ホラー小説の帝王・スティーブン・キングの原作を『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ラストナイト・イン・ソーホー』のエドガー・ライト監督が映画化。多額の賞金を賭けた“捕まったら即死亡”のデスゲームを描く『ランニング・マン』(原題:The Running Man)が2026年1月30日に日本公開決定。ティザー予告が解禁された。
一握りの富裕層と、それ以外の圧倒的多数の貧困層に分かれた近未来。苦しい生活を送る人々の最大の娯楽は、社会を牛耳るネットワーク企業が主催する、巨額の賞金を賭けた様々なデスゲームのリアリティショーだった。主人公は、失業でどん底の生活を送るベン・リチャーズ。重病の娘の医療費に困った彼は、デスゲーム“ランニング・マン”に応募する。ルールはいたって簡単、”30日間の鬼ごっこ“を逃げ延びるだけ。しかし、その実態は、高度な殺人スキルの訓練を積んだ殺戮ハンターが執拗に挑戦者を追跡し、さらに懸賞金を狙った全視聴者がベンをハンターに差し出そうと世界中で躍起となる、「捕獲=即死亡」「挑戦者VS全世界」という、過去生存者0の超過酷なデスゲームだった……。
仕事も金も特殊能力もないがなんとかこのゲームを生き延びたい主人公ベンを演じるのは、グレン・パウエル。その他のキャストは、ジョシュ・ブローリン(『デッドプール2』)、コールマン・ドミンゴ(『シンシン/SING SING』)ほか。予告編を見る限り、エドガー・ライト監督作『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』に主演したマイケル・セラも愉快に出演しているようである。
原作は、キングがリチャード・バックマン名義で執筆し、1982年に出版された同名小説。参加者が命を賭け、賞金獲得に挑む殺人ゲームという斬新な設定で注目を集め、後に続く『バトル・ロワイアル』や『イカゲーム』といったデスゲームジャンルの先駆けとなる伝説的な小説となった。
『ランニング・マン』
2026年1月30日(金)より全国公開
配給:東和ピクチャーズ
全米公開:2025年11月7日
©2025 Paramount Pictures. All Rights Reserved.