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	<title>ホラー通信黒沢清 &#8211; ホラー通信</title>
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	<description>日本で観られるホラー・スリラー・カルト映画の最新情報、ホラー系イベント＆エンタメニュースをお届けします。</description>
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		<title>【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督（３）　二人が語る映画監督の作家性と『黒牢城』</title>
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		<pubDate>Mon, 06 Jul 2026 10:30:32 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ホラー通信</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[遺愛]]></category>
		<category><![CDATA[酒井善三]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた『遺愛』が公開中の酒井善三監督と、自身初の時代劇『黒牢城』が公開中の黒沢清監督が対談。日本のホラー映画を牽引し、国内外の映画製作者に影響を与え続け [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img fetchpriority="high" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-80786" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-768x576.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main.jpg 1387w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた<strong>『遺愛』</strong>が公開中の<strong>酒井善三監督</strong>と、自身初の時代劇<strong>『黒牢城』</strong>が公開中の<strong>黒沢清監督</strong>が対談。日本のホラー映画を牽引し、国内外の映画製作者に影響を与え続けてきた黒沢監督と、これからのホラー映画を担う酒井監督が、映画監督の作家性について語る。（第３回／全３回）</p>
<p>前回の記事：<a href="https://horror2.jp/80771">【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督（２） 観客にまで押し寄せてくる狂気を描く</a></p>
<p><img decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80793" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「自分の個性みたいなものを見つけたら、そこで終わっちゃうんじゃないかって感じていて」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>本当分からないですね。映画は作ってみないと。どう考えても必要だとは思うのですが、無くしても誰一人疑問に思わない。思わないことが疑問になって、何かに思われたりするんですけどね。いやあ難しい。そういう意味で、基本的には映画自体がもう現実と妄想が入り混じった表現なんでしょうね。</p>
<p>さっき『テナント/恐怖を借りた男』の話が出ましたが、ロマン・ポランスキーを連想させるなとつい思ってしまいました。特に『反撥』とか。その若さでポランスキーの境地に達するっていうのはなかなか尋常なことではないと思うんですけれど。そういう狂気と現実と、それでも何か具体的に起こる怪異みたいなものが入り混じった作品を作っていこうという、その酒井監督の作家性みたいなものがどうやって生まれて今後どうなっていく、どうしたいというような欲望ってあるんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>結構「側」の方から出来ているというか。『カウンセラー』に関しても、本当は当初群像劇を撮りたかったんです。僕は自主映画をやってきて当時は商業の予算感もわかっていないので、「これぐらいならできるだろう」と書いたシナリオをプロデューサーに持っていくと「こんなの1億円ないとできないよ」「そんなの今の日本では通らないよ」と言われてしまうので、「あ、じゃあ自主でできるものを撮ろう」と思い撮ったのが『カウンセラー』だったり、それ以降の作品なんですよね。そうなると、もう人物と場所を減らすことをまず第一に考える。コスパみたいなものを考えてシナリオを書いていった時にサスペンスを産もうとしたら、ポランスキーってやっぱりそういう才覚がすごいんだろうなと思います。全く同じように、昔からあの感じをやっていて、とにかく場所と人間を減らしてるんだと思うんですよね。『ローズマリーの赤ちゃん』とかもまさにそういう雰囲気もあるし。どこから客観かどこから主観か分からなくさせることで、とにかく引っ張っていく。</p>
<p>今は「予算がない」ということで逆に「これでいいよね」っていう、ある種言い訳みたいなものを自分に設けて「個性」みたいになっているのかもしれないんですけど、もし撮り続けていけるんだったら別のことをやりたいし、やらなきゃいけないって思っています。あまり自分の個性みたいなものを見つけたら、そこで終わっちゃうんじゃないかって感じていて、とにかくそうじゃないことをやりたいな、と思ってます。</p>
<p>特に僕はワンカットで決定的な何かをするっていうことはできない、「カットを割ること」でどうにか展開させようっていう方向で今やってるので、そういうこともやってみたいです。ワンカットで何が起きるか、とかもやってみたいとは思ってるんですけど。今後はむしろ作家性みたいなものは持たない、意識しないっていうことが一番自分にとってはいいのかな、とか思っています。</p>
<p><img decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80951" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_Sub5.jpg 1920w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「無意識に出ていってしまうものが作家性と呼ばれるんでしょう」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>職人を目指されるんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうありたいなとは思うんですけど、ただ実際、職人ってかつてみたいにものすごく映画が量産されているわけではない時代で、それもそれでやっぱり自分の中では格好つけみたいになっちゃうような気もしています。なので、あまり深く考えずに趣味の延長で時折こう映画が作れたら嬉しいな、っていうぐらいの気持ちではいます。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>職人か作家か誰にもよく分からないし、世間もはっきり区別していませんもんね。映画の場合は特に。</p>
<p><strong>酒井：</strong>ただ僕が作ると必ず「黒沢さん的だ」とか、そういう言われ方をしたりするんです。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>光栄です。</p>
<p><strong>酒井：</strong>僕は黒沢さんの大ファンで昔から見てるってこともあるので、その影響は間違いなくあるんですけど、じゃあ「黒沢さん的」って言われるのが一体なんなのかっていうのは全然分かってなくて。黒沢さんはご自身の作家性みたいなことを考えたりすることってあるんですか？</p>
<p><strong>黒沢：</strong>作家性というのは一切考えないですね。自分の中から映画ができているとは思わない。多分酒井監督もなんとなく自覚してると思いますけど、作家性なんて全く出すつもりもないですし、外側に映画を作っているつもりなんですけど、何本か撮っていったり、批評家の方に言われたりして「またこれやってますね」っていう（笑）。つまり、無意識に出ていってしまうものが作家性と呼ばれるんでしょう。</p>
<p>「また同じことやっています、ドキッ」っていうね。こっちは外側で作っているつもりが、なんか内側からつい出てしまうもの……映画って表現しちゃっているんですよね。怖いです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80950" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub11.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「今までの作品と全く違うものであるはずなのに、“あ、やっぱり黒沢映画だ！”って思うんですよね」</h3>
<p><strong>酒井：</strong>まさに『黒牢城』も見させていただいたんですけれども、黒沢さんとしては時代劇で、今までの作品を考えると全く違うものであるはずなのに、「あ、やっぱり黒沢映画だ！」って思うんですよね。その辺がどこから来ているのかなというのもやっぱり気になります。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>いきなりそんな（笑）。何十本も撮ってきましたけれども分かりませんし、そういう意味でやはり「職人」という言葉も怪しい言葉なので…。やっぱり映画は一人で作るものじゃないのでね。自分とは関係ないところで、外側に映画を作っていく、っていうことで僕はいいと思います。でもきっと出ますよ、作家性は。覚悟しておいてください。この監督、こういう映画を見てきたなとかいうのがボロボロ出ますからね(笑)</p>
<p><strong>酒井：</strong>指摘されたらちょっと嫌ですよね。(笑)</p>
<p><strong>黒沢：</strong>さらっと聞き流すしかないですけどね。戦いながら続けていくしかないと思いますが。日本にいよいよロマン・ポランスキーが誕生するのかな？<br />
もう言っちゃったから縛られると思います（笑）。ものすごく期待しております。</p>
<p><strong>酒井：</strong>ありがとうございます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80957" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main-1536x1025.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_main.jpg 1799w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<small>『黒牢城』／公開中</small></p>
<p><strong>――酒井監督から観て『黒牢城』はいかがでしたか？</strong></p>
<p><strong>酒井：</strong>黒沢さんの作品って、すごく特殊な表現が記憶に残りやすいイメージではあったんですが、今回見終えた時、クリント・イーストウッド作品とか最近だと『フォードvsフェラーリ』とか、ああいう「終わった後に情緒を感じる」というか。悲哀があり、同時に爽やかな終わり方の余韻を感じました。</p>
<p>いわゆる「黒沢ファン」という人たちも沢山いると思うんですが、そうじゃない。これは黒沢清監督作品だって言わなくても面白いって思うような、アメリカ映画の情緒みたいな感じを受けました。それはあのラストに感じたんですよね。原作がエピソード集というか、ゲーム的な感じで、1面クリアして２，３，４，面とクリアしてエピローグがある、という構成。全くそれをほぼ変えない流れにも関わらず、村重という男がちっぽけで孤独で、でもそれが解放されて、分かち合えなかった人たちと一瞬分かち合えたような感じになって、それぞれ別の道を進んでいく。村重という人間のドラマとしての統一性が高まっているように思いました。なんかそれが、しみじみいいなと思いました。いい映画を見たっていう感じがすごくしたんです。</p>
<p>例えば土牢自体が違う空間になっているなどの細部の変更はありますが、これまでの作品『リアル』とか『クリーピー 偽りの隣人』みたいに話を大きく変えてるわけではなく、原作にあるものをよりドラマチックにするために脚色されたのかなと思ったんですよね。それはある種、作家性から「離れてる」と感じた理由の一つかもしれません。先日、西川亮（ライター）さんと話した際に「日本映画黄金期の大作映画とかアメリカ映画みたいな、監督印みたいなものではない作品になっていてすごいよね」って話になったんです。そういう印象でした。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>じゃあ僕もやっと自分じゃない外側に映画を構築することができたんですかね。原作の力がもちろんあったんですけど、荒木村重という実在した人を扱っている、というのがより僕自身と切り離して、キャラクターを作ったりすることができたのだろうと思います。自分ではまあよく分かりません、何を作ったのか（笑）。でもそう言っていただけるのであるならば、やっと真っ当なエンターテインメント、娯楽映画が僕は作れたのかもしれないですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>土牢のあの柵の中に入るかどうか、って結構大きな問題だったと思うんですよね。そこのアレンジは大きなところだったと思うんですけど、あれはどこでああしようと思ったんですか？</p>
<p><strong>黒沢：</strong>そんなに深く考えたわけではなくて、原作を読んだ時から映画にするならその牢のシーンはものすごく重要で、『羊たちの沈黙』のレクター博士のイメージでした。檻の向こうとこっちにいる人の関係が非常に重要であるならば、檻の向こうとこっちだけでは多分成立しないだろう、っていうのは最初から思っていました。牢の中に入って、かつ最初はあまり動けないですけど途中からどんどん動けるようになって代わっていく、という風にしました。</p>
<p><strong>酒井：</strong>後半あたりから、不思議とあの空間の照明が明るくなっているようなイメージもあったんですが、その辺は実際そういう打ち合わせとかもされたんですか？</p>
<p><strong>黒沢：</strong>明るい、ということを狙ったわけではないんですけれども、外光が入っているという設定もあって。ここは悩ましいところだったのですが、日本の建造物を建造物として撮りたいな、という思いがあったんです。それこそが時代劇の魅力のひとつでもあるので。手前の俳優は映ってるけど、奥が真っ暗で何も分からないっていう表現もあると思うのですが、せっかくこんな立派な建造物があるので、しっかり見せたいとは思っていました。現代劇で撮ったらとにかく全部真っ暗にしようと思ってしまうのですが、そこにすごいものがあるわけです。実際、国宝級の京都のお寺とかお城とか様々なところで撮影させてもらったので、これ見せない手はないな、っていう感じで、自然といつもよりは背景がしっかり見えるようにしたかもしれません。</p>
<p><strong>酒井：</strong>なるほど。とっても野暮な質問になっちゃうかもしれないんですけど、あの「回し飲み」……水の回し飲みは何かイメージあったんですか？</p>
<p><strong>黒沢：</strong>参考となる何かがあったわけではないです。深い考えもないです。ただ分かりやすく、最後に残った人たちでみんな身分が全然違うわけですが、同じものを共有して一瞬心が通い合ったのか…みたいな瞬間を作ろうという、それだけの発想です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster-1024x1446.jpg" alt="" width="1024" height="1446" class="alignnone size-large wp-image-80243" srcset="https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster-1024x1446.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster-425x600.jpg 425w, https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster-768x1084.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster-1088x1536.jpg 1088w, https://horror2.jp/files/2026/06/iai_poster.jpg 1251w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<strong>『遺愛』</strong>上映中<br />
配給：ライツキューブ</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster-1024x1448.jpg" alt="" width="1024" height="1448" class="alignnone size-large wp-image-80955" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster-1024x1448.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster-768x1086.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster-1086x1536.jpg 1086w, https://horror2.jp/files/2026/07/kokuroujou_poster.jpg 1200w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><br />
<strong>『黒牢城』</strong>上映中<br />
配給：松竹</p>
<p>©2026「遺愛」製作委員会<br />
©米澤穂信/KADOKAWA　©2026映画「黒牢城」製作委員会</p>
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		<item>
		<title>【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督（２） 観客にまで押し寄せてくる狂気を描く</title>
		<link>https://horror2.jp/80771</link>
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		<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 11:00:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ホラー通信</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[遺愛]]></category>
		<category><![CDATA[酒井善三]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた『遺愛』が公開中の酒井善三監督と、自身初の時代劇『黒牢城』が公開中の黒沢清監督が対談。日本のホラー映画を牽引し、国内外の映画製作者に影響を与え続け [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-80786" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-768x576.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main.jpg 1387w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた『遺愛』が公開中の酒井善三監督と、自身初の時代劇『黒牢城』が公開中の黒沢清監督が対談。日本のホラー映画を牽引し、国内外の映画製作者に影響を与え続けてきた黒沢監督が、これからのホラー映画を担う酒井監督に質問をぶつける。（第２回／全３回）</p>
<p>前回の記事：<a href="https://horror2.jp/80751">【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督（１）　正体の見えない恐怖をどう描くか</a></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80793" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「正義のために、よかれと思って行動する孤独なヒーローのようなイメージでした」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>映画の後半の方で、彼女がフライパンで自分の手を焼いてしまう。多分あの辺から物語のテイストがガラリと変わってくる感じがありました。つまり何か怪異なもの、さっき仰った式神かどうかは分かりませんが、そういうものが出現するんじゃないかっていうのと少し違って、彼女がだんだん狂っていくという方向に話が急激にシフトしていく感じがあるんですけど。あの辺はやっぱり意図的にあのシーンから物語も変えていこうとされたんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうですね。とにかく展開が停滞したら嫌だなと思いまして。ここまで詰め込んでこうなっちゃったら、ここで物語が終わっちゃうぐらいまで一旦ここで進めて、そこからどういう風に展開させようみたいな、割と後々考えていくみたいな感じでプロットを練っていきました。ここで話が一旦終わって、急に別の話が始まるみたいな感じでも、展開が停滞するよりかは、飽きずにお客さんは観てくれる方が良いという気持ちもあったんですよね。特に90分、長編が初めてだったってこともあって、持て余してしまうと言いますか。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>なるほど。</p>
<p><strong>酒井：</strong>そんなにいらないという（笑）。ストーリーをオリジナルで書く分には90分はちょっと長いなと思っていて、説明のシーンができちゃったりすることもあるから。とにかくどう展開させよう、飽きさせないためにどうやったら良いかと考えました。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>真っ当にエンターテインメントにしようとしていたわけですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>全体として面白いっていうよりかは、もうとにかくつまんないシーンをなるべく少なく行きたいという思いではいます。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>ちなみに、どんどん展開していこうとか、あるいは途中でガラリと変わって別の方向に話が進んでいくみたいなものとして何か参考にされた作品とかあるんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>展開が変わること自体はそこまで何かを参考にしたわけではないんですけど、途中でジャンルが変わってもいいやと思っていました。ここまではニューロティック・スリラーと言いますか。『テナント/恐怖を借りた男』とかですね。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>『テナント/恐怖を借りた男』ですか。</p>
<p><strong>酒井：</strong>はい。疑惑だけでとにかく45分ぐらい行く。疑惑のまま90分を描くのテンポが悪いと思ったので、そこで一回区切って、もうこれから先書けないからちょっと違う風に書いていこうと思って。そっから先は何というか、デヴィッド・クローネンバーグの『デッドゾーン』のイメージでした。正義のために、よかれと思って行動する孤独なヒーローのような。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>なるほど。</p>
<p><strong>酒井：</strong>『デッドゾーン』自体そうだったと思うんですけど、運命に抗うみたいな話を中盤からスタートできればなと思ったんですよね。なので、かなり歪な作りになっていて。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>それはすごい。『テナント/恐怖を借りた男』と『デッドゾーン』が合わさったのですか。なんて贅沢（笑）。どちらも名作ですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80901" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub4.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「何か決定的な事件を起こすところに、何かの因果が関わっているという見せ方がしたかった」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>ちょっと分からなかったのが、途中で少女が出てきますよね？</p>
<p><strong>酒井：</strong>はい。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>お葬式の時にも出てきて、前半はほとんど記憶にあまり残らないんですが、後半になるとこの少女の存在が重要になっていく。はっきりとはわからなかったのですが、あの少女はどういうキャラクターなのですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>最初に亡くなった旧友の子供です。その後、母親も殺人を犯してしまい、児童相談所のようなところに行って、でもそこからストレスなのか石を投げるようになってしまい、それが巡り巡って……なんかこう「運命の歯車」がカチリカチリと噛み合っていくようにしたかったんです。人物説明をセリフでするのも違うなと思い。その辺がちょっと伝わりにくくなってしまったところかもしれません。何か決定的な事件を起こすところに、何かの因果が関わっているという見せ方がしたかったんです。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>あとこれは些細なことかもしれませんが、赤い風船が飛んでいくシーンがありましたが、あれ何だったんですか？すごく印象に残ったので。</p>
<p><strong>酒井：</strong>僕はロングプロットを一気に書くタイプで、そこから友人の宮﨑圭祐に初稿を書いてもらえるかなと相談して書いてもらったんですよね。そしたら写真を破っている母親に怒鳴るシーンの手前で、なんか足にガラスが刺さると、彼が書いてたんです。僕のプロットにはなかったことで、これってなんか溜まりに溜まったものがこう風船みたいに割れるってことでいい？と聞きまして。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>ほう。</p>
<p><strong>酒井：</strong>彼が書いてくれた初稿は、まだモノローグがあまり入ってなかったんですけど。僕としては、これはもう「はったり」みたいな感じになってしまうと理解したうえで、とにかく興味を引くために、その人の個人的なモノローグを入れていったほうがいいかなって思ってたんですよね。それは『カウンセラー』とかでもやった方法だったので。</p>
<p>それでよく分からない連想のモノローグみたいなもの、例えば貯金箱がどうとか、忍者がどうとか、なんかよく分からない子供の頃の記憶を人に向かって喋っていく人みたいなモノローグを入れようと思った時に、だったら風船に関するモノローグ入れようかなと思ったんですよね。だとしたら、風船ぐらいならそんなに映すことは大変でもないと思い入れてます。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>それはそうですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>なにかちょっと興味を引く必要があると思いました。突然あのような物騒な話をし始めたと思ったら急に人間ドラマになって、回想が長く続くので。お客さんが飽きるかなと思ったんですよね。なんか絵的に「ん？」って疑問形を持たせたいなと思って。それで、あ、これは風船出しとこうって。そしてモノローグに繋げようと思ったっていう感じですね。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>何か過去の映画のオマージュで赤い風船が出てきて、それを何か想起させようとか、そういうことでもなかったんですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうです。そういうことでもなく、もうシンプルに風船。で、なんか「風船っていったら赤だよな」みたいな話をしていました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-80902" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7-1536x1023.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub7.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「こっちにも何かその狂気が押し寄せてくるんじゃないか、観てるこっちも狂ってくるんじゃないか」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>床に落ちる照明が目玉みたいな感じになっているなと思って見ていたら、後半急に強大な目玉のようなオブジェがバーンと出てきて、この目玉みたいなものが何か一つの符号としてあるのかなと妄想したんですけど。</p>
<p><strong>酒井：</strong>あれはまさに目玉です。目のライトをつけていて。打ち合わせをしている最中に照明の西山さん（西山竜弘）「酒井さん、ちょっとこれ使ってもいいですか」って写真を見せてもらって。それが目玉のライトで。最初に見た時はちょっと露骨だろうか、とも思ったんですが（笑）。</p>
<p>でも基本、スタッフがやると言ったらほぼお任せで、物語にさすがに抵触するなという時は言うことはありますが、基本やりたいって言ってくれてるものは全部やってもらった方がいいと思っていたので。「もちろん、お任せします」と言ってやってもらいました。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>そんな露骨ではなかったですけど、ただ気がついちゃうと「あ、そこにも」ってね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>黒沢さんは撮影照明についてはかなり言われるんですか？それともある程度お任せなんですか？</p>
<p><strong>黒沢：</strong>そんなに細かいことは言わないです。こだわる瞬間もあるんですが、そんなにこだわりはないですね。ただこの表情見せなくていいんで影にしてくれ、とかそういうことを言う時はありますけれども、全体のプランとかはそんなに細かくは言わない。「あそこ目玉にしてくれ」とは言ったことはないですね（笑）。</p>
<p>ちょっと話を戻すようですけど、特に後半…、やっぱり狂気の描き方の部分。観ている側も単に狂ってる人を見てるっていうだけじゃない、こっちにも何かその狂気が押し寄せてくるんじゃないか、観てるこっちも狂ってくるんじゃないか、と。だから怖い、この映画見てるとやばくない？という感じがだんだんしてくるんですけど。カウンセラーなんかもまさにそんな感じがありましたが、やはり狂気というものに酒井監督は興味があるんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>普通は映画だからあくまで客観的な映像が存在する、っていう風に撮るラインを引いてると思うんですよね。ところが僕の場合は、どうせ全部嘘、映画だから、客観も何もないっていう、という考えを持っていて。客観なのか主観なのかがだんだん分からなくなってもいいや、っていう気持ちで『カウンセラー』でそれをやってみました。その中で、こういう方法なら、低予算の中でもやりようがある、と思ったんですよね。なので今回もそれを割とやっていて、記憶なのか実際のことなのか、書いてる方もよく分かってないけど、混濁していくっていうものを入れておくことで、何かしら心理的な圧迫感みたいなものをお客さんも感じてくれるかな、と思ったんですよね。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>そういう「現実なのか妄想なのか、だんだんその境目をなくしていこう」という発想って、例えばどんな映画の影響とか、「この映画みたい」とかあります？</p>
<p><strong>酒井：</strong>ちょっとありきたりかもしれないですけど、リチャード・フライシャー監督の『絞殺魔』です。</p>
<p><strong>酒井：</strong>他人の記憶、回想の中に急に聞き手が出たりする。過去の話、記憶の中の話をしているから、そこはリアリティのゾーンとはちょっと違う、みたいなことをやっている。あとは特に『カウンセラー』の時とかそうだったんですけど、クロード・ミレール監督の『検察官』。尋問していく話のなか、途中でフラッシュバックが一瞬入るっていう。その記憶が結局、記憶違いなのか何なのかよく分からないんですけど、話している間にその人の主観なのか客観なのか、曖昧なものが出てくるっていうのは、音と絵がずれてることにもハッとするし。そういう意味でこういうギミックは結構使っています。もちろん黒沢さんの『キュア（CURE）』も。カットが変わったら急に妄想が覚めていたり、そういうイメージはそこにもあるのでそれも参考にさせていただいています。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>撮ってる時は「これは現実、これは妄想」って割と明確に分けて撮ってらっしゃるものなんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>全く分けていなかったです。はっきりと分けてしまうとこの曖昧さみたいなものもなくなってしまうため、緊迫感というか精神的な圧迫感みたいなものも減るような気がしまして…。映像的には曖昧になるけれど、役者さんには全部本当にあったことです、という前提で説明して撮影しました。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>なるほど、でも映画ってそういうものですよね。どんなに撮る時に確信を持っていても、繋いで出来上がったものはどうとでも見れるんだな、これ、っていうね（笑）。「絶対説明が必要だ」と思っていたものの説明の部分をカットしても誰も疑問に思わない、なんてよくありますよね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>まさに、そうですね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1024x1446.jpg" alt="" width="1024" height="1446" class="alignnone size-large wp-image-80779" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1024x1446.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-425x600.jpg 425w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-768x1084.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1088x1536.jpg 1088w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster.jpg 1251w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『遺愛』</strong>上映中<br />
配給：ライツキューブ</p>
<p>©2026「遺愛」製作委員会</p>
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		<title>【対談】黒沢清監督×『遺愛』酒井善三監督（１）　正体の見えない恐怖をどう描くか</title>
		<link>https://horror2.jp/80751</link>
		<comments>https://horror2.jp/80751#respond</comments>
		<pubDate>Sat, 04 Jul 2026 10:00:29 +0000</pubDate>
		<dc:creator>ホラー通信</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[遺愛]]></category>
		<category><![CDATA[酒井善三]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[「禍々しいと言いますか、単に怖いものが出てくるというだけではない、底知れぬ恐ろしさがありました。さすがだなと思いました」 認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた『遺愛』が公開中の酒井善 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-80786" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-1024x768.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main-768x576.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/sakai_kurosawa_main.jpg 1387w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>「禍々しいと言いますか、単に怖いものが出てくるというだけではない、底知れぬ恐ろしさがありました。さすがだなと思いました」</p>
<p>認知症の母の介護をひとりで背負った娘。そんな母娘を取り巻く“呪い”を描いた<strong>『遺愛』</strong>が公開中の<strong>酒井善三監督</strong>と、自身初の時代劇<strong>『黒牢城』</strong>が公開中の<strong>黒沢清監督</strong>が対談。日本のホラー映画を牽引し、国内外の映画製作者に影響を与え続けてきた黒沢監督が、これからのホラー映画を担う酒井監督に質問をぶつける。（第１回／全３回）</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg" alt="" width="1024" height="576" class="alignnone size-large wp-image-80793" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1024x576.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-768x432.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main-1536x864.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_main.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「このレベルに達しているホラー映画って近年記憶に無いです」</h3>
<p><strong>黒沢監督（以下、黒沢）：</strong>『遺愛』を拝見させていただきました。予想通り非常に怖く、かつ不気味で。禍々しいと言いますか、単に怖いものが出てくるというだけではない、底知れぬ恐ろしさがありました。さすがだなと思いました。</p>
<p>怪異が起こる、何かが出てきそう、というのと重なって、だんだん狂っていく。その狂気と怪異のバランスが実に絶妙で。多分観ている側が単に怖いというだけではなくて、ある種のリアリティのようなものがだんだん崩れていき、どこにリアリティの基盤を置けばいいのかがだんだん怪しくなっていく。観ているこちらもだんだん狂っていくんじゃないか。この映画を観ているだけで、そういった感覚に陥っていくという、なかなか目指してもそういう風にならないと思うのですが、ホラー映画の最高の形に今持っていってるんだろうなと思いました。このレベルに達しているホラー映画って近年記憶に無いです。</p>
<p>前半の舞台はオーソドックスな家の中ですが、今回は認知症の母が得体の知れないものに出会うという点がユニークです。佳奈には最初は分からないものの、それが次第に実体化してくるのではないかという怪異の予感と恐怖で物語が繋がってく。その恐ろしい正体がそう簡単には見えてこない、何か出てくるんじゃないかという恐怖でずっと引っ張っていっているわけですが、色々なアイデアをそこに散りばめられているとは思うのですけれども、その辺の「本体は出てこないけど出てきそうな感じ、見てしまいそうな感じ」っていうのはどのように作られていったんですか？</p>
<p><strong>酒井監督（以下、酒井）：</strong>まさに本体が出てこないという状況を引っ張り続けなきゃいけないと思った一方で、どこかで出さなければいけないのか、どうなのだろうかっていうのは迷った部分でした。ただ、出しようがないということもあって、最後まで結局出さないという方向性にしました。予算的な問題と時間的な問題も含めて、出すとなった時に「何を出したら面白いか」っていうビジョンがあまり見えないというか。僕に、今まで作られたものを超える怖い何かをビジュアルで表現するのは厳しいなと思っていて。だったら、いっそ「何もないモノ」と切り替える、みたいなことで何かできないかと思いました。</p>
<p>なので、ある程度そこを山場みたいに、何もないモノ、かつ何か寄ってくるっていうのをフォーカス、あるいは切り返しという技法でやってみるという。何というか、ややいい加減ですけど、そういう風にやった方が、まだ勝算があるだろうと思ったんです。それまでは気配で持っていかざるを得ないけど、でもそれもやりすぎると勿体ぶった感じにもなるので、上手くドラマと絡められないかな、と思い今の形になりました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1-1024x682.jpg" alt="" width="1024" height="682" class="alignnone size-large wp-image-80790" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1-1024x682.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1-1536x1023.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub1.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「ああいうところに意外に出るんだよな、っていう感じを漂わせる」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>でも、特に母がふっと庭にいる何かを見てるようだ、と思わずそっちを見てしまうっていう、あの目線の演出っていうのは巧みでしたね。あと鏡があって、カメラの逆側が映っていて、あっちも気になるなとか。やっぱり俳優の目線にはかなり相当、神経を使われたんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうですね。「こっち見てください」とか「あっちを見てください」と、そういうシンプルな感じですけど。あとはそのときカメラのフォーカスをどこにするか、迷ったところですね。例えば人物の背景が少しフォーカスがアウトしているけど、ああいうところに意外に出るんだよな、っていう感じを漂わせる。で、何か「見えた」っていう芝居のタイミングで、そっちにフォーカスを急に合わせるのも、なんか押し付けがましくなるから、その辺もどうしよう、という塩梅（あんばい）が難しくて。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>一瞬、窓の向こうに⋯。あのシーンはビックリしました。ぱっと曇る瞬間があるじゃないですか。あれを見ると「え、『ジュラシック・パーク』のヴェロキラプトル？」と思いました。ということは、哺乳類などの恒温動物？と一瞬思わせる。実体があるようでない、と言いながら「あ、息してる、ヴェロキラプトルなの？」っていう、あれは上手かったですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>ありがとうございます。まさに、あれヴェロキラプトルと説明して、スタッフのみんなにも「これ『ジュラシック・パーク』をやりたいです」と話していました。結局スタッフ間でも「これ見えないですけど、どんな動物なのかはっきりさせてください」という話にもなりました。ちょっと分からないけど、なんか鳥と犬が混ざったみたいな感じなのかな、とか結構いい加減に(笑)。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>いい加減と言いつつ、映らないけどそういう実体のある、妖怪と言っていいか怪獣と言っていいか、そういうものを一応想定はされたんですね。幽霊とか悪魔とかいった類ではなく、ある種の実体を持ったもの。</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうですね。特に撮影の川口諒太郎くんとずっと一緒にやっているんですけど、撮影する時に「フォーカスも見えない怪物に合わせたい」と僕が言ったのですが、「それって動きつけてくれないと困ります」みたいな話になって。現場でその段取りというか、僕がこう「これ怪獣です」とか言ってやっていたんですけど。なんかよく分からないけど「立ち上がります」とか言って（笑）。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80792" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub9.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「一切見せなかったのが正解だったんだろうなと思いますね」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>それを言葉にするのも野暮かもしれませんけど、何を想定したんですか？呪いとか色々なキーワードがあるわけですけれども、こっそり…何にしようとされたんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>僕はあまり呪いとか超常現象など詳しくないのですが、調べてみたら、なんか「式神（しきがみ）」というのがあるらしいんですよね。犬の形をしているものとかもあるらしくて。ただ普通の犬だとなんかちょっとな、という気もしたので、四つ足の動物みたいなイメージではいました。撮影している最中に、僕は鳴き声とか全く考えてなかったんですけど、録音の伊豆田（伊豆田廉明）さんという方が「ちょっと、監督、怪物の鳴き声これがいいと思います」とか言って、休み時間にYouTubeを見せてくれて。それが「ヒクイドリ（火喰鳥）」だったんです。</p>
<p>ヒクイドリが、バオーッと鳴いているんですけど、その鳴き声がいいという話になりまして。なんとなくその犬みたいな四つ足の生き物だけど頭部は鳥っぽい、という風に撮り始めました。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>もちろんそれをビジュアルとして見せるつもりは最初からなかったわけですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>そうですね。単純に難しいっていうこともありました。CGなどやれる人間もいなかったので。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>いや、一切見せなかったのが正解だったんだろうなと思いますね。色々想像ができて。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2-1024x683.jpg" alt="" width="1024" height="683" class="alignnone size-large wp-image-80795" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2-1024x683.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2-768x512.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2-1536x1024.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_sub2.jpg 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<h3>「ホラーっぽいSEは嫌だなと思っていて一切やっていないです」</h3>
<p><strong>黒沢：</strong>今、音の話が少し出ましたけど、音楽や効果音も、多分近年のホラー映画にしてはずいぶん抑えているなという印象です。静かな中で、時々ゴソゴソっと聞こえたり、微かに聞こえる音とか、相当抑えながらも色々な音を入れられてるんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>あまり驚かす形で音はつけなくていいと思っていました。あとは環境音をあえて切ったり、むしろ音を消すために厚めに音をつけて、それを途中で切ったりして、記憶が混濁していく感じにしていこうと思っていました。あとはホラーっぽいSEは嫌だなと思っていて一切やっていないです。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>自然に、聞こえたかもしれない音、みたいな。</p>
<p><strong>酒井：</strong>まさに、そういう意味合いでやっていました。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>主演の山下リオさんが素晴らしくて、狂っていってるなという感じと、正面の顔も激しいけど品があるというか。すごく激しい何かを心に秘めつつ、いい塩梅に抑えてある感じがして。後ろ姿がまたいいんですよね。後ろ姿がめちゃくちゃ良くて、めちゃくちゃ怖い（笑）。そういった部分も気を遣われたんですか？</p>
<p><strong>酒井：</strong>あまり意識はしてなかったんですけど、私が商業映画を撮るのが初めてということもあり、そんなにプロの役者さんとやった経験もなかったので。普通に見るとちょっと美しすぎるから困ったな、とか。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>なるほど、贅沢な悩みですね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>日常に見えなくなってしまうのではないかと思いました。でもやはり、そこはプロの役者さんで、画面に入ると説得力がある。なので、あまり注文もしていないです。とにかく目がとても大きく、惹きこまれる。</p>
<p><strong>黒沢：</strong>そうですね。彼女が何を見ているのかっていうのが気になりますよね。</p>
<p><strong>酒井：</strong>すごいなと思いましたね。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1024x1446.jpg" alt="" width="1024" height="1446" class="alignnone size-large wp-image-80779" srcset="https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1024x1446.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-425x600.jpg 425w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-768x1084.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster-1088x1536.jpg 1088w, https://horror2.jp/files/2026/07/iai_poster.jpg 1251w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>『遺愛』</strong>上映中<br />
配給：ライツキューブ</p>
<p>©2026「遺愛」製作委員会</p>
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		<title>黒沢清監督が集団狂気描くスリラー『Cloud クラウド』　Prime Videoで12月27日より見放題配信</title>
		<link>https://horror2.jp/70294</link>
		<comments>https://horror2.jp/70294#respond</comments>
		<pubDate>Thu, 19 Dec 2024 08:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[Cloud クラウド]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[今年９月に劇場公開され、現在も引き続き上映中の『Cloud クラウド』が、12月27日(金)よりPrime Videoで見放題独占配信されることが決定した。 黒沢清監督による本作は、菅田将暉を主演に迎え、“集団狂気”を描 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-70298" srcset="https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-1024x768.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-768x576.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-1536x1152.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_main_c-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>今年９月に劇場公開され、現在も引き続き上映中の<strong>『Cloud クラウド』</strong>が、12月27日(金)よりPrime Videoで見放題独占配信されることが決定した。</p>
<p>黒沢清監督による本作は、菅田将暉を主演に迎え、“集団狂気”を描くサスペンス・スリラー。</p>
<p>菅田が演じるのは、世間から忌み嫌われる“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒は、ネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い集団狂気へとエスカレートしてゆく。誹謗中傷、フェイクニュース……悪意のスパイラルによって拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、彼らが始めた“狩りゲーム”の標的となった吉井の日常は急速に破壊されていく。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-1024x768.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-large wp-image-70300" srcset="https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-1024x768.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-768x576.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-1536x1152.jpg 1536w, https://horror2.jp/files/2024/12/01_sub01_c_02396-2048x1536.jpg 2048w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>黒沢監督は、「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と本作の着想源を明かしている。</p>
<p>吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝が演じている。</p>
<p><strong>『Cloud クラウド』</strong><br />
Prime Videoにて12月27日(金)0:00より配信開始</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b-1024x1448.jpg" alt="" width="1024" height="1448" class="alignnone size-large wp-image-70301" srcset="https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b-1024x1448.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b-768x1086.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b-1086x1536.jpg 1086w, https://horror2.jp/files/2024/12/f6ce0a385e10bebac7df4a4bb3fc7b0b.jpg 1433w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
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		<title>現代社会の不安と甘い罠　黒沢清監督が「現代ホラーのスタンダード」と絶賛する『STRANGERS』11月公開</title>
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		<pubDate>Fri, 02 Aug 2024 08:00:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[STRANGERS]]></category>
		<category><![CDATA[池田健太]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[池田健太監督の長編デビュー作となる心理サスペンス・スリラー『STRANGERS』(ストレンジャーズ)が11月２日より公開されることが決定した。 本作は、現代社会に潜む“甘い罠”と“不安”のなかで自分自身を見失っていくひと [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/08/3835c82a405cd3a5e56c1365ac6d84f9.jpg" alt="『STRANGERS』ティザーポスター" width="906" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-67605" srcset="https://horror2.jp/files/2024/08/3835c82a405cd3a5e56c1365ac6d84f9.jpg 906w, https://horror2.jp/files/2024/08/3835c82a405cd3a5e56c1365ac6d84f9-425x600.jpg 425w, https://horror2.jp/files/2024/08/3835c82a405cd3a5e56c1365ac6d84f9-768x1085.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 906px) 100vw, 906px" /></p>
<p>池田健太監督の長編デビュー作となる心理サスペンス・スリラー<strong>『STRANGERS』</strong>(ストレンジャーズ)が11月２日より公開されることが決定した。</p>
<p>本作は、現代社会に潜む“甘い罠”と“不安”のなかで自分自身を見失っていくひとりの女性の姿を描く物語。婚約者の浮気を知る直子は、不思議な魅力を持つ同僚の紗季に導かれてマッチングアプリを始め、さまざまな男とデートをして金銭を受け取るようになる。日に日に派手になっていく直子は、自分の姿形が次第に紗季に似てきていることに気付き動揺するが、そうすることで不安も取り除かれていると錯覚し、やめることができない。次第に直子はさらなる不安の渦に沈んでいくことになる。</p>
<p>新作『Cloud クラウド』の公開を控える黒沢清監督は、<strong>「後ろ姿が恐い。静寂が恐い。掛かっている服が恐い。そしてまわりの人はみんな恐くなる。これぞまさに現代ホラーのスタンダード」</strong>と本作を高く評価した。</p>
<p>主人公の直子を演じるのは<strong>大⻄礼芳</strong>。さらに、黒沢清監督作にも出演する<strong>玄理</strong>が直子にとってのファム・ファタール（魅惑する女）を演じる。そのほかのキャストは柾木玲弥、小川あん、宮田佳典、岩瀬亮。</p>
<p>監督は、本作で長編デビューを飾る池田健太。岩井俊二監督に師事し、現在は大手外資系コンサルティング企業で働く傍ら脚本家としても活動する異色の経歴を持つ。</p>
<p><!-- orig { --><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/nTblgaBlNJI" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe><!-- } orig --></p>
<p>また、本作の拡大公開を目指し、宣伝費を集めるためのクラウドファンディングが併せてスタートしている。</p>
<p><strong>『STRANGERS』</strong><br />
2024年11月2日(土)よりシアター・イメージフォーラム他にて順次公開</p>
<p>クラウドファンディングページ<br />
<a href="https://motion-gallery.net/projects/STRANGERS1102" rel="noopener" target="_blank">https://motion-gallery.net/projects/STRANGERS1102</a></p>
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		<title>チャイムが鳴り、次の何かが始まる　“いびつ”な恐怖に支配される黒沢清監督作『Chime』８月 劇場上映</title>
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		<pubDate>Wed, 31 Jul 2024 10:00:35 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[chime]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[黒沢清監督が吉岡睦雄を主演に迎え、現代の“いびつ”に満ちた恐怖を描く中編作品『Chime』が８月２日より劇場上映開始。２種類の予告編、黒沢監督によるステートメントが発表されている。 本作は、メディア配信プラットフォーム「 [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/07/Chime_yoko.jpg" alt="『Chime』" width="842" height="595" class="alignnone size-full wp-image-67500" srcset="https://horror2.jp/files/2024/07/Chime_yoko.jpg 842w, https://horror2.jp/files/2024/07/Chime_yoko-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/07/Chime_yoko-768x543.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 842px) 100vw, 842px" /></p>
<p>黒沢清監督が吉岡睦雄を主演に迎え、現代の“いびつ”に満ちた恐怖を描く中編作品<strong>『Chime』</strong>が８月２日より劇場上映開始。２種類の予告編、黒沢監督によるステートメントが発表されている。</p>
<p>本作は、メディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第一弾として「自由に作品を制作してほしい」というオーダーのもとに作られ、同プラットフォームにて限定販売された。このたび「Stranger」の配給によって、全国の劇場にて順次上映される。</p>
<p>黒沢監督はステートメントのなかで、本作を「とりたてたジャンル性も娯楽性も作家性も持たない、たった45分のむき出しの映画」と表現。恐怖か祝福か、何がもたらされるのか分からない“チャイム”をめぐる妄想から生まれた一作であることを明かしている。</p>
<p>主演の吉岡睦雄が演じるのは、料理教室の講師として働く松岡。生徒の一人が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」という奇妙な言葉を発して驚くべき行動を起こし、松岡の周囲で次々と異変が起こるようになる。</p>
<p>第一弾の予告編は極めて情報が制限されているが、第二弾の予告編では、主人公の松岡が神妙な面持ちでゆっくりと振り向く様が切り取られており、その視線の先にあるものが気になる映像に仕上がっている。</p>
<p>＜第二弾予告編＞<br />
<iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/hv0tQW1qqMQ?si=yhfTqUVppwSGIn6z" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<p>＜第一弾予告編＞<br />
<iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xL7SMoQ8X0I?si=497KdkHSfxWTq8yj" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></p>
<blockquote><p><strong>＜黒沢清監督ステートメント全文＞</strong><br />
チャイムが鳴り、あなたはこれまでずっと続いていた何かが終わって次の何かが始まるその時が来たことを知る。心の中に不安と期待が同時に押し寄せるが、もう引き返すことはできない。あなたはそれを受け入れるしかないのだ。またチャイムが鳴り、あなたは戸口の外に誰かが立ったことを知る。その誰かがもたらすものが恐怖なのか祝福なのかは、ドアを開けてみるまでわからない。あなたはどうするか？　何もしないでいると絶え間なくチャイムは鳴り続けるだろう。この映画は以上のような私の妄想から生まれた。とりたてたジャンル性も娯楽性も作家性も持たない、たった 45 分のむき出しの映画だ。<br />
私は、どこにでもいる平凡な中年男である主人公がチャイムによって突き動かされ常識と非常識のあいだを行き来する様を描いてみた。彼は終始不安だ。しかし確信もしている。この非常識こそが、彼をがんじがらめに縛り付けている現代社会のモラルや正義や良心の隙間からするりと抜け出すことのできる、一種の自由でもあるのだと。 </p></blockquote>
<p><strong>『Chime』</strong><br />
８月２日（金）より Stranger 他全国順次劇場上映 </p>
<p>©Roadstead</p>
]]></content:encoded>
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		<title>とつぜん自分が“匿名の不特定多数”の標的に……　黒沢清監督×菅田将暉主演のスリラー『Cloud クラウド』特報映像</title>
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		<pubDate>Mon, 22 Apr 2024 22:00:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[Cloud クラウド]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、“集団狂気”を描くスリラー『Cloud クラウド』の公開日が９月27日に決定。特報映像と２種類のティザーポスターが解禁された。 “ラーテル”というハンドルネームを使って転売で稼ぐ主人公・ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/04/Cloud_tposter_main_sub-1024x723.jpg" alt="黒沢清監督×菅田将暉主演のスリラー『Cloud クラウド』ティザーポスター２種" width="1024" height="723" class="alignnone size-large wp-image-65741" srcset="https://horror2.jp/files/2024/04/Cloud_tposter_main_sub-1024x723.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/04/Cloud_tposter_main_sub-600x424.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/04/Cloud_tposter_main_sub-768x542.jpg 768w, https://horror2.jp/files/2024/04/Cloud_tposter_main_sub.jpg 1280w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、“集団狂気”を描くスリラー<strong>『Cloud クラウド』</strong>の公開日が９月27日に決定。特報映像と２種類のティザーポスターが解禁された。</p>
<p>“ラーテル”というハンドルネームを使って転売で稼ぐ主人公・吉井が、憎悪の連鎖から生まれた集団狂気によって恐るべき事態へと巻き込まれていく。</p>
<p>特報映像は、吉井が突如“匿名の不特定多数”から狙われ始める様子を捉えている。袋のマスクで顔を隠して吉井の前に現れる男や、“ラーテル”についてのネット書き込みで殺意を募らせる男などが映し出され、最後は捕らえられた吉井の絶体絶命の姿で締めくくられている。これは、恐ろしすぎるな……。</p>
<p><!-- orig { --><iframe loading="lazy" width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/LVCSrCF2zMo?si=8WN7HdcZDJlQGG78" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe><!-- } orig --></p>
<p>ティザーポスタービジュアルは、拳銃を手に廃墟でたたずむ吉井を写したものと、すりガラス越しに立つ不気味な袋マスクの男を写したものの２種類。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/04/01_Cloud_tposter_main_s.jpg" alt="" width="905" height="1280" class="alignnone size-large wp-image-65748" srcset="https://horror2.jp/files/2024/04/01_Cloud_tposter_main_s.jpg 905w, https://horror2.jp/files/2024/04/01_Cloud_tposter_main_s-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2024/04/01_Cloud_tposter_main_s-768x1086.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 905px) 100vw, 905px" /></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/04/02_Cloud_tposter_sub_s.jpg" alt="" width="905" height="1280" class="alignnone size-full wp-image-65747" srcset="https://horror2.jp/files/2024/04/02_Cloud_tposter_sub_s.jpg 905w, https://horror2.jp/files/2024/04/02_Cloud_tposter_sub_s-424x600.jpg 424w, https://horror2.jp/files/2024/04/02_Cloud_tposter_sub_s-768x1086.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 905px) 100vw, 905px" /></p>
<p><strong>『Cloud クラウド』</strong><br />
９月27日より全国劇場にて公開</p>
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		<item>
		<title>「些細なキッカケで⼈は簡単に悪意に呑み込まれる」　黒沢清監督が集団狂気を描くスリラー『Cloud クラウド』キャスト＆コメント</title>
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		<pubDate>Tue, 12 Mar 2024 22:00:03 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[Cloud クラウド]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[『CURE』『回路』の⿊沢清監督が憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描くスリラー『Cloud クラウド』が９⽉より公開。すでに明かされていた主演の菅田将暉以外のメインキャストが解禁された。役柄に扮した各キャストの写真と [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/0313_Cloud_all-1.jpg" alt="『Cloud』キャスト" width="1024" height="682" class="alignnone size-full wp-image-65184" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/0313_Cloud_all-1.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/0313_Cloud_all-1-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/0313_Cloud_all-1-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>『CURE』『回路』の⿊沢清監督が憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描くスリラー<strong>『Cloud クラウド』</strong>が９⽉より公開。すでに明かされていた主演の菅田将暉以外のメインキャストが解禁された。役柄に扮した各キャストの写真とコメントも到着している。</p>
<p>主演の菅田が演じるのは、“ラーテル”のハンドルネームを使って転売で稼ぐ吉井良介。仕事が軌道に乗り出した⽮先、周囲で不審な出来事が重なり、これまでの⽇常が破壊されていく。</p>
<p>今回解禁されたキャストは、吉井の謎多き恋人・秋子役に<strong>古川琴⾳</strong>、吉井に雇われたバイト⻘年・佐野役に<strong>奥平⼤兼</strong>、ネットカフェで⽣活する男・三宅役に<strong>岡⼭天⾳</strong>、吉井が働く⼯場の社⻑・滝本役に<strong>荒川良々</strong>、吉井を転売業に誘う先輩・村岡役に<strong>窪⽥正孝</strong>、以上の５名。</p>
<p>今年公開のホラー映画『みなに幸あれ』の主演も印象的だった古川は、本作を<strong>「不思議な後味の残る作品」</strong>と表現し、岡⼭は黒沢監督の世界観に浸った撮影時間を<strong>「今思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間」</strong>と振り返る。また、窪⽥は人間の暗部に触れる本作のストーリーについて<strong>「⿊沢監督が描く⼈間の悍（おぞ）ましさに寒気がしました。ストレス、ほんの些細なキッカケで⼈は簡単に悪意に呑み込まれる」</strong>と語り、<strong>「現代⼈の⼼の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います」</strong>と評した。</p>
<p><strong>『Cloud クラウド』</strong><br />
9月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー</p>
<h2>
キャストコメント<br />
</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/furukawa_09056.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-65186" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/furukawa_09056.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/furukawa_09056-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/furukawa_09056-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>吉井の謎多き恋⼈「秋⼦」役 ／古川琴⾳</strong></p>
<p>⿊沢監督をはじめ、錚々たる共演者の⽅々、プロフェッショナルなスタッフの皆さんの中に参加できたこと、⼼の底から嬉しく光栄でした。不思議な後味の残る作品で、題名の『Cloud』が指す意味を考えながら、何度も台本を読みました。私が演じた秋⼦も、始終違和感の付き纏うミステリアスな役だったので常に⼿探りでしたが、現場で⿊沢監督とやり取りしながらその陰影をつけていき、その過程を楽しみながら、感覚を研ぎ澄ませて演じました。 </p></blockquote>
<p> <img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/okudaira_05972.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-65189" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/okudaira_05972.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/okudaira_05972-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/okudaira_05972-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>吉井に雇われたバイト⻘年 「佐野」役 ／ 奥平⼤兼</strong><br />
まず、この作品の台本を読んだ時に、⾃分が演じる佐野という役についてどのような⼈物なのかを読み解く時間が楽しかったです。 実際の現場では、⿊沢監督の演出の元、⾃分で佐野を表現する事が難しい時もありましたが、同時にとても楽しく、⾃分の中ですごく勉強になった現場でした。共演させていただいた先輩⽅とお芝居するのも、お芝居を⾒るのもとても楽しくて、短い時間でしたが濃密な撮影期間を過ごせたと思います。 </p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/okayama_07136.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-65188" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/okayama_07136.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/okayama_07136-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/okayama_07136-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>ネットカフェで⽣活する男 「三宅」役 ／ 岡⼭天⾳</strong><br />
菅⽥さんをはじめ、尖った個性を持つ皆さまとの共演、とても興味深い経験でした。⿊沢監督の世界に閉じ込めてもらえた事、夢うつつを⾏き交うような撮影の⽇々は、今思い返しても少しだけ宙に浮いていたような奇妙な時間で、とても思い出深いです。⿊沢監督が作り出す「Cloud」の世界に、是⾮とも皆様、迷い込んでいただきたいです。 </p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/arakawa_00881.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-65185" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/arakawa_00881.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/arakawa_00881-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/arakawa_00881-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>吉井が働く会社の社⻑ 「滝本」役 ／ 荒川良々 </strong><br />
実はまだ作品が完成してないので観てないのですが…初めての⿊沢組参加です！　皆さんご存知かと思いますが名前に⿊が⼊ってますね。で名前は清です。 不思議ですね…そう！　まさにこの映画『Cloud』です。あー！　デッカいスクリーンで早く観たい!!</p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/03/kubota_02081.jpg" alt="" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-65187" srcset="https://horror2.jp/files/2024/03/kubota_02081.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/03/kubota_02081-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/03/kubota_02081-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>吉井を転売業に誘った先輩 「村岡」役 ／ 窪⽥正孝</strong><br />
⿊沢監督が描く⼈間の悍(おぞ)ましさに寒気がしました。ストレス、ほんの些細なキッカケで⼈は簡単に悪意に呑み込まれる。 </p>
<p>ネットや SNSでは顔も感情も隠せるし、⽂字や数字の羅列だけで、知らない間に⼈の気持ちを踏み躙ってるかもしれない。現代⼈の⼼の問題を、鋭い切れ味で教えてくれる映画だと思います。ぜひ劇場で体感してもらいたいです。 </p></blockquote>
<p> ©2024 「Cloud」 製作委員会</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>黒沢清監督が集団狂気を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』９月公開　主演は菅田将暉</title>
		<link>https://horror2.jp/64712</link>
		<comments>https://horror2.jp/64712#respond</comments>
		<pubDate>Mon, 12 Feb 2024 22:00:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[Cloud クラウド]]></category>
		<category><![CDATA[日本映画]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[『回路』『CURE』の黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、現代社会に潜む集団狂気を描くサスペンス・スリラー映画『Cloud クラウド』の製作が発表された。公開は今年９月。二人のコメントも到着している。 菅田が演じるのは、“ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/02/01_Cloud_main_kumishasin.jpg" alt="『Cloud クラウド』主演：菅田将暉×黒沢清監督" width="1024" height="682" class="alignnone size-full wp-image-64714" srcset="https://horror2.jp/files/2024/02/01_Cloud_main_kumishasin.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/02/01_Cloud_main_kumishasin-600x400.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/02/01_Cloud_main_kumishasin-768x512.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p>『回路』『CURE』の黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、<strong>現代社会に潜む集団狂気</strong>を描くサスペンス・スリラー映画<strong>『Cloud クラウド』</strong>の製作が発表された。公開は今年９月。二人のコメントも到着している。</p>
<p>菅田が演じるのは、“ラーテル”というハンドルネームを使い、転売で稼ぐ主人公・吉井良介。菅田は本作のオファーが来た際には即断したといい、本作について「生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。とにかく完成が待ち遠しい」とコメント。</p>
<p>黒沢監督は、「現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた」と本作の着想源を明かし、「菅田さんにお願いした主人公 吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた」とその演技を称賛した。コメント全文は記事末に掲載。</p>
<p><strong>『Cloud クラウド』</strong><br />
９月、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー</p>
<p>監督・脚本：黒沢清　主演:菅田将暉<br />
製作幹事：日活 東京テアトル<br />
配給：東京テアトル 日活</p>
<h2>
コメント全文<br />
</h2>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/02/02_Cloud_sub_bamensha.jpg" alt="『Cloud クラウド』場面写真　主演の菅田将暉" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-64715" srcset="https://horror2.jp/files/2024/02/02_Cloud_sub_bamensha.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/02/02_Cloud_sub_bamensha-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/02/02_Cloud_sub_bamensha-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>＜主演：吉井良介役  菅田将暉＞</strong><br />
生活の中に潜む、怖さとユーモア。黒沢監督の頭の中が毎日少しずつ開示されていく撮影は、とても楽しく、贅沢な時間でした。 ピュアで歪な人間のアクションがたまらない。<br />
とにかく完成が待ち遠しい。 映画「Cloud」宜しくお願いします。</p></blockquote>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2024/02/03_Cloud_sub2_making.jpg" alt="『Cloud クラウド』メイキング写真　黒沢清監督" width="1024" height="768" class="alignnone size-full wp-image-64716" srcset="https://horror2.jp/files/2024/02/03_Cloud_sub2_making.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2024/02/03_Cloud_sub2_making-600x450.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2024/02/03_Cloud_sub2_making-768x576.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<blockquote><p><strong>＜監督・脚本  黒沢清＞</strong><br />
・作品について<br />
現代日本の片隅で、時折まったく無目的と思われる暴力事件が起きることがある。原因を探っていくと、そこにはちょっとした恨みやムシャクシャした気分がインターネットによって集結し肥大していくシステムがあるようだ。私はこうした現象がアクション映画の題材になるのではないかと考え、この企画をスタートさせた。主人公は、ささやかな金儲けによって少しでも人より優位に立ちたいと願う、ごくありふれた男である。この人物が不用意に周囲の恨みを買い、最後には命を賭けた死闘へと引きずり込まれる物語だ。しかし撮影が進むにつれて、私はこの映画がそう簡単にスカッとするアクションにはなっていかないことに気づいた。その理由のひとつは、主演の菅田将暉が驚くべき演技力でこの人物に深い陰影と複雑さをもたらしてくれたこと。もうひとつは、この死闘が思いがけず“戦争”の様相を見せ始めたことだ。金儲けと復讐が折り重なって増幅され、ついに暴力が作動し、気が付いたらもう引き返せなくなっている。現代の戦争も、ひょっとするとこのようにして起こるのかもしれない。</p>
<p>・主演 菅田将暉さんについて<br />
菅田さんは、誰の目も釘付けにする俳優だ。何と言ってもあの顔つき、そして声、立ち姿、奥の方にいても一発で菅田将暉とわかる唯一無二の個性があらゆる場面から立ち昇る。にもかかわらず、人混みの中だと市井の人物に溶け込んでしまう一般性、庶⺠性のようなものも同時に持ち合わせている。持って生まれた資質と計算とを巧みに組み合わせることのできる実に聡明な方なのだろう。そんな菅田さんにお願いした主人公 吉井良介は、真面目で一途な悪党という、現代日本映画ではほとんど見かけない人物である。キャラクターの分類としては矛盾しているのかもしれない。しかし菅田さんはこの難しい役を極めて繊細に、かつ堂々と演じてくれた。繊細な部分が計算で、堂々としたところが資質なのか、あるいはその逆なのか、どちらかはわからない。いや、どちらも計算かもしれない。それとも全ては直感なのか。正体は不明だが、この正体不明こそ大スターの証なのだなとあらためて納得した。</p></blockquote>
<p>©2024 「Cloud」 製作委員会</p>
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		<title>黒沢清監督が“摩訶不思議な恐怖”を描く最新作『Chime』　配信プラットフォーム「Roadstead」で独占販売</title>
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		<pubDate>Wed, 20 Dec 2023 12:37:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>レイナス</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[黒沢清]]></category>

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		<description><![CDATA[『CURE／キュア』『回路』の黒沢清監督のオリジナル脚本による最新作『Chime』（チャイム）が完成したことが発表された。同作はメディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第一弾で、2024年に同プ [&#8230;]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_teaser_Main.jpg" alt="黒沢清監督『Chime』ティザービジュアル" width="723" height="1024" class="alignnone size-full wp-image-64001" srcset="https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_teaser_Main.jpg 723w, https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_teaser_Main-424x600.jpg 424w" sizes="auto, (max-width: 723px) 100vw, 723px" /></p>
<p>『CURE／キュア』『回路』の黒沢清監督のオリジナル脚本による最新作<strong>『Chime』</strong>（チャイム）が完成したことが発表された。同作はメディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第一弾で、2024年に同プラットフォームにて独占販売される予定だ。</p>
<p>「自由に作品を制作してほしい」というオーダーのもとに黒沢監督が手掛けた本作は、ホラーやサスペンスといったジャンルに属さない作品に仕上がっており、純度の高い“黒沢清らしさ”溢れる恐怖が描かれるという。主演は吉岡睦雄が務め、料理教室の講師である主人公・松岡を演じる。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" src="https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_act_sub.jpg" alt="黒沢清監督『Chime』" width="1024" height="576" class="alignnone size-full wp-image-64002" srcset="https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_act_sub.jpg 1024w, https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_act_sub-600x338.jpg 600w, https://horror2.jp/files/2023/12/Chime_act_sub-768x432.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></p>
<p><strong>＜ストーリー＞</strong><br />
料理教室の講師として働いている松岡卓司（吉岡睦雄）。ある日、レッスン中に生徒の１人、田代一郎が「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と、不思議なことを言い出す。事務員の間でも、田代は少し変わっていると言われているが、松岡は気にすることなく接していた。 しかし別の日の教室で、田代が今度は「僕の脳の半分は入れ替えられて、機械なんです」と言い出し、それを証明するために驚くべき行動に出る。田代の一件後のある日、松岡は若い女性の生徒・菱田明美を教えていた。淡々とレッスンを続ける松岡だったが、丸鶏が気持ち悪いと文句を言う明美に、彼は──。松岡の身にいったい何が起きたのか。料理教室で、松岡の自宅で、ありふれた日常に異様な恐怖がうごめき始めたのだった……。 </p>
<p><strong>『Chime』</strong><br />
監督・脚本 黒沢清　主演 吉岡睦雄<br />
プロデューサー：川村 岬　岡本英之　田中美幸　共同プロデューサー：村山えりか<br />
製作：Roadstead 　企画：Sunborn　制作プロダクション：C&#038;Iエンタテインメント</p>
<p>©2023 Roadstead</p>
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