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“恐竜×戦争”を圧倒的迫力で描いた『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』監督、好きな日本映画は「『ゴジラ』と黒澤明作品」

2026.08.03 by

ベトナム戦争で米軍たちが恐竜の大群に遭遇する豪州製サバイバルアクション『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』が8月7日(金)より公開。本作を手掛けたルーク・スパーク監督のインタビューが到着した。

ハリウッドで「君には恐竜映画は作れない」と言われた苦い経験を糧に、監督・脚本・製作・編集・美術を一人で担当し、圧倒的熱量で“映画史上最も容赦ない恐竜映画”を完成させたスパーク監督。ド迫力の恐竜映画であると同時にベトナム戦争映画としてのリアリティも追求するため、『プラトーン』『プライベート・ライアン』のデイル・ダイが脚本を監修、元米海兵隊軍人がミリタリー・アドバイザーとして参加している。

インタビューでは、そんな本作における“戦争”、“軍人”描写のこだわりや、日本の作品への思い入れなどを語っている。

――元アメリカ海兵隊員が軍事顧問を務め、脚本段階では『プラトーン』(1986)、『プライベート・ライアン』(1998)で知られるデイル・ダイが監修を担当されています。起用の理由やエピソードを教えてください。

ルーク・スパーク監督(以下、スパーク監督):デイル・ダイ大尉とはこれまでにも何度か仕事をしており、連絡を取り続けていました。彼はハリウッドにおける戦争映画の方向性を築いてきた人物です。脚本を読んでもらい、素晴らしい提案をいただけたことは本当に光栄でした。私が最も重視したのは、軍事描写を可能な限りリアルにすることです。この作品は”恐竜映画”である前に、まず”戦争映画”として成立させたかった。さらに、業界最高峰の軍事顧問フレディ・ジョー・ファーンズワースにも参加してもらい、撮影期間中は毎日キャストと訓練を重ね、徹底したリアリティを追求しました。

――恐竜との戦いだけでなく、人間ドラマも非常に印象的でした。キャラクターや人物描写で意識した点は?

スパーク監督:原作者のイーサン・ペッタスは、小説の中で登場人物ひとりひとりのキャラクターに独自の背景や個性を持たせています。私はその魅力を、2時間の映画という枠の中で最大限尊重したいと考えました。そこで、各キャラクターに原作から受け継ぐ要素をしっかり持たせ、それらを物語の中で結びつける作業に取り組みました。また、ベトナム戦争は実際に多くの人々が国のために戦い、命を落とした現実の戦争です。兵士たちを誠実に描くことは非常に重要だと考えていました。幸い、本作は多くの退役軍人の方々からも温かい支持をいただいています。

――これまでの作品でもモンスターや地球外生命体を描いてこられましたが、恐竜への特別な思い入れがあれば教えてください。

スパーク監督:幼稚園の頃、「ショー・アンド・テル」の時間に恐竜のおもちゃをたくさん持って行き、恐竜についてとても熱心に話した結果、学校のクラスじゅうを回って、恐竜について話をすることになりました。それは『ジュラシック・パーク』後の恐竜ブーム以前、1990年頃のことです。ですから子どもの頃から、恐竜(あるいはエイリアン)の物語に強い情熱を持ち続けています。

――『ゴジラ』をはじめとする特撮映画からの影響も感じられましたが、特に敬愛している日本映画や、本作に影響を与えた作品はありますか。

スパーク監督:もちろん『ゴジラ』です! そして、黒澤明監督の作品はどれも大好きです。私は『スター・ウォーズ』の大ファンでもありますが、その大きな影響源に黒澤映画があることを知っているので、子どもの頃からずっと観てきました。さらに、私が大好きな作品のひとつに『超時空要塞マクロス』があります。そのアメリカ版の『ロボテック』も含めて大好きで。「いつか監督してみたい夢の企画は?」と聞かれたら、私は必ず「マクロス/ロボテックの映画だ」と答えています。

『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』
8月7日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほかロードショー

提供:キングレコード+オンリー・ハーツ+YUTAKA IZUMIHARA
配給:オンリー・ハーツ+キングレコード
配給協力:トリプルアップ

『プリミティヴ・ウォー 恐竜戦争』ポスター

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