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「私の人生はすべて嘘だったの?」 『ボーダー 二つの世界』主人公の痛切な“叫び”を捉えた日本版予告編

2019.08.07 by

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『ボーダー 二つの世界』
『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストの短編を映画化した北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』が10/11より日本公開。リンドクヴィスト自身が共同脚本を手掛けていることでも話題の本作、このたび予告編が解禁となった。

予告編は、主人公である税関職員ティーナの日常から始まる。違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける特殊能力を活かして仕事をこなすティーナ。しかし、その特異な容姿のために周囲の人間は彼女を遠ざける。そんななか、彼女が出会ったのは奇妙な旅行者のヴォーレだった。本能的に何かを感じ取ったティーナは、次第にヴォーレに惹かれていく。


「子供の頃から人と違った」と打ち明けるティーナに、「人と違うのは君が優れているからだ」と優しく諭すヴォーレ。しかし、彼と深く関わるようになったことで、ティーナは自身の出生をも揺るがす大きな秘密と向き合うことになる。

「私は誰?」「私の人生はすべて嘘だったの?」というティーナの困惑に対し、すべてを知るヴォーレは「この世界はまやかしだらけだ」という意味深な言葉をつぶやく。ヴォーレに見せたやわらかな表情が消え、威嚇する動物のように唸り声をあげるティーナが強い印象を残す、強烈な予告編となった。

『ボーダー 二つの世界』
10月11日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー

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