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レンタルビデオショップ(いくらBD&DVD時代になろうともこう呼んでしまう)に行き、「あ、これ観たかったんだ~」と手に取ってみるも「あれ、これジャケットのデザインすごく似てるけど違う。パク……まがいものじゃないか!」という経験皆さんはありませんか?
一つ大ヒット映画が誕生するとそれに便乗して似たような映画がポコポコと作られるのが世の中の常。2010年に日本で公開され、社会現象ともなった映画『パラノーマル・アクティビティ』にも、こんなにたくさんマネっこ作品が存在するんです。
『パラノーマル・ビギニング』(2007)
『パラノーマル・アイランド』(2010)
『パラノーマル・エンティティ1』(2010)
『パラノーマル・エンティティ2』(2010)
『パラノーマル・エンティティ3 エクソシズム・テープ』(2011)
『パラノーマル・エンティティ4』(2011)
『パラノーマル・サイキック』(2010)
『パラノーマル・サイキック 呪』(2011)
『パラノーマル・サイキック 狂』(2012)
『パラノーマル・サイキック 怨』(2012)
『パラノーマル・フェノミナン』(2010)
『パラノーマル・ヴィレッジ』(2010)
どれもジャケットのデザインや雰囲気も本家そっくりに作られていて、『パラノーマル・エンティティ』と『パラノーマル・サイキック』シリーズに至っては“4”まで制作するという図々しさ! でも何かこういう、おバカな便乗作品って憎めないですよね。
『パラノーマル・フェノミナン』は『ノロイ』『グロテスク』『テケテケ』など、フェイク・ドキュメンタリーの傑作や問題作を次々と生み出す、鬼才・白石晃士監督が手がけており、ジャパニーズホラー好きにはもしかして掘り出し物かも?
あれ、むしろ本家より気になってきた……。なんて言わずに11月1日に公開される正式な続編『パラノーマル・アクティビティ4』にも注目してくださいね。
パラノーマル・アクティビティ4
http://www.paranormal.jp/
【イントロダクション】
2006年にカリフォルニア州で発生した謎の未解 決事件。 その衝撃的映像は一般公開され、世界中で社会 現象を巻き起こした。 監視カメラに映るのは次々とエスカレートして いく信じがたい超常現象<パラノーマル・アク ティビティ>。 一連の事件に関与したとされる女性ケイティ と、彼女に連れ去られた幼い男児ハンター。 二人の消息はいまだつかめていない。 だが、あれから5年後の昨年2011年、ある少女が 撮影した映像から、 二人とみられる姿が発見されたとの情報が。 ケイティはなぜ消えたのか?連れ去られたハン ターに何が起きたのか? 全世界が注目する中、“すべて”がつながる<第4 の映像>が、遂に解禁される――。
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