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サイキック・スリラー映画『クロニクル』で主人公を演じたデイン・デハーンの主演するラブコメディ『ライフ・アフター・ベス』が5月16日に公開決定。ちょっぴり神経質そうでクールなデハーンのラブコメディときたら女の子がキュンキュンきそうではありますが、この映画、ちょっぴり死臭が漂う物語となっているようです。
主人公のザックは最愛の恋人ベスを事故で亡くしてしまいますが、数日後、ベスは墓穴から這い出し家に帰ってきます。ザックはこれを“神さまがくれたやり直しのチャンス”と思い、これまで以上に彼女を大事にしようと奮起します。前向きですね! しかし一度死んでいるベスはゾンビとして着々と成長。人間の女の子としての魅力はどんどん失われているわけで、そんな折、ザックは幼なじみのエリカに出会い、きれいな生身の人間に惹かれはじめてしまいます。しかしベスがそれを許すはずもなく――というお話。
色々と突っ込みどころはありますが、個人的には“ゾンビとして成長”していくシーンが気になります。ゾンビに成長って概念があるんだね。
デハーンは、“ゾンビの彼女を見捨てることができない優しいながらも優柔不断な普通の青年”を演じているとのこと。愛する人がゾンビ化してしまうというのはゾンビ映画にはつきものの切ない葛藤なわけですが、今作に関しては主人公が若者だけあって、あっさり心変わりしかけているところもなかなか皮肉っぽくて面白そうです。
ゾンビ彼女ベスを演じるのはコメディエンヌとして人気を博すオーブリー・プラザ。写真を見る限りなかなかの迫力です。ナイスゾンビ! 監督は映画『ハッカビーズ』で脚本を手がけたたジェフ・バエナ。名脇役のジョン・C・ライリーも出演しております。
映画『ライフ・アフター・ベス』は5月16日より新宿シネマカリテにて公開。どうぞお楽しみに。
公式サイト:http://lifeafterbeth.jp/
公開が待ちきれないあなたは、ゾンビの男の子が生身の人間に恋しちゃうゾンビラブコメ『ウォーム・ボディーズ』や、生身の人間が三日かけてゾンビになってしまう切ない物語『スリーデイズ・ボディ―彼女がゾンビなるまでの3日間―』などを観てゾンビ気分を盛り上げておきましょう。