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よりすぐりの怪作・奇作が大集合「奇想天外映画祭2022」開催 怪奇と幻想の傑作ホラー『顔のない眼』などを上映

2022.09.02 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

世界から集めたよりすぐりの怪作・奇作・珍作を上映し、他に類を見ないラインナップで愛されている「奇想天外映画祭」が新宿K’s cinemaにて9月17日より開催。ポスターと上映作品が解禁された。

ホラージャンルでは、ジョルジュ・フランジュ監督の傑作『顔のない眼』(59)がラインナップに入っている。顔に大やけどを負い、仮面をつけて暮らすクリスティーヌ。彼の父親である医師・ジェネシュは、娘の顔を取り戻すために次々と若い女性を殺害し、その皮膚の移植を試みるが――。観る者を怪奇と幻想の世界に取り込む魅惑的な一作。


『顔のない眼』©Gaumont

本作を手掛けたジョルジュ・フランジュは本年が生誕110周年。それを記念し、フランジュ監督の遺作となったアクション活劇『赤い夜』(74)も上映される。

このほかの上映作品は、ジョージ・ハリスンが音楽を担当したジェーン・バーキン主演の『ワンダーウォール』(68)、ジョン・ウォーターズ監督の初長編作で、自身が“セルロイドの虐殺行為”と称する『マルチプル・マニアックス』(70)など。目玉は、スラヴァ・ツッカーマン監督によるサイケデリックなカルトSF『リキッド・スカイ』(82)の40周年記念4Kデジタル修復版上映となっている。

「奇想天外映画祭 2022」
場所:新宿 K’s cinema
日時:2022年9月17日(土)~10月7日
提供:アダンソニア
主催:ブライトホース・フィルム

<上映作品>
・『リキッド・スカイ』 40 周年記念 4K デジタル修復版上映
・『ワンダーウォール』

ジョルジュ・フランジュ生誕 110 年記念上映
・『顔のない眼』
・『赤い夜』

ラテンアメリカ
・『狂乱の大地』
・『昇天峠』

奇想天外映画祭ノワール
・『殺られる』
・『サイド・ストリート』

ピーター・ブルック追悼
・『注目すべき人々との出会い』

奇想天外アンコール
・『赤い唇』
・『マルチプル・マニアックス』


『赤い夜』©films sans frontières


『ワンダーウォール』©Hollywood Classics


『マルチプル・マニアックス』©Janus Films


『リキッド・スカイ』©Slava Tsukerman

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