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“27”にまつわる奇妙な一致と浮かび上がる恐怖とは!? 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が不吉すぎる件について

2017.10.27 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

発刊以来30年にわたって、世界中の読者に強烈なトラウマを植え付けてきたスティーヴン・キング原作の『IT/イット』。キング史上最恐の呼び声も高い同作をギレルモ・デル・トロ製作総指揮の新感覚ホラー『MAMA』で監督を務めた俊英アンディ・ムスキエティが映画化。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』として、11月3日(金・祝)より日本公開となります。

全米では、公開されるや2位以下に大差をつけて週末興行ランキング1位を獲得。ホラー映画の金字塔『エクソシスト』を抜き去りホラー映画史上最大のヒットを記録しています。

満を持して迎える日本公開を前に、本作で重要な意味を持つ数字“27”にまつわる奇妙な一致と浮かび上がる恐怖の一端をご紹介。キリスト教圏では、6や13は不吉な数字とされています。日本でも4(死)や9(苦)といった数字は縁起が悪いとされる傾向がありますが、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』では“27”という数字が忌み嫌われ、恐れられているのです。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』数字“27”にまつわるエピソード

27年後:本作における恐怖の象徴ペニーワイズは27年毎に現れます。前作『IT/イット』(TVM版・1990年)から27年後の2017年に本作が公開。

27歳:今作でペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドは現在27歳。前作『IT/イット』で主人公・ビルの子ども時代を演じたJ・ブランディスは27歳で亡くなりました。スティーヴン・キングが『キャリー』で小説家デビューをしたのも27歳!

27日:本作の、全米公開日2017/9/8の数字を全て足すと「27」!

数字“27”にまつわる不吉なエピソード

・スティーヴン・キングが『IT/イット』執筆の際にインスパイアされたとされる実在の殺人鬼ジョン・ウェイン・ゲイシー。彼を虐待し、トラウマとなった父スタンリーは服役中のゲイシーが27歳の時に亡くなりました。

・多くの著名なミュージシャンが27歳で死亡することを「27クラブ」と称します。主な該当者は、エイミー・ワインハウス、カート・コバーン(ニルヴァーナ)、ジャン=ミシェル・バスキア、ジム・モリソン(ドアーズ)、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスなど。

・27日が金曜日の場合、同月は13日の金曜日です。

そのほかの数字“27”のエピソード

・新約聖書は27の書物から成っています。

・月の公転周期は27日。

・親子間の世代(出生周期)は約27年。

偶然の一致か、数字の呪いか!? 信じるか信じないかはあなた次第です。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』:ストーリー
“それ”は、ある日突然現れる。
一見、平和で静かな田舎町を突如、恐怖が覆い尽くす。相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟も、ある大雨の日に外出し、通りにおびただしい血痕を残して消息を絶った。悲しみに暮れ、自分を責めるビルの前に、突如“それ”は現れる。“それ”を目撃して以来、恐怖にとり憑かれるビル。しかし、得体の知れない恐怖を抱えることになったのは、彼だけではなかった。不良少年たちにイジメの標的にされている子どもたちも“それ”に遭遇していた。自分の部屋、地下室、バスルーム、図書館、そして町の中……何かに恐怖を感じる度に“それ”は、どこへでも姿を現す。ビルとその秘密を共有することになった仲間たちは“それ”に立ち向かうことを決意するのだが…。真相に迫るビルたちを、さらに大きな恐怖が飲み込もうとしていた―。

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
11月3日(金・祝)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国ロードショー

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