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【人生のホラー映画ベスト3】 『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』エミリア・ブリックフェルト監督 編

2026.01.19 by

【人生のホラー映画ベスト3】 エミリア・ブリックフェルト監督

映画関係者・著名人の皆さんにホラー映画のオールタイムベスト3作品をうかがっていく「ホラー通信」恒例企画です。

今回は、シンデレラの義姉妹を題材にしたボディホラー『アグリーシスター 可愛いあの娘は醜いわたし』が公開中のエミリア・ブリックフェルト監督にお伺いしました。自身の作品に影響を与えたボディホラー作品3本に加え、もう一本特別にセレクトしてくれています。

ブリックフェルト監督のインタビュー記事と併せてお楽しみください。

人生のホラー映画ベスト3 エミリア・ブリックフェルト監督 編

・『RAW 少女のめざめ』(2017) 監督:ジュリア・デュクルノー
・『クラッシュ』(1996) 監督:デヴィッド・クローネンバーグ
・『オペラ座 血の喝采』(1987) 監督:ダリオ・アルジェント


・『HOUSE ハウス』(1977) 監督:大林宣彦

<コメント>
全部ボディホラーになってしまうんだけどいいかな? ジャンプスケアが怖くて観られないんだよね……ボディホラーは怖くないんだけど(笑)。

まず、ジュリア・デュクルノーの『RAW 少女のめざめ』。これは私にとって本当に重要な存在なんです。この作品は、私と同じように、あるいは似た形で、ボディホラーを捉えている女性たちが他にもいるということを教えてくれました。

それからもちろんクローネンバーグですね。彼の作品を初めて観たのが『クラッシュ』だったんですが、本当に衝撃的でした。

3本目は、インタビューでも触れたけれど、ダリオ・アルジェントの『オペラ座 血の喝采』かな。彼の作品はまさに“オペラ”という表現がぴったりだと思うんです。あの狂気じみたシーンの数々はまさしくオペラ的で、過剰で、すべてが美学に捧げられている。ボディホラーを扱う時、恐怖の美的感覚をデザインすることがとても重要だと思うんですが、彼はその点で本当に刺激的で、インスピレーションを与えてもらいました。

そうだ、日本の皆さんにはこれを言っておかないと。『HOUSE ハウス』は私が一生愛するホラー映画のうちの一本なんです。本当にクレイジーでやりすぎなくらい、想像力と楽しさが詰まっていますよね。私もこの作品で同じことを試みているんです。もし迷うことがあったら遠慮せずにとことんやろう、行くとこまで行こう!というね。

インタビュー記事:“ガラスの靴を履くためにつま先を切り落とす”……シンデレラの義姉妹の行為が象徴するもの 『アグリーシスター』監督インタビュー

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