サイキック・パワーに目覚めた子供たちの“衝撃の夏休み”を描くサイキック・スリラー『イノセンツ』が７月28日より公開。主人公である４人の子供たちのキャラクター情報が解禁された。
本作は、ヨアキム・トリアー監督の右腕として『テルマ』や『わたしは最悪。』などの共同脚本を手がけてきたエスキル・フォクトの監督作。
ノルウェー郊外の団地で、サイコキネシスやテレパシーの能力に目覚めた男女４人の子供たち。夏休み中の４人は大人の目が届かないところで戯れ合い、サイキック・パワーの強度を高めていくが、善悪の区別が曖昧な年代の彼らの“遊び”は、次第に危険なものへとエスカレートしていく。
イーダは、緑豊かな郊外の団地に引っ越してきた９歳の少女。遊び盛りにも関わらず、忙しい両親に代わって自閉症の姉・アナの面倒を見なくてはならないことに煩わしさを感じている。
イーダの姉・アナは重い自閉症で全く言葉を話せないが、同じ団地のアイシャと互いの感情と思考を共有するようになる。
ベンは、手で触れることなく小石などの物体を動かすことができる念動力（サイコキネシス）という能力を持つ。イジメや家庭環境の問題に悩んでおり、次第に悪意に支配されていく。
アイシャは、イーダの姉・アナと言葉を介することなく感情・思考を共有できる能力に目覚める。アナとアイシャを結びつけるテレパシーは、不思議なことに４人が一緒になるといっそう強度を増す。
彼らを演じた４人の子役たちは、本国・ノルウェーのアカデミー賞(アマンダ賞)で全員が最優秀主演賞にノミネートされるという快挙を果たしている。
『イノセンツ』
７月28日(金)新宿ピカデリーほか全国公開
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