
作家・加門七海が自身の体験をもとに描いた、2007年出版の同名小説を映画化。禁足地に触れた人々の不条理な運命を描く『祝山』(いわいやま)が、2026年初夏に全国公開されることが決定した。主演を橋本愛が務める。
ホラー作家・鹿角南(橋本愛)のもとに届いた一通の手紙。旧友からのその手紙によれば、廃墟での肝試しを境に奇妙な出来事が続いているという。取材半分の思いで関係者と会った鹿角だったが、それは自らをも巻き込む戦慄の日々の始まりに過ぎなかった。一人は不可解な死を遂げ、残された者たちも次第に理性を失っていく。禁足地に触れた者たちを待つのは、後戻りできない恐怖だった。
脚本・監督は、本作で劇場長編デビューを果たす武田真悟。

情報解禁に際し、主演の橋本、原作者・加門のコメントが到着。橋本は、自身が演じた鹿角について「ホラー作家でありながら、現実の恐怖にはちゃんと怯えて、霊的な存在には敬意を払う。そんな彼女にシンパシーを感じながら演じていました」と撮影を振り返り、加門は「自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である“山”に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております」と期待を寄せている。
『祝山』 (いわいやま)
2026 年初夏 全国公開予定
原作:加門七海『祝山』(光文社文庫刊)
コメント
<主演・橋本愛>
久しぶりのホラー映画で、主演を務めさせていただきました。
私が演じた鹿角はホラー作家でありながら、現実の恐怖にはちゃんと怯えて、霊的な存在には敬意を払う。そんな彼女にシンパシーを感じながら演じていました。
時には泥だらけになりながら、ずっと誰かに見られているような。そんな違和感が付き纏っていました。
鹿角の同級生、矢口のキャラクターが鮮烈で、演じながらも、目に映る彼女の姿が本当なのか、よくわからなくなりました。
山のパワーはすごかったです。祝山。なんだかめでたい名前ですが、その真相。見てみぬふりをする、いや、見たまま景色の一部となっている、その恐怖。どうかこの映画を見た人が、感染しないようにと祈るばか
りです。見終わった後に、ぜひ鏡を見てみてください。
<原作・加門七海>
『祝山』は 2007 年に上梓された作品です。古いその作品を映画化したいとのお話をいただいた時は、正直驚きました。見つけてくださり、ありがとうございますという気持ちです。主演に橋本愛さんをお迎えできたことも感激でした。
私の作品には小説エッセイを問わず、自分の心霊体験がちりばめられていますが、本作は特に実際に起こったことが色濃く反映されています。自身の人生の中でも格別に怖かったエピソードを用いた作品が、どのように映像化されるのか。主役である「山」に浸食されていく人の姿がどう描かれるのか。とても楽しみにしております。
©2026 映画「祝山」製作委員会










