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轢殺カーバトル映画『デス・レース2050』 ロジャー・コーマン、マルコム・マクダウェルらが語る特典映像

2017.06.06 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


カルト映画の傑作と名高いロジャー・コーマン製作の『デス・レース2000』(1975年)が、コーマン自身の製作によってリメイク。『ロジャー・コーマン デス・レース2050』のタイトルで6/7にブルーレイ&DVDがリリースされる。

『デス・レース2000』は人口が増えすぎた近未来、人口の調整と人々の娯楽のために公式に開催される、人を轢き殺して得点を競い合う“デス・レース”を軽妙に描いたもの。リメイク版『デス・レース2050』では設定とテイストはそのままに、ヴァーチャル・リアリティでレースを楽しむ人々など、かつてはなかった現代的な要素を取り入れた。

オリジナル版はブレイク前のシルヴェスター・スタローンがレーサー役で出演していたが、今作では円熟味を増した御年73歳のマルコム・マクダウェルがデス・レースを仕切る会長役としてハイテンションな怪演を見せている。

「オリジナルのファンなら更に楽しめるだろう。予算が増えたからね」

前作が好きならば間違いなくお気に召すであろう今作より、ブルーレイ&DVDに収録されるメイキング映像の一部が解禁となった。血しぶき舞う本編映像や撮影現場の映像とともに、ロジャー・コーマンや監督・脚本のG・J・エクターンキャンプ、マルコム・マクダウェルら出演陣が今作のエピソードを語っている。

爆発シーンではCGを使わずにガソリンを使い、火柱の上がるド迫力ショットを実写で撮影したという『デス・レース2050』。コーマンが「爆発シーンはいつも楽しい」と穏やかな微笑みで語る場面がなんともチャーミングだ。なお、車もろとも吹き飛ぶ可能性があるため、ドライバーは命がけだったとのこと。お疲れさまです……。

日本公開40周年を迎えるオリジナル版『デス・レース2000』は、8/12(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次リバイバル上映が行われる。なんとかリメイク版も同時上映してほしいな~と願ってしまうのがファン心だが、ひとまずはブルーレイで、『デス・レース2050』をお楽しみあれ!

『ロジャー・コーマン デス・レース 2050』
ブルーレイ&DVD 6月7日(水)発売、同日レンタル開始
■ブルーレイ+DVDセット ¥3,990(税別)
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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