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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、映画館への客足が大幅減少。経済的補償もないなか映画館も営業自粛を余儀なくされ、とりわけ小規模な映画館=ミニシアターは存続の危機にさらされている。
「事態が収束したら、劇場に映画を観に行こう」――そう思っていても、その頃にはあなたが観たい映画を上映してくれる地元の映画館は無くなっているかもしれない。そんな状況を打破すべく、#SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」と題したプロジェクトが立ち上げられた。
同プロジェクトにより、政府に対しミニシアターへの支援を求めるための署名運動がchange.orgにて行われている。4月6日からスタートしたこの署名運動は、現在(4月11日時点)4万1500を超える署名を集めている。署名は4月15日に政府へ提出される予定で、目標は新たに“10万筆”と設定された。
署名募集ページ:#SaveTheCinema 「ミニシアターを救え!」プロジェクト
公式Twitter:https://twitter.com/save_the_cinema
署名後にはchange.orgのシステム上、キャンペーン広告への出資を促すページが表示されるが、この出資はプロジェクト自体をサポートする出資にはならないため注意されたし。同プロジェクトと連携し、全国のミニシアターを支援する「ミニシアター・エイド基金」のクラウドファンディングは、4月13日よりスタートされる予定。出資をご希望の方はぜひこちらへ。
「ミニシアター・エイド基金」:https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid
公式Twitter:https://twitter.com/MiniTheaterAID
関西の劇場を応援するなら
また、「ミニシアターを救え!」プロジェクトとは別に、京阪神のミニシアターを支援する「SAVE OUR LOCAL CINEMAS」プロジェクトも進行中。こちらはオンラインショップにてTシャツの販売と支援金募集を行っている。商品の売上と支援金は、諸経費を差し引いた全額が参加劇場に均等に分配される。参加劇場は以下の通り。
京都みなみ会館、シネ・ヌーヴォ、元町映画館、神戸映画資料館、出町座、宝塚シネ・ピピア、パルシネマしんこうえん、豊岡劇場、第七藝術劇場、シアターセブン、京都シネマ、福知山シネマ、舞鶴八千代館
「SAVE OUR LOCAL CINEMAS」プロジェクト:https://localcinema.base.shop/
ミニシアターでニッチなホラー映画やカルト映画を観られる日が早く戻ってきますように。