観る者を打ちのめすトラウマ映画の系譜に新たに名を連ねるベルギー発のリベンジ・スリラー『MELT メルト』(原題:Het Smelt)が7月25日(金)より公開されることが決定した。
本作は、女優として20年以上のキャリアを持つフィーラ・バーテンスの長編監督デビュー作。バーテンス監督は、トラウマを専門分野とする心理学者の協力を得て人間の心の痛みや孤独という普遍的なテーマを探求したという。
エヴァという13歳の少女を軸に、大人になった彼女が忌まわしい過去を回想する形で物語が展開していく。あるとき届いたメッセージによってトラウマを呼び覚まされたエヴァは、謎めいた大きな氷の塊を車に積み、故郷の田舎の村へと向かう。それは自らを苦しめてきた過去と対峙し、すべてを終わらせるための復讐計画の始まりだった。ひとりの少女の人生を狂わせてしまうトラウマは、いかなる惨劇によってもたらされたのか?
併せてティザービジュアルと特報映像が解禁。ティザービジュアルにはエヴァが計画に用いる大きな氷の塊が描かれている。また、特報映像は子供時代のエヴァと幼馴染の少年たちの様子を切り取っており、少年たちの「女の子に興味があっただけだ」「もうお前とは遊ばない」というセリフや、エヴァの表情がなんとも不安を掻き立てる仕上がりになっている。
『MELT メルト』
7/25(金)、新宿武蔵野館他全国順次公開
監督:フィーラ・バーテンス
出演:シャーロット・デ・ブリュイヌ(エヴァ大人)、ローザ・マーチャント(エヴァ少女)
原作:「Het Smelt」(2015)
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