「日本ホラー映画大賞」の大賞受賞作品を長編化したホラー映画『みなに幸あれ』が１月19日より公開。本編の冒頭４分が解禁された。
本作は、“誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている”というテーマを持つ一作。この世界の特異な成り立ちに疑問を持ち、行動を起こしたことで追い込まれていく主人公を古川琴音が演じる。
解禁された冒頭映像は、主人公の幼少期から始まる。祖父母の家で家族と食卓を囲む主人公。こうした穏やかな時間に幸せを感じている祖母に「どう？ 幸せ？」と聞かれるが、まだ幼いせいか、あまりピンとは来ていないようだ。家族が寝静まった深夜、ふと目が覚めた主人公は、奇妙な物音に気付いて出処を確かめようとする。それはどうやら２階の一番奥の部屋から聞こえてくる。そろりそろりと近付いていくと、不気味なうめき声が聞こえ、部屋の中でうごめく何かを目撃する――。
監督は、「日本ホラー映画大賞」で大賞を受賞した短編を手掛け、本作で商業監督デビューを飾る下津優太。短編にはなかったバックグラウンドも描かれ、観客を不穏な世界へと没入させる。総合プロデュースは清水崇。脚本は『ミンナのウタ』の角田ルミ。
『みなに幸あれ』
2024年１月19日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
©2023「みなに幸あれ」製作委員会
