『アンチヴァイラル』『ポゼッサー』のブランドン・クローネンバーグ監督の長編第3作、『インフィニティ・プール』が4月5日より公開されることが決定した。レーティングはR18+となっている。
鬼才デヴィッド・クローネンバーグを父に持ち、デビュー作から独特な世界観を繰り広げて独自のファンを増やしてきたブランドン・クローネンバーグ監督。今作で描くのは、おぞましく奇妙なルールが存在する島だ。美しいリゾート地、リ・トルカ島。その国では、観光客はどんな犯罪を起こしても大金を払えば自分のクローンを作ることができ、そのクローンを身代わりとして死刑に処すことで罪を免れることができるというルールがあった。
孤島を訪れるスランプ中の作家ジェームズを演じるのは『ノースマン 導かれし復讐者』のアレクサンダー・スカルスガルド。そんな彼を奇妙で恐ろしい世界に誘う女・ガビを『X エックス』『Pearl パール』のミア・ゴスが演じる。
併せて、デザイナー石井勇一氏が手掛けたポスタービジュアルが解禁されている。石井氏はこのポスターについて、「彼が目覚めたものは、“溺れるような自己陶酔”か、それとも“堕ちていく快楽”か。そんな抜け出したくても抜け出せない魅惑の沼を妖しく表現しました。「POOL」ロゴの中には、無限(インフィニティ)マークも潜んでいます」とコメントしている。
『インフィニティ・プール』
4月5日(金)新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズ、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国順次公開
<ストーリー>
高級リゾート地として知られる孤島を訪れたスランプ中の作家ジェームズは、裕福な資産家の娘である妻のエムとともに、ここでバカンスを楽しみながら新たな作品のインスピレーションを得ようと考えていた。ある日、彼の小説の大ファンだという女性ガビに話しかけられたジェームズは、彼女とその夫に誘われ一緒に食事をすることに。意気投合した彼らは、観光客は行かないようにと警告されていた敷地外へとドライブに出かける。それが悪夢の始まりになるとは知らずに……。
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