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観るのが怖い。でも観たい。
トラウマ・ホラー『マーターズ』を生み出したフランスの鬼才パスカル・ロジェ監督の6年ぶりの新『GHOSTLAND』が、『ゴーストランドの惨劇』の邦題で日本公開決定。
惨劇に見舞われた母と双子の姉妹を描く本作。ロジェ監督らしい凄惨な恐怖描写は健在ながらも、全編に伏線と罠が張り巡らされており、一度観れば必ず二度観たくなる作品になっているんだとか。とはいえ、“映画史上最も不快なトラウマ映画”とも称されており、観るにはなかなか覚悟がいりそうです。
不穏な空気がヒシヒシと感じられるストーリーはこちら。
人里離れた家に移り住んだ母と双子の娘。奔放な姉のヴェラとは反対に、妹のベスはラヴクラフトを崇拝する内向的な少女。彼女たちが新居へとやってきたその日の夜、一家に二人の暴漢が押し入る。娘を守ろうとする母は必死に反撃し、姉妹の目の前で暴漢たちをメッタ刺しにする。そんな惨劇から16年後。ベスは家を出て幸せを手に入れるが、ヴェラは精神を病み、今もあの家で母と暮らしていた。久しぶりに実家に戻ったベスに対し、地下室に閉じこもっていたヴェラは衝撃の言葉をつぶやく――。
ロジェ監督が仕掛ける絶望のトリックに飛び込むべく、今から心の準備を。
作品概要
『ゴーストランドの惨劇』
8月9日(金)より、新宿武蔵野館 ほか全国順次ロードショー
公式サイト:http://ghostland-sangeki.com/
監督・脚本:パスカル・ロジェ『マーターズ』『トールマン』
出演:クリスタル・リード、アナスタシア・フィリップス、エミリア・ジョーンズ、テイラー・ヒックソン、ロブ・アーチャー、ミレーヌ・ファルメール
2018年/フランス・カナダ/英語/91分/シネマスコープ/5.1ch/原題:GHOSTLAND/R15+
提供:ニューセレクト、キングレコード/配給:アルバトロス・フィルム
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