“犬肉”を生業とする一族に継承されるカルマを描いたベトナムホラー『狗神の業』(いぬがみのかるま)が8月15日(金)より日本公開されることが決定した。
若手監督ルー・タン・ルアンの長編デビュー作となる本作は、その衝撃的なストーリーから口コミで評判が広まり、ベトナムの国産ホラー映画として歴代最高成績を記録。日本ではカナザワ映画祭2024の国際コンペティション部門「Choice of Kanazawa」で長編グランプリ作品に輝いている。
父の葬儀のために、婚約者スアンと共に帰省したナム。しかし、実家が経営する犬肉店やスアンの妊娠をめぐって口論となり、家族の非情な態度に不快感を覚える。葬儀の日の夜、ナムは奇妙な夢を見る。売られる前の犬のように家族全員が吊るされており、亡くなった父がその傍らで「一族全員が殺される」と言い放つのだ。その言葉通りに不可解な出来事が起こり始め、家族は次々と犠牲になっていく。以前同じように家族を亡くした別の犬肉店の娘・ライは「赤い鼻の白い犬に気をつけろ」と警告する。それは、ナムの実家にいる番犬と同じ特徴で……。
大変パンチのある場面が連続する予告編がこちら。中盤に一瞬だけ犬の屠殺シーンがあるため、閲覧の際はご注意を。
『狗神の業』
2025年8月15日(金)よりシネマート新宿他全国にて公開