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パーティーゲーム“人狼ゲーム”を題材とした映画『人狼ゲーム ビーストサイド』が、8月30日より新宿武蔵野館ほかにて公開。
“人狼ゲーム”内で行われる人狼による村人の殺害と、村人による人狼の処刑。それぞれが本当に行われるというショッキングなストーリーで話題となった2013年公開のソリッド・シチュエーション・スリラー『人狼ゲーム』。今作はその続編となります。
主演は、今年夏公開の『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』で操役を演じ、注目の集まる土屋太鳳(つちやたお)さん。彼女が演じるのは“人狼の恐怖に怯える村人”……ではなく、“正体を見抜かれないように村人を喰い殺す人狼”役。ビーストサイドのタイトル通り“人狼”目線でのストーリーとなっており、弱冠19歳のフレッシュな魅力を持つ太鳳さんが残忍な“人狼”をどう演じきるのか、期待が高まります。
しかし、そんな役を演じながらも太鳳さんは、「ストーリーが進むと現場からもキャストがどんどん減ってしまって、あんなに賑やかだったのに…と胸が締め付けられそうに悲しかった。それが人狼ゲームそのものだと分かっていても心は折れそうになるし、もうやめよう、とも思いました」とコメント。精神的に堪えるほどのヘヴィーなストーリー展開を覚悟しておいたほうがよさそうです……。
また、ホラーゲームを実写化した映画『零』(9月26日公開)の森川葵さんが出演しているのも、ホラー好きの注目ポイントと言えそうです。
映画『人狼ゲーム ビーストサイド』は8月30日より新宿武蔵野館ほかにて公開。どうぞ、覚悟のうえ、お楽しみに。
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<ストーリー>
今度は人狼。騙されるまえに、騙せ。
あたし、樺山由佳は、2度目の殺戮ゲームの席に着いていた。参加者は10名。みんな突然この部屋に連れてこられた高校生たちだ。
「人狼」のカードをあたえられたあたしは、村人たちをあざむき、ひとりずつ殺していかなくちゃならない。普通なら絶望するのかもしれないけど…あたしはむしろ興奮し、驚喜していた。なにせ、ずっと待ち望んでいた「非日常」を存分に楽しめるのだから! 複数の「自称予言者」が現れ、共有者がほかの村人たちを扇動する。場が混迷を深める中、あたしはひとりほくそ笑み、さらなる血の味を求める……!映画『人狼ゲーム ビーストサイド』
出演:土屋太鳳、森川葵、青山美郷、藤原季節、佐久間由衣、小野花梨、加藤諒、育乃介、國島直希 ・ 桜田通
監督:熊坂出/原作:川上亮/脚本:山咲藍
企画・配給:AMGエンタテインメント/製作:「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会http://jinro-game.net/[リンク]
(C)2014川上亮/AMG出版・「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会