米・ヴァラエティ誌「注目の日本人新鋭監督10人」に選出された中西舞監督による、心理スリラーオムニバス『LABYRINTHIA/ラビリンシア』が8月15日(金)より劇場公開されることが決定した。
「迷路のように入り組み、夢の中のようにシュールで、そしてふとした瞬間に恐怖や危険が顔を覗かせる──そんな迷宮の世界」をイメージしてタイトルがつけられたという『LABYRINTHIA/ラビリンシア』は、中西監督が手掛けた3本の短編で構成されている。
中西舞監督:女性監督によるホラー映画祭「東京スクリーム・クイーン映画祭」の主催者でもある
第一話 『SWALLOW』(台湾 ・日本合作)は、Netflixドラマ『返校』の韓寧を主演に迎え、“永遠の若さとその代償”をめぐる物語を描く。女優として成功する事に全てを注ぐ主人公が、若さと美貌を保ち続ける女優仲間に招待制の晩餐会に誘われるのだが……。
第二話 『HANA』(韓国・日本合作)はベビーシッターの恐怖体験を通じ、“歪んだ親子の絆”を描く。大学生の主人公がとある高級マンションに住む母娘のもとでベビーシッターをすることになるが、彼女の周りで次々と不思議な現象が起こり始める。
第三話『告解』(日本)は『岬の兄妹』の和田光沙を主演に迎え、“聞いてはいけない懺悔”を描く。教会へ「自身の犯した罪を告白したい」という女性がやってくるが、その願いを聞き入れた神父は不穏な真実を知ることになる。
『LABYRINTHIA/ラビリンシア』
8月15日(金)より テアトル新宿、テアトル梅田、アップリンク京都、ほか全国順次公開
全3話/総尺:約50分/カラー/配給:インターフィルム/G
『SWALLOW』 ©SWALLOW FILM PARTNERS.
『HANA』 ©2018 HANA
『告解』 ©CONFESSION Film Partner.