この記事は1年以上前に掲載されたものです。
トイレとコラボ。トイレとコラボ……?
中南米に古くから伝わる“ヨローナ”の怪談を題材にしたホラー映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』が5月公開。その上映館となる都内の映画館『ヒューマントラストシネマ渋谷』……のトイレが、まさかのコラボを果たしたようです。
ここでちょっと“ヨローナ(=泣く女)”の怪談についておさらい。
夫の不貞に逆上し最愛のわが子を溺死させてしまった女が、水のあるところに現れて、子どもをさらっていく怨霊となってしまう。その女が現れるとき、彼女のすすり泣く声が聞こえるという――。
今回のコラボは、「水のあるところに現れる」「彼女が現れるときに泣き声が聞こえる」というヨローナの特性を活かしたものになっている様子。
はてさて、こちらがコラボの現場です。
渋谷駅からほど近い『ヒューマントラストシネマ渋谷』の7階女子トイレです。「トイレに、ヨローナ」と書いてある。
女子トイレの中に、ひとつだけヨローナまみれの個室があります。威圧感すごい。
せせらぎ音の代わりに……
肝心なコラボ内容はここから。ドアにヨローナのポスターが貼ってある個室のみ、中にヨローナ泣き声ボタンが設置されております。
このボタンを押すと個室の外に漏れ聞こえるほどヨローナが泣きますので、トイレ用擬音装置のような“音消し”用途に使えます! なんと便利なのでしょうか……! 泣き声が響き渡るのでめちゃくちゃ目立ってしまうのが玉にキズでしょうか?
泣き声はこんな感じ。
自分でボタンを押した人はさほど怖くないでしょうが、うっかりとなりの個室に入ってしまった人は、となりから壁越しに泣き声が聞こえるのでめちゃくちゃ怖いと思います。怖がりさんはとなりに入らないように注意してネ!
作品概要
『ラ・ヨローナ~泣く女~』
2019年5月10日公開
公式サイト:lloronamovie.jp
監督:マイケル・チャベス
製作:ジェームズ・ワン『死霊館』シリーズ、ゲイリー・ドーベルマン『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
配給:ワーナー・ブラザース映画
宣伝:スキップ