
映画関係者・著名人の皆さんにホラー映画のオールタイムベスト3作品をうかがっていく『ホラー通信』恒例企画です。
今回は、ジェフリー・ラッシュ&ジョン・リスゴー主演、ケアハウスを舞台に老人虐待を描くスリラー『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』が公開中のジェームズ・アッシュクロフト監督にお伺いしました。
人生のホラー映画ベスト3 ジェームズ・アッシュクロフト編
・『サイコ』(1960) 監督:アルフレッド・ヒッチコック
・『何がジェーンに起こったか?』(1962) 監督:ロバート・アルドリッチ
・『羊たちの沈黙』(1991) 監督:ジョナサン・デミ
<コメント>
3つに絞るのはなかなか難しいですね……。好きなホラー映画は数え切れないほどあるんですが、いつも立ち返るのはアルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』でしょうか。その魅力はキャラクターとテーマ、そして二面性という感覚にあると思います。
それから『何がジェーンに起こったか?』。この映画は『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』のインスピレーションにもなっています。『サイコ』と同じく、キャラクターやテーマを探求する上で、その二面性と共感性が鍵になっています。
そして『羊たちの沈黙』。これもその流れにある作品だと思います。3つの作品に共通するもうひとつの要素は、“人間的な怪物”を描いていて、私たちの中にある最良の部分と最悪の部分を探求しているところでしょう。そしてその2つの側面は頻繁に共存しているんです。いずれの作品も俳優の演技が光っていてニュアンスに富んでいます。そうした映画を私は作りたいし、それにはキャスティングこそが鍵になるんです。
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