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2014年、芸能生活30周年の節目を迎えた哀川翔さんの記念すべき主演作主演最新作『Zアイランド』。お笑い芸人の宮川大輔さんがゾンビに扮し出演する事が明らかになりました。
本作は『ドロップ』『漫才ギャング』と次々と話題作をおくり出す監督・品川ヒロシさんによるハイテンションムービー。哀川翔さんをはじめ、鈴木砂羽さん、木村祐一さん、鶴見辰吾さん、RED RICE(湘南乃風)ら豪華キャストの出演が決まっています。
本作のストーリーは以下のとおり。
宗形組組長・宗形(哀川翔)は、竹下組との抗争で足に深い傷を負い、組は破門され解散に追い込まれた。10 年後、抗争で服役していた弟分の武史(鶴見辰吾)が出所。だが武史の愛娘・日向(山本舞香)は前科者の父親に会いたくないと友達のセイラ(水野絵梨奈)と共に家出をしてしまっていた。武史の元妻・桜(鈴木砂羽)の情報で、日向を追い、子分の信也(RED RICE(湘南乃風))も伴い家族の思い出の地である銭荷島(ぜにじま)へと向かう宗形たち。
一方、竹下組の面々も、組員の吉田あきら(宮川大輔)が組のクスリを持ち、愛人の実家がある銭荷島へ逃亡したため、それを追うことになった。その頃、島では咳と高熱にうなされる謎の疫病が蔓延。吉田は島民たちに組から盗んだクスリを独自に調合し、売りさばいていた。更には自らもそのクスリを打ち、謎の発作に襲われ命を落とす……。が、絶命したはずの吉田が突如蘇り、ゾンビと化し次々と島民を襲いはじめた!
彼らの敵は竹下組か…、ゾンビ!?なのか……、ヤクザ映画とゾンビ映画がごちゃ混ぜになったとんでもない作品になること間違い無しです。
宮川さんの起用についてKADOKAWAの二宮プロデューサーは「ゾンビと化した大輔さんの動きは必見。ゾンビ映画史に残るものだと思います。ゾンビにも関わらず観ている側は感情移入してしまう、怖いのに愛らしさがあるのは大輔さんにしかできないものだと思います」とコメント。
ゾンビの造形についても「ゾンビ造形については第一人者とされる西村映造さんに取り組んでもらいましたので、自信アリです。ヤクザで刺青が入ってるゾンビなんてそうそう無かったかと。そしてあの動き。。ミックスの妙味はゾンビ映画を愛する監督のセンスが光るところです」と話し、「世界共通言語でもある<ヤクザ><ゾンビ>でココまで勝負した日本映画は過去に無いと思うので世界の映画祭にも挑んでいきたいと思っています」と手応えを感じています。
映画『Zアイランド』は2015年春公開。