70年代のテレビ番組で起こった恐ろしい放送事故をファウンド・フッテージスタイルで描いた『悪魔と夜ふかし』が10月4日より公開。惨劇の舞台となる劇中の番組「ナイト・オウルズ」の紹介映像が解禁された。
「ナイト・オウルズ」はデヴィッド・ダストマルチャン演じるジャック・デルロイが司会を務める深夜番組。アメリカで一般的な深夜トーク番組のスタイルで、ニュースが終わる23時前後から、番組の顔である司会者がその日の時事ネタにするどく切り込み、大物セレブや人気俳優をゲストに呼ぶインタビューコーナー、コント、ハウス・バンドによる演奏で構成されている。
解禁された映像は、映画の前半にあるドキュメンタリーパートを一部切り取ったもの。まるで70年代に実際に放映されていた番組かのように、当時を彷彿とさせるリアルでレトロな記録映像が小気味良い編集で切り取られている。映像の中には、実在する人気番組「ザ・トゥナイト・ショー」の当時の司会者であるジョニー・カーソンもジャックのライバルとしてお目見え。現実と虚構が入り交じる本作の雰囲気が伝わる映像となっている。また、本作には『スキャナーズ』のレジェンド俳優マイケル・アイアンサイドが“ナレーター”役で出演しているとのこと。声からして、この映像のナレーターかな?
とても楽しげな番組だが、次第に視聴率は低迷。視聴率調査週間にあたる日に、ジャックはオカルトショーの生放送で人気を挽回しようとする。そして、悪魔の“生出演”という前代未聞の企画にトライしてしまうのだ……。ああ、おそろしや。その結果は、ぜひ劇場で。
『悪魔と夜ふかし』
10月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開
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