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第71回カンヌ国際映画祭「監督週間」で初上映され、賛否両論真っ二つに分かれた中で<芸術映画賞>受賞を果たした、ギャスパ ー・ノエ監督作『CLIMAX クライマックス』が 11月1日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開となります。
『カノン』『アレックス』『エンター・ザ・ボイド』『LOVE3D』など作品数は多くはないものの、新作のたびにその実験的な試みと過激描写で世 界中を挑発し続けてきた鬼才ギャスパー・ノエが 3 年ぶりに放つ最新作。演技経験のないプロダンサーによる度胆をぬくパフォーマンスとダフ ト・パンクらが手がけたエレクトロミュージック、そして、全編を通して多用される長まわし撮影でドラッグにより次第に充満していく“地獄絵図”を鮮烈に映し出しています。
今回解禁された本編映像には、LSD入りのサングリアによって精神が錯乱し、絶叫乱舞するソフィア・ブテラの姿が。演技とは思えないほどの絶叫は、挑発的な長回し撮影も相まって、その空間に放り込まれたような閉塞感と息苦しさすら感じさせます。
【動画】『CLIMAX クライマックス』まさにサイケデリック体験! 絶叫本編映像
https://www.youtube.com/watch?v=pc52reKyikk [リンク]
そして絶叫から一転、幻覚に襲われ不気味な笑みを浮かべながら、彼女だけが見ている世界へと堕ちていくー。誰も止めることのない、止まることのできない荒れ狂った空間で、頂点<クライマックス>に達した彼女が行きつく先は……?! 地獄の一夜を想像させる狂気的なシーン、ぜひご覧ください。
【ストーリー】
1996 年のある夜、有名な振付家の呼びかけで選ばれた 22 人のダンサーたちが人里離れた建物に集まり、アメリカ公演の ための最後のリハーサルをしている。公演前の最後の仕上げともいうべき激しいリハーサルを終え、打ち上げパーティを始めたダ ンサーたちは、爆音ミュージックに体を揺らしながら、大きなボールになみなみと注がれたサングリアを浴びるように飲んでいた。 しかし、そのサングリアには LSD(ドラッグ)が混入しており、ダンサーたちは、次第に我を忘れトランス状態へと堕ちていく。一 体誰が何の目的でサングリアにドラッグを入れたのか?そして、理性をなくした人間たちの狂った饗宴はどんな結末を迎えるのか……?
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