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「気をつけて、歴史は繰り返す」 チカチーロをモデルにした『エヴィレンコ』監督から日本宛緊急声明文 全文が来場者特典に

2026.10.15 by

50人以上を殺害し、その一部を食したというアンドレイ・チカチーロをモデルに、マルコム・マクダウェルが殺人鬼を演じる『エヴィレンコ』(04)が現在公開中。監督のデヴィッド・グリエコから日本あての緊急声明文が到着した。その全文を掲載したものが、10月16日(金)からシネマート新宿、テアトル梅田の来場者先着特典として配布される。

デヴィッド・グリエコ監督は、チカチーロの裁判を傍聴し、チカチーロの小説「Il comunista che mangiava i bambini(子どもを食べた共産主義者)」を94年に出版した人物。15年の準備期間を経て、52歳にして初めて完成させた長編映画が本作だ。日本では今回が劇場初公開となる。

そんなグリエコ監督が綴った日本宛の声明文の一部が解禁。チカチーロに対面した際の印象や世界で上映された際のエピソードが綴られている。全文では、監督が旧ソ連で体験した衝撃の体験記や、製作過程の逸話、影響を受けた映画や映画監督についてなどが記されているという。先述の通り、全文を掲載したものが「デヴィッド・グリエコ監督による日本宛緊急声明文」と題して10月16日(金)からシネマート新宿、テアトル梅田の来場者先着特典として配布される。

来場者先着特典「デヴィッド・グリエコ監督による日本宛緊急声明文」

「デヴィッド・グリエコ監督による日本宛緊急声明文(一部抜粋)」

偶然にも、裁判所でチカチーロと数分間、2人きりになる機会がありました。

私は彼の目に吸い込まれ、彼はあの目で幼い犠牲者たちに催眠術をかけていたのではないかと思いました。彼はウクライナ語だけを、とてもゆっくりと話していました。明らかに精神を病んでいるように見えました。

『エヴィレンコ』は世界各地で上映されました。ロシアでは観客が非常に熱くなり、共産主義をめぐって口論や喧嘩が起きました。

『エヴィレンコ』を観る日本の若い観客に伝えたいことは、ただ一つです。

「気をつけてください。歴史は繰り返すものです……」

──デヴィッド・グリエコ

『エヴィレンコ』
10月9日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開

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