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ダメ兄貴が吸血鬼になりました。 『ぼくのエリ』をオマージュした“やりすぎ”コメディ『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』予告編

2022.09.27 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

弟、困惑。

スペインで開催される「シッチェス映画祭」の上映作から、よりすぐりの作品を日本で上映する「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2022」が10月21日より開催。上映作『ぼくのデコ 23歳のヴァンパイア兄貴』の大変愉快な予告編が解禁となった。

本作は、吸血鬼映画の傑作『ぼくのエリ 200歳の少女』(原題:Let the Right One In)をオマージュしたアイルランド産ホラーコメディ。原題は、同作をパロった「Let the Wrong One In」(意:間違ったものを招き入れよ)。これ以外に『ぼくのエリ』的要素があるのかは不明だが……。

スーパーで働くティーンエイジャーのマットの前に、無職でジャンキーゆえに家を追い出された兄・デコが現れるが、日光やニンニクを嫌がったりと様子がおかしい。なんとデコは昨夜のパーティで女性に噛まれてヴァンパイアになっていたのだった。

予告編では、自分の吸血鬼化に気付いていないダメ兄貴デコと、彼に翻弄されるマットに加え、隙あらばデコに杭を刺して殺そうとする中年男性(婚約者がヴァンパイア)、街の乗っ取りを目論むアグレッシブな女性ヴァンパイアたちが登場し、ツッコミ不在で大わらわな様子を見ることができる。口から血を大噴射するデコが最高。

本作を手掛けたのは、笑えるゴア描写が冴え渡っていたピエロホラー『道化死てるぜ!』のコナー・マクマホン監督。予告編を見る限り、その“やりすぎ”っぷりとユーモアは本作でも健在な様子である。期待大だな~。

「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション 2022」
https://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/
■会期・会場
東京:ヒューマントラストシネマ渋谷 10月21日(金)~11月10日(木)
東京:池袋 HUMAX シネマズ 10月21日(金)~11月3日(木・祝)
名古屋:シネマスコーレ 11月開催
大阪:シネ・リーブル梅田 10月28日(金)~11月17日(木)
京都:アップリンク京都 11月4日(金)~11月17 日(木)
兵庫:CinemaKOBE 11月5日(土)~11月25日(金)
■料金:当日一般 1,600 円
■配給・宣伝:ブラウニー
■協力:松竹

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