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グロいのに、静謐。 殺人鬼目線のアンビエント・スラッシャー『バイオレント・ネイチャー』9月公開

2025.07.30 by

『バイオレント・ネイチャー』ポスター

殺人鬼目線で惨劇を描く、ウルトラゴア且つアンビエントな異色スラッシャー『バイオレント・ネイチャー』(原題:In A Violent Nature)が9月12日(金)より日本公開されることが決定した。

本作を手掛けたのは、ホラーアンソロジー『ABC・オブ・デス2』で“Z”のセグメントを手掛け、これが長編デビュー作となるクリス・ナッシュ。ホラー映画愛好家の彼は、ガス・ヴァン・サントやテレンス・マリックにも影響を受けており、独自のテイストを生み出している。

大変なことが起こりそうなのになんだか落ち着く特報映像はこちら。

深い森の奥、朽ちた火の見やぐらに横たわるのは、60年前の凄惨な事件に起因する怨念の亡骸──ジョニー。その死体とともに封印されていたペンダントがある日、何者かの手によって持ち去られる。やがてジョニーは奪われた遺物を取り戻すべく蘇り、若者たちに標的を定める。不死のゴーレムと化した彼は、冷酷かつ静かに殺戮を遂行していく。

ナッシュ監督はスティーブン・コスタンスキの『サイコ・ゴアマン』や『ザ・ヴォイド』にスタッフや俳優として参加しており、本作にはコスタンスキが特殊造形クリエイターとして携わっている。

本作は、サンダンス映画祭でのプレミア上映で話題となり、全米週末興行ランキング初登場8位を記録。しかし、その激しいゴア描写のために上映時には嘔吐者が続出したという。ホントかな?

『バイオレント・ネイチャー』
9月12日(金)、全国ロードショー

脚本・監督:クリス・ナッシュ
出演:ライ・バレット、アンドレア・パヴロヴィック、キャメロン・ラブ、リース・プレスリー、リアム・レオーネほか

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