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ロブ・ゾンビ監督作『スリー・フロム・ヘル』ほか個性強めの6作品上映 「シッチェス映画祭2020」開催 

2020.08.04 by

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なんだかスゴいぞ。

ジャンル映画に特化したスペインの映画祭「シッチェス映画祭」から、よりすぐりの作品を日本で上映する「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション」が、東京・愛知・大阪にて開催決定。タイトルやポスターから個性が溢れんばかりの6作品が上映となる。

ラインナップの目玉となりそうなロブ・ゾンビ監督作『スリー・フロム・ヘル』は、殺人一家ファイアフライ家を描く『マーダー・ライド・ショー』シリーズの第三弾にして完結編。2019年9月に惜しくも亡くなった、シド・ヘイグ演じるキャプテン・スポールディングをスクリーンで目に焼き付けたい。

オカルトホラーにユダヤ教やホロコーストの歴史が絶妙に絡み合う異色作『ザ・ヴィジル~夜伽~』。本作が長編デビューとなるキース・トーマス監督作品。

恋人の父親に殺意を持つ青年、屈強な悪徳刑事、復讐心を秘めた娘の殺意が衝突する『とっととくたばれ』は、激痛もののゴア描写をポップな映像とブラックユーモアで包み込む、ロシア発のハイテンションなコメディスリラー。

“時間のループ”によって、3人のサイコパスと人喰い犬から何度も襲撃・惨殺される夫婦を描いたシュールなホラー『ココディ・ココダ』。監督はデビュー作『いつも心はジャイアント』が絶賛されたスウェーデンの俊英ヨハネス・ニホーム。

四肢麻痺を抱える少女の介護犬が、謎のウイルスに感染し凶暴化。密室空間の中で“人間VS狂犬”の壮絶バトルを描くサバイバルホラー『VS 狂犬』。監督が脚本の年齢設定を変えてまで起用した、当時18歳の主演俳優パウラ・デル・リオが熱演を見せる。

ディストピアと化したトルコを舞台に、ジョージ・オーウェルの「1984年」を思わせる管理社会の恐怖を描く悪夢的社会派スリラー『恐怖ノ黒電波』。以上6作品が上映となる。

東京・大阪は10月、愛知は今秋開催予定。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2020」
ヒューマントラストシネマ渋谷:10月30日(金)~11 月 12 日(木)
シネマスコーレ:今秋開催
シネ・リーブル梅田:10月30日(金)~11月12日(木)

料金:当日一般:1,600 円/専門・大学生、シニア:1,200 円/高校生以下:1,000 円
公式サイト:https://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/
配給・宣伝:ブラウニー、協力:松竹

『スリー・フロム・ヘル』

『スリー・フロム・ヘル』
『スリー・フロム・ヘル』
(C) 2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

『ザ・ヴィジル~夜伽~』

『ザ・ヴィジル~夜伽~』
『ザ・ヴィジル~夜伽~』
(C) 2019 The Vigil Movie, LLC. All RIGHTS RESERVED.

『とっととくたばれ』

『とっととくたばれ』

『とっととくたばれ』
(c) WHITE MIRROR FILM COMPANY 2018

『ココディ・ココダ』

『ココディ・ココダ』
『ココディ・ココダ』
(C)COPYRIGHT 2019 JOHANNES NYHOLM PRODUKTION, ALL RIGHTS RESERVED

『VS 狂犬』

『VS 狂犬』
『VS 狂犬』
(c) SUBETE AL TREN 2019

『恐怖ノ黒電波』

『恐怖ノ黒電波』
『恐怖ノ黒電波』

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