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サイパン島を舞台に、太古から続く“死よりも恐ろしい「生」の呪い”に翻弄される5人の男女を描いたホラー映画『ゲヘナ~死の生ける場所~』が7/30より日本公開決定。
今作の物語のカギを握る”不気味な老人”を演じるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』の半魚人役をはじめ、『ヘル・ボーイ』『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ作品ほか、様々な映画でクリーチャー役を演じてきた怪優ダグ・ジョーンズ。さらには、『エイリアン2』のビショップ役で知られる名優ランス・ヘンリクセンもカメオ出演している。
監督は、ハリウッドで活躍するキャラクタークリエイター片桐裕司。古くはTVシリーズ『Xファイル』から、近年では『パシフィック・リム』や『マン・オブ・スティール』などの人気作・大作に携わってきた。クラウドファンディング『キックスターター』で異例の25万ドル(約3000万円)を集めて制作された今作で、長年の夢であった長編監督デビューを果たす。
2016年10月にハリウッドで行われたシュリークフェスト・ホラー映画祭ほか、全世界11カ所で上映され高い評価を受けた今作は、映画撮影前からすでにVRゲーム化が決定するなど、映画業界外からも注目されていた作品。日本では2016年12月の東京コミコンで初上映され、今回の劇場上映によって本格的に日本上陸となる。
上映後には、片桐監督と豪華ゲストが登壇するトークイベントも連日開催。片桐監督の師であるスクリーミング・マッド・ジョージ氏や、特殊メイクアップアーティストの藤原カクセイ氏らが登場。映画制作の裏側について、興味深い話が聞けそうだ。こちらもぜひ注目されたし。
作品概要
『ゲヘナ~死の生ける場所~』
7月30日(月)より渋谷ユーロライブにて公開
監督:片桐裕司
キャスト:エバ・スワン、ジャスティン・ゴードン、サイモン・フィリプス、ショーン・スプロウリング、マシュー・エドワード・ヘグストロム、ダグ・ジョーンズ、ランス・ヘンリクセン
配給:ファイブツールデザイン
公式サイト:http://gehennafilm.jp/
<ストーリー>
運命は時に死よりも恐ろしい――リゾートホテル建設の為、サイパン島を訪れた土地開発会社の社員ポリーナとタイラー。現地のコーディネーターのアランとペペ、カメラマンのデイブと共に候補地であるジャングルに視察に入り、そこで謎の呪術師に守られた地下に続く階段を見つける。ポリーナたち一行が中に入ると、中で数体のミイラ化した死体があった。そこは米軍も把握していなかった旧日本軍の秘密基地だったのだ。
さらに奥へ進んでいくと突然ゾンビのような不気味な老人に襲いかかられ、驚いたアランは老人を突き飛ばして殺してしまう。その瞬間、謎の爆発が起こり一行は地面に叩きつけられて気絶する。目をさますと転がっていたミイラと不気味な老人はいなくなっており、入り口の扉もふさがってしまった。閉じ込められた5人は太古から続く呪いに翻弄され、誰も予想し得なかった恐ろしい結末に導かれていく。この場所に秘められた謎と不気味な老人の正体とは…。
トークイベント概要
<トークテーマ&ゲスト登壇者>
・7/30(月)「好きを仕事にする」
宮脇修一(海洋堂センム)、片桐裕司監督
・7/31(火)「日米特殊造形最前線を進む男たち」
藤原カクセイ(特殊メイクアップ・アーティスト/ダミーヘッドデザインズ代表取締役)、片桐裕司監督
・8/1(水)「ハリウッド視点のアナログとCG」
片桐裕司監督
・8/2(木)「80年代90年代のハリウッド映画SFX」
スクリ―ミング・マッド・ジョージ(SFXアーティスト)、片桐裕司監督
・8/3(金)「片桐裕司ハリウッド映画裏話」
片桐裕司監督
・8/5(日)「映画をつくる」
片桐裕司監督、立石洋平(撮影監督)、井高まり(メイクアップ)、ショーン・スプローリング(ぺぺ役)、浦底りちか(コスチューム)
※8/4(土)は本編上映のみ。
※トークテーマと登壇者は予告なしに変更となる場合あり。
■チケット販売情報
6月4日(月)よりチケットぴあにて販売開始
※5月10日(木)~6月3日(日)までの期間、公式HP(http://gehennafilm.jp)にて先行チケット販売あり(先行販売特典あり)
(C)Hunter Killer Studio