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9月20日より公開となる映画『NY心霊捜査官』。『エミリー・ローズ』『フッテージ』などを手掛けたスコット・デリクソン監督と、『パイレーツ・オブ・カリビアン』など数々の大ヒット作を生み出してきたジェリー・ブラッカイマーがタッグを組んだ“ホラー×骨太刑事ドラマ”は、早くも映画ファンの間で話題を呼んでいます。
『NY心霊捜査官』は、実在する元ニューヨーク市警の巡査部長、ラルフ・サーキ氏の体験した実話を映画化したもの。目をおおいたくなる様な酷い幼児虐待、おどろおどろしい動物の死骸……。謎に満ちた事件たちの影で、人間では無い何かの力が働いていたとしたら? 本作は、「これ実話なんだよな……」と思わず絶句してしまう衝撃的なエピソードの連続です。
しかしこれらの現象が、実はニューヨークだけでは無く日本でも起こっていたとしたら? 今回は、人間以外の何か(=心霊)が関係していると思わざるを得ない不可思議な事件の数々をご紹介。作家の山口敏太郎さんによる「テレビ・新聞・警察を巻き込んだ日本心霊事件マップ」をお届けします。
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http://horror2.jp/6934 [リンク]
「テレビ・新聞・警察を巻き込んだ日本心霊事件マップ」監修・山口敏太郎
1:秋田県
2006年4月10日に秋田県で発生した児童連続殺害事件は、当時9歳の女子児童と当時7歳の男子児童が女子児童の母親によって殺害されるという悲惨な事件であった。この犯人の母親が住んでいた自宅を撮影した週刊誌の写真に、男子児童と思われる姿が写りこんでおり、連日ワイドショーや週刊誌が報道し、大騒ぎになった。男子児童の霊は犯人の家にまだいるのであろうか。
2:埼玉県
1977年12月9日付の毎日新聞で衝撃的な事件が報道された。「埼玉県秩父市寺尾の貯水槽の中から、黒いセーターを着た若い女性の腐乱死体が発見された」というのだ。この事実に地元民たちは騒然となった。実は貯水槽付近では遺体発見の前から度々”黒いセーターを着た女幽霊”がタクシー運転手などに目撃されており、不気味な幽霊伝説が広がっていたのだ。遺体の発見前に遺体と同じ服装をした幽霊が目撃されるとは…。
3:東京都
2013年6月2日付の東京新聞「こちら特報部」のコーナーで、首相公邸の幽霊騒動について報道されている。以前より、総理大臣公邸には二・二六事件で亡くなった人物の幽霊が出るという噂がある。民主党の加賀谷健参院議員がこの問題に関して質問主意書を提出したが、政府見解は「承知していない」だった。歴代の総理の中でも森喜朗氏はテレビなどで実際に不気味な体験をしたと証言している。
4:西多摩
1989年春ころから、西多摩一帯で”小峰峠に幽霊が出る”という噂が流布された。峠に出るその少女幽霊は手を振っているのだが、手首がないというのだ。この幽霊談は地元新聞に掲載され騒ぎになったが、連続幼女殺害事件の犯人Mが逮捕されると出なくなった。実は犯人Mはこの峠付近に幼女の遺体を遺棄しており、その時手首を切断しているのだ。しかも、この記事を書いた記者は犯人Mの父親であった。
5:岐阜県
1999年に完成した岐阜県の某町営住宅で不気味なポルターガイスト現象が発生した。コンセントにつながってないドライヤーから熱風が出て、意味不明の怪奇な音が鳴り響き、誰もいないのに皿が飛んで大騒ぎになった。この現象はカメラにも撮影されており、連日ワイドショーや新聞、週刊誌などで報道された。結局、原因は不明のままで事件は終息してしまった。
……これ以外の事件も知りたい方は、新宿ピカデリー他・全国上映劇場で配布中の「日本にもあった実在する心霊事件ファイル」完全版をご覧ください。(一部取扱いのない劇場あり)
映画『NY心霊捜査官』
公開日:2014/9/20
監督・脚本:スコット・デリクソン(『エミリー・ローズ』)
出演:エリック・バナ(『トロイ』) エドガー・ラミレス(『ゼロ・ダーク・サーティ』
プロデューサー:ジェリー・ブラッカイマー(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)
公式Twitter:@invocamus0920
https://twitter.com/invocamus0920 [リンク]