アリ・アスター監督も惚れ込んだ現代美術作家レオン＆コシーニャ監督によるホラー・ストップモーション・アニメ『オオカミの家』が４月12日にブルーレイで発売されることが決定した。ブルーレイでの発売は世界初となる。
ブルーレイは初回限定の豪華ボックス仕様。本編に加え、未使用ショット集や日本初公開となるレオン＆コシーニャ監督の過去の短編など約50分の特典映像を収録する。なお、劇場公開時に同時上映された短編『骨』は収録はされない。同作は美術館での収蔵を前提に制作されたものであり、ディスク等による個人の「所有」を権利者が許可していないとのことだ。
チリに実在したコロニア・ディグニダというコミューンにインスパイアされた『オオカミの家』は、コミューンから脱走した娘・マリアの身に起きる悪夢のような出来事を独創的なアニメーションスタイルで描いた。本作に惚れ込んだ『ミッドサマー』のアリ・アスター監督は、２月公開の新作『ボーはおそれている』のアニメーション・パートを二人に任せている。
日本では８月に劇場公開され、わずか３館でスタート。しかし、上映館で満席が続出するなどの反響から全国70館に拡大、異例の大ヒットとなった。
『オオカミの家』初回生産限定豪華版 Blu-ray
2024年４月12日(金)発売
【特典映像】
■『オオカミの家』関連
・未使用ショット集(6 分 20 秒)
・ワークショップ短編『犬のお話』(2019/2分)
・レオン&コシーニャ監督インタビュー 前編&後編(10 分 25 秒)
・予告編3種(4分 26 秒)
■過去作
・アニメーション短編『風見鶏』(2010/3分 24 秒)*ホアキン・コシーニャ単独監督作品
・実写短編(一部アニメーション)『魔女と恋人』(2011-12/21 分)
【封入特典】
●解説ブックレット(執筆:山下泰司)
