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―浮かび上がる暗号≪メッセージ≫
奇才が仕掛ける謎は、ヒントか罠か。
“それ”が死ぬまで憑いてくる、というミステリアスでスリリングな物語を独特の映像美で魅せた2016年公開の『イット・フォローズ』。同作が世界的に大ヒットしたデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の最新作が公開決定。『UNDER THE SILVER LAKE(原題)』が邦題『アンダー・ザ・シルバーレイク』として、10月13日より全国ロードショーです。
今作で描かれるのは、セレブやアーティストたちが暮らすロサンゼルスのシルバーレイクを舞台に、失踪した隣人美女サラを探すうちに街の裏側に潜む陰謀を解明することになるオタク青年サムの暴走と迷走。オタクが主人公というだけでなんか楽しみになっちゃいます。
オタク青年サムを演じるのは、アカデミー賞ノミネート、トニー賞受賞経験もある演技派のアンドリュー・ガーフィールド。彼が行方を追うサラを、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』でワイブズ(イモータン・ジョーの妻たち)のケイパブルを演じていたライリー・キーオが演じます。
「幻想的な映像と斬新なアイディアで、“私たちは誰かに操られているのではないか”という現代人の恐れと好奇心に迫る、ネオノワール・サスペンスの傑作」となっているとのこと! これは期待が高まる。
記事のトップの画像は海外版ポスターですが、よく見るとヤシの木の部分に険しい表情のアンドリュー・ガーフィールド。美女に絡みつく大量の泡沫にも、ミシェル監督によって散りばめられた多くの暗号が隠されているんだとか……?
「え、ただの泡では?」と思ったんですが拡大すると確かに色んなものが見える……。一体何を意味してるんでしょうか。
すべての真相は、劇場で。公開を楽しみにお待ちあれ!
作品概要
『アンダー・ザ・シルバーレイク』
10月13日(土) 新宿バルト9ほか全国順次ロードショー
<ストーリー>
“大物”になる夢を抱いて、L.A.の<シルバーレイク>へ出てきたはずが、気がつけば仕事もなく、家賃まで滞納しているサム。ある日、向かいに越してきた美女サラにひと目惚れし、何とかデートの約束を取り付けるが、彼女は忽然と消えてしまう。もぬけの殻になった部屋を訪ねたサムは、壁に書かれた奇妙な記号を見つけ、陰謀の匂いをかぎ取る。折しも、大富豪や映画プロデューサーらの失踪や謎の死が続き、真夜中になると犬殺しが出没し、街を操る謎の裏組織の存在が噂されていた。暗号にサブリミナルメッセージ、都市伝説や陰謀論をこよなく愛するサムは、無敵のオタク知識を総動員して、シルバーレイクの下にうごめく闇へと迫るのだが──。
監督・脚本:デヴィッド・ロバート・ミッチェル『イット・フォローズ』『アメリカン・スリープオーバー』
出演:アンドリュー・ガーフィールド『ハクソー・リッジ』『アメイジング・スパイダーマン』、ライリー・キーオ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ほか
原題:UNDER THE SILVER LAKE/2018/アメリカ/カラー/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:松浦美奈
配給:ギャガ
公式HP:gaga.ne.jp/underthesilverlake
(C) 2017 Under the LL Sea, LLC