この記事は1年以上前に掲載されたものです。
『遊星からの物体X』、『スペースバンパイア』などのSFの名作へのオマージュをいっぱいに散りばめた映画『寄生体X』が、このたびフランスより日本上陸。
<STORY>
10年前にハレー彗星が地球に最も接近した日に両親が惨殺され、以来、両親の死がトラウマとなり心に大きな傷を抱えるクリス。
奇しくも10年前と同じ日に彗星が接近するころ、パリ市内ではこれを記念してイベントを催していた。しかし彗星が近づくにつれ、人々が奇妙な行動を取り始め、その後凶暴なミュータントと化し人間を襲うという異常事態が発生。クリスは惨劇の場と化したパリ市内から脱出しようと試みるが、寄生したミュータントたちが続々と襲撃してくるのだった。生存者が次から次へと寄生され、絶体絶命の危機に追いつめられた時、遂に彗星が地球に到達してしまい――。
「地球に接近する彗星」、「ミュータントに寄生された人々が人間を襲う」、「トラウマを抱えた主人公が危機に対抗」というド定番をいくストーリーを、フランスの新鋭監督デビット・ショレワが名作映画への愛たっぷりに仕上げた。さまざまなSF作品から影響を受けたと思われる今作は、映画好き同士でワイワイ感想を言い合いたい作品だ。
予告編:http://www.youtube.com/watch?v=JRxIdXaqiaU
ホラー&ファンタジーの映画の祭典『シッチェス映画祭2012』にも出展された今作。日本でも10/26より『シッチェス映画祭2013』の特集上映が行われるので、ホラー好きは観るものに事欠かないハロウィンシーズンとなりそうだ。『寄生体X』は11月2日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次ロードショー。
関連記事:予告編解禁で心躍るぜ! ホラー&ファンタジー映画の祭典『シッチェス映画祭2013』がやってくる
(C)DC Medias / Section 5 production,2012 All right reserved.