ホラー通信

NEWS 映画

増築し続けなければ死ぬ? 実在の幽霊屋敷を描く『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』日本公開

2018.03.19 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。

カリフォルニア州サンノゼに実在する“ウィンチェスター・ミステリーハウス”を題材にした映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』が2018年初夏日本公開。

“西部を征服した銃”とまで呼ばれたウィンチェスター銃を開発し、莫大な財産を築いたウィンチェスター一族の未亡人であるサラ・ウィンチェスター。彼女によって建てられた屋敷は、ウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れる為、38年間365日24時間、サラが亡くなるまで絶え間なく増改築が続けられた

内部は“どこにも行き着かない階段”“床に向かって開く窓”“迷路のようなホール”“至る所にある数字の13にまつわる装飾”など不可思議な構造が溢れた奇怪な屋敷へと変貌を遂げていった。1906年に起きたサンフランシスコ地震などを経て、形を変えながらも現存するこの屋敷は、国内外から多くの観光客を呼び寄せているが、いまだに幽霊の目撃情報が相次いでいるという。

映画は、娘と夫を突然の病気で亡くし、屋敷の増改築を繰り返すサラ・ウィンチェスターのもとに、精神科医のエリックが送り込まれ、屋敷の中に厳重に閉じられた禍々しい部屋があることを発見する…というストーリー。

監督は『ソウ』シリーズ最新作の『ジグソウ:ソウ・レガシー』の監督を務めたスピエリッグ兄弟(マイケル・スピエリッグ、ピーター・スピエリッグ)。『クイーン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンがサラ・ウィンチェスターを、精神科医のエリックを『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラークが演じる。

作品概要

『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』
2018年初夏TOHOシネマズ シャンテほか全国公開

【監督】マイケル・スピエリッグ&ピーター・スピエリッグ【出演】ヘレン・ミレン/ジェイソン・クラーク/セーラ・スヌーク【提供】ポニーキャニオン/REGENTS【配給・宣伝】REGENTS【字幕翻訳】栗原とみ子
2018/オーストラリア、アメリカ/英語/99分/スコープ/5.1ch/原題:Winchester/G
【公式サイト】winchesterhouse.jp

(C) 2018 Winchester Film Holdings Pty Ltd, Eclipse Pictures, Inc., Screen Australia and Screen Queensland Pty Ltd. All Rights Reserved.

キーワード: