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子を失った夫婦に訪れる“異様な幸福” 喪失と禁忌のフォークホラー『スターヴ・エイカー 召喚』予告編

2026.08.07 by

我が子を失った夫婦を描いた、生命の倫理を揺るがすフォークホラー『スターヴ・エイカー 召喚』が9月11日(金)より公開。予告編と場面写真が解禁された。

予告編は、人里離れた土地“スターヴ・エイカー”に移り住み、幼い息子オーウェンを亡くした夫婦の数奇な運命を切り取っている。妻ジュリエットに「悪魔を追い出せばかなり楽になるわ」と囁くのは地元の女性。ジュリエットは彼女の誘いにより、亡き息子の魂と交信するようになる。一方、考古学者である夫のリチャードは一心不乱に何かを採掘しており、“それ”を部屋に隠し持っているようだ。悲嘆に暮れていたジュリエットが笑顔を取り戻すとき、そこには大きなウサギが。彼らが手にする、“あまりにも異様な幸福”とは?

本作を手掛けたのはイギリスの気鋭、ダニエル・ココタジロ監督。現代的な感性でフォークホラーを再構築したココタジロ監督は、本作のテーマについてこう語っている。

「英国の風景は、このジャンルにとって本質的なものだと思います。そこには郷愁を呼び起こす力があるからです。私たちは、子どもじみた観念や迷信とともに、ある場所を二度と戻らないつもりで置き去りにする。けれども年を取り、故郷を恋しく思ったり、さまざまな事情から戻ることを考えたりする。『スターヴ・エイカー 召喚』は、そうした不安に働きかけています。自分のルーツへ戻ったとき、そこで何が待っているのか。どんな記憶や迷信が、地中から再び浮かび上がってくるのか。リチャードのように、それを現代的で合理的な方法で理解しようとすることはできます。しかし、“自分では制御できない何かが潜んでいるのではないか”という実存的な恐怖は、常につきまとっているのです」

『スターヴ・エイカー 召喚』
9月11日(金)よりシネマート新宿ほかにて劇場公開

© House Starve Acre Limited, Acre Film LLC, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2023

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