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2015年8月1日に開催される恐怖体験型上映イベント「シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭」。先日ホラー通信でもこのイベントのご紹介をしましたが、なんと、“演出が恐すぎる”という理由で会場が変更! 新会場に東京・月島の「TEMPORARY CONTEMPORARY」が決定しています。
2015年8月1日に開催される恐怖体験型上映イベント「シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭」は、怖い映画を家や劇場で見るよりも、様々な仕掛けが潜むシチュエーションで体験してもらおう! という素晴らしい心意気により企画されたもの。
当初は「三浦市立旧三崎中学校」で開催予定でしたが、「上映する映画の内容」および「怖すぎる演出」の為、管理・運営側より取りやめの要請が来たのだとか。実際にロケハンなどを進めていたスタッフの方には悪いのですが、ホラーファンとしてはより期待しちゃいますよね!?
「シアター・オブ・テラー」が提供する恐怖は幽霊でもゾンビでも宇宙人でもなく“ヒト”。本当は何よりも恐い“ヒトの怖さ”をテーマに、ヒトがもたらす惨劇を描いた作品を上映するという事ですが、今回上映作品も明らかに。
『ストレンジャーズ/戦慄の訪問者』(2008/アメリカ/85 分/監督:ブライアン・ベルティノ)
監督の幼少期の体験や、1981年にカリフォルニア州ケディで起こった残虐殺人事件を基に作られた作品。別荘に滞在中のカップルにマスクをつけた3人組が理由もなく襲い掛かる。じわじわと精神的に追い込んでいく得体の知れない不気味な恐怖は家に帰っても頭に残り続けます。
『テキサス・チェーンソー ビギニング』(2006/アメリカ/92 分/監督:ジョナサン・リーベスマン)
アメリカに実在したエド・ゲインという殺人鬼をモデルにしたともいわれている作品。ヒトの皮で作ったマスクを被り、チェーンソーを使い虐殺を繰り返す レザーフェイスの過去が明らかとなる本作。レザーフェイスに追われる緊迫感と目を覆いたくなるような残虐なシーンが言葉も出ないほどの恐怖を感じさせてくれます。
『凶悪』(2013/日本/128 分/監督:白石和彌)
茨城県で起きた「上申書殺人事件」という殺人事件を基に作られた作品。リリー・フランキー、ピエール瀧の言葉通りの”凶悪”な演技に気分を悪くした人が 続出の問題作。ノンフィクションならではのリアルな“ヒトの恐怖”をお楽しみ下さい。
筆者はどれも鑑賞済みですが、どの様な演出になるのか非常に楽しみ! 特に『凶悪』はホラー作品ではありませんが、人間が死ぬほど恐ろしく描写されていて、映画を観たあと、ピエール瀧さんを街中でお見かけしても「殺される……!」と思って怯えてしまったほど(実際のピエール瀧さんは非常に良い方です)。
チケットは、クラウドファンディング「MAKUAKE」のイベントページから購入可能。チケット一枚5,000 円、ペアチケット8,000 円とお友達と行くとお得なので、ホラー好きを誘ってみましょう!
『シアター・オブ・テラー 岬の果ての映画祭』
日程:2015年8月1日(土)開場12:30 上映13:00 閉場21:00
会場:TEMPORARY CONTEMPORARY(東京都中央区月島 1-14-7 旭倉庫 2F)
運営:CINETUNES × WAWACINEMA