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極彩色の悪夢がはじまる ラヴクラフト原作×ニコラス・ケイジ主演『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』日本公開

2020.05.27 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

狂気の始まり! 『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』ポスター

「強い光……ピンク色の…… いや、あんな色は見たことがない」

H.P.ラヴクラフト原作、ニコラス・ケイジ主演のSFホラー『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』が日本公開決定。予告編が解禁となった。

大都市の喧騒を逃れ、閑静な田舎に移り住んだガードナー家。ネイサン(ニコラス・ケイジ)と妻テレサ(ジョエリー・リチャードソン)が夢に見た子どもたちとの理想の生活は、前庭への隕石の激突で終わりを告げる。以来、一家は心と体に影響をおよぼす地球外変異体との闘いに明け暮れ、静かな田舎暮らしは極彩色の悪夢へと変わる…。

『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』場面写真
北米ほか一般公開時には「H.P.ラヴクラフト映画の代表作になる」「ニコラス・ケイジのネクスト・レベルを目撃した」と高評価が集まった本作。

原作は、ラヴクラフトの「ザ・カラー・アウト・オブ・スペース(宇宙からの色/異次元の色彩)」。監督は、カルトSF『ハードウェア』で知られるリチャード・スタンリー。ニコラス・ケイジのキレっぷりが衝撃的な『マンディ 地獄のロードウォーリアー』のプロデューサー陣が製作を務めている。

予告編では、ガードナー家の穏やかな田舎暮らしが、目を刺すような“極彩色”に侵食されていく様を見ることができる。隕石の落下、爆発、強い光。ネイサンはそれを「何の色かも分からない、あんな色は見たことがない」と表現する。“何か”と交流している様子の幼い息子、すべてを見透かしたような娘の発言、家族に奇妙な影響を与えていく“色”――。銃を手にするネイサンがその銃口を向ける先とは?

『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』
7月31日(金)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにてロードショー

『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』場面写真

『カラー・アウト・オブ・スペース―遭遇―』場面写真

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