌはガラスの檻の中で暮らし……そして、ガラスの檻の中でスポーツもする。私は反射や鏡が大好きなのです。それが、私がこの映画で伝えたかった幽霊のような主人公独特の雰囲気を醸し出しています。また、<strong>コンピューター画面もある意味では最も強力なガラスの檻と言えるでしょう。</strong>より魔法的な……。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75388" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-1.jpg 1620w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――クレマンティーヌ役とシュヴァリエ役は似た“目”を持っているキャストを選んだそうですね。それはなぜだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>これはクレマンティーヌを理解するのに役立ちます。彼女は<strong>「彼の目は私に似ているし、私はそんなことはしない。だから彼は無実だ」</strong>と信じています。綺麗事ですが、多くのグルーピーたちがそう考えます。彼女らは認知的不協和と感情的な偏りを持っているのです。</p>
<p>クレマンティーヌはケリー＝アンヌと比べると、少々野暮ったく、あまり賢くないように見えるでしょう。しかし、少なくとも彼女はもっと人間的です。彼女には温かさがあります。私たちはケリー＝アンヌとクレマンティーヌのどちらになりたいでしょうか？　<strong>この映画で私が気に入っているシーンは、彼女たちが陰惨なスナッフ・ビデオを見ているシーンです。</strong>ケリー＝アンヌはわずかに冷たい笑みを浮かべており、クレマンティーヌは涙目で恐怖に怯えています。この場面では、私はクレマンティーヌに共感します。そして、彼女を抱きしめたいと思うのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75389" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/redrooms-2.jpg 1620w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――本作に登場する法廷は、無機質な白い部屋で、被告は水槽の魚のようにガラスに囲まれています。こんな法廷を他の作品では見たことがないのですが、この作品のためにデザインされたものなのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>モントリオール裁判所は、まさに角張ったブルータリズムの建築です。法廷ドラマで見慣れている木彫りの豪華な舞台とはかけ離れていますよね。私たちの法廷のセットは映画的にしてあります。無菌性を現実よりさらに高めているのです。夜に明るすぎるレストランのように、落ち着かない雰囲気で、居心地を悪くしたかった。さらに、私たちはこの場所で約40分間のスクリーンタイムを過ごすので、ミザンセーヌ（カメラに映るもの）を可能な限りコントロールできるようにしたいと思いました。その中で美的に進化させ、映画全体を通して興味を惹くセットを目指しています。</p>
<p><strong>――ケリー＝アンヌがパソコンの壁紙にしている絵画（The Lady of Shalott／シャロットの貴婦人）のタイトルが、彼女のウェブ上のアカウント名と同じであることに気付きました。この絵画は本作の何かのインスピレーションになっているのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>これは脚本の段階では存在していない要素でした。出典によって異なりますが、塔に隠遁するシャロットの貴婦人は、窓を通して――あるいは私が好きな魔法の鏡（ガラス）を通して外の世界を眺めています。現代の魔法の鏡はコンピューターの画面のことでしょうか。そして物語の中で、彼女は騎士ランスロットに恋をします。フランス語で“騎士”は“シュヴァリエ”と訳されます。ランスロットは彼女が自分に恋していることを全く知りません。シャロットの貴婦人は愛する人を探すために塔を去りますが、途中で悲劇的に亡くなります（この物語／詩のほとんどの描写では、貴婦人は死んでいるか、瀕死の状態にあり、船に乗っています）。これは明らかにケリー＝アンヌの考えを反映していますね。しかしこれは深読みし過ぎの考察、ただ単純に面白いだけの、いわばオタク的なオマケです！　<strong>登場人物について自分の意見を形成するために、これらのことを深読みする必要はまったくありませんよ。</strong></p>
<blockquote><p><strong>＜注意＞以降、展開のネタバレを含むため、作品の鑑賞後にお読みください。</strong></p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/Redrooms-sub-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-74212" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/Redrooms-sub-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/Redrooms-sub-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/Redrooms-sub-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/Redrooms-sub.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――シュヴァリエに惹かれる理由や、ラストの行動を含め、ケリー＝アンヌの心理は常に謎に包まれています。劇中で見せる・見せないに関わらず、彼女の行動原理や動機についてはイメージを固めていたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>これはネタバレ注意ですが……彼女が被害者の母親に“正義”を与えるという結末だけでは満足できないでしょう。直前に、彼女が殺された少女の寝室で自撮りをするシーンが必要でした。彼女が自分自身のために行う、とてもダークな行動です。これがケリー＝アンヌの謎を活き活きとさせています。私の頭の中には、彼女の心理的な進化と動機について非常に明確なイメージを持っています。しかし、それを共有するのはとても退屈なことでしょう。<strong>この映画には100通りの解釈があり、それが単純な回答よりも作品を100倍豊かにしているのです。</strong>私は鑑賞後に議論を生み出す映画が大好きです。（そう、私はミヒャエル・ハネケの大ファンです！）</p>
<p><strong>――私がもっともショッキングに感じたのは、アニメや映画のコスプレをするファンのように、ケリー=アンヌが被害者の格好をして裁判の傍聴をしようとするシーンです。このシーンのアイデアはどのように生まれたのでしょうか。モデルという彼女の社会的なアイデンティティが失われたとき、彼女はそれ以外の反社会的な世界に没入するしかなくなったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>プラント監督：</strong>考えてみると、モデルの仕事自体がコスプレのようなものですね。撮影中、ケリー＝アンヌは様々な役を演じ、着るものによってアイデンティティを変えます。ですから、彼女のコスプレ体質は、生計を立てるために行っている仕事によってすでに確立されていたと言えます。しかし、ケリー＝アンヌはアドレナリン・ジャンキーでもあります――ギャンブル、違法ビデオ、住居侵入など。ですから、映画のクライマックスは、彼女にとって当然の形だったと言えるでしょう。しかし、<strong>彼女の行動原理が曖昧であるがゆえに人々の心に残るのだと考えます。</strong>彼女は殺人犯に抵抗しているのか、それとも彼に近づこうとしているのか？　彼女は被害者から送り込まれたゴーストのような復讐者なのか、それともよりダークな側面を持ち、殺人犯と絆を結ぼうとしているのか？　私にはこれについて私なりの答えがあり、あなたにはあなたの答えがある。そうでしょう？(笑)</p>
<p>『RED ROOMS レッドルームズ』</strong>公開中</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/WrF5zE2_8Y4?si=QCqbxlyape7l5Rnz" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
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		<title>『ハンサム・ガイズ』“コワモテ”主演二人に質問　原作映画『タッカーとデイル』は観た？　粉砕機シーンの舞台裏は？</title>
		<link>https://horror2.jp/76026</link>
		<comments>https://horror2.jp/76026#respond</comments>
		<pubDate>Sun, 28 Sep 2025 00:00:18 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ハンサム・ガイズ]]></category>

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		<description><![CDATA[2010年製作の米映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を韓国でリメイク。見た目が怖すぎて、若者たちは怯え出し、警察には即座に警戒される……なのに、内面は誰よりもピュアで紳士な中年男二人組。彼らを殺人鬼だと [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76245" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>2010年製作の米映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を韓国でリメイク。見た目が怖すぎて、若者たちは怯え出し、警察には即座に警戒される……なのに、内面は誰よりもピュアで紳士な中年男二人組。彼らを殺人鬼だと思い込んだ人々が勝手に死んでいくホラーコメディ<strong>『ハンサム・ガイズ』</strong>が10月３日(金)より公開だ。</p>
<p><a href="https://horror2.jp/76176" target="_blank">監督のナム・ドンヒョプ</a>に続いて、主人公のジェピルとサングを演じた韓国の名優<strong>イ・ソンミン</strong>、<strong>イ・ヒジュン</strong>が質問に回答してくれた。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-1024x1449.jpg" alt="『ハンサム・ガイズ』ポスター" width="1024" height="1449" class="alignnone size-large wp-image-74921" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-1024x1449.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-768x1087.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-1085x1536.jpg 1085w, https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-1447x2048.jpg 1447w, https://horror2.jp/files/2025/08/Handsome-Guys_poster-scaled.jpg 1809w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――原作映画はご覧になりましたか？　あまりの過激さが笑いを呼ぶ作品ですが、ぜひ印象を教えて下さい。</strong></p>
<p><strong>イ・ソンミン（ジェピル役）：</strong>監督は原作映画を観ることを勧めてくれましたが、私は観なかったんです。YouTubeで映像を少しだけ見たんですが、うっすらとした記憶では、<strong>私たちの映画よりもずっとハードでグロテスクだった印象</strong>です……。</p>
<p><strong>イ・ヒジュン（サング役）：</strong><strong>原作はとても面白かったです。</strong>ただ、韓国の観客には少しキツく感じられる描写もあったため、本作では監督がその点をうまく再創造してくださったと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/01-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-74047" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/01-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/01-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/01-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/01-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/07/01.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><small>イ・ソンミン（ジェピル役）「原作映画はYouTubeでチラッと。グロかった……」</small></p>
<p><strong>――見せ方は工夫されていますが、本作でも過激な死亡シーンが多数登場しますね。なかでも印象的だったものは？</strong></p>
<p><strong>イ・ヒジュン（サング役）：</strong>もっとも印象に残ったのは、最初の死亡事件……チェーンソーを振り回すジェピルに驚いて逃げるキャラクターの死に方ですね。<strong>あまりにも突然で、ものすごく衝撃的でした。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/213882d64c8ec78350b7d3ba2f9f6ce8-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-74931" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/213882d64c8ec78350b7d3ba2f9f6ce8-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/213882d64c8ec78350b7d3ba2f9f6ce8-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/213882d64c8ec78350b7d3ba2f9f6ce8-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/213882d64c8ec78350b7d3ba2f9f6ce8.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><small>イ・ヒジュン（サング役）「あの死亡シーンにはビックリ！」</small></p>
<p><strong>――『タッカーとデイル』といえば、若者がうっかり粉砕機に飛び込んでしまうシーンが有名です。本作でもそのシーンが盛り込まれていますが、演じてみていかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>イ・ソンミン（ジェピル役）：</strong>画面上ではかなり残酷に見えるシーンなんですが、撮影現場の雰囲気はとても楽しく、和やかだったんです。どうしたら俳優が粉砕機の中にきれいに滑らかに吸い込まれるように見えるかと、<strong>何度もタイミングを調整したこだわりのシーン</strong>になっていますよ。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76259" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/2d0f14a2e4cb45960312a0cfb749ee7e.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>伝説的な“粉砕機シーン”は本作にもお目見え</small></p>
<p><strong>――外見と中身がまったく異なるユニークな役柄ですが、役作りはどのように進めたのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>イ・ヒジュン（サング役）：</strong>キャラクターを研究するときは観察を重視する方なんです。サングのような実在の人物の情報をたくさん集めて、それに基づいてキャラクターの準備をしていきました。</p>
<p><strong>イ・ソンミン（ジェピル役）：</strong>ジェピルは正義感が強く礼儀正しい一方で、親切で思いやりのある行動には不器用、という魅力を持っています。私にとっての課題のひとつは、彼の険しい顔つきや威圧感を表現することでした。あるドキュメンタリーの、イノシシ狩りをする方々からインスピレーションを受けたのですが、偶然にも衣装チームも似たようなスタイリングを用意してくれていたため、キャラクター像に自信が持てましたね。セリフに頼りきりになりたくなかったので、<strong>舌を出したり唾を垂らしたり、動作の部分でのアドリブをたくさん盛り込んでいます。</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76260" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/a758a5be2c5f93a3c922974c9b0af60d.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>ジェピルが蜂を追い払おうとするのだが……。帰宅後の爆笑演技（おそらくアドリブ）にご注目</small></p>
<p><strong>――お互いの演技で印象的だったものはありますか？</strong></p>
<p><strong>イ・ヒジュン（サング役）</strong>：特に印象に残ったのは、ジェピルが蜂に刺されまくった後に、<strong>腫れ上がったすごい顔で家に帰ってくるシーンの演技</strong>ですね。</p>
<p><strong>イ・ソンミン（ジェピル役）</strong>：その蜂に刺されるシーンでは、監督の意図よりもさらに一歩踏み込んだメイクを施しているんです。イ・ヒジュンは、とても勤勉で真面目な俳優で、いつもきちんと準備をして役に臨みます。私たちは同じ劇団にいたので、お互いのことをよく理解していて、息を合わせて動くことに慣れていました。まるでサッカーの試合のように、一方が攻めるならもう一方が守るといったバランスで、スムーズに演じられたことが印象に残っています。</p>
<p><strong>『ハンサム・ガイズ』</strong><br />
2025年10月3日(金)より新宿ピカデリー他にて全国順次公開</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-74033" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
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		<title>『タッカーとデイル』の韓国リメイク『ハンサム・ガイズ』監督　主人公二人のキャラクターは「日本の漫画がインスピレーション」</title>
		<link>https://horror2.jp/76176</link>
		<comments>https://horror2.jp/76176#respond</comments>
		<pubDate>Fri, 26 Sep 2025 09:59:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[ハンサム・ガイズ]]></category>

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		<description><![CDATA[単純な誤解によって無数の血が流れる爆笑スプラッターコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(2010)を韓国でリメイク。『KCIA 南山の部長たち』で共演したイ・ソンミンとイ・ヒジュンが不運な主人公二人組 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int-1024x723.jpg" alt="『タッカーとデイル』の韓国リメイク『ハンサム・ガイズ』ナム・ドンヒョプ監督インタビュー" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-76191" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int-768x543.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int-1536x1085.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/handsome-guys_int.jpg 1812w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>単純な誤解によって無数の血が流れる爆笑スプラッターコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』(2010)を韓国でリメイク。『KCIA 南山の部長たち』で共演したイ・ソンミンとイ・ヒジュンが不運な主人公二人組を演じる<strong>『ハンサム・ガイズ』</strong>が10月３日(金)より公開される。監督のナム・ドンヒョプがメールインタビューに応じてくれた。</p>
<p>心はハンサムだが、少々ルックスがいかつい仲良し中年男二人組。外見だけで彼らを“殺人鬼”だと思い込んだ若者たちが、二人を警戒しすぎたせいで勝手にバタバタと死んでいく様を描く。原作の設定を活かしつつ、オカルト要素やシニカルな描写を盛り込み、韓国テイストに仕上げている。</p>
<p>日本での公開が発表されるや、主人公二人のルックスが「反社のよう」と大ウケ。実際のところは何をイメージしていたのか？　ドンヒョプ監督に、キャラクターのインスピレーションや、アレンジのアイデアなどについて伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76196" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/a6538c60aa2a2afe81d7ccd9719d2f49.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――リメイク元の『タッカーとデイル』のどのような点に惹かれましたか？　リメイクするうえでこだわった部分について教えて下さい。</strong></p>
<p><strong>ドンヒョプ監督：</strong>原作映画の最大の魅力は、主人公たちを誤解したさまざまな人物が、思わぬ形で自滅してしまうシーンにあると考えていました。しかし、そうしたシーンをそのまま取り入れると、残酷な描写を好まない韓国の感覚には合いません。何より、できるだけ多くの人が不快にならずに楽しめる作品にしたいと思いました。そのため、残酷シーンの度合いは慎重に調整していきました。状況を十分に想像させつつも、直接的には見せない方法で撮影し、恐ろしい状況もできるだけコミカルに見えるように演出したのです。映画全体の雰囲気も原作より明るく、楽しいトーンにしています。しかし、笑いの好みが人それぞれであるように、残酷さの感じ方も人それぞれなので、適切な度合いを選ぶのは簡単ではありませんでした。</p>
<p><strong>――オカルト要素を取り入れるアイデアはどこから生まれたのでしょうか。ヒントになったものはありますか？</strong></p>
<p><strong>ドンヒョプ監督：</strong>原作映画の主要な舞台である“森の中の山荘”は、『悪魔のいけにえ』や『13日の金曜日』のようなスラッシャーホラー映画だけでなく、『死霊のはらわた』や『キャビン』のようなオカルト映画でも定番の舞台ですよね。原作では単に死んでしまうだけの人々が、<strong>私たちの作品では悪霊に取り憑かれて蘇ります。</strong>原作にはなかったオカルト的なひねりを加えることで、物語をより魅力的にできると考えました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-74033" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/07/Handsomeguys_Main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――日本の映画ファンはSNSで、ジェピルとサングのビジュアルについて「殺人鬼というより暴力団のようだ」と面白がっていました。実際に暴力団をイメージしていたのでしょうか？　ビジュアルやキャラクター作りの面で参考にしたものはありますか？</strong></p>
<p><strong>ドンヒョプ監督：</strong>殺人者や犯罪者のように見せようとしたわけではなかったんですよ。ジェピルとサングのビジュアルについては、どちらかというと“少し普通ではなく、近づきにくいスタイル”にしたいと考えていました。たとえば、<strong>地下鉄や田舎でたまに見かける、奇抜な服装やヘアスタイルをしているけれど、実際はとても心の優しい人</strong>というイメージです。</p>
<p>ジェピルのスタイルは、山でイノシシ狩りをして暮らすおじさんの写真を参考にしました。サングのスタイルは、ホアキン・フェニックス主演の『ジョーカー』を参考にしています。そして、二人のキャラクター表現に大きなインスピレーションを与えた作品の一つが、<strong>日本の漫画『エンジェル伝説』</strong>です。特に、ジェピルがチェーンソーを手に叫びながら突進するシーンは、『エンジェル伝説』で悪魔のような顔をしているものの心優しい主人公・北野が叫びながら突進する場面を参考にして作ったのです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76221" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/c6644de84796923441ed10270c1e27c8.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>イノシシ狩りをして暮らすおじさんをイメージしたジェピル（イ・ソンミン）</small></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/03-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-74048" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/03-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/03-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/03-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/03-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/07/03.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>『ジョーカー』をイメージしたサング（イ・ヒジュン）</small></p>
<p><strong>――イ・ソンミンさん、イ・ヒジュンさんのコミカルな演技はいかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>ドンヒョプ監督：</strong>コメディほど俳優の演技力が重要なジャンルはないと思います。コメディ特有の馬鹿げた非現実的な状況を観客に納得させるには、ストーリーの説得力も大切ですが、その状況を本当に起こっているかのように信じさせる俳優の演技力も非常に重要です。日本の北野武、アメリカのジム・キャリー、香港のチャウ・シンチーはいずれもコメディ俳優としてのイメージが強いですが、実際にはどんなジャンルでもこなせる卓越した演技力を持つ名優です。そのため、韓国で最高の演技力を持つ俳優として知られるイ・ソンミンとイ・ヒジュンを自然に思い浮かべました。幸いにも、二人ともこれまで経験したことのないスタイルの映画に魅力を感じ、キャスティングを快諾してくれました。予想通り、二人は『ハンサム・ガイズ』にリアリティをもたらす最高の演技を見せてくれたと思います。</p>
<p><strong>――彼らのシーンで特に気に入っているものはありますか？</strong></p>
<p><strong>ドンヒョプ監督：</strong>イ・ソンミンが演じたジェピルのシーンでは、蜂に追われながらチェーンソーを振り回して走る場面や、映画後半で太ももに鉄の串が刺さり、舌を出して悲鳴を上げるシーンが特に好きです。特に、舌を出して悲鳴を上げるジェピルの姿には、私が好きな香港俳優ン・マンタの面影が見え、特別に愛着があります。</p>
<p>イ・ヒジュンが演じたサングのシーンでは、サングがミナにダンスを披露する場面や、パトカーが爆発した後に「学生さん、まだ死んでなかったんですね」とセリフを言う場面が好きです。特にそのセリフを言うときのサングの複雑な表情は、イ・ヒジュンという俳優だからこそ表現できたものだと思いますね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-76223" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/b9f3ce970c8acfec1cdefde3c085d173.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『ハンサム・ガイズ』</strong><br />
2025年10月3日(金)より新宿ピカデリー他にて全国順次公開</p>
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		<title>“人はいずれ死ぬ”という不条理を描くなら「とことんおかしく」　『THE MONKEY ザ・モンキー』監督インタビュー</title>
		<link>https://horror2.jp/75827</link>
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		<pubDate>Thu, 18 Sep 2025 05:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[THE MONKEY／ザ・モンキー]]></category>
		<category><![CDATA[インタビュー]]></category>
		<category><![CDATA[オズグッド・パーキンス]]></category>

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		<description><![CDATA[「超シリアスで重苦しい映画よりも、むしろとことんおかしな映画を作ってやろう、と思いました」 ねじを巻いたらあとはお楽しみ、猿がドラムを叩けば人が死ぬ……。いくら捨てても手元に戻ってくる謎めいた猿のおもちゃ、親の代から引き [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-1024x722.jpg" alt="『THE MONKEY ザ・モンキー』オズグッド・パーキンス監督インタビュー" width="1024" height="722" class="alignnone size-large wp-image-75892" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-1024x722.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-600x423.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-768x541.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-1536x1083.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/rhe-monkey_interview-2048x1443.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>「超シリアスで重苦しい映画よりも、むしろとことんおかしな映画を作ってやろう、と思いました」</strong></p>
<p>ねじを巻いたらあとはお楽しみ、猿がドラムを叩けば人が死ぬ……。いくら捨てても手元に戻ってくる謎めいた猿のおもちゃ、親の代から引き継いだその負の遺産に翻弄される双子の兄弟を描いた<strong>『THE MONKEY ザ・モンキー』</strong>（９月19日公開）。スティーブン・キングの短編小説「猿とシンバル」を原作に、猿がもたらす“突然の死”をエクストリーム且つポップに描き、原作者のキングをも「狂気の沙汰だ」と驚かせた一作だ。</p>
<p>本作を手掛けたのは、陰鬱さのなかにひねくれたユーモアをのぞかせた『ロングレッグス』の<strong>オズグッド・パーキンス監督</strong>。両親の悲痛な死を経験し、その心の傷を抱えていたパーキンス監督が本作でそのユーモアセンスを爆発させたのはなぜだったか？　お話を伺った。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-75894" srcset="https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/09/TM_07302.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>メイキング写真</small></p>
<p><strong>――今回の作品、大笑いしました。原作小説からかなりアレンジされていましたね。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>脚本を書くときは必ず<strong>自分の内側から湧き出るものがなければならない</strong>と思っているんです。経験的にも、スピリチュアルな面でもね。そこから膨らませていく。この物語の場合、私は登場人物たちに親近感を覚えました。彼らはとんでもない不運に見舞われて“死”に直面した人たちです。自分も似たような経験をしてきたので、彼らの状況や心情がとてもよく分かる。自分の経験からこの物語を描けるということに気付くと、原作を厳密な“ルール”として捉える必要がなくなるんです。小説で描かれていた事柄以上のものが自分の中に浮かび上がってきますからね。</p>
<p><strong>――原作や監督の過去の作品と比べても、かなり笑いが多い作品になっていますが、こういったトーンになったのはなぜだったのでしょうか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>“<strong>人はいずれ死ぬ”というのは当たり前の事実なんだけれど、考えてみるととんでもなく不条理なこと</strong>ですよね。こうした状況をどう描くか考えたんです。「超シリアスで重苦しい映画よりも、むしろとことんおかしな映画を作ってやろう」と思いました。“人はいつか死ぬ、人生は有限である”という深刻なテーマを伝えるわけですから、ちょっとお砂糖をまぶして口当たり良く、冗談めかして伝えてみるのも悪くないでしょう？　飲み込み難いことをそのまま映画にするよりも、もう最初から嘘っぱちの物語を作ってしまった方がいい。そうして、“狂った不条理劇”のスタイルになったんです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_1-1024x512.jpg" alt="" width="1024" height="512" class="alignnone size-large wp-image-74154" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_1-1024x512.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_1-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_1-768x384.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_1.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――色んなクレイジーな死に方が出てきますが、どのように発想していったのでしょうか。気に入っているものはありますか？</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>意識していたのは、<strong>現実世界ではあり得ないような死に方をさせる</strong>ということでしたね。この作品で誰かに傷ついてほしくなかったので、コミックやカートゥーンのような、ちゃんちゃらおかしいものにしたかった。参考にしたのはバッグス・バニーやロード・ランナーとワイリー・コヨーテ、あるいはシンプソンズの「イッチー&#038;スクラッチー」。私が目指していたテイストにぴったりでした。</p>
<p>モーテルのプールに飛び込んでとんでもないことになる女性のシーンはいちばん気に入っていますね。物理法則をガン無視していて、現実世界ではあり得ない。それがすごく面白かったんです。プラクティカルエフェクトを使った撮影なのでスタッフのチームワークが重要でしたが、これがこうなって、こうなって、こうなって……というリズミカルなドミノ倒しが絶妙にキマりました。<strong>スタッフ全員が同じ方向を向いて、同じようなユーモアのセンスで作り上げた、最高の例になった</strong>と思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_6-1024x511.jpg" alt="" width="1024" height="511" class="alignnone size-large wp-image-74159" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_6-1024x511.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_6-600x300.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_6-768x383.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_6.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――ひときわ凄まじい死に方をするチップ叔父さん役を監督ご自身で演じられていますね。どういう経緯だったのでしょうか？</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong><strong>やらない理由はないからやっちゃおう</strong>、という感じでしょうか。本当に幸運なことに、気の合う仲間たちと心から楽しい映画制作に携わることができているんです。そうした時間を過ごしながら、時々思わぬ出来事が起こって、それが自分だけでなく現場のみんなにとって特別な楽しみに変わることもあります。それが今回ではこの役を私が演じることだったんです。</p>
<p><strong>――“みんないずれ死ぬ”という事実をふまえた上で、ロイス（主人公の母）が発する「踊りに行こう」というセリフがとても印象的です。これが作品の根底のメッセージになっているように思えます。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>ふふふ(笑)。このセリフは「死ぬまでに一体何ができるだろうか？」という問いですね。死が待つ人生でどう行動すべきか？　死ぬのをただ待つのか？　それとも、<strong>できる限りのことをして人生を最大限に楽しむのか？</strong>――ひとつのオレンジからできるだけ多くの果汁を絞りとるように。</p>
<p>ロイスの哲学は非常にシンプルで飾り気がなく、ありのままです。みんないつかは死ぬ。友達も、ペットも、他の親たちも、あなたも、みんな死ぬ。これを包み隠さず伝えることは、実はとても愛情深いことだと私は思います。誰かに素直な真実を伝えることは、とても温かい行為なのです。そして彼女がこの真実にどう反応するかというと、「何かをしよう」なのです。つまり“いきいきと生きよう”ということ。彼女はダンスの先生でもありますからね。ダンスを通して人生を謳歌しよう、というわけです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-75231" srcset="https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1-1536x1023.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2025/08/MAIN_THE-MONKEY-1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――原作では猿がシンバルを持っているのに対し、映画ではドラムに変わっているのは権利上の問題だそうですが、大きさも全然違いますよね？　一般的な“シンバルを持った猿”のおもちゃよりかなり大きいサイズにしたのは何か理由があるのでしょうか。</strong><br />
（※“シンバルを持った猿”が『トイ・ストーリー３』に登場したためディズニーが権利を持っている）</p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>いい質問ですね。小さなものだと、正直どう撮影したらいいのか分からなかったんですよね……。俳優たちが重みのない小さな猿をただ持っているだけでは、演技として説得力がないだろうし、どう見てもおかしくなってしまうと思ったんです。俳優がしっかり対峙できる、シーンの相手として成立する大きさが必要だったわけです。今回の猿はその点うまくいっていたと思いますね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_3-1024x506.jpg" alt="" width="1024" height="506" class="alignnone size-large wp-image-74156" srcset="https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_3-1024x506.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_3-600x297.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_3-768x380.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2025/07/0709_THE-MONKEY_3.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>――これまでずっとホラー映画を手掛けていますが、ホラージャンルで創作することにどんな魅力を感じていますか。</strong></p>
<p><strong>パーキンス監督：</strong>ホラーはあらゆるものを内包しているから面白いんだと思います。観客は自分の感覚で作品をどう捉えるかを自由に決められるし、作り手としても探求できるものが無限にあります。オカルト、迷信、民俗学、妖精物語、存在の全て、特に死。死は、私たちが知っている――もしくは知らない、あらゆるものを内包する概念なんです。<strong>映画や物語で描かれる死は、私たち全員にとって現実でありながら、同時に完全に未知のものです。</strong>現実なのに、理解不可能なもの。実際に死に直面した経験がある人はそのことを知っています。そして古き良きホラー映画の名作たちは、壮大なドラマや印象的なビジュアルでそれを表現している――巨大なゴシック・スープとでも言いましょうか。それは無限の可能性と表現の自由を秘めていて、クリエイターにとって最高の舞台であり、観客の皆さんが求めるものでもあるのだと思いますね。</p>
<p><strong>『THE MONKEY／ザ・モンキー』</strong><br />
９月19日（金）より新宿ピカデリー他全国ロードショー</p>
<p><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/-LqL-gRiX7c?si=CHk8jdRPToHBTjjw" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
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