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その殺人は、“悪魔のせい”? 『死霊館』最新作の元となった“アーニー・ジョンソン事件”を関係者が振り返る特別映像

2021.09.22 by

この記事は1年以上前に掲載されたものです。


1981年、コネチカット州。家主を殺害した被告人アーニー・ジョンソンが、「悪魔が私にそうさせた」という理由で無罪を主張した。この異例の事件を題材にした『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』が10月1日より公開となる。このたび、実際の事件に関する特別映像が解禁となった。

『死霊館』シリーズは、実在した心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査した事件を題材にしており、アーニー・ジョンソンの事件も当時ウォーレン夫妻が調査にあたっている。映像では、事件を起こしたアーニー・ジョンソンの妻であるデビーが登場し、当時を振り返っている。裁判に臨むアーニーや、当時のウォーレン夫妻の写真、“悪魔の声”が録音されたテープの音声も盛り込まれている。

映像は、悪魔祓いの最中の音声から始まる。悪魔に取り憑かれた少年が、しゃがれた異様な声で高笑いをしている不気味な音声だ。この声を発しているのは、アーニーの妻デビーの幼い弟、デイビッド。この事件は、デイビッド少年に取り憑いた悪魔から始まったのだ。「真実を話すわ」と語りだすデビー。悪魔に取り憑かれたデイビッドをかばったアーニーは、自分の中に悪魔を取り込んだことによって殺人を犯したのだった。アーニーが殺害したのは、デビーの上司にあたる人物である。事件現場にも居合わせたデビーは、その際のことを振り返りながら、「軽く考えないで」「神と悪魔が闘ったの」と見る者に忠告している。

映像では、デビーが語る事件の経緯と映画の本編映像がリンクしており、実話に基づいた物語であることを強く印象づけている。

『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』
2021年10月1日(金)
2D/4D 同時上映 ※一部劇場を除く

配給:ワーナー・ブラザース映画

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