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「ポパイ」をホラー映画化した『ポパイ・ザ・スレイヤー・マン』監督、権利関係で苦労したことは?→「ありません」

2026.07.23 by

「ポパイ」をホラー映画化した『ポパイ・ザ・スレイヤー・マン』監督が語る

アメリカの人気カートゥーンキャラクター「ポパイ」をホラー映画化した『ポパイ・ザ・スレイヤー・マン』が7月24日(金)より公開。監督のインタビューをご紹介する。

「蒸気船ウィリー」(ミッキーマウス)や児童小説「クマのプーさん」など、パブリックドメイン化した人気キャラクターをホラーバージョンに変容させる“パブリックドメイン・ホラー”の系譜に名を連ねる本作。1929年に漫画家エルジー・クリスラー・シーガーによって生み出されたセーラーマン(船乗り)のポパイをスレイヤーマン(殺人鬼)化させ、ホウレンソウ缶と屈強な前腕を武器に人々を惨たらしく殺害していく様が描かれる。

監督・脚本のロバート・マイケル・ライアンが質問に回答し、「ポパイ」を選んだ理由や、本作におけるこだわりなどを語った。

――初めて“パブリックドメイン・ホラー”を手掛ける上で、ポパイというキャラクターを選んだのはなぜだったのですか?

ロバート・マイケル・ライアン監督(以下、ライアン監督):私は子どもの頃、ポパイのアニメを観て育ちました。ポパイがパブリックドメインになると知ったとき、子ども時代のヒーローを、ホラーの世界でより大人向けのアンチヒーローとして再解釈する絶好の機会だと思ったんです。

――制作にあたり、契約面や権利関係で苦労されたことはありますか?

ライアン監督:ありません。

――オリジナルの物語の中に、原作でおなじみのアイコンやキャラクター設定が多数取り入れられています。オリジナルの要素と原作の要素はどのように組み合わせていったのでしょうか。

ライアン監督:私はこの作品のための新しい世界観を作り上げたいと思っていました。単に原作のポパイをモンスター化しただけの存在にはしたくなかったんです。その一方で、誰もが知っているポパイに登場する要素を、物語の中にさりげなく取り入れていくのはとても楽しい作業でした。こうした小さなイースターエッグが、映画をさらに楽しくしてくれると思います。

――本作は、極悪ポパイが若者たちを様々な手口で殺害していくスラッシャー映画のスタイルをとっていますが、監督は元々スラッシャー映画がお好きなのでしょうか。殺害シーンでこだわった部分はありますか。

ライアン監督:私は昔から、70~80年代のスラッシャー映画のファンでした。例えば『悪魔のいけにえ』『13日の金曜日』『ハロウィン』などです。だからこそ、本作のキルシーンはすべて実写特殊効果(プラクティカル・エフェクト)で表現したいと思いました。CGやAIは一切使っていません。惨劇が生々しく、現実味のあるものに感じられるようにしたかったんです。

――原作以上に極太になったポパイの前腕が強烈な印象を残しています。極悪ポパイのビジュアル面やキャラクター造形で特にこだわった点を教えてください。

ライアン監督:スクリーン上でのポパイの存在感を限界まで押し広げたいと思っていました。そのため、前腕はさらに大きく、顎も巨大にしました。汚染されたホウレンソウを食べ続けた結果として、極端に変異したような見た目にしたかったのです。

――監督が特にお気に入りのシーンや、観客に注目してほしいシーンを教えてください。

ライアン監督:私のお気に入りは、オリヴィアとポパイが対峙するシーンです。オリヴィアがポパイに歩み寄り、とても個人的なレベルで心を通わせようとする誠実さが私は気に入っています。

――撮影期間中の印象的なエピソードがあれば教えてください。

ライアン監督:私たちは稼働中の工場で夜間撮影を行っていました。ある晩、とても複雑で(そして血まみれの)キルシーンの撮影があり、かなり遅くまで作業していました。撮影が終わった頃には、工場の従業員たちが朝の出勤を始めていて、私たちは彼らが仕事を始める横で慌てて床の偽血を片付けていたんです(笑)。幸い、皆さんとても親切で理解を示してくれました。

――先日今作の続編『ポパイ・ザ・スレイヤーマン 2』のクランクインが発表されました。差し支えない範囲で、続編がどのような作品になるのかお聞かせください。

ライアン監督:続編は本作の物語を引き継ぐ形になります。主要キャラクターは全員続投し、さらに魅力的な新キャラクターも登場します。作品のトーンは1作目と同じ方向性を維持し、キルシーンについても引き続き実写特殊効果のみを使用するつもりです。

――最後に、日本公開を楽しみにしている観客へ向けて、メッセージをお願いします。

ライアン監督:『ポパイ・ザ・スレイヤー・マン』のキャスト・スタッフを代表して言わせていただくと、日本で本作が公開されることを大変うれしく、光栄に思っています。皆さんにも、私たちがこの映画を作ったときと同じくらい楽しんでいただければ幸いです!

『ポパイ・ザ・スレイヤー・マン』
7月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

(c) 2025 Sailor Man Films LLC. All rights reserved.

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