この記事は1年以上前に掲載されたものです。
「ホラー映画のベスト3をあげるなら?」というシンプルながらも悩んでしまう質問を、映画関係者・著名人の皆さんにうかがっていく『ホラー通信』特別企画です。
今回は、『ムカデ人間』『武器人間』『肉』などの話題作を日本で公開してきた映画配給会社トランスフォーマーより、プロデューサー・叶井俊太郎さん、広報・國宗陽子さんにお伺いしました。
トランスフォーマー・叶井俊太郎 編
・『ゾンビ』(1978) 監督:ジョージ・A・ロメロ
・『悪魔のいけにえ』(1974) 監督:トビー・フーパー
・『エクソシスト』(1973) 監督:ウィリアム・フリードキン
<叶井さんによるコメント>
あえて3つに絞るならこれ。3つめは『シャイニング』『エクソシスト』か悩むけど……『エクソシスト』かな。ベタでしょ?ベタなのが好きなの。
生涯のベスト3っていうとしょっちゅう観る映画になるよね。どれも1年に1回くらいは観てるかもしれないなぁ。
年代で言うと、やっぱり70~80年代の映画。俺は小学校・中学校のときの80年代に観たものが一番好きかな。
トランスフォーマー・國宗陽子 編
・『サスペリア』(1977) 監督:ダリオ・アルジェント
・『戦慄の絆』(1988) 監督:デヴィッド・クローネンバーグ
・『回路』(2001) 監督:黒沢清
<國宗さんによるコメント>
私は叶井さんと被らないように選びましたよ。『回路』はもう何回も観てます! 何度も観る映画というのもありますが、私は“トラウマを植え付けられた映画”という基準でセレクトしました。『戦慄の絆』は小学校6年生のときに深夜に親に隠れて観たんですが、あのラストシーンは「こえーーーーーー!」と思いましたね。
<株式会社トランスフォーマー について>
設立当初から行っていた映像制作をはじめ、近年は配給、配信、発売などもおこなっている。
映画の配給作品は『ムカデ人間』シリーズ、『武器人間』、『スプリング・ブレイカーズ』、『アクト・オブ・キリング』など。
2014年、世界各国で上映規制のかかった問題作『肉』を日本で公開。意外すぎる吹替声優をキャスティングしたDVDが現在販売中。