この記事は1年以上前に掲載されたものです。
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト原作・脚本の北欧ミステリー『ボーダー 二つの世界』が10月11日より公開。カンヌ国際映画祭でギレルモ・デル・トロら審査員陣を驚愕させ、“ある視点”部門グランプリを受賞。日本でもいち早く本作を観たメディア関係者たちから絶賛の声が集まっている。この公開を記念して、同じくリンドクヴィスト原作の映画『ぼくのエリ 200歳の少女』の一週間限定上映が決定した。
『ぼくのエリ 200歳の少女』は、いじめられっ子の孤独な少年オスカーと、12歳の体に永遠の命を持つヴァンパイアの少女エリとの初恋を、哀しくも美しい繊細なタッチで描いた伝説的な名作。
『ボーダー 二つの世界』で監督を務める新鋭アリ・アッバシは、本作でリンドクヴィストの物語に魅了され、『ボーダー』に至るスウェーデン映画製作の誘いに対して、「リンドクヴィスト原作の映画化以外の企画はやりたくない」と答えたほどだったという。アッバシ監督が「『ぼくのエリ 200歳の少女』は、映画が何か新しいものを発明したと言える作品だ」と手放しで絶賛する本作、『ボーダー』の予習としてもぜひとも鑑賞しておきたいところだが、何よりもスクリーンであの世界観に浸れるというのがなんとも嬉しいニュースだ。
『ボーダー 二つの世界』公開記念 『ぼくのエリ 200歳の少女』限定上映
期間:2019年10月4日(金)~10日(木) 連日レイトショー(時間調整中)※ブルーレイ上映
場所:ヒューマントラストシネマ渋谷
料金:1000円均一