
途中退場者続出、砂漠を舞台にしたファウンド・フッテージホラー『アウトウォーターズ 裂けた砂漠』が6月26日(金)より公開。日本の観客へ向けた監督のメッセージ動画とインタビューが到着した。
ミュージックビデオの撮影のためにモハーベ砂漠へとやってきた男女4人が、真っ暗な夜の砂漠で謎の音と光に遭遇、説明不能な現象に飲み込まれていく。監督で主演も兼任したロビー・バンフィッチはメッセージ動画で、サービス精神たっぷりに映画の世界観を再現。暗闇の中でライトを手に、「ぜひ暗い映画館でご覧ください。劇場での体験を想定して制作しました」「どうかご無事で。私たちは皆、暗闇の中で死ぬのです」と語っている。
インタビューでは、本作のアイデアや反響、自身の創作に影響を与えた映画などについて語られている。本作の賛否が分かれている点については「むしろ素晴らしいこと」だと言い、世界中の観客が自分自身の感性で本作を評価していることに感謝を述べている。あなたは“賛”と“否”、どっちかな?
ロビー・バンフィッチ監督インタビュー

――『アウトウォーターズ』を制作しようと思ったきっかけを教えてください。
バンフィッチ監督:私は10歳の頃から映画を作り続けてきました。そして、自分の作品を映画館で上映するにふさわしい長編映画を作る時が来たと感じたのです。映画監督になるという夢を現実のものにしたいと思いました。
――本作のアイデアはどこから生まれたのでしょうか?
バンフィッチ監督:私は「Outlands(辺境の地)」という言葉が昔から大好きなんです。とても想像力をかき立てられる言葉だと思っています。
ある日、「Outwaters」という言葉を思いつき、「これは面白い映画タイトルになるかもしれない」と感じました。そして、『アウトウォーターズ』という映画があるとしたら、一体どんな物語になるだろう?と考え始めたことが、本作の出発点になりました。

――公開後の観客や批評家からの反響についてどう感じていますか? SCREAMBOXは本作を『2022年で最も恐ろしい映画の一本』と評しています。
バンフィッチ監督:Letterboxdでは統計上、「2023年に最も賛否の分かれた作品のひとつ」として紹介されました。それはむしろ素晴らしいことだと思っています。世界中の人々がこの作品を観ることができ、自分自身の判断で評価してくれていることに心から感謝しています。
――あなたに大きな影響を与えた映画や映画監督を教えてください。
バンフィッチ監督:『ジョーズ』『ジュラシック・パーク』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『ポルターガイスト』『ツリー・オブ・ライフ』『聖杯たちの騎士』『ブライト・スター いちばん美しい恋の詩』『マグノリア』などの作品です。また、テレンス・マリックやスティーヴン・スピルバーグ、ジェーン・カンピオンといった映画監督たちからも大きな影響を受けています。
――本作にはさまざまな解釈が存在します。観客にはどのような体験をしてほしいと考えていましたか?
バンフィッチ監督:恐怖と混乱です。そしてアドレナリンですね。
――限られた予算でありながら、強烈で不穏な恐怖体験を生み出しています。独特の雰囲気はどのように作り上げたのでしょうか?
バンフィッチ監督:舞台となる砂漠の異質さ、美しさ、そしてどこか地球離れしたような風景を、そのまま映し出そうとしました。また、ホームビデオのようなリアルな感覚を大切にしています。暗闇の中でたった一人になることは本当に恐ろしいものです。そして砂漠の夜は、想像を絶するほど暗いのです。

――あなたの創作活動に影響を与えた日本映画や日本の文化はありますか?
バンフィッチ監督:私は子どもの頃からずっとゴジラのコレクションを集めています。特に好きなのは1984年の『ゴジラ』です。また、『回路』『CURE』『生きる』『リング』『オーディション』『2LDK』も大好きな作品です。
――日本の観客へメッセージをお願いします。
バンフィッチ監督:映画館に足を運んでくださり、本当にありがとうございます。皆さんにとって忘れられない体験になり、モハーベ砂漠の空気を少しでも味わっていただけたなら嬉しいです。そしていつの日か日本を訪れることを夢見ています。

『アウトウォーターズ 裂けた砂漠』
2026年6月26日(金) ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国ロードショー
© Outwater Road X, LLC. 2022











