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実在する人物の衝撃の実話を映画化した『NY心霊捜査官』。20日の公開を前に、18日、新宿ピカデリーにて史上初の“トイレ内怪談イベント”が行われ、芸人のムディ川淳二が「本当にあった恐い話」を披露した。
ムディ川淳二は、かつて一世を風靡したお笑い芸人・ムーディー勝山のもう一つの顔。怪談話でおなじみの稲川淳二氏とは無関係であり、無許可。幽霊にまつわる話では無く、「仕事が全然無い」というリアルな恐い話を得意としている。
新宿ピカデリーの男子トイレに集まったファン7人の前で「2007年、吉本興業のオフィスに行くと社員がわっと10人集まって来て、スケジュールがぎっしり埋まった」「でも、一年後一人減り、その一年後また一人減り……最終的には私だけに」と暗い口調で続け、「なんか後ろに気配があるな〜やだな〜恐いな〜と思って振り返ると、そこには……エドはるみがいたんです!」という、持ちギャグを披露するも、爆笑は無く、微笑をうかべるファンたち。この身を削ったギャグがウケないというのが一番のホラーかもしれない。
恐い話は大の苦手というムディ川。「この映画を観るのが本当に恐くて恐くて、正直苦痛だったんですけど、でも目を離せない面白さがあって……」と震えながらも『NY心霊捜査官』を楽しんだ様子。
特に「最後の悪魔払いのシーンは大迫力」という事なので、ムディ川の様に恐い映画が苦手な人もチャレンジしてみてはいかがだろうか?
※今回の会場はほんとにトイレ。