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子ども向けテイスト×スプラッターなB級映画『サイコ・ゴアマン』7月公開 “残虐宇宙人”が8歳の少女の言いなりに!

2021.04.30 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


きっと元気になれます。

カナダが誇る“クセ強”映像集団「アストロン6」のメンバーであり、『マンボーグ』『ザ・ヴォイド 変異世界』を手掛けたスティーヴン・コスタンスキ監督のウワサの最新作『サイコ・ゴアマン』がまさかの(?)劇場公開決定。7月30日よりシネマート新宿ほかにて全国ロードショー。

コスタンスキ監督が子どもの頃に抱いていた「もし自分にコントロールできるモンスターがいたら?」という夢を、子ども向けテイストにスプラッターを組み合わせるという大胆すぎる足し算で形にしてしまった本作。子ども映画の名作『E.T.』『グーニーズ』を彷彿とさせつつも、『死霊のはらわた』『マスターズ 超空の覇者』といった80年代ジャンル映画愛も盛り込んだSFゴアスプラッターヒーローアドベンチャーとなっている(ジャンル名の長さ!)。

ある日、庭で遊んでいた8歳の少女ミミと10歳の兄ルークは、ひょんなことから太古から地底に埋められていた、銀河で恐れられる“残虐宇宙人”を蘇らせてしまう。怒りと憎しみの感情しか持たない残虐宇宙人の復活により、地球は絶体絶命の危機!……かと思われたが、ミミが“光る謎の宝石”を手にしたことで、残虐宇宙人はミミに絶対服従せざるを得なくなってしまう。暗黒の覇者でありながら1人の少女に逆らえない残虐宇宙人は、“サイコ・ゴアマン”と名付けられ、子どものいたずらに付き合うはめに……。その頃、銀河系の怪人たちが残虐宇宙人の復活を察知し、抹殺のため地球に向かおうとしていた――。

公開情報と併せて日本版ポスタービジュアルも解禁。劇中に登場するアクの強い怪人キャラクターたちをたっぷりあしらい、レトロな風合いに仕上げたこのポスターは、コスタンスキ監督もお気に入りの様子。「私が愛する日本のジャンル映画のポスターを彷彿とさせます。風変わりな雰囲気を持っていて、目を見張るような芸術作品だと思います。壁に飾りたいです!」とコメントを寄せている。

むせ返るような愛すべきB級映画感を醸しつつ、幼い兄妹の成長や残虐宇宙人に芽生えた新たな感情も描いたハートウォーミングな一作。コロナ禍の鬱屈としたムードを吹き飛ばす、この夏一番の注目作!……に、なるかもしれない。

『サイコ・ゴアマン』
7月30日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開
公式サイト:pg-jp.com

監督・脚本:スティーヴン・コスタンスキ
出演:ニタ=ジョゼ・ハンナ、オーウェン・マイヤー、アダム・ブルックス、アレクシス・ハンシー、マシュー・ニネバー
2020 年|カナダ映画|95分|スコープ|5.1ch|DCP|原題:PG(PSYCHO GOREMAN)

キングレコード提供 アンプラグド配給

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